95スレ/娘の粋な計らい

Last-modified: 2014-07-07 (月) 23:33:16
867 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/03/12(水) 01:05:36.33 ID:JXfzU41V0
ほのか「ズズズ………はぁ~、マミお姉さんの入れる紅茶はたまりませんなぁ」

マミ「あら、おだてたってケーキぐらいしか出ないわよ?」

ほのか「事実を言ったまでですが、ケーキは頂きます」

マミ「ふふっ、どうぞ召し上がれ」

ほのか「むぐむぐ……なるほど、これは若い頃のママたちがハマるのも納得の味」

マミ「ありがとう。それにしても、そのママたちもあなたを置いて温泉旅行なんて、どうしたのかしら」

ほのか「あ、私が追い出しました」

マミ「……え?」

ほのか「いや、先日わたしが福引をしたところ温泉旅館のペア宿泊券が当たりまして」

マミ「えぇ、それは聞いてるけど」

ほのか「ウチにいると私がいるからか色々遠慮するようでしたので」

マミ「?」

ほのか「私はいいからこの機に二人っきりになってそろそろ妹を作ってこいと」

マミ「ブゥーッ!?」

ほのか「あ、ママたちと同じ反応」

ほのか「ちなみに心配事が一つありまして」

マミ「ゲホッゲホッ、な、何が心配なの?」

ほのか「出発の時もそうでしたが、私を心配したり私を連れて行かなかったことに変に遠慮して、そんな空気になってない可能性がですね」

マミ「ごめんなさい、私が悪かったから生々しい想像させないで……」


ほむら「……今、ほのかに私達の思考を読まれた気がしたわ」

まどか「ほむらちゃん、ずっとほのかの事心配してたよね」

ほむら「それはそうでしょう。私にとってまどかとほのかは生きる目的そのものだもの。その片方が今側にいない。仕事でもないのに、連れてこようと思えば出来たはずなのにそんな状況は、ね」

まどか「そうだね、それはすごくわかる。でも、ずっと遠慮して楽しまないのもほのかに悪いよ。せっかくのプレゼントなのに」

ほむら「それはそうだけど……」

Prrrrrrr

ほむら「メール……ほのかからね。何かあったのかしら」

――― 余計なこと考えてないで、早く妹を作りなさい ―――

まどほむ『』

ほむら「ほのか!?ドッキリね、ドッキリなんでしょう!?どこかで見てるのね!?」

まどか「ほ、ほむらちゃん落ち着いてっ!」

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