チャンバー清掃

Last-modified: 2010-05-24 (月) 11:28:17

始めに

煤と2stオイルが内壁に積層し、パワーダウンを生み出すチャンバーの詰まりをスッキリ解消。春の大芋焼き大会!

観察

  • 上がWOLF125、下がRG50のチャンバー

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  • 33ps→22psに規制している絞り
    • リングと溶接ビードを除去して海外仕様となるらしい。

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  • 重量
    • 約4.4kg。とても重い。

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焼き

  • 薪1束で火をおこす。
    • 実際には1束では火力が足りません。
    • チャンバーを覆い尽くすような燃料があると十分な温度が確保できます。
  • おきになる前からチャンバー投入
  • 火力が重要!チャンバー自体を焼くのではなく、チャンバーの中のカーボンに火を付けるのが目的なので。

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  • ブロアーでチャンバーごとガンガン燃やす。
  • チャンバー温度を上げるとチャンバーから白煙が上り始める

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  • 十分熱したところで、チャンバー内に送風
    • 大量の白煙が吹き出す

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  • 爆発音と共にテールパイプから白煙放出をするように
  • 更に送風する
    • 内部に点火し、「バババ・・・」という間欠燃焼音
    • 黒煙を放出
    • テールパイプから赤黒い火で、アフターファイヤー

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  • これを2時間程度続ける
    • 焼きが完了すると、チャンバー内に送風しても全く煙が出なくなる
      • これをもってして完了
    • 元の耐熱塗料がバリバリに剥がれる

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仕上げ

  • 元の塗料をカップワイヤー等でしっかり剥がす。
    • ガストーチを使うと楽かも?
    • 剥がさず新しい塗料をスプレーすると、見栄えもボコボコ、そしてしばらくすると下の被覆ごと塗料が剥がれてきます(実例あり)
  • 耐熱塗料をスプレー
    • チャンバー1本あたり80~100gの塗料使用量です。
      • 300ml(KUREで980円)でチャンバー3本以上塗れます

やってみたい事

アルカリ洗浄(再び灰汁)

  • とあるサイト曰く、硬化したカーボンはアルカリのみにおいて水溶性を示すらしい。
  • チャンバー洗浄といったらNaOH水溶液な「パイプユニッシュ」法
    • パイプユニッシュは今やNaOH1%以下と牙を抜かれ、なおかつ高い。
    • チャンバーの容量は意外と多く、パイプユニッシュ代が馬鹿にならない。
      • むしろ買い占めになるくらいかも?
  • ってことでここはあの灰汁でしょ
    • 簡単に作れる
    • 20L作ろうと0円

耐熱ペイント不使用

  • 耐熱ペイントは意外と高い。(300ml \1k)
  • 黒サビでいける?
    • 油を塗って赤熱するように焼くことを繰り返すと、中華鍋のように黒サビが。
    • 赤熱後、水中に入れてもなるらしい。急冷。
    • 赤熱させる手段が難しい。ガストーチとかかなぁ。でもでかいし、チャンバー

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