6vs6で戦艦へエネルギーを運び発進させ、敵拠点を破壊する
現在実装されているゲームモードの中では、最も高い戦略を求められるモード
基本的なルール
戦艦を発進させ、敵拠点の耐久力を0にした側が勝利となる
- 戦艦発進前
まずは敵拠点を攻撃するため、戦艦を発進させる必要がある。
「どのタイミングで戦艦を発進させるか」が非常に重要。- 2箇所の補給ポイントでエネルギーを補給し、自軍拠点に持ち帰る。自軍拠点にある施設でInteractキー(デフォルトではEキー)を押すと、戦艦にエネルギーを送ることが出来る。
- もう一度Eキー、またCキーはを押すと供給を中止できる
- 一度に運べるエネルギー最大量は軽量型150、中量型200、重量型250。
- エネルギーを合計500P送る事により戦艦が発進する。
- 戦艦を発進させる度に次の戦艦発進に必要なEU量は100ずつ上昇する。
※最大値までEUを供給したした時点で、エネルギー注入は中断される。 - 敵、または味方の戦艦が発進すると、MAP中央付近にあるAA(アンチエア/対空防御)が稼動する。
以降はAAの占拠、奪還、防衛が攻防の中心となる。 - 戦艦の耐久力は4000+戦艦発進回数×4000 (初発進時耐久力8000)となる。
- 戦艦発進後
AAをめぐって激戦が繰り広げられるフェイズ。- このフェイズ中は、補給ポイントからのエネルギー補給が制限される。
- AAを占拠することで、一定時間毎に敵戦艦へ向けてミサイル攻撃を行う。
逆に敵に占拠されてしまうと、味方戦艦に向かってミサイルが飛んでくる。
ミサイル攻撃は非常に強力で、戦艦の耐久力を凄まじい勢い(3,200ダメージ)で減らす。 - 下のスクリーンショットにおける、中央上の部分が占拠状況。
(味方1、敵2がAA範囲内にいて、敵が占拠している) - AAを自軍が占拠した上で、さらに占拠状況のゲージを貯めきることでミサイルが発射する。(攻撃側の場合)
- 味方が敵より三人以上多い時に、最も早くゲージを貯めることができ、逆に敵が味方より三人以上多い場合最も早くゲージが敵に傾いてしまう
- AAの占拠には「AA範囲内に機体がいること」が条件。
- 戦艦が敵基地までの25%地点まで到達すると、拠点の耐久力が秒間6ずつ減少していく。
- 戦艦の砲台を破壊すると戦艦の対敵基地攻撃や対敵戦艦攻撃の威力が若干さがる。
- 敵味方問わず発進中の戦艦が無くなった場合、AAは閉鎖され、再び戦艦発進前のフェイズに戻る。
- 破壊した戦艦は周囲に大量のENをばら撒く。回収可能。
ただし、侵入不可能な地形に落とされることもある。この場合は回収不可能。
- AAの占領状況:味方1、敵2がAA範囲内にいて、敵が占拠している
- 進行中の戦艦:青の三角系が自軍の、赤の三角系が敵軍の戦艦を表し、その上のバーが残りHPを表す
自軍の戦艦が押しているが、残りHPがあと僅かしかないので撃墜されるのも時間の問題 - 戦艦発進に必要なEN量:戦艦を発進させたのでリセットされたまま
- 所持EN量:自機が現在所持しているENの量。戦艦発進後は回収していないので0のまま
登場する施設/アイテム
拠点
このルールでのリスポン地点だが、他のルールにはない特殊な設備が追加されている
- エネルギーポッド
- 拠点に3-4基存在する
- エネルギーを持った状態でInteractキー(デフォルトではEキー)を押すと、注入を開始する
- もう一度Eキー、又はCキー押下で中断
- エネルギー注入中は、注入エネルギー量に応じて自機が回復する
- 自軍戦艦が発進している間と、敵戦艦が自拠点に到達しきっている間は利用できない
- 大型ガンタレット
- 拠点の門に1基、左右の外壁それぞれに1基の合計3基存在する。
- 敵軍のメックが近づいた場合、自動で迎撃。強力な攻撃であっという間に溶かされる
- 敵軍のガンタレットはミサイルロック可能だが、破壊は不可能
- 設備ではないが、本モードに限り撃破された場合はリスポーンまでに5秒間の待ち時間が存在する
エネルギー/エネルギープラント
シージモードでのみ登場。
- エネルギープラント
- MAPに2箇所存在する施設。利用可能な時はHUDにガイドが表示され、レーダーも点滅する。
- 周囲に緑色のラインが表示されており、園内に入るとエネルギーが供給される。
- 複数人で同時に供給を受けると供給速度が低下する。インターナルで供給速度を上昇させることもできる。
- 同時に供給される最大人数は3人。4人目以降はライン内に入ってもエネルギーを得られない。
- エネルギープラント自体もエネルギーを保有しており、数値が表示されている。
- 戦艦発射前は徐々に回復していくが、0になった場合、回復分しか味方に供給されない
端的に言ってエネルギー供給スピードが遅くなる - 戦艦発射後はエネルギーが回復しなくなるため、発射直前に確保していた分しか供給されない
- エネルギー
- 戦艦発進のために必要なアイテム。必要量を拠点に持ち帰ることで戦艦が発進する。
必要量の初期値は500。毎秒1ポイント自然供給される。 - 機体クラスごとに保持可能な容量が異なる
- 撃破された機体は所持しているエネルギーを撃破地点に落とし、敵味方問わず回収可能。
- 落ちているエネルギーはその量によって見た目が変化する。大きなものはメックより大きくなる。
- 落下してから時間経過で回収できるエネルギーは徐々に減っていく(要検証)
- 戦艦発進のために必要なアイテム。必要量を拠点に持ち帰ることで戦艦が発進する。
AA(アンチエア/対空防御)
MAP中央に存在するこのルールでの最重要施設。
敵軍自軍問わず、戦艦が発進した時点で占拠可能になる。
占拠しているチームのメンバーが多いほどミサイルの発射頻度が上がり、発射されると敵戦艦へ3200ダメージを与える。
防御するならば、この施設をとらないと戦艦へのまともな攻撃手段がない。
攻撃する側にとっては、この施設を敵に取られると戦艦を何度発艦させても無駄に終わる。
この施設を確保した側が勝利すると言っても過言ではない。
占拠中はMAPの何処にいてもチーム全員にXPが持続的に入る。
戦艦
このモードで相手基地を攻撃する唯一の手段。持ち帰ったエネルギーが一定量に達した時に出現、その十秒後に発進。
出現中は画面上部に戦艦の位置と大まかな残りHPが表示されている。
また、両側に砲台が設置されており、こちらは個別に重量級1機分程度のHPが設定されている
- 砲台
- 戦艦に左右二門搭載されている砲台
- 砲台一門につき対基地ダメージは1/s追加、対戦艦ダメージは6/s追加
- 破壊可能
- 機関部
- 戦艦本体。ここを破壊するまで戦艦は落ちない
- 一機目で8000という膨大な耐久力を持つ。再発進する度に耐久力は上昇していく。
- 撃墜には、ミサイル一発で3200ダメージを与えられるAA占拠がもっとも有効。
- 一応直接攻撃でも破壊できるが、非常に時間がかかる他、「上を向いて攻撃する」必要があるため、敵に攻め込まれると対応出来ず更に相手が有利になっていく、という悪循環に陥ることも多い。
- AAを敵に占領されている時は自軍の戦艦を発進させるのはやめよう。戦艦同士をぶつけ合いその隙にAAを奪取するという考えもあるが、大抵の場合は時間稼ぎにもならず無駄に終わる。あっさりと落とされてしまう上、EUをまた一から集め直さなければならないからだ。
よっぽどの事が無ければ、出来る限りAAを占拠しにいくべきだろう。
このルールの特徴、戦略
セオリー
- 最も重要なのはAAの死守
- このモードはAAの確保が全てです。それ以外の、例えば安易な経験目当てのENの回収や戦艦への攻撃、
個人の成績目当ての無鉄砲な行動はチームの足を引っ張りかねないため絶対に行わないでください。
最悪、EN回収を捨ててチーム全員で開幕からAAを確保して相手の戦艦を全て撃墜し、
相手チームから萎え落ちするメンバーが出たところでEN補給に向かうという立ち回りも考えられます。
「今はまだAA範囲内に入っても占領できないから・・・」と後回しにする必要はありません。
- このモードはAAの確保が全てです。それ以外の、例えば安易な経験目当てのENの回収や戦艦への攻撃、
- 無駄なEN補給を避けること
- 経験値は戦艦発進に使用された分にしか貰えませんのでENを余らせても意味がありません。
撃墜されれば敵に奪われる可能性もあるため一緒にEN補給している仲間と合わせて
発進に必要な量が溜まったと思ったらすぐに拠点に帰りましょう(Escキーで現在の総補給EN量が確認できます)。
これもAAの防衛に回る人数を増やす事が目的です。
特にAAを占拠できている時には、できるかぎりAA防衛の人数を減らさぬよう、拠点に戻る味方、補給に向かう味方の数と動きに注意しましょう。
もしENが発進に足りなくても微量ながら自動的に増えていきますし、AAさえ確保していればチャンスは幾らでもあります。
明らかにEN補給をしている人が多そうならば、現在どのくらい補給する予定なのか、TeamChatなどを使うのも手です。(Tを押して続けて英語でメッセージを入れます。相手には見えません。)数字だけでも分かると思います。 - 大量に余らせてしまった場合は自陣近くで自爆も考えられる。ワザと攻撃を受けて瀕死になり、リスポまで戻って自爆や落下死などでエネルギーを安全地帯に置いておける。
- 経験値は戦艦発進に使用された分にしか貰えませんのでENを余らせても意味がありません。
- 搭乗機体の役割を考えつつあえてそれを破る事も視野に入れる
- 例えばAAを占拠しなければミサイルは発射されませんのでSSでも敵をほぼ掃討したら狙撃地点を離れて
AAに向かいましょう。
あと一息の所で味方がやられてAAが空いてしまった場合も前線に出るべきです。
防御特化のカスタムにしたBrawlerが変形してAAの下に篭ると戦線維持には効果的ですが、単独ではそれ程効果がありません。
Brawlerに相手が引き付けられている間に、敵に攻撃を加え戦力を削いでいきましょう。
- 例えばAAを占拠しなければミサイルは発射されませんのでSSでも敵をほぼ掃討したら狙撃地点を離れて
- 全状況において
- 無駄な戦闘は控える事。EUを持って撃破されれば次のEUチャージ時に時間のロスとなる。
- もちろん戦ってはいけない訳ではない。EUを少しも持たずに居るのであれば、存分に敵を撃破して敵チームを妨害する事ができる。
- 次の行動へ移るのは早めに。とにかくタイムロスを減らしてスムーズに戦艦を出し、AAを占拠するのが重要となる。
- 上の通り機体ごとの特性を活かすのも重要だが、ゲームルールに沿った最適な戦闘を展開する事も重要である事は忘れてはいけない。
- 無駄な戦闘は控える事。EUを持って撃破されれば次のEUチャージ時に時間のロスとなる。
戦闘の流れ
- 戦闘開始
- まず状況を確認しよう
- チーム人数が多い側ならば良いですが、人数が少ない側の場合AAの確保に専念し、
増援が来るまで耐えましょう。そうしなければ序盤から相手に先制を取らせる事になります。
士気に関わって来るので読み違えないように。
- チーム人数が多い側ならば良いですが、人数が少ない側の場合AAの確保に専念し、
- AA確保へ行く(2人以上で出来る限り多く)
- AAはマップの真ん中にあるのでとにかくAAを目指してからEN回収に行くなどの行動に出るのが良いでしょう。
勿論敵も味方も全員が集まるとどちらの戦艦も発進しない、という事態に陥りますが。
(後の展開、時間短縮の為にはEN補給にも人員を割いた方が良いでしょう)
EN補給は注意していれば一人でも構いませんが(生存が目的のため)こちらは敵を殲滅しなければ意味が無いので
数的有利を確保するという基本に忠実に行動しよう。タレットを持っているならまず設置してからEN補給へ。
- AAはマップの真ん中にあるのでとにかくAAを目指してからEN回収に行くなどの行動に出るのが良いでしょう。
- 有利な側のEN補給施設へ行く(1~3人)
- 二つのEN補給施設はマップの構成的に味方に有利な方と敵に有利な方があります。基本的に有利に立てる方
(拠点から近い方、補給中に迎撃しやすい方、または逃走しやすい方)へ向かいましょう。
安全圏から狙えるSSや奇襲を掛けやすいInfiltratorやGrenadierは敵側へ行って嫌がらせしても良いでしょう。
(AAと敵側補給ポイントの間でゲリラ的な動きが出来れば戦況は大幅に有利になります)
EN補給はおよそ3~4機までで戦艦発進に必要なENは溜められるのでそれ以上は行く必要はありません。
補給中は周囲を警戒しつつ、的を絞らせない、または咄嗟に避けられるよう圏内で動き回りましょう。
- 二つのEN補給施設はマップの構成的に味方に有利な方と敵に有利な方があります。基本的に有利に立てる方
- 推奨はしませんが単機で補給に向かうときは常に敵の奇襲を想定しておきましょう。
こちらは生存してENを持ち帰る事が目的なので死んだら何にもなりません。
無駄な発砲・深追い・ブーストなどはやめましょう。敵に見つかり袋叩きにされます。 - また、上記の通り複数機が集まると供給速度が低下するため、EUを運搬しようとしている重量級メックが居た場合はそちらが早くチャージできるようにその場を離れ、彼らの援護をすると良いです。
- それでもEUが早く集まるに越したことはないため、重量級メックが多く運搬しようとしていない場合は率先してEUを集めて拠点に届けてあげる事が重要。
- 中盤
- AAでの攻防で敵を殲滅したら、または全員がやられてしまったら
- 敵を殲滅したら味方の戦艦が敵拠点を攻撃するのを待ちましょう、AAに散発的に敵が攻撃してくるだけなら対処は容易い筈。
機体の修理、レーダーや破壊されたタレットの再設置、索敵・狙撃ポイントへの移動など迎撃準備をしておこう。
索敵で前に出ることはあっても前線を上げる必要はありません。セオリーが分かっていれば敵は一斉に攻めてきます。
索敵のついでに出てきた敵を倒せれば有利にはなりますが負ければAA陥落のリスクもあることを注意してください。
準備をしていれば基本的にこちらが有利です。ちなみに戦艦の発進がまだなら一人か二人でEN補給に行って貰いましょう。
- 逆に全員がやられてしまった場合、全員が集合するまで波状攻撃で敵を消耗させるくらいしかありません。
しかも頭数が揃うまでどころか要塞化したAA付近では全員が揃っても劣勢を強いられるでしょう。
敵戦艦が発進していれば残された猶予が少ない上、上空からも攻撃が降り注いでくるのでさらに状況は厳しい。
しかし、リスポンせずにいたり後方に引き篭もっていると敵に拠点まで攻め込まれて詰んでしまいます。
攻めるより他にないのですが兎に角、生存することを重視してください。敵を釣り出して味方と撃破するのが理想です。
敵にSSがいるならInfiltratorやSSで対抗できることが望ましいです。無理なら射線上のルートは避けましょう。
複数のルートから攻め、スクランブラーで撹乱し、InfiltratorでAA付近にタレットを設置するなど抵抗を試みてください。
戦艦発進のために防衛人数が減った時が最大のチャンスです。味方が居なければ意味はありませんが。
- 終盤
- 勝利を確定させよう
- 敵がセオリーを理解せず、または経験値のために戦艦撃ちを始めたらAAより前に出て、
敵拠点近くまで前線を押し上げましょう。
敵拠点には強力なマシンガン砲台がある為、近づき過ぎると一瞬で溶かされます。
射程を把握し、そのギリギリに陣取りましょう。
ほとんどの敵は拠点内部の安全な場所で戦艦を見上げて撃っていますが、
時たまこちらの射線が通る位置に陣取っている敵が居る事があるので、その敵を撃ちましょう。
こうする事で敵拠点に蓋をするような形に出来、殆んどの場合で勝利が確定します。
- もし敵の戦艦撃ちで戦艦が破壊されてしまったら、即座にエネルギーを取りに行くのではなく、
味方にあわせて緩やかに前線を下げていきましょう。
敵拠点近くまで前線を上げている状態から即座に自分だけ離脱してしまうと味方は孤立し大変危険です。
同じように、自分だけとどまっていても危険なので、あくまでも味方にあわせて行動しましょう。
ほとんどの場合この時点で敵拠点の耐久力は瀕死なので、
通常通りAAを占拠し続け戦艦を敵拠点に到達させる事が出来れば勝利が確定します。
- 敵戦艦に攻め込まれたら
戦艦破壊後は再度AAが確保される可能性が高いです。
味方の動きを見て徐々に前線を上げAAの確保に向かうのが定石となります。
- 敵戦艦を破壊したら
破壊された戦艦からはENが落ちますが、敵に押されている状態で戦艦を発進させても押し返す事は出来ない為、
状況を見極めてEN補給及びAA確保をしましょう。