103スレ/結婚、それから

Last-modified: 2014-06-07 (土) 11:07:02
303 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/05/30(金) 01:02:53.48 ID:JsjqSNN70
「あの、ほむらちゃん? も、もしも、私たちが結婚したらね、どっちがお嫁さんだと思う……?」
ウェディングドレスのほむらちゃんに、私はなんとか聞くことができました。
「それは……まどかでしょうね」
思ったよりはっきりとほむらちゃんは言います。
「私?……うれしいけど……でも、どうしてなのかな?」
「だって、まどかはこんなに綺麗で可愛いのよ? タキシードなんて着せる訳にはいかないわ」
ほむらちゃんは少し顔を赤くして言いました。とっても嬉しかったけど、でも納得する訳にはいきません。
「だ、だったらほむらちゃんもタキシードなんて着ちゃダメだよ!」
「え、どうして」
「だって、こんなに可愛いくって綺麗で、私なんかよりずっと……!」
「な、何を言うの!? あなたの方がずっと素敵に決まってるじゃない!」
私たちはしばらく睨み合いました。でも、ウェディングドレスで喧嘩なんてできる訳がありませんでした。
私は恥ずかしいのと楽しいのとで、思わず笑ってしまいます。
「やっぱりダメ。ほむらちゃんはお嫁さんだよ」
「ふふ、無理矢理にでもあなたにドレスを着せてみせるわ」
ふと、ほむらちゃんが思い立ったように言いました。
「……いっそ、今結婚してしまえば、手間が省けるのかしら」
それを聞いて、私の心臓が飛び出しそうなくらいに高鳴ります。
「す、する?」
何とか冗談みたいに言おうとして、私の声は裏返ってしまいました。
「してくれる?」
「ほむらちゃんがいいなら……」
「……」

このあとめちゃくちゃ


310 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/05/30(金) 01:25:28.09 ID:JsjqSNN70
初夜

ベッドでまどかを待つ私は、布一枚だって身につけていない。恥ずかしいけれど、最初はそういうものでしょう……?
それでも、そんな姿でまどかを待つ勇気がなかった私は、シーツにくるまって肌を隠した。
「お、お待たせ、ほむらちゃん。きょ、今日は寝かせないよっ」
バスタオル
で体を隠したまどかが、真っ赤な顔で現れた。強気な台詞は恥ずかしさの裏返しかしら。
「……」
「……」
気まずい沈黙が流れる。
「な、何とか言ってよぉ……」
「だって、まどか……エッチすぎる……」
「そんな、裸シーツのほむらちゃんに言われたくない!」
お互い小競り合いをして、緊張を和らげようとしてる。
電気が消えて、まどかが横に来るまで、私たちはそんな馬鹿な言い合いをしていた。
「……ほむらちゃん、いい?」
「き、聞かないでよ、そんなこと……」
「うん……すごく綺麗だよ、ほむらちゃん」
「あなただって」
まどかの腕が、足が私の体に触れる。私は小さく震える体を押し付けて、まどかを受け入れる。
「……キスして」
「うん……」

このあとry

http://hello.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1401028507/303
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1401028507/310