26スレ/まどかのおしおき

Last-modified: 2014-04-18 (金) 08:23:11

txtファイルはこちら

午前9時、お天気は晴れ、鳥たちが朝を告げています。
今日もとってもいい日になりそう。そんな予感がしました。
こんないい日にはお茶して、夏の洋服を見て…
そんな日曜日でも、ほむらちゃんはまだすやすやと寝ています。
意外と朝は弱いみたく休日のほむらちゃんは中々起きてくれません。
わたしはママとか起こすから今日みたいな休日でも早く起きる習慣が付いちゃったみたい。
とりあえず頭を撫でてみます。
この時は、大人っぽいほむらちゃんも小さな子供のように感じます。
かわいいです。
今度は髪をいじってみます。。
長いから寝癖も少なく、さらさらでつやつやの髪が指の間を滑ります。
もうすぐ夏だし、切った方がいいんじゃないかな…?
ロングもいいけど、セミロングかショートも似合いそう。
色々堪能した後いつもは普通に起こすけど、今日はちょっと違うことをやってみようかな。
「ほむらちゃん、起きて」
と何回か小声で言ってみます。小声で。
こうすれば、「何回も起こしたのにー」って言い訳ができるからです。
当然、ほむらちゃんは起きません。まだ静かな寝息をたてています。
これで、準備は完了。
布団をそっと剥いで横に置きます。
そして上にまたがってそっと抱きしめてみます。
ちょっと控え目な胸に顔を埋めると、そこからはほむらちゃんの匂い。
いつまでも嗅いでいたくなる、そんな匂い。
このままだとわたしも寝ちゃいそう。
「ん…」
さすがのほむらちゃんも起きそう。
身体がもそもそと動いています。
どうやって起こそうかな。ほむらちゃんが一番驚きそうなのは…
胸から顔を起こした後、さらに前に移動。
そしてきれいなほっぺに一回だけ唇を合わせてみます。
ちょっと押し付けて、離して。
キス、しちゃいました。
こうするだけで、何だかとっても幸せになっていくのです。
「まど、か…?」
ようやく起きたほむらちゃん、まだボーっとしてるみたい。
だからもう一回、ほっぺにキス。
力強く抱きしめて、温もりを貰いながら。
「ま、ままど」
カァっと紅くなるほむらちゃん。
「ど、どうして」みたいな顔をしています。
どうやら完全に起きたみたい。
「おはよう、ほむらちゃん」
「あ、お、おはよう…ってそうじゃなくて」
「えへへっ、お寝坊さんだね」
驚くほむらちゃんかわいい。
もっともっと、ほむらちゃんと触れ合いたい。
「そんなお寝坊さんには…おしおき、だよ」
手を顔に添えて、顔を近づけて、それから…
――
「あの…ごめんね、ほむらちゃん、その…」
「…まどかの、えっち」
「だ、だって…ほむらちゃんが可愛いすぎるんだもん///」
「な……も、もう///」
日差しはもうすでに高く上がっていました。
おでかけ、遅くなっちゃったなぁ。でも、たまにはこんな日もいいかも。