五章

Last-modified: 2020-02-21 (金) 11:19:26

あらすじ

本拠地、アメリカで迎えたケルト戦
先発直流(笑)が大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった
大地に響く住民のため息、どこからか聞こえる「今年は100敗だな」の声
無言で帰り始める機械兵達の中、昨年の大統領エジソンは独りベンチで泣いていた
かつての人生で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるサーヴァント・・・
それを今のアメリカで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」エジソンは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、エジソンははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい鋼鉄の女の感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って電気を直流で流さなくちゃな」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、エジソンはふと気付いた

「あれ・・・?住民がいる・・・?」
ワシントンから飛び出したエジソンが目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりのケルト兵だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにアメリカの国歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とするエジソンの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「エジソン、守備練習よ、早く行きましょう」声の方に振り返ったエジソンは目を疑った
「エ・・・エレナ女史?」  「なんだエジソン、居眠りでもしていたのか?」
「カ・・・カルナ?」  「なんだ直流(笑)、ついに交流の良さを実感したか?」
「おっと、電気がすべった・・・」  エジソンは半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:男装() 2番:マシュ 3番:カルナ 4番:ぐだ男/ぐだ子 5番:p.n.メルセデス 6番:内川 7番:やっぱ交流がNo. 1 8番:緑茶 9番:何度も出てきてはずかしくないんですか?
暫時、唖然としていたエジソンだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
エレナ女史からグラブを受け取り、ケルト兵へ全力疾走するエジソン、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・
翌日、ベンチで冷たくなっている内川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

戦闘ポイント

様々なクラスが満遍なく登場し、2種類以上のクラスが混成するクエストも多い。有利な鯖をきちんと編成して臨みたい。

解説 ネタバレ注意

fgo最大の魅力であるストーリーが本格的に厚みを増し始めた章にして、ストーリーの進行とともに勢力図が塗り替わるといった新しい試みがなされている。
同時にプレイヤーがそれまで普通に倒せていたはずの雑魚敵のHPに違和感を覚え始める章でもある。
実装が待たれるシータちゃんや婦長、ラーマきゅん、オニキといった人気鯖がどんどん本格出演しはじめる。
最初婦長がなんでバーサーカーなのだと憤ったプレイヤーも、ストーリーを進めれば、あっ…(察し)となるであろう。*1
でも彼女の誕生日ボイスはクッソかわいいので当ててる人は是非聞いてみるといいぞ。


*1 なお、史実でも割とバーサーカーじみている模様