Parasite/Build-TyL

Last-modified: 2015-01-04 (日) 20:07:51

[v.2.6.31]

Hero

Introduction

他のJunglerに対してほぼ全てAntiを取れるといっても過言ではないJungle能力を持つHero。
だが、その能力を十全に発揮するには、このHeroのみならず他のHeroについての深い知識が要求される。
今回はその"深い知識"の一端をProシーンを背景としながら、筆者の多大なる偏見を背景に紐解いていきたい。

Strength / Weakness

  • (^-^
    • 最安全Jungler
    • AntiJungler
    • AntiBlinker
  • (--;
    • AOESkillゼロ
    • Pick段階から知識が必要
    • GPMの伸びの悪さ

Role

  • Ganker
  • Jungler
  • Semi-Supporter

Lane

  • Jungle
    Jungleを選択しないのならばこのHeroである理由は無いし、このHeroのウリの一つは、敵Junglerに対してカウンターを取りやすい点にある。
    敵Junglerに対して単独かつ序盤からアグレッシブにハラスしていけるのは、全Hero中でもこのHeroくらいだろう。
    余談だが、プロシーンでかつて一度だけSoloMidParasiteを見たことがある。が、長い視聴暦の中でもたった一度だけだったことをお伝えしておく。
    何故一度だけだったのかは、その有用性ゆえだろう。 更に蛇足だが、別にMidに行っても悪くはない。 良くないだけのことである。


Skill Summary

1st Leech
単体対象Nukeのみならず、自身の加速、敵にSlowを同時に与える。
単体指定のNukeとしてはあまり優秀でないが低いのだが、Slowを与えられるので味方に対してのSupport的な効果が期待できる。
その間、自分は加速するので追撃での殴り、さらには危険時には離脱までしやすくなる。

2nd Infest
これがなければParasiteじゃない。 中立Creepに寄生し、その行動を操る。
中立Creepのスキルは各種有用であり、序盤においてはそもそも中立Creep自体強い。
また、JungleFarmにおいても当然の如く有用。 だが、以下に注意点と覚えておきたい点を記す。

・注意点

  • 寄生先のCreepを殺されてしまうと、お金が入らない。 自力で寄生解除して、ちゃんとお金を手に入れよう。
  • Farmに集中したいのなら、"より良い"Heroは他に沢山いる。 あくまでSideGankをしてこそのHeroである。
  • このスキルのレベルが低いとGankもFarmもままならない。

・覚えておきたい点

  • 寄生中、あらゆるDebuffの効果を無力化できる。
  • 寄生中、回復アイテムの効果は継続される。
  • 寄生解除時、HPを回復できる。

3rd Draining Venom
Skill、殴りのみならず、Itemによるダメージにも効果が乗る。 有用なパッシブなのだが、効果がわかりづらい。
だが表記上の効果は強力であり、"何故ParasiteがCodexを持つことがPubGuideにおいて推奨されるのか?"の質問に対しての回答は、このスキルの存在に他ならないだろう。
後半戦において特に有用。 だが地味。

Ult Facehug
単体指定、単体効果、数秒Silence。 額面上の表記だけ追えば、Ultとしてのこのスキルのセールスポイントは低CoolDown程度だろう。
海外のGuideに「正直弱いね」と書かれていたときは涙が出た。
だが、以下の3点を抑えて置くことでこのSkillは化ける。
①指定対象に飛びつく(Melee攻撃が当たる距離まで移動する)
Superior Magic属性である。
対象についているbuffを自身に、自身に付いているdebuffを対象に移す。
必ず抑えておきたい点だ。 特に、②、③は素晴らしく重要である。
②に関して述べる。 この効果のおかげで、Shrunken-Head.png使用中の敵にすら効果を出せる。 Shrunken-Head.png状態の敵に飛びついていくParasiteは中々強烈だし、
更に、その場合、Silence、および③の効果も全て入る。 Shrunken-Head.pngを持つ敵Carryを脅かせる数少ないHeroの一つだろう。
効果③に関しては、有名どころだとRune効果全て、Jeraの2番、ULT。 Accursedの2番だろう。
詳しくはコラム「俺とお前とBuffとDebuffと」にまとめている。Parasiteに興味が無い方も、是非一読していただきたい。

Skill Build

例によって重要な点は3点。
Lv1は必ず2nd3rdは後回しの2-1上げLv3Gankを試みるのならLv3では1stを上げる。 以上だ。
案外、トッププロでも気ままにその場に合わせてオーダーを作っていることが多い。 具体的にはGankを試みる直前のレベルで1stに振る、など。 が、上述の3点はほぼ守られる。
ともすれば2ndを優先的にLv4にするケースもある。 2ndを上げることについての有用性は以下の3点。
・JungleFarmingの加速 ・寄生時HP減少率の低下 ・寄生時移動速度の増加
1番目については語る必要もないと思われる。 ちなみに、2ndLv1においてはJunglingすらも怪しいので、少なくともLv1はとっとと脱却しておきたい。
重要なのは2番目、3番目の内容である。 特に移動速度の増加はGank時において顕著で、2nd低Lv時においては追いつけないなども多々出てくる。
あえて述べるならば、2ndLv1寄生時において、殆どの中立CreepがMarchers.pngありHeroとほぼ同じ移動速度である。
逆に言えば、Marchers.pngを持ったHeroに対しては2ndのレベルを上げないと追いつけない。 このことは2ndを早期に上げる必要性を如実に示している。

以下、前述を元に主流なオーダーだけ示す。が、この順序に限らず、前述の青字の3点を守っていれば、好みの問題である。

Lv3Gank Build
Level1234567891011121314151617-
Skill Number21121U1223U333SUS-
Defensive Farming Build
Level1234567891011121314151617-
Skill Number21212U1123U333SUS-


Starting Items

  • Jungle
    Talisman-of-Exile.png Mana-Potion.png Mana-Potion.png


    Mark-of-the-Novice.png Crushing-Claws.png Mana-Potion.png Mana-Potion.png Mana-Potion.png Mana-Potion.png Runes-of-Blight.png


    Marchers.png Mana-Potion.png Mana-Potion.png
    後述のItemBuildと合わせて見て頂きたい。 2通りのアイテムビルドを用意したが、それに繋げるための主な道筋だ。
    Ring-of-Sorcery.png用スタートアイテム。 Mana-Potion.png*2をWard-of-Sight.pngに置換するのもアリ。 その場合行き先は自陣Jungleに限定される。
    bloodchalice.jpg用スタートアイテム。 Lane横の店でScarab.pngは購入できることを考えれば、Gank時についでにパパッと完成させておくと捗る。 ココまで回復剤を積むと、敵陣Jungleでも悠々活動可。
    ③V0TEのZfreekが好むスタートアイテム。 SideGankに強くなれる。 が、JungleFarming自体にMarchers.pngは後回しでいいため、これを選ぶなら味方SupportとのRoamingも視野に入れるべきか。

Item Build

主に3通りの中継点が存在する。Parasiteの2ndには寄生解除時に自己回復効果が存在するので、Mana回復をItemで補うことにより恒久的にJungleで活動できる。
よって、以下の3通りはどれもMana回復の手法である。
Ring-of-Sorcery.png型。 Semi-Support型とも言える形。
Ring-of-Sorcery.pngとJunglerとの相性の良さは語る必要も無いほどだろう。 安定かつ計算しやすいGPMを叩きだせる各Junglerと、このアイテムは非常に相性がいい。
Parasiteも当然このアイテムを視野に入れられる。 が、ParasiteのLvに対するGPMの伸びはJunglerの中でも大分悪い。 これを狙うと序盤はこれを完成させるのに集中するハメになる。
bloodchalice.jpg型。 強化のせいか、最近はProシーンなどでも主流。
HPをManaへと変じるこのItemは、Skillにより間接的にManaをHPに変換できるParasiteと非常に相性がいい。 まさに誂えたようだとも言える。
が、①に比較すれば大分利己的とも言える。チームへの貢献度は低め。 その分完成は早く、後続アイテムへ加速できる。
Mana-Potion.png型。 Mana-Potion.pngで全てまかなう。
Support型といっても差し支えなく、稼いだ金は Mana-Potion.pngRunes-of-Blight.pngHealth-Potion.pngWard-of-Sight.pngに全て費やす。
たまにProシーンでも見かける。 が、非主流といっても差し支えない。


以降、①、②を主眼にして話す。
購入順序としては、
(Ring-of-Sorcery.png or bloodchalice.jpg) -> Marchers.png -> (Steamboots.png or Enhanced-Marchers.png or Striders.jpg) -> Mystic-Vestaments.png
靴に関しては選択的で、3種のうちどれでもいい。 しかし、Codex.pngに行くならEnhanced-Marchers.png一択だろう。 分解により生産時間を短縮できる。
Codex.png完成後は、3種のうちまた好きなのを選べばいい。 個人的に好きなのはSteamboots.pngだが、Striders.jpgで問題ない気もする。
割と早い段階でココまでのItemは完成できるだろう。 問題は、次からの選択肢である。 最近の流行は、ここでもまた3択だ。


Codex.png Codex 3000/4000/5000/6000/7000 Gold
Parasiteを代表するItemだろう。 3rdのおかげで威力が純増し、相性が良い。 Enhanced-Marchers.pngを分解することでサクッと作れるあたりも高評価。
ULT→codex→1st→殴り数回 と繋げることで、防御面に弱いHeroは一瞬で溶かせる。 注意点としては、一瞬で殺す場合はULTのSilence効果を無駄にしている、ということだろう。
集団戦、ないし仲間と連携する場合はULTとCodexを使う対象を分けたほうがいい場合もある。 その場合、ULTは敵Carryに、CodexはSupportにでもブチ込むのが判り易い。
LvはMAXにする必要はなく、3か4あたりで止めておいていい。 相手の体力に応じて考えていこう。
Hellflower.png Hellflower 4725 Gold
Carry殺しに主眼を置くならこちら。 1人での決定打は足りなくなるが、味方のPortal-Key.png持ちHeroと行動を共にすることで、よりいっそう楽になる。
強力なEscapeSkillを持つ相手に対してはこれを最速で作るのも強い。 無論、製作段階でも効果が高いのがこのItemのいい所だ。
Portal-Key.png Portal Key 2150 Gold
Blink持ちの相手にはこれだろう。 Parasiteが視界に入った瞬間Gankを警戒されるので、無理やり殺すにはこの選択しか無い。
飛び込んでInitiate出来るようになるし、集団戦でも役割を確立しやすいのも魅力。 2番手のItemなら間違いなくこれ1択だと断言できる。


余計な中継点を挟まず、この3つのうちのどれかを目指すことが薦められる。
上記の3つの中から2、3番手のItemを選んでもいい。 特にPortal-Key.pngは全Itemの中でも2番手筆頭と言える。
ただ、これまた注意しないといけない点は、Codex.pngは2番手以降に選ばないという点だろう。
他のItemに比較して、後半になればなるほど相対的な威力が下がるため、1手目で選択しないと全く意味が無い。
2、3番手以降のItemに関しては以下に述べる。 とあれ、これ以降については作る機会は少ないだろうが。
筆者の主観により、有用なものから順に記す。 下のほうになるにつれ、Proシーンでは全く見かけなくなるので、Proシーンからの考察からは外れた内容である。


Bound-eye.png Bound Eye  700 Gold
Lane上やJungle近辺で逃げやすいこのHeroもまた、このItemの所有者として名が挙がるところである。
ULTでRuneからのinvisible状態を奪えることも、必ず覚えておくべき。 このHero自体、Itemスペースに対して余裕があるのも選ばれる理由だろう。
Storm-Spirit.png Storm Spirit 3200 Gold
SupportItemとして有名どころだろう。 値段もほどほどで、狙いやすい。 Parasiteとのシナジーこそ無いにせよ、全局面的なItemだと言える。
Tablet_of_Command.PNG Tablet of Command 1950 Gold
同じくSupportItemとして有名。 値段は更に安い。
Abyssal-Skull.png Abyssal Skull 2050 Gold
中継元のRing-of-the-Teacher.png自体このHeroと相性がいい。
そのうち、CarryHeroはItem枠が足りなくなるので、そのときはParasiteがこのItemを持つことになるだろう。
自身のJungleFarming用にも◎ だが、あくまで味方のために持つものだと意識を持つべきではある。
Assasins-Shroud.png Assasin's Shroud 3300 Gold
ネタかと思われるかも知れないが、意外なようでこのHeroと相性がいい。 ただし、使用法はCarryがこのItemを持つときと違って、全力で索敵に用いられることだけ注意。 持つのならPortal-Key.pngの後。
Totem-of-Kuldra.png Kuldra's Sheepstick 5675 Gold
足引っ張り用アイテム。 敵Carryが育ってきた場合に。 Hellflower.pngと併せてDoubleDisableだ! ただし、超LateGameでない限り作れないだろうが。
Frostfield-Plate.png Frostfield Plate 4700 Gold
良相性。 といってもこのItem自体誰とでも相性がいい気もする。
Barbed-Armor.png Barbed Armor  2200 Gold
こちらも良相性。 といっても以下略。


有用なのはここまでくらいだろう。 以下には、一応選択肢に挙がるが… というものを記載する。


Spellshards.jpg Spellshards 2375/3175/3975 Gold
どうしても一撃に全てを賭けたいという方向け。 SkillやItemとのシナジーは良いが、それだけである。
Puzzlebox.png Puzzlebox 2700/3950/5200 Gold
自分で召還して自分で乗り移れる! だけどそれだけ。
Parasite自身に拘束スキルが無いので使いづらく、乗り移って殴りに使うくらいなら別行動したほうが効果的だし、invisible看破などの本領を発揮するLv3は5200とかなり高額。
これを狙うならTotem-of-Kuldra.pngorHellflower.png+Bound-eye.pngを買うべきだろう。


Tactics

<最序盤 Lv1-Lv5>
Jungleに直行する。 選択肢は2つある。 敵陣のJungleか、自陣のJungleか。
Wildsoul.png Tempest.png Ophelia.png Legionnaire.png Keeper-of-the-Forest.png War-Beast.png Solstice.jpg
このあたりのJunglerに対しては優位に戦える。 相手がJunglingしているSpotの一番強いCreepに乗り移って、Skillでも使ってすぐ逃げよう。 適当なところで寄生解除すれば、経験値と金を奪える。
ただし、当然自分のFarmingも犠牲にしている点に注意。 なお、敵陣にいる場合は常に回復剤でHP、ManaともにMAX近くにしておこう。
相手Supportまでやってきて、2対1で逃げなければならないときはままある。
唯一Cthulhuphant_n.pngだけは苦手。 寄生中のCreepを盾に変換される。 相手にいた場合、素直に自陣Jungleを選択するのが無難。
適当な中立Creepを食べながら、Lv3へ。 Lv3はGankチャンス。 Minotaur.gif Skeleton_King.gif Wild_Hunter.gif Catman_Champion.gifあたりに乗り移り、SideLaneにGankに向かおう。 敵陣裏からMidへでも良い。
中立CreepSkill→2、3発殴る→寄生解除→1st→更に殴る こんな感じで繋げる。
成否に関わらず、Laneに顔を出そう。 プレッシャーをかけることは重要だ。 適度にGankすることで、相手の行動を制限したい。


<序盤 Lv6-10>
ULTを入手できる。 といってもやることは大差ないのだが。
敵が必ずMarchers.pngを持っているだろう。 追いつけない場合は諦めて、寄生解除してULT→1st→殴りとしよう。


<中盤 Lv11-15>
Codexは入手できただろうか? 出来たのなら、Supportは見かけた瞬間にワンコンボで殺せる。
そろそろ、敵陣Jungleで悠々とFarmingするのは厳しくなる頃だろう。 自陣Jungleは味方Carryが使用している場合も多い。
JungleFarmingが出来ない時間は、GankやGankの下準備に費やそう。
この頃から、中立に乗り移ってのGankよりも、2ndはGank後の逃走用だと割り切る頃でもある。Wild_Hunter.gifのinvisibleは使いやすく、索敵に使おう。


<後半 Lv16~>
失速してあまりある頃。 ULTのSilence、Itemなどを有効に使わないと未来は暗い。
SupportにULTやHellflower.pngを使うのは勿体無い。 Carry、Casterなどに使いたい。


俺とお前とBuffとDebuffと

ULTの効果の一つに、「対象についているbuffを自身に、自身に付いているdebuffを対象に移す。」という効果があるのは既に記載した。
だがしかしこの効果、非常に曖昧で、奪い取れる効果と奪い取れない効果、押し付けられる効果、押し付けられない効果が存在する。
そこで、この場を借りて奪い取れる効果、奪い取れない効果の中でも重要そうなものを記載したい。
全て記載するには正直面倒…いやいや、スペースの都合もあるし、そもそも覚えるに向かないため、重要そうなもののみとしたい。 ここに記載されていないからといって、あまり言われても困る。
ちなみに能力を奪う(交換)とダメージでは、奪う(交換)→ダメージの順番で作用する。 盾などは無傷のまま奪えるし、奪った後、ULT自体のダメージも入る。

奪い取れる効果
Rune全般(Regen、Haste、Invisibility、DoubleDamage)
大概のBuff、回復系、盾系。 特に他人に使用できる系は大体奪える。
例:
Jereziah.pngの2番(魔法無効)、ULT
Accursed.pngの2番(盾)
Keeper-of-the-Forest.pngの1番(invisiも奪える)
Bramble.jpgの2番(回復用盾)
Monarch.pngの2番(回復)
Martyr.jpgの2番(補助)
Demented-Shaman.pngの2番、ULT
The-Dark-Lady.pngの1番(自己強化)
Arachna.pngの2番(魔法防御)
MasterofArms.jpgのULT
Gunblade.jpgの2番(盾)
Revenant.pngの1番(打撃強化)、3番(invisi)
Electrician.pngの3番、ULT
Corrupted-Disciple.pngの2番(※1)
※1 吸収ダメージ変動中は、奪えない。 ダメージ変動が収まった後は奪う(交換)ことが可能。

当たり前っぽいもの、たいしたこと無いもの。

Blacksmith.pngの3番(強化)
Pestilence.pngの1番(加速)
Plague_Rider.pngの2番(盾)
chipper.pngの3番(盾)
Prophet.jpgの2番(回復強化)
Voodoo-Jester.pngの2番(回復)
Blitz.jpgの3番(加速)
Nymphora.pngの2番(Mana回復)

奪い取れない効果
そのHero固有の自己Buffっぽいものや、ULTに関するものは大概取れない。 一部を除き、Invisible状態も奪えない。 見た目が変身するタイプも奪えない。
例:
zephyr.pngの2nd(風)
Cthulhuphant_n.pngの2番(盾)
Predator.pngの2番
Monkey King.jpgのULT(雲)
Moraxus.pngのULT
Accursed.pngのULT
Berzerker.jpgの1番、2番、3番、ULT
Rampage.pngの2番
tremble.pngの1番
Draconis.jpgの2番、ULT
The-Madman.pngの1番(invisi)、ULT
Scout.pngの1番(invisi)
Fayde.pngのULT(invisi)
Electrician.pngの2番

押し付けられる効果
大概のSlow、DoT
その他:
Pestilence.pngのULT(虫)
Slither.pngの1番、2番、3番
Tempest.pngの1番
Wretched-Hag.pngの1番、ULT
Blitz.jpgのULT
chipper.pngの2番
Prophet.jpgの1番、3番
Hellbringer.pngの1番、2番、3番
Bombardier_n.jpgの1番、2番、3番
The-Dark-Lady.pngの2番、ULT

押し付けられない効果
SuperiorMagic属性のもの。
例:
Blood-Hunter.pngのULT
Lord-Salforis.jpgのULT
その他
Slither.pngのULT
Geomancer.pngの3番
Puppet-Master.pngの1番、ULT
Voodoo-Jester.pngの3番

そもそもULTが当たらない(無力化される)もの
Nullstone.png
Drunken Master.jpgのULT
Moraxus.pngの2番
Nomad.jpgのULT

Pick論

俺とお前とBuffとDebuffとを読めばお分かり頂けるだろうが、ParasiteがULTで有効に奪える/押し付けられる効果は意外に多い。
が、同時に意図して奪える、ないし押し付けられるチャンスが多いスキルはかなり限定される。 チャンスが数秒ほどしかないNymphora.pngの2番なんか奪っても得るところも少ないし、しょうがないわけだ。
ParasiteのULTで奪う/押し付けしやすい有用なスキルを持つHeroと、そもそもParasiteの役割としてアンチになれるHero、両方を考えてみよう。


Ophelia.png Ophelia
Heroの設計思想からしてコイツのアンチになるべく作られたように見える。 が、実際は狙い通りに行かないことも多い。
・Parasiteが2番でMinionに乗り移る前に手動でMinionを自殺させることが出来る
・RangeHeroなので非寄生時、一方的に攻撃を受ける可能性がある
・後半のMinionは集団で固まって行動するため、一匹に乗り移った瞬間他のMinionに拘束されてそのまま始末される
等々。 が、序盤に同じ森をウロウロしたり、適当な中立に乗り移って追いかけてあげるだけでもOpheliaは相当嫌がるので優位は取れる。 Lv1からコイツと同じ森に行く気ならBootsは必ず買うべき。


Tempest.png Tempest
同じ森に行くのは度胸を要する。 Bootsは言うまでもなく必須だし、elemental.pngが分裂し終わったタイミングで出くわすと死ぬまでありうる。
しかしTempestも打たれ弱いので、SideLaneからSupportを一人引き連れて森に行くと楽に仕留められたりする。
が、重要なことはそんなことでは無い。 ParasiteのULTは、Superior Magic属性であるため、Shrunken-Head.pngを貫通するということ。
終盤のTempestは大概の場合において、Portal-Key.png+Shrunken-Head.pngのアイテム構成を取るため、それを打破できるSuperior Magic Silenceを出せるParasiteの存在は非常に大きい。
Tempestが飛び込んでULTを使うのを待って、こちらもPortal-Key.pngで飛び込んでULTで迎撃しよう。
ただし、TempestのNo.1アンチがParasiteなわけではない。 コイツのULTを嫌うだけなら、Keeper-of-the-Forest.pngのほうが上。


Legionnaire.png Legionnaire
Parasiteが本気で戦う気なら、Legionnaire側はかなり辛い。 救援を要請してParasiteを狩りに来るだろうから、逃げ回る必要が出てくる。


Jereziah.png Jeraziah
ULTアンチ筆頭。 Parasiteの後にJeraziahをPickしようもんなら非難轟々だろう。
Jeraziahの2番がかかってるHeroにULTを使えば剥がせるし貰えるしで万々歳。 JeraziahのULTまで奪えた日には小躍りしながら追撃できるレベルである。
Proだと、JeraziahをPickするときには大概ParasiteはBANされる。 そもそもJeraziahもBANされることが多いので、もはやほぼこのマッチアップはほぼ見ないに等しいのだが。


Accursed.png Accursed
こちらもULTアンチ筆頭。 Accursedを象徴するスキルである2番の盾を奪えるのは非常にデカい。 Accursedの序盤の良さを全部こちらのアドバンテージに出来るといっても過言じゃない。 3番は意図して奪うもんじゃないのでどうでもいい。


Slither.png Slither
Slitherの1番2番3番は相手に当てやすい。 つまり裏を返せば、Parasiteがそれを喰らった上で、ULTにより誰かに押し付けやすいということでもある。
全部喰らった状態で、相手のCarryあたりに押し付けると良い感じに機能できる。 ULTが無くてもこれらのSkillは2番でCreepの中に入れば全部無効化できるあたりも完璧。


ここからは、アンチ(=相手にいたら狙ってPickしていい)というほどでもないのだが、他のHeroよりはやり易い、というレベル。


Demented-Shaman.png Demented Shaman
Demented ShamanのULTを奪える/押し付けられるのはまさに攻防一体で、敵のCarryかCasterにぶつけると非常に大きな恩恵を得られる。
そもそもコイツ自体、拘束力に乏しいのでParasiteがSideGankしやすいというあたりもかなり魅力。
2番も奪い取れるのだが、死に際に使われるスキルであるため、どちらかといえばInitiateに使われるべきParasiteのULTとは相性は良くない。 意図して奪うくらいなら、Demented Shaman自体にULTをぶつけてとっとと始末したほうがマシな場合が多い。


The-Dark-Lady.png The Dark Lady
2番、ULTは押し付け可能。 ただULTは喰らった状態で敵Heroを探せない場合が多いし、2番を喰らった上追いかけられるようなケースなら飛びつくより死ぬ覚悟をしたほうがいい。
重要な点は1番が奪えるということと、このHeroはCarryであるためShrunken-Head.pngをかなりの確率で持つということだ。
1番を奪えば狂ったようなDPSが多少マシになるし、Silenceで行動を制限できる。 重要なShrunken-Head.pngの持続時間を強奪できる。
3番というBlinkもどきが存在するため、序盤のSideGankは多少辛い。 味方との連携をしっかりしよう。






全般的に見て、打たれ弱いAGICarry、INTCasterあたりは序盤において格好の獲物。 立ち回りもうまくいきやすい。
逆に、硬いSTRHeroesは一部例外を除いて総じて厳しめだと心に刻んでおこう。


このビルドの評価

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コメント

  • あ、後「言葉の使い方を所々間違えている」ってレスくれた人! 嫌がらないから具体的な箇所を教えてちょうだい! そのままのほうが恥ずかしいし、勉強にもなるから!! -- TyL? 2012-12-30 (日) 22:18:23
  • ちなみにレスが遅れたのは仕事が忙しかったのと暇な時間は新しいGuideを書いてたのと、このGuideを書いた直後に「よし、実践だ!」とParasiteで遊んだら、恐怖の5連敗してしまったため。 Roamしようが自森篭りだろうが関係なし(両方試した)。 クソガイド乙。すいませんホント、レスありがとうございました…。 -- TyL? 2012-12-30 (日) 22:29:18
  • どんどんビルドを書いていって欲しいです -- 2012-12-31 (月) 00:53:08
  • 言葉遣いを指摘した人じゃないけど、本人が望んでるから少し気にして読んでみた。 だが、その能力を十全に発揮するには、このHeroのみならず他のHeroについて(の)深い知識を要求「する」→「される」。  何故一度だけだったのかは、その「有用さ」→「有用性」ゆえだろう。   「Nukeとしては単体指定/作用の段階で価値が低い」→「単体指定のNukeとしてはあまり優秀でない」のだが   Farmに集中したいのなら、他に"より良い"Hero「は」→「が」沢山いる。もしくは、Farmに集中したいのなら、"より良い"Heroは他に沢山いる。   他にもキリがないけど、全体的にわかりづらい表現をしてるのと主語述語の関係が曖昧になってると思う。 -- 2013-01-01 (火) 01:31:13
  • まあそこまで気にするレベルでもないと思うけどな。伝わればいいんだよ。 -- 2013-01-01 (火) 01:48:35
  • Bombardierの1番も押し付けられた気がする -- 2013-01-01 (火) 18:40:48
  • 共倒れ云々に関しては別にいいじゃん、って思う。実際自分もこいつPickするときは稼がせたくないJunglerがいる時だし、そういう連中は序盤にブーストさせないだけでもかなり勝率に貢献するよ。Codex持ってRoaming無双なんてそうそうできるもんでもないしね…… -- 2013-01-02 (水) 02:23:15
  • 指摘されていた点を(ある程度)修正。 「Pick論」の項の追加。 疲れた。 指摘してくださった皆さん、ありがとう。 むしろ友達になって欲しい。 -- TyL? 2013-01-23 (水) 08:35:27
  • 多分こういうやりとりならIRCでやったほうがよかったんじゃないかな、友達にもなりやすいし。ここだけ長文のコメだらけで別のサイト開いたかと思ったわw -- 2013-01-23 (水) 23:10:11
  • ちょっと前のビルドだから書いた人まだ見てるかわからんけど、今はCodex含むアイテム類に3が載らないからCodexはFunBuildっぽい -- 2015-01-04 (日) 20:07:51