12スレ/94

Last-modified: 2014-04-08 (火) 19:57:53
94 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2012/01/21(土) 17:35:39.03
「シャワーは浴びたけど着替える服がないね。まだまだ制服は乾きそうにないし、しばらくここに居るしかないね」
ベッドの上で固まって動かないほむらとは対照的に、いつもよりどこか積極的なまどかは軽く羽織っただけのバスローブから
健康的な脚や胸元をちらつかせながらも気にした様子もなく、ほむらの隣に腰掛けて誘うように密着する
「ほむらちゃんの髪、良い匂い。それにすごいツヤツヤで綺麗だね」
「そ、そんなことはないわ・・・」
「シャワー浴びた後だけど、ジュース飲んだらなんだか寒くなってきちゃった。今日は冷えるね」
「そうね・・・」
「そういえば漫画とかで時々あるんだけど、変に濡れた服とか着てるより裸同士でくっついた方が温かいんだって。本当かどうかためしてみよっか・・・」
肌蹴たバスローブを脱ぎ捨て一糸纏わぬ姿になったまどかは、次はほむらとそのバスローブに手を伸ばす
「だ、だめよまどかっ。そんな格好・・・風邪を引いてしまうわ」
「風邪を引かない為にも裸でくっ付くんだよ?・・・それともほむらちゃんは私の事、嫌い?」
「そんなわけない!そんなわけないけど・・・」
戸惑うほむらに構わず慣れた手つきで白い肌を隠す布を剥ぎ取ると、しな垂れかかるまどか
「ん・・・本当だ。ほむらちゃんはちょっぴりひんやりしてるけど、それでもあったかいね・・・それになんだか甘い匂いがする」
「だ、だめよまどか!こんなこと・・・私たちはまだ中学生だし」
赤面して取り乱すほむらに正面から抱きつき、背中に腕を回す
「私だって・・・恥ずかしいんだよ?ほら、こんなに胸がドキドキしてる・・・って、ほむらちゃん!?」
押し当てた胸を通じてほむらの異常なまでの鼓動の早さと、青白くなっていく顔色に気が付き、飛び退く
「うぅ・・・まどか・・・苦しい」
元々心臓が弱かったほむらは極度の緊張の余り、普段魔法でそれを補っていたのを忘れ、突然の発作に襲われたのであった
「ごめんなさい・・・まどか・・・」
結局、ラブホテルで裸で救急車に運ばれていくことになったほむら
彼女をそこまで追い込んだことにかすかな罪悪感を覚えるまどかであったが、それよりもやり場の無い憤りの方が強かったと言う
「もぉ・・・ほむらちゃんの馬鹿っ!」

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