始めに
煤と2stオイルが内壁に積層し、パワーダウンを生み出すチャンバーの詰まりをスッキリ解消。春の大芋焼き大会!
観察
- 上がWOLF125、下がRG50のチャンバー
- 33ps→22psに規制している絞り
- リングと溶接ビードを除去して海外仕様となるらしい。
- 重量
- 約4.4kg。とても重い。
焼き
- 薪1束で火をおこす。
- 実際には1束では火力が足りません。
- チャンバーを覆い尽くすような燃料があると十分な温度が確保できます。
- おきになる前からチャンバー投入
- 火力が重要!チャンバー自体を焼くのではなく、チャンバーの中のカーボンに火を付けるのが目的なので。
- ブロアーでチャンバーごとガンガン燃やす。
- チャンバー温度を上げるとチャンバーから白煙が上り始める
- 十分熱したところで、チャンバー内に送風
- 大量の白煙が吹き出す
- 爆発音と共にテールパイプから白煙放出をするように
- 更に送風する
- 内部に点火し、「バババ・・・」という間欠燃焼音
- 黒煙を放出
- テールパイプから赤黒い火で、アフターファイヤー
- これを2時間程度続ける
- 焼きが完了すると、チャンバー内に送風しても全く煙が出なくなる
- これをもってして完了
- 元の耐熱塗料がバリバリに剥がれる
- 焼きが完了すると、チャンバー内に送風しても全く煙が出なくなる
仕上げ
- 元の塗料をカップワイヤー等でしっかり剥がす。
- ガストーチを使うと楽かも?
- 剥がさず新しい塗料をスプレーすると、見栄えもボコボコ、そしてしばらくすると下の被覆ごと塗料が剥がれてきます(実例あり)
- 耐熱塗料をスプレー
- チャンバー1本あたり80~100gの塗料使用量です。
- 300ml(KUREで980円)でチャンバー3本以上塗れます
- チャンバー1本あたり80~100gの塗料使用量です。
やってみたい事
アルカリ洗浄(再び灰汁)
- とあるサイト曰く、硬化したカーボンはアルカリのみにおいて水溶性を示すらしい。
- チャンバー洗浄といったらNaOH水溶液な「パイプユニッシュ」法
- パイプユニッシュは今やNaOH1%以下と牙を抜かれ、なおかつ高い。
- チャンバーの容量は意外と多く、パイプユニッシュ代が馬鹿にならない。
- むしろ買い占めになるくらいかも?
- ってことでここはあの灰汁でしょ
- 簡単に作れる
- 20L作ろうと0円
耐熱ペイント不使用
- 耐熱ペイントは意外と高い。(300ml \1k)
- 黒サビでいける?
- 油を塗って赤熱するように焼くことを繰り返すと、中華鍋のように黒サビが。
- 赤熱後、水中に入れてもなるらしい。急冷。
- 赤熱させる手段が難しい。ガストーチとかかなぁ。でもでかいし、チャンバー