基地会話

Last-modified: 2019-04-27 (土) 14:25:24

キアナ・カスラナ

組んず解れつ

―――射撃訓練場―――

艦長「キアナ、一緒に練習しよう。」
キアナ(白練)「なんで弱い艦長と一緒に練習しなきゃいけないの。」
艦長「弱くないよ。」
「戦乙女みたいな戦闘力はないけど、」
「大学の軍事訓練の時は徒手格闘で1位取ったことはあるよ。」
キアナ(白練)「艦長、熱でもあるの?」
「徒手格闘と戦乙女なんて比べ物にならないじゃん。」
艦長「ヘェ…なら試してみようか。」
「勝ったらガン=カタ教えてもらうよ。」
「あのジークフリート・カスラナの武術を習いたい!」
キアナ(白練)「ほお~艦長の目の中に、」
「熱い闘志が見える。」
「よし、その挑戦受けて立つ!艦長の力見極めてあげる。」
風呂場でエンカウント

―――露天風呂―――

艦長「そろそろお風呂に入ってゆっくりしよう。」
「よく騒ぐバカにさえ会わなければ……」
キアナ(遊侠)「あーへへへ、汗かいた後のお風呂はやっぱり気持ちいいわ~」
艦長「オワッタ。フラグ立てるんじゃなかった。」
キアナ(遊侠)「芽衣先輩がいないのが残念。」
「あー体力全回復!へっ、はっ、よほほ!」
艦長「風呂場で格闘技の練習をするバカってキアナしかいないんだろうなぁ」
――選択肢1「バレずに撤退しよう。」
キアナ(遊侠)「あ!艦長何してんの!」
艦長「何もしてないよ、お風呂に入ってるなんて知らなかった。」
キアナ(遊侠)「艦長のバカ!許さないんだから。」
――選択肢A「謝る。」
艦長「ごめん……こっそり入ってごめん。」
キアナ(遊侠)「艦長しゃべりすぎ。」
艦長「まだ何も見えてないよ――うっ痛い。待って!」
キアナ(遊侠)「艦長は外で反省してて!」
艦長「服……服がまだ中に……せめて服を……」
――選択肢B「言い訳する。」
――選択肢2「もうちょっと見物……」
キアナ(遊侠)「あ!艦長何してんの!」
艦長「何もしてないよ、お風呂に入ってるなんて知らなかった。」
キアナ(遊侠)「艦長のバカ!許さないんだから。」
――選択肢A「謝る。」
艦長「ごめん……こっそり入ってごめん。」
キアナ(遊侠)「艦長しゃべりすぎ。」
艦長「まだ何も見えてないよ――うっ出る。待って!」
キアナ(遊侠)「艦長は外で反省してて!」
艦長「服……服がまだ中に……せめて服を……」
――選択肢B「言い訳する。」
艦長「誤解だよ!」
キアナ(遊侠)「艦長喋りすぎ。」
艦長「まだ何も見えてないよ――うっ痛い。待って!」
キアナ(遊侠)「艦長は外で反省してて!」
艦長「服……服がまだ中に……せめて服を……」
雨宿り

―――街―――

艦長「雨、どんどん強くなってるな。」
キアナ(遊侠)「あ、艦長だ。」
「こんな所で会うなんて奇遇だね。」
艦長「あ、いいところに来た。」
「傘持ってない?」
キアナ(遊侠)「え?艦長も今日の天気予報見なかったの?」
艦長「見てたらここにいないよ。でも、その言い方……」
キアナ(遊侠)「うん、私も見てないよ。」
艦長「期待して損した。」
キアナ(遊侠)「でもね、傘がなくても帰る方法あるよ。」
艦長「傘がなくても帰れる方法?」
―――選択肢1「なんか胡散臭い、やっぱり雨が止むのを待とう。」
―――選択肢2「試してみてもいいかも。」
キアナ(遊侠)「じゃあ艦長、手貸して。」
艦長「手?」
「こう?」
キアナ(遊侠)「ふーん、艦長の手って大きんだね。」
艦長「ちょっと、待った!」
「何する気だ!? 引っ張るな!」
「うわっ!屋根の下に放り出すなんて……これじゃ雨宿りした意味ないじゃないか。」
キアナ(遊侠)「へへ、艦長も私もずぶ濡れだね。」
「風をひかないためにも、早く帰って暖かいお風呂に入らないと。」
艦長「……この選択をした自分を殴りたい。」
「はぁ、とりあえずジャケット被って。ちょっとは雨がしのげるよ。」
キアナ(遊侠)「へぇ、艦長にも優しいところがあるんだね。」
「どう? 雨の中に飛び込むのもいい経験でしょ!」
艦長「はは……次はもう少し着込まないとね。」
「薄着で濡れると、服が透けちゃうよ。」
キアナ(遊侠)「うわっ! 見ないでよ! この変態艦長っ!」
寝坊-日の出

―――精錬場―――

艦長「時計がズレてる。」
「通信機の表示エラーか?」
「キアナの奴、30分前には着いてるはずなんだけど。」
「この通信機、故障してるのかな……」
「キアナ、なんで応答してくれないんだろう?」
キアナ(白練黒)「はーはー」
「か、艦長!?おはよう!」
艦長「…」
キアナ(白練黒)「艦長、無視しないでよ!」
艦長「キアナ、分かってるよね…」
キアナ(白練黒)「はいはい、分かってます。」
艦長「……」
キアナ(白練黒)「ちょっと寝坊しただけで、そんなに怒らないでよ。」
艦長「キアナ、今日は一緒に日の出を見る約束してたよね。」
キアナ(白練黒)「ごめん。昨日はブローニャちゃんとゲームを…」
―――選択肢1「なにっ!」
艦長ブローニャとゲームだって?
それで今朝の約束を破ったのか…
はぁ、なんだか容易に想像ができてしまう。
キアナ違うってば…艦長、日の出の件は…
思い出すのが、ちょっと遅かっただけなの。
艦長へぇ、絶対わざとだと思うけど。
(まぁ、もう少し誤ってくれたら、許してあげなくもないけど)
キアナ1回寝坊しただけでそんなに怒るんだ。
もう一緒に遊んであげない!
じゃあね。
艦長えっ、ええっ!?
い、行かないで、キアナ!
―――選択肢2「ゲームに、なぜ呼ばない!」
艦長「ええっ、ブロ―ニャとゲームやったの?」
「ちょっと、呼んでよ。一緒にゲームしたかったのに~!」
キアナ(白練黒)「ふふっ、『ブローガー』のおかげで昨日は勝ちまくったわよ。」
艦長「うそっ!?ブローニャがあの『ブローガー』なの?」
キアナ(白練黒)「ふふ~ん。」
艦長「『合金装備ブローガー』!?」
キアナ(白練黒)「ふふ~ん。」
艦長「何で呼んでくれないの!」
キアナ(白練黒)「だって、前回一緒にプレイした時負けたし…(ジト目)」
艦長「ん、なに?聞こえない。」
キアナ(白練黒)「こほんっ、べ、別に……」
艦長「あれ?それで何の話だっけ?」
「次は絶対遅刻しないこと。もししたら…」
キアナ(白練黒)「はいはい、もう怒らないでよ。」
「それより……じゃじゃ~ん、ほら朝ごはんだよ!」
艦長「えっ!?用意してくれたの?いつの間に、そんなに優しく…」
キアナ(白練黒)「いつも世話になっている艦長にお礼かと。」
艦長「そっか。」
キアナ(白練黒)「艦長も早起きが難しいでしょ。絶対、朝ごはん抜きだと思って。」
艦長「ちょっと感動した。」
「キアナと2人で朝食なんて、珍しいよね。」
キアナ(白練黒)「そうかな」
艦長「キアナと一緒に日の出は見れなかったけど、早起きしてよかった。」
「あれ?」
「こっちのサンドイッチ、ニンジン多いよね。」
キアナ(白練黒)「ぎくっ……あ、あれ、なんでかな~」
艦長「んん!?キアナのには、入ってない!」
キアナ(白練黒)「えっ、そうかなぁ?」
艦長「人参全部こっちに入れただろ。芽衣の言いつけに逆らって…」
「人参を残したのがバレたら怒られるから……」
「こっちに全部入れたな!」
キアナ(白練黒)「艦長って案外鋭いのね。今まで気づかれなかったのに…」
艦長「朝食持ってきたのは、それが理由か。ひどいな。」
「覚悟しろ!」
キアナ(白練黒)「ちょっと落ち着いて!」
艦長「逃げるな、待て!!」

雷電 芽衣

楽器

―――ロケ地:ホール―――

艦長「はぁ……艦長なのに、なんで舞台の準備までやらないといけないのかな。」
「あれっ、あの舞台の真ん中でヴァイオリンを弾いているのは……芽衣?」
芽衣(影舞)「こんな時間に人がいると思ったら、艦長だったんですね。」
艦長「人手が足りないみたいで、準備に引っ張り出された。」
「ここで練習してるの?確か今日はカフェにも訓練所にもいなかったような……」
芽衣(影舞)「ええ、たまには練習しようと思って。」
艦長「ヴァイオリン弾くところ初めて見た。」
芽衣(影舞)「そうですか?ピアノも弾けますよ、今度艦長にもお聞かせしますね。」
「そうだ、艦長は何か弾ける楽器ありますか?」
――選択肢1「二胡が弾ける。」
艦長「二胡が弾けるよ。昔とある盲目の道士から習ったんだ。」
芽衣(影舞)「二胡ですか、確か、神州の伝統的な民族楽器ですよね?」
「おもしろそうですね。」
艦長「最近は弾いてないけどね。昔はよく練習してたよ、懐かしいなぁ。」
――選択肢2「ウクレレなら弾ける。」
芽衣(影舞)「ウクレレ?名前だけ聞いたことある楽器ですね。」
艦長「うん、習うのも簡単だし、小さくてどこにも持ち行ける弦楽器だよ。」
芽衣(影舞)「艦長はどこでそれを習ったのですか……」
艦長「昔一度ハワイの近くに実践訓練した時ね。」
「懐かしいなぁ。」

―――ロケ地:お洒落な街―――

芽衣(強襲)「あ!艦長!」
艦長「あれ、今日傘は?」
芽衣(強襲)「キアナちゃんが午後に用事があると言うので貸しました。」
艦長「この傘大きいから2人でも大丈夫だと思う、一緒に帰る?」
芽衣(強襲)「めずらしいですね、艦長が傘持っているなんて。」
艦長「出かける時に振ってたからね。」
芽衣(強襲)「そうですか。」
――選択肢1「雨について。」
艦長「雨が降ると楽しそうだね?」
芽衣(強襲)「雨の時は、静かだからかもしれませんね。」
艦長「雨音で結構うるさいと思うけど。」
芽衣(強襲)「雨音があるからです。」
「雨音が他の音を遮断するからです。」
「人の耳は、雨音になれると他の音が聞こえなくなります。」
艦長「そうなの?」
芽衣(強襲)「音がないように感じるけど、音に囲まれているのです。」
「こういう雨の日は好きです。」
――選択肢2「雨の中の散歩について。」

―――ロケ地:Rapu Coffee―――

芽衣(強襲)「2日かけてようやく読み終わったわ。」
艦長「その本面白い?」
芽衣(強襲)「とても面白いと思いますよ。」
艦長「ほんとに本が好きなんだね。」
芽衣(強襲)「読書は昔からある種情報と経験を積む手段でありますから。」
「それに、文字は動画や画像よりも抽象的です。」
「だからこそ読み手の情報処理能力が試されます。」
艦長「そうだったんだ……」
芽衣(強襲)「そうそう、艦長は最近本読みましたか?どういった本ですか?」
艦長「あー―」
――選択肢1「最近本は読んでないよ。」
艦長「最近本は読んでないよ。」
芽衣(強襲)「そうですか。読書は面白いですよ。」
艦長「うん、時間があったら、読んでみるね。」
芽衣(強襲)「そうですね、この本お勧めします。」
艦長「『永遠に分からないフェネガンズ・ウェイク』……よ、読んでみるね。」
――選択肢2「最近読んだ本は……」
艦長「最近読んだ本は『奇術探偵ホムの狼狽』だよ。」
芽衣(強襲)「あ、牧月先生が書いたパラレルワールド外伝シリーズですね。面白いですよね。」
艦長「こういう小説も読むの?」
芽衣(強襲)「面白い小説であればなんでも読みますよ。」
「それに、ブロ―ニャちゃんとのお話のネタにもなります。」
艦長「そっか……」
剣術
艦長あー、また負けた。
芽衣仕方ないですよ。戦乙女と一般人では、どうしても力の差がありますから。
でも、テクニックだけを見るなら、艦長の方が一枚上手ですね。
艦長一応、軍で習ったことがあるからね。
いろんな講義が軍にはあって勉強になったよ。毎回、免許を取るのには少し手間取ったけどね。
芽衣免許って、剣術とかもですか?
艦長そうだね。だから、剣術についてもそれなりに理解してるつもりかな。
例えば、芽衣は……
――選択肢1「テクニックを重んじてるよね。」
――選択肢2「抜刀術の部分が気になるかな。」
艦長他はいいんだけど1点だけ。
芽衣なんでしょうか?教えてください!
艦長刀を腰につけるよりも、もう少し後ろ寄りにして刀身を隠した方がいいんじゃないかな。
相手に刃渡りを悟らせず、誤った判断を誘うという戦術があるんだけど。
芽衣……あっ!
艦長居合抜きの達人が、長い袴を穿いているのも刀身を隠すためなんだ。
でも、戦乙女の装甲は動きやすさを重視してデザインされているから、体で隠すしかないね。
刀身を適時隠せば、攻撃が一段と強くなるはずだよ。
芽衣そうなのですね、分かりました! ありがとうございます。

ブローニャ・ザイチク

映画

―――ロケ地:ホール―――

艦長「うわぁ、この映画、かっこよすぎる。」
ブローニャ(戦車)「艦長はかっこいいと思いますか?ブローニャは全く理解できません。」
艦長「理解出来ない?何が?」
ブローニャ(戦車)「艦長はブローニャが理解出来ないことについて聞いているのですか?」
「理由は明快だと思います……」
「艦長がかっこいいと思う理由、ブローニャは理解出来ません。」
艦長「うーん、この映画をかっこいいと思う理由。」
――選択肢1「軌道が曲がる弾。」
艦長「銃から打ち出された弾が空中で回転するとかがかっこいい。」
ブローニャ(戦車)「残念ながら、現実ではありえません。」
「もし弾の軌道を変えるなら、持続可能な力が……」
艦長「はいはい、現実世界ではありえないのは分かってるよ。」
ブローニャ(戦車)「最低限の理性はあるようですね、しかし……」
「ありえないと知りながら、艦長はなんでかっこいいと思うのですか?」
艦長「現実ではありえないと知っているからみんな映画を見るんだよ。」
「かっこいいと思うのは、そういう意味でだよ。」
ブローニャ(戦車)「そうでうか……ブローニャには理解できませんね。」
艦長「とにかく、ゲームとかアニメとか映画にリアリティーを求めちゃだめ。」
「これだけは覚えてて。」
――選択肢2「助走で隣のビルまで飛ぶ。」
艦長「最後のシーン、2つのビルあんなに離れてるのに、主人公は軽々と飛んだこと。」
ブローニャ(戦車)「しかし、たとえ世界陸上走り高跳びの金メダリストであっても出来ませんよ。」
艦長「世界一の加速度と世界一のジャンプ力でもだめ?」
ブローニャ(戦車)「もしあるとしたら、出来るかもしれませんね。」
「でも、体が持ちません。」
艦長「そっか。」
ブローニャ(戦車)「だから……」
艦長「はいはい、現実世界ではありえないのは分かってるよ。」
ブローニャ(戦車)「最低限の理性はあるようですね、しかし……」
「ありえないと知りながら、艦長はなんでかっこいいと思うのですか?」
艦長「現実ではありえないと知っているからみんな映画を見るんだよ。」
「かっこいいと思うのは、そういう意味でだよ。」
ブローニャ(戦車)「そうですか……ブローニャには理解できませんね。」
艦長「とにかく、ゲームとかアニメとか映画にリアリティーを求めちゃだめ。」
「これだけ覚えてて。」

―――ロケ地:お洒落な街―――
雪地狙撃

艦長「これだと、雨になりそう。」
「帰ろう。」
ブローニャ(雪地)「はい、ブローニャは天命中枢情報システムに繋ぎました。それによると、」
「30分後に雨が降ります。」
艦長「急いで帰ろう。」
ブローニャ(雪地)「ブローニャ、艦長の行動が理解出来ません。」
艦長「ん?もう帰らないと雨に濡れるよ。」
ブローニャ(雪地)「ブローニャは戦乙女です。雨に濡れても風邪ひきません。」
「外骨格の装甲はすべて分解交換可能です。多くは防水加工もされているし、&br()雨天作戦に適しています。」
「だから雨による心配はありません。」
艦長「そうなんだ~」
――選択肢1「雨に濡れると服が透ける」
艦長「じゃあ、言い方を変えよう。帰らないと体が濡れる。」
ブローニャ(雪地)「それは知っています。」
艦長「そしたら、服が透けちゃうよ。」
ブローニャ(雪地)「ブローニャは透けても問題ないと思います。」
艦長「透けたら、色々と見えちゃうけど?」
ブローニャ(雪地)「……だったら、ブローニャは帰ることにします。」
ブローニャ(雪地)「艦長の邪な望みを叶えるわけにはいきません。」
――選択肢2「艦長のためだと思って帰ろう!」
艦長「でも、そうなると2人とも濡れるけど。」
ブローニャ(雪地)「……」
艦長「要するに、ブローニャのせいで艦長濡れるよ、風邪ひくよ?」
「全部ブローニャのせいだよ?」
ブローニャ(雪地)「そうですか、分かりました。」
「艦長は自分のバカさ加減を全部ブローニャのせいにする気ですか。」
艦長「うん、そうだね。」
ブローニャ(雪地)「でも、ブローニャは謂(いわ)れもない非難は受けたくありません。」
「帰りましょう。」
艦長「雨が降り出す前に帰れた。」
「今後も雨が降り出す前に帰るんだよ。艦長命令だよ。」
「じゃね。」
ブローニャ(雪地)「よくわかりませんが、」
「艦長がブローニャを心配していますか?」
「やっぱりブローニャにはよく分かりません……」
カフェに足りないもの

―――ロケ地:Rupu Coffee―――

艦長「今のカフェもいいけど、なんか物足りないような……」
ブローニャ(戦車)「カフェはとても静かでブローニャの希望に合っています。」
艦長「あ!分かった!」
「猫カフェって知ってる?」
ブローニャ(戦車)「猫カフェ……コピ・ルアクの専門店でしょうか?」
「ごめんなさい、ブローニャはそんなコーヒー豆に興味ありません。」
艦長「違うよ、猫カフェは猫のいるカフェだよ。」
「コーヒーを飲んでいる時に、猫が足元に来てくれたり、机に上がってきて触れたりするよ。」
ブローニャ(戦車)「……う。」
艦長「こんなに動揺した姿が見られるなんて。」
「やっぱり女の子なんだね。モコモコには抗(あらが)えないか。」
「どう?今度行ってみる?」
ブローニャ(戦車)「まさか、ブローニャの束の間の動揺に、艦長がこんなにも得意げになるとは思いませんでした。」
ブローニャ(戦車)「ブローニャの一番は永遠にホムです。」
「猫なんて……猫なんて……」
「うっ、とにかく、ブローニャは猫カフェなんて、まったく興味ありませんから!」
アイス
ブローニャ(戦車)「ブローニャ、休憩時間にここまで連れて来られる理由が分かりません。」
艦長「リラックスになると思わない?適度の休憩も必要だよ。」
「もうちょっと大きくなったら分かるかもね~」
ブローニャ(戦車)「コーヒー飲みながら、偉そうに喋る艦長。」
「不愉快極まりないです。」
「そう言うのならそのコーヒー、ブロ―ニャにも飲ませてください。」
――選択肢1「これが噂の間接キス!?」
――選択肢2「コーヒー苦い、アイス頼もう。」
艦長「コーヒー苦い、アイス頼もう。」
「アイスでいいよね。」
ブローニャ(戦車)「ブローニャは子供ではありません。」
艦長「分かったよ、でもこのアイスおいしいよ?ほら。」
ブローニャ(戦車)「氷、ブローニャは狙撃手時代のことを思い出しました。」
「ブローニャにはアイスの良さが分かりません。」
艦長「とにかく食べてみてよ、はい、あーん。」
ブローニャ(戦車)「うっ。」
艦長「どう?」
ブローニャ(戦車)「……認めたくありませんが、」
「口当たりからして、相当おいしいものだと思われます。」
艦長「ほらっ、言った通り。」
ブローニャ(戦車)「バカ艦長も賢い時もあるんですね。」
「でも、言っておきますが、ブローニャが喜んでいるのはアイスが美味しいからであって、バカ艦長とは関係ありません。」
艦長「はいはい。」
日の出
ブローニャ艦長、おはようございます。
艦長ブローニャ、時間ぴったりだね。
ブローニャよく分からないのですが、なぜこんな朝早くに呼び出したのですか?
艦長1年の計は元旦にあり、1日の計は早朝にあり。
朝の新鮮な空気を吸うって、素敵だよね?
ブローニャ一般的に、空気の汚れは大気粒子が原因と言われています。
汚れた空気は下へ向かいます。でも、艦長…
艦長とブローニャはハイペリオンに乗って、上空にいます。
それにハイペリオンの換気システムは、完璧です。
艦長ぐっ、なんだか大人相手に論破された気分。失敗した……
しかし、ブローニャは、なんでも知ってるね。
ブローニャそうでしょうか…
艦長朝の空気を吸うと、清々しいし…
爽やかな1日の始まりって感じがするよね。
ブローニャそれは、なんとなく分かります。
艦長ブローニャ、ちょっと疲れてるみたいだ。
もしかして昨日の夜、キアナとゲームして寝るのが遅くなった?
ブローニャいえ、ブローニャは10時には寝ました。
艦長そっか…
やっぱり子どもだね。まだ成長期なんだ。
ブローニャ艦長?
艦長子どもはちゃんと寝ないと、大きくなれないよ。
ブローニャそうなのですか…
おやすみなさい、艦長。
ブローニャは寝ます。
艦長(ブローニャ、どうしたのかな?)
じゃあ、艦長がひざまくらしてあげるよ。
……日の出だ。きれいだな。
ブローニャスースー……
艦長おやすみ、ブローニャ。

無量塔 姫子

会議はサボるもの

―――Rapu Coffee―――

姫子(凱旋)「あ、やっぱりここにいた。」
艦長「あれ、どうしてここにいるんですか?」
姫子(凱旋)「緊急会議があってね、どうせサボるだろうと思って先回りして来たのさ。」
「思った通りになったわね。」
艦長「あー見つかっちゃうとは、他のところ行けばよかった。」
姫子(凱旋)「ま、重要な会議でもないし、ここでやったほうが気が楽かもね。」
「ほら、サンドイッチ食べて。」
艦長「う…個性的なサンドイッチ……手作りだろうなぁ。」
「そういえば、何の会議かな?」
――選択肢1「もしかして、任務についてかな?」

|艦長|「もしかして、任務についての会議ですか?」

姫子(凱旋)「任務とも言わないかな、権限移行の事についてよ。」
艦長「権限移行?」
姫子(凱旋)「そう、おそらく上は早く私から艦長に仕事を引き継いでほしいと思ってるじゃないかな。」
「今後1年、私は現場に行く機会が多くなるからね。」
艦長「…はい、分かりました。」
姫子(凱旋)「頑張ってね!真面目にやればボーナスもあるわよ!」
艦長「ボーナス?なんですか?」
姫子(凱旋)「まだひ・み・つよ。」
――選択肢2「経費が足りないから……」
艦長「経費が足りないから、予算再分配の会議ですか?」
姫子(凱旋)「……金に対する嗅覚鋭すぎるわよ。」
艦長「優秀な艦長として素養だと言ってください。」
姫子(凱旋)「今月1回外勤があるかもなの、それについての経費申請よ。」
艦長「外勤ですか、ならしょうがないですね。」
姫子(凱旋)「あれ、反対しないの?絶対削減されると思ったのに。」
艦長「仕方ないです。削減されないようにどなたがすでに袖の下を渡して来てますからね。」
「見た目は独創的ですけど、おいしいですよ。」
姫子(凱旋)「ま、ありがとう。」
「経費も私の料理を褒めてくれたことも、ありがとう。」
映画館でデート?

―――ホール―――

艦長「あれ?姫子さん?挨拶しよう。」
姫子(凱旋)「艦長か。一人で映画?」
艦長「そうね…悲しい話ですけど。姫子さんもお一人ですか?」
姫子(凱旋)「デートのスケジュールもいっぱいいっぱいだけど、たまには1人を味わうのもいいと思って」
「でも艦長だったら……」
――選択肢1「1人の時間を邪魔しない。」
艦長「じゃ、お邪魔しました。」
姫子(凱旋)「艦長……わざとかしら?いじわるね。」
艦長「何言ってるんですか?よく分かりませんが……」
姫子(凱旋)「……考えすぎのようね。では。」
――選択肢2「映画に誘う。」
姫子(凱旋)「光栄だわ、艦長。」
艦長「……なんで手を握ってるんですか……」
姫子(凱旋)「あら、そんなに緊張しなくても」
艦長「き…緊張なんてしてません!」
姫子(凱旋)「うふふ~声が震えてるわよ。」
艦長「(…)」
艦長「(やっと終わった。やばい、ストーリーに入り込んで一人じゃないの忘れてた)」
姫子(凱旋)「艦長、何考えてるの?」
艦長「ひめ……じゃなくて、さっきの映画のストーリーを思い出していました。」
姫子(凱旋)「艦長がいたから、あんまり映画に集中できなかったわ。」
「艦長、デートのあとは何をするか、知ってる?」
――選択肢A「夜食を食べる。」
艦長「お腹空きましたね、夜食を食べに行きましょう。」
姫子(凱旋)「艦長、こんな事も察せないの?」
艦長「……あーなんて答えればよかったんだろう。教えてください!」
姫子(凱旋)「艦長焦りすぎよ。先に帰るわね~」
艦長「…また明日。あーまたデート失敗した。」
――選択肢B「早めに帰る。」
艦長「もう時間も遅いですし、帰りましょう。」
姫子(凱旋)「艦長、こんな事も察せないの?」
艦長「……あーなんて答えればよかったんだろう。教えてください!」
姫子(凱旋)「艦長焦りすぎよ。先に帰るわね~」
艦長「…また明日。あーまたデート失敗した。」
お風呂で休憩

―――露天風呂―――

姫子(疾風)「うっん……」
艦長「この声は……姫子さん?どうかしたの?」
姫子(疾風)「うん~艦長。どうしてここに?」
艦長「ちょっと疲れたからリラックスしようかと思って。(何かあったと思った…)」
姫子(疾風)「艦長……うん?」
――選択肢A-1「えっと…マッサージでもしましょうか?」
――選択肢A-2「そうですか…何か出来ることがあったら気軽に呼んでね」
姫子(疾風)「ふふ、出来ることときたら、一つあるわ。」
艦長「(これは!もしかして誘われてる!?)」
姫子(疾風)「艦長、なんで目閉じてるのさ?」
艦長「緊張とかじゃ…待って、一体何のこと?」
「(変な機械道具を持っている。嫌な予感がする)」
姫子(疾風)「お風呂場の排水システムが故障したのよ、艦長ちょっと直してくれない?」
艦長「こういうことはキアナがやりたがると思います。」
「ブローニャも建築構造についてよく知っていると思うし、それに……」
姫子(疾風)「艦長、戦乙女の訓練ってものすごく大変なのよ?」
――選択肢A-2-1「それでも…すみません、お先に失礼します……」
艦長「(姫子さんを見て、逃げる気が失せた、姫子さんの持っていたパイプクリーナーを受け取って)」
姫子(疾風)「艦長ってほんと頼りになるわね。もしまた故障したら……」
艦長「任せてください。お安い御用です。」
――選択肢A-2-2「こういう時は、任せてください!」
お風呂のお湯

―――露天風呂―――

艦長「やっと…お風呂に入れる…あれ?まだいる?」
「まぁいいや、ちょっと出てよう。」
姫子(疾風)「うん?ごめん、疲れがたまってたみたい。浸かったまま寝ちゃった。」
艦長「恒温システムがあってよかった、体を冷やすところでしたね。」
姫子(疾風)「でもま、A級戦乙女だけど、そんなにやわじゃないわよ。」
「もう出るわ。艦長どうぞ。」
「あ、お湯換える?沸くまで少しかかるけど。」
――選択肢1「お湯換えないとしたら、」
艦長「お湯換えないとしたら、姫子さんと同じ水に浸かることに…」
「いいですよ、もったいないですし。」
無量塔姫子「……こんなこというのもあれだけど、」
「どんな美人であろうと、汗はかくからね。使ったお湯にその汗が入っていくからね。」
艦長「あ、汗…ですかぁ…」
無量塔姫子「なんか、余計こと言ったような気がする。」
――選択肢2「とりあえず換えといた方がいいかな…」
艦長「大丈夫ですよ、急ぎませんので、沸かすまで待ちます。」
姫子(疾風)「ごめんね。」
艦長「以前、『静かに待つのが礼儀』と聞きました。だから大丈夫ですよ。」
姫子(疾風)「そうだけど、それがすべてうまくいくとは限らないわよ。」
「いくら待っても、薔薇の棘(とげ)がなくなる日は来ないよ。」
「待ってたら、花の季節も終わってしまうしね。」
艦長「どうしたんだろう、何かを暗示してるような……」
姫子(疾風)「チャンスを見逃しちゃだめよ。」
艦長「うっ、近いです。」
姫子(疾風)「艦長は反応が面白い時があるよね。もうお湯換えたわよ、ごゆっくり~」
ケーキ食べたい!

―――Rupu Coffee―――

姫子(疾風)「そういえば、カフェならスイーツ系もあるはずよね。」
艦長「そうですね。」
姫子(疾風)「だったら、ケーキ奢ってよ。」
艦長「えーー」
姫子(疾風)「何さその表情、傷つくわよ。」
――選択肢1「いえ、どう考えても……」
艦長「どう考えてもケーキが好きそうには……」
姫子(疾風)「そう?だったら何が好きそうに見える?」
艦長「例えば…牛ブロックやステーキとかを、ワインを飲みながら食べているイメージです。」
姫子(疾風)「何とも言えない例えね。」
「それに失礼よ。私だって昔はよくティータイムにケーキを食べていたわよ。」
艦長「え、そうなんですか?」
姫子(疾風)「お酒を飲むようになってからはあまり食べてないけどね、なんかお子ちゃまなような気がして。」
「でも、最近は昔みたいな感じもいいような気がしてきた。」
「昔はケーキを作ってたりしたのよ。」
艦長「ほんとですか。エプロンしてコック帽被ってですか?」
「なんかいいですね。」
姫子(疾風)「でも作ったケーキが教授に見られて現代アートの展示品に出されたのよね……」
艦長「や、やっぱりそうですか。」
――選択肢2「イチゴのケーキでいいですよね。」
姫子(疾風)「イチゴのケーキか。いいね、よく食べてたよ。」
艦長「好きだったんですか?」
姫子(疾風)「そうね、嫌いじゃないわ。それにここのイチゴケーキ美味しいのよ。」
「艦長も一口どう?」
艦長「あ、だったらもう一つ頼みま……んっ!?」
「ん、ん……お、美味しいですけど、いきなり口に突っ込まないでください。」
姫子(疾風)「あら、口移しがよかった? うん?」
艦長「い、いえ……あの……」
姫子(疾風)「あはははは。次があるなら、口移しを試してみるのもいいかもね。」
訓練サボりと…

―――ホール―――

艦長「最近疲れたなぁ。映画見てリラックスしよう。」
姫子(凱旋)「こんにちは、艦長。」
艦長「こんにちは……今この時間帯では訓練所で指揮を取っているはずじゃ?」
姫子(凱旋)「うーん……艦長、デートでもしない?」
――選択肢1「だめです。」
艦長「たとえ姫子さんといっても、訓練のサボりは見逃せません。」
姫子(凱旋)「そう……じゃぁ戻るわね、艦長。」
艦長「(マイナスになるような事を言ってしまったような気がする)」
――選択肢2「いいですよ。」
艦長「イライラしている時は無理して訓練することないですよ。」
姫子(凱旋)「ありがとう、艦長。一緒に映画見る?」
艦長「これは、デートでしょうか?」
「意外と映画好きなんですね。」
姫子(凱旋)「映画が好きというより、何時間もこうやって時間を使えるのが気持ちいいのよね。」
「なんか、時間を無駄にする会館みたいなのがあって。肩の荷から逃げられるような感じがして。」
「一時的だけど……変えられない運命の影響、かしら?」
艦長「よく分かりませんが、」
「でも、運命は自分で決めるものだと思います。決められた運命なんて、絶対ないと思います。」
「ま、映画が見たいなら、いつでもお供しますよ。」
「でも、人生を無駄にするためなら、許しませんよ。」
「時間を無駄にする快感よりも、映画の方が面白いと思いませんか?」
姫子(凱旋)「意外と口が立つのね、艦長。私がこんなに根暗だって思わなかった?」
「人生っていうものは、誰の手で書かれているかなんて、わからないもんでだろ?」
艦長「……姫子さん……」
姫子(凱旋)「ごめん、余計なこと言い過ぎたわ。映画見に行こう」
艦長「はい、見たい映画ありますか?」
「(いつから、姫子さんはこんなにもネガティブなようになったんだろう?)」
「(訓練をサボったのも、人生に疲れたからかな?)」
「もし、不安に思うなら、運命を任せてください。頼ってください。」
「絶対、違う道を開いてみせる。」
姫子(凱旋)「ある意味、私の運命は艦長に委ねているのよね……これからもよろしくね、艦長。」
ゾンビ映画

―――ホール―――

艦長「変に超リアル。崩壊が頻発する現状で世紀末のゾンビ映画見るなんて、何とも言えない。」
姫子(凱旋)「……崩壊についての情報は一般人には公開されてないからね。」
「でもこの映画に出てくるゾンビ、私たちが戦ってる崩壊獣やゾンビほどじゃないわね。」
艦長「映画に戦乙女もいないし……」
「とにかく、一般人の視線に近いから共感を呼べるんでしょうね。」
姫子(凱旋)「艦長は共感したの?」
――選択肢1「主人公が危険を冒して人を助ける時、」
艦長「ゾンビが押し寄せてきた時に自ら退路を断ったシーンは感動しました」
姫子(凱旋)「自己犠牲主義?」
「なるほど、艦長も自己犠牲に憧れるタイプだったのね。」
艦長「だめですか?」
姫子(凱旋)「いや、いいと思うよ。ちょっとバカだけど、」
「頼れる存在だと思うよ。」
――選択肢2「そうですね。生存者が主人公を犠牲にしようと決めた時、」
艦長「あんな大変な時でも、騙し合いをするなんて。」
「人というのはほんとに……」
姫子(凱旋)「…あれはただの映画よ。現実はもっと複雑怪奇よ。」
「芸術はよく誇張表現を使うけど、」
「それ以外にも撮り手の意向が多かれ少なかれ入っているわ。」
「映画の内容をそのまま鵜呑みにしちゃだめよ。」
艦長「はい、分かりました。」
一輪の薔薇
艦長「あっ!姫子さん! 商店街で会うなんてめずらしですね。」
姫子(疾風)「そうね、商店街に来るのは久々よ。」
「今日は、知り合いが花屋を始めたって言うから来たの。」
艦長「花屋? いいですね。」
姫子(疾風)「そうね、きれいなお店だったわ。一緒にご飯食べて、今さっき別れたところよ。」
艦長「その薔薇……」
姫子(疾風)「お店で切ったやつよ。売り物にならないみたいだから貰ってきたの。」
―――選択肢1「花屋について。」
―――選択肢2「薔薇が欲しい。」
艦長「あ、そういえばオフィスに使ってない過敏があった気がします。」
姫子(疾風)「そう? 欲しいなら持っていきなよ。」
「まさか欲しがる人がいるとは思わなかったわ。もう枯れ始めてるのに。」
艦長「大丈夫ですよ、花は凋落(ちょうらく)するにつれ香りが増しますから。散る間際が一番光輝くんです。」
姫子(疾風)「散る間際が一番光り輝く、か……」
「それもいいわね。」
年度健康診断

―――訓練場―――

艦長「今日は訓練所にいないみたいだね、姫子さん。」
「これは……『年度健康診断――無量塔姫子』」
「訓練に熱心だし、健康体のはず?こっそり見ちゃおう。」
「……戦乙女無量塔姫子、崩壊エネルギーによる浸蝕度危険値越え。」
「これ以上の戦闘はお勧めしない、安静に療養すれば、余命一年以上……」
姫子(深紅)「艦長、私の訓練所で何してんの?」
艦長「あああー!何もしてないです、はい。」
姫子(深紅)「今何か隠さなかった?」
艦長「いいいいえ、何もないですよ!」
「あ、テレサ学園長の用事思い出しました。」
「お先に失礼します。」
姫子(深紅)「今日の艦長おかしいわね。」
サッカー観戦

―――Rapu Coffee―――

艦長「……姫子さん?」
姫子(凱旋)「あら、艦長じゃない。」
「なぁに、艦長も朝4時に太平洋が見たくなった?」
艦長「いえ……えっと、テレビを観ようかと。」
姫子(凱旋)「こんな時間に?」
艦長「いやぁ、これも全部時差のせいです。」
「ロナウジーとチェダワーのために、子どものころからどんなにつらい思いをしてきたことか……」
姫子(凱旋)「なんだ、サッカーを観に来たのね。」
艦長「はい。今日はダービーマッチですから。」
「それはそうと、姫子さんは休まないんですか?夜間訓練はたいへんでしょう……」
姫子(凱旋)「午後に寝たからいいの。」
「心配はいらないわ。」
艦長「そうなんですか。」
「あ……両チーム入場してきましたね。」
姫子(凱旋)「両チームのキャプテンは、『ドン・ロナ』と『ボス・メイ』でしょ。」
艦長「……姫子さん、愛称まで知ってるんですね?」
姫子(凱旋)「女の子だからって、バカにしないで。」
「艦長はどっち応援してるの?」
―――選択肢1「レアルロドリード」
艦長「それはもちろん、銀河系戦艦です。」
姫子(凱旋)「ふうん……艦長、テンション上がってるわね。」
艦長「当然です!」
「サッカー観戦には、パッションが大事なんです!」
「それに今日は、ダービーマッチですよ?」
「盛り上がらなくて、どうするんですか!?」
姫子(凱旋)(#^ω^)「……」
「艦長、まだみんな眠ってる……あまり大きな声出さない」
艦長「(しまった……やらかした……)」
―――選択肢2「バルトロナ」
禁酒
姫子あら?艦長じゃない、やっと休憩?
艦長まさか、ここで会うとは思いませんでした。
姫子何さ、私がここにいちゃいけないわけ?
艦長なんて言えばいいかな……姫子さんはバーとかにいるイメージです
姫子禁酒させられてんの、禁酒。
身体のこととか散々言われてね。あと1年しか寿命がないって
艦長すみません。
姫子あら、ほんとに悪いと思うなら、今度お酒2本くらい持って来てよ。
――選択肢1「それじゃ体が……」
――選択肢2「しょうがないですね……」
艦長……ビールだけですよ。
姫子うーん、ビールなんて水と変わらないけど、
でも、まぁ飲めるだけマシだわ。
艦長それと、一緒について行きます。
姫子あら、デートの予約ならいっぱいよ。
艦長デートじゃありません。飲酒量をチェックするためです。
それにデートの予約なんてありませんよね。言い訳ならもっといいのを考えてください。
酔いたい気持ちもわかりますが、もう少し自分を大切にしてほしいんです。
姫子はぁ、艦長……つまらないわね。
まぁ……そういう真面目なところがいいんだけど。
艦長誉め言葉として受け取っておきます。

八重桜

分からず屋
八重桜艦長?
艦長どうしたの、八重桜?
八重桜艦長から誘われるとは、いささか驚いた…
艦長そう?
急に誘ちゃって、失礼だったかな?
ごめんね、八重桜。
八重桜いや、ただ驚いただけじゃ。
艦長ここには、ちょっとおもしろいものがあるんだ。
八重桜おもしろいもの?
艦長そうだよ。
前にキアナと2人でここに来た時…
八重桜……
艦長って分からず屋のう…
艦長えっ?
(何か良くないことでも言ったのか。)
八重桜それで、なにがあるんじゃ?
艦長前にここで歌を歌ったことがあるんだ。
八重桜歌?
艦長そう。キアナと…
舞台のマイクと傍らにあるスピーカーを使って…
八重桜ぷっ…くく……
艦長は実におもしろいのう。
では……妾もやってみようか。
八重村
艦長あれ…ここどこ?
基地にこんな場所あったかな…
うーん、なんだか見覚えのあるところだけど。
八重桜神がおられるなら、なぜ…
この世の惨劇を止めてはくださらぬ?
艦長(んんっ、一体なんだ!?)
ここは八重桜の故郷、八重村?
(八重村がなぜ基地の上に?)
八重桜凛…
カレン…
艦長(八重村の景色がバーチャルだとしたら…)
(目の前の八重桜も、実在してないはず。)
八重桜神がおられるなら、なぜ…
この祈りを聞き届けてはくださらぬ?
艦長八重桜。
(話しかけてもバーチャルじゃ無駄かな。)
八重桜艦長?
艦長本当の神様は、そう簡単に救いの手を差し伸べてはくれないんじゃないかな。
みんながみんな、希望を神様に託したら…
永遠にこの世の闇と苦しみを背負うことになる。
永遠に逃れられない。
八重桜ふむ?
艦長がそのような事を申すとは、珍しい。
艦長ええぇ!?
なにこれ、夢じゃなかったの!?
八重桜夢とは?
これが夢だと思っておったのか?
艦長(なんだかヘンなこと言っちゃったな。)
そうだ、八重桜。
八重桜なんじゃ?
艦長夢じゃないとしたら…
これって確か、きみの故郷・八重村の景色だよね。
八重桜そうじゃな。
艦長「八重村」がどうして基地に?
八重桜「天命データバンク」…
妾は「聖痕」を使って現れたじゃろ?八重村は「データバンク」とやらを使って復元したんじゃ…
「八重村」をまたこの眼で見ることができて、本望じゃ。
艦長……
八重桜たとえ「八重村」が痛みばかりもたらすものだとしても…
艦長八重桜…
だからさっき、あんなこと言ってたんだ?
惨劇とか、祈りとか…
八重桜八重村に戻ったのは、実に500年ぶり…
たとえそれが仮初めの記憶の投影であっても…
家族や友、愛する者がみな消えてしまっていても…
艦長(八重桜にとって、「八重村」は過去と繋がる唯一の手段なんだ…)
八重桜、きみの記憶は偽物なんかじゃない。
それは、カレンと凛が残してくれた貴重な思い出だ。
八重桜艦長?
艦長だから、それを仮初めだとか、そんな言葉で語っちゃいけない。
凛とカレンも…そんなきみの姿は見たくないはずだ。
八重桜艦長…優しいのじゃな。
山一面に咲く美しい桜。
それが覚えている中で、最も美しい「八重村」の姿……なつかしい。
擬似律者
八重桜戦乙女の装甲の使用原理は…
人体を崩壊エネルギーの容器にして
艦長やぁ、八重桜。
あ、またその本読んでる…
八重桜艦長。
艦長こないだカフェで会ったときも、それ読んでたよね…
八重桜うむ…
この間考えると言っていた質問の答えは、もう出たかの?
艦長ん?なにか聞きたいことでもあるの?
まさか…
(現代の生活に慣れなくて、悩みでもあるの?)
(八重桜は気高い人だから、自分から言い出すのが恥ずかしいかもしれない。)
八重桜艦長?何故そんな難しい顔するのじゃ?
で、艦長、答えは出たのか?
艦長うん…
(質問ってなんだったっけ?)

選択肢?(選択肢記録し忘れました。すみません)

戦乙女のこと
艦長思い出した。戦乙女のことだよね…
八重桜思い出したか?
艦長うん…
(「艦長、妾は戦乙女なのか?」)
(自分は戦乙女かって聞かれたんだ。)
八重桜はもちろん、戦乙女だよ。
八重桜妾のような者でも、戦乙女になれるのか?
今の妾は…もう人ではないのに。
艦長八重桜…
そんな風に言わないで。みんな、きみを一緒に戦う仲間だと思ってるよ。
八重桜妾は「崩壊」の具現者、「擬似律者」なのじゃぞ。
艦長たとえそうでも…
八重桜戦乙女の目標は…崩壊の消滅。
ならば妾は…己自身で己を葬り去るしかない。
艦長崩壊さえ消滅すれば、きっとなにもかもが上手くいくはず…
八重桜艦長、そのような慰めは無用。
美しい結末など、すべて子供だましじゃ。
艦長……
八重桜妾は500歳の老いぼれじゃ。
艦長八重桜は、美しい結末を信じられない?
(艦長だって信じられないけど!)
八重桜「神の意志」と共に生きる妾が…
神を葬った後も、安穏と生きられるわけがなかろう。
艦長、すまない。……ありがとう。
艦長(結局、八重桜の悩みは解決できなかった。)
(ごめん…)

テレサ・アポカリプス

複合

駄々っ子

―――ロケ地:お洒落な街―――
戦乙女・遊侠/戦場疾風

キアナ(遊侠)「結構歩いたー、休みたいよ!」
艦長「じゃ、ちょっと休もう。」
「うーん、スイーツ屋行く?」
姫子(疾風)「スイーツ?お子ちゃまだね。」
「キアナ、大人な場所に行きたくない?」
キアナ(遊侠)「大人な場所、わぁ!なんかいいね!」
艦長「……バーのことですよね?」
――選択肢1「だめ!スイーツ屋で!」
――選択肢2「たまには。」
艦長「見張ってない時、絶対こっそり行ってますよね?」
姫子(疾風)「大丈夫よ、最近は度数の低いお酒しか頼んでないから。」
キアナ(遊侠)「うーわー艦長!艦長のバカ!いつもこれはダメ、あれはダメとか言って、うるさいわ!オヤジか!」
艦長「ゲェ…いきなりどうした?」
姫子(疾風)「うん…酔ったじゃないか。」
艦長「いや別に何も飲んでないじゃないですか!?あれはただのソーダですよ!」
キアナ(遊侠)「艦長~お給料もっとちょうだい……」
艦長「酔ったふりしないで!ああーもう絶対2度とこういうところには連れて来ない。」
ブローニャの装甲

―――ロケ地:露天風呂―――

艦長「はぁ…やっぱりお風呂に入るとさっぱりする。」
姫子(疾風)「あ、終わった?私とブローニャに風呂使わせて。」
艦長「あれ?さっき入りませんでしたか?」
姫子(疾風)「ブローニャが……あ、艦長は知らないよね。」
「ブローニャはね、お風呂入る時はまず両足の装甲を外すの。」
艦長「ブローニャの装甲?」
姫子(疾風)「そう、一部自分で外せないのもあるのよ。」
「重装ウサギ19cは武器だからね、細かい動きが出来ないのよ、だから人の助けがいるの。」
艦長「知りませんでした……」
姫子(疾風)「あの子の装甲の下は……」
ブローニャ(雪地)「準備できました」
艦長「あっ。」
ブローニャ(雪地)「ブローニャが入る番なのに、どうしてバカ艦長がいるのでしょう。」
「もしかして、武装訓練が足りなかったとかですか。重装ウサギ19c。」
艦長「はいはい、先に戻ってるね。」
ブローニャ(雪地)「……」
姫子(疾風)「これでいいの?」
ブローニャ(雪地)「はい、ブローニャにも艦長に見られたくない、知られたくないことがあります。」
姫子(疾風)「あんたね……」
「お湯の準備ができたわよ、入って。」
キアナと芽衣とコーヒー
芽衣(強襲)「艦長。こんにちは。」
艦長「あ、ここ座ってもいい?」
芽衣(強襲)「もちろん、どうぞ。」
艦長「コーヒーが好きなんだ?」
芽衣(強襲)「訓練が始まる1時間前にカフェインを摂取すると筋力と持久力が上がるんです。」
艦長「すごいね。」
芽衣(強襲)「一般的なデータですけどね。」
「艦長、戦乙女用に良質なコーヒー豆を大量に仕入するのはどうでしょうか?」
艦長「……キアナが厨房で何してるのか見て来るね。」
芽衣(強襲)「はお…艦長、私が来ていることは言わないでくださいね。」
―――選択肢1「芽衣とキアナ……」
―――選択肢2「ツンデレ……」
艦長「ツンデレなんだね。」
芽衣(強襲)「艦長、そんな風に言わないでください。」
艦長「ツンデレって言葉かわいいと思うけどなぁ。気になるのに見に行かない……」
芽衣(強襲)「艦長、行かなくてもいいんですか?」
艦長「ハロー、コーヒー淹れてるの?」
キアナ(遊侠)「艦長、私今66番テーブルの食事の用意をしてるの。」
艦長「嫌な予感がする。」
キアナ(遊侠)「艦長のテーブルはどこ?」
艦長「66。」
キアナ(遊侠)「あぁー艦長でよかった。適当でいいよね。」
艦長「お客様の前でそんなこと言っていいのかな?」
キアナ(遊侠)「艦長だから大丈夫。道義に反することしないよね?」
―――選択肢A「芽衣もいるよ?」
―――選択肢B「でもキアナへの道義は……」
艦長「でもキアナへの道義は……」
キアナ(遊侠)「戦場で使い果たしちゃった。」
「艦長……もうインスタント淹れちゃった。」
「芽衣先輩のために、いいコーヒー淹れないと。」
艦長「(…)」
芽衣(強襲)「艦長、お帰りなさい。」
艦長「キアナはここに来てからずっと問題を起こしている。厨房でも大人しくしてないし。」
芽衣(強襲)「分かりました、艦長。」
艦長「チーズケーキでも頼む?」
芽衣(強襲)「いいえ。インスタントコーヒーの味がしますね。でも、キアナちゃんが淹れてくれたと思うと……」
艦長「(もう言うことないや)」

イベント

委員長の歴史教室Episode01:「フカは博識」

―――中央指令室前―――

芽衣(強襲)「艦長、フカさんに会いましたか?」
艦長「うん、端午の節句についていろいろ教えてくれた。やっぱりすごいよな、フカは。」
芽衣(強襲)「ですね。とても博識な方ですよね。」
キアナ(遊侠)「なによ、艦長も芽衣先輩も委員長のこと褒めてばっか。私だって勉強すればそれぐらいはできるもん。」
芽衣(強襲)「『勉強すれば』でしょ?いつも真面目に勉強してって言ってるのに。」
キアナ(遊侠)「明日、いや『崩壊の魂3』をやり終わったら勉強頑張る!」
艦長「そう簡単にクリアできるゲームではないけどな…」
「まあ知識面ではそんなに張り合わなくても、崩壊エネルギーの適応性でキアナに勝てる者はそうそういないじゃない。取柄は人それぞれってことで。」
キアナ(遊侠)「今週初めて艦長がいいこと言った気がする!」
艦長「今週って…もう金曜なんだけど…」
「そういえばさっきフカが風習の話をしていたけど、芽衣も端午の節句にちまきを食べたりしてたか?」
芽衣(強襲)「いいえ、私のところは柏餅が普通でした。なのでちまきも含めて、フカさんのいう『神州の端午体験』がとても楽しみです。」
キアナ(遊侠)「本格的な体験だったら、ちまきってやつを自分達で作ったりするのかな?」
芽衣(強襲)「そうかもしれないね。作ったことないのでちょっと不安かも。」
キアナ(遊侠)「芽衣先輩の手作りならなんでも美味しいに決まってる!楽しみ!」
艦長「キアナも手伝おうな。」
芽衣の誕生日Episode01:「金欠」

―――ロケ地:わからん―――

キアナ(遊侠)「姫子、お金貸して!」
姫子(凱旋)「いきなり何を言うんだこの子は…ていうかそれが頼み事をする態度かしら。」
キアナ(遊侠)「美しき姫子様~お金貸してください!一生のお願いです!」
姫子(凱旋)「はい断る。」
キアナ(遊侠)「えええ!何よ、せっかく頭下げているのに!姫子のケチ!じゃあ艦長が貸して。」
艦長「やっぱこっちに振るのか…また新作のゲーム買うお金が足りてないとか?」
キアナ(遊侠)「違うよそんなじゃないの、芽衣先輩のお誕生日ってもうすぐじゃん?とびっきり素敵なプレゼントを買うのにお金が必要なの。」
姫子(凱旋)「私はもう用意したけど、そのとびっきり素敵なプレゼント内容を聞こうじゃないか。」
キアナ(遊侠)「ふふん、青いバラの花束よ!花屋のお姉さんから聞いたけど、青いバラの花言葉が『夢かなう・奇跡』だって!」
キアナ(遊侠)「芽衣先輩に会えた『奇跡』に感謝して、そして芽衣先輩の夢がすべて叶えるようにって願いを込めて。」
姫子(凱旋)「あら、キアナにしてはすごいじゃない。確かに素敵だわ。」
艦長「悔しいが、とても良いプレゼントだと思う。確かに青いバラは高価なイメージがあるな。」
キアナ(遊侠)「そうなのよ、99本を贈ろうと思ってて、バイトで貯めたお金が全然足りないのよ。だから艦長、貸してよ!」
――選択肢1「芽衣の誕生日プレゼントの為なら…」
艦長「芽衣の誕生日プレゼントの為なら、貸しても良いんだけど。」
キアナ(遊侠)「わーい!やった!艦長ありがとう!」
姫子(凱旋)「ちょっと待って、もらったプレゼントは借りたお金で買ったものだと知ったら、芽衣は喜ぶと思うわけ?」
キアナ(遊侠)「確かに…」
姫子(凱旋)「まぁ、芽衣の為だし、短時間でお金を稼げる方法を教えるわ。」
姫子(凱旋)「最近崩壊獣の出現が上昇気味だから、本部が手配書を出しているの。倒した数だけ賞金がもらえるから、ちょうど良いんじゃない?」
キアナ(遊侠)「それいいね!艦長も一緒にいこう!」
艦長「わっ、引っ張るな!」
――選択肢2「貸したいけど…」
艦長「貸したい気持ちは山々だけど、こっちも金欠してるんだよね…」
キアナ(遊侠)「艦長も結局ケチか!見損なったわ。」
姫子(凱旋)「はい、艦長をいじめない。まぁ、芽衣の為だし、短時間でお金を稼げる方法を教えるわ。」
姫子(凱旋)「最近崩壊獣の出現が上昇気味だから、本部が手配書を出しているの。倒した数だけ賞金がもらえるから、ちょうど良いんじゃない?」
キアナ(遊侠)「それいいね!艦長もどうせプレゼント買うお金ないんだし、一緒にいこう!」
艦長「わっ、引っ張るな!」
芽衣の誕生日Episode02:「Let's Party」

―――ロケ地:ホール―――

ブローニャ(戦車)「芽衣姉様、お誕生日おめでとうございます。こちらはプレゼントのドレスです。」
芽衣(強襲)「ブローニャちゃん…素敵なドレスだね、本当にありがとう!」
ブローニャ(戦車)「喜んでいただいてなによりです。」
キアナ(遊侠)「芽衣先輩お誕生日おめでとう!はい、青いバラ、私のプレゼントの方が好きだよね!」
芽衣(強襲)「ありがとうキアナちゃん!どっちも大好きよ。」
キアナ(遊侠)「だって私の方が…」
姫子(凱旋)はい張り合わない。芽衣、誕生日おめでとう!これ、プレゼントだわ。」
芽衣(強襲)「少佐、ありがとうございます。『梔子(くちなし)』ですか!ちょうどバトルスーツを新調しようと思ってましたので嬉しいです!」
艦長「プレゼントは姫子さんのと若干かぶっているが、はい、誕生日おめでとう。」
芽衣(強襲)「ありがとうございます!『紺碧(こんぺき)』ですね、前からいいなと思ってました。」
「気分に合わせてバトルスーツを変えられるなんて本当に素敵すぎます。」
艦長「それと、いつもみんなの好きな食べ物ばかり作ってくれている芽衣に、好きな和食膳を作ってみたんだ。」
「みんなで一緒に作ったもので、芽衣の口に合うといいんだけど。」
芽衣(強襲)「皆さん…本当に何から何まで…」
キアナ(遊侠)「しみじみ禁止!みんなで楽しく芽衣先輩のお誕生日を祝おう!」
芽衣の誕生日Episode03:「料理」

―――ロケ地:お洒落な街―――

艦長「(これは芽衣の誕生日の少し前の出来事…)」
「芽衣、買い物中か?」
芽衣(強襲)「艦長、偶然ですね。はい先ほど訓練が終わって、晩御飯の材料を買って帰ろうと思っています。」
艦長「いつも悪いな、ただでさえ戦闘で疲れているのにご飯を作ってもらって。」
芽衣(強襲)「そんなことありません。好きでやっていますから。」
艦長「昔から料理するのが好きなの?」
芽衣(強襲)「はい。幼いころから一人でいる時が多いから、色々試してみているうちに楽しくなりました。」
「キアナちゃんたちと知り合ってから、しょっちゅうお弁当を作ってあげたので、なんとなくハイペリオン号の料理担当になりました。」
――選択肢1「芽衣の好きな料理は?」
艦長「(誕生日パーティーの参考に聞いてみよう)」
「そういえば、芽衣は好きな料理とかある?」
芽衣(強襲)「基本的に好き嫌いはないですが、しいて言えば、あっさりとした感じの和食が好きですね。」
艦長「なるほど、美味しい和食屋知ってるから、いつもご飯作ってもらってるお礼に、今度奢るよ。」
芽衣(強襲)「本当ですか?キアナちゃんたちも一緒に誘ってもいいですか?」
艦長「もちろん。」
芽衣(強襲)「楽しみにしていますね。」
――選択肢2「キアナとブローニャの好きな料理は」
姫子の誕生日計画Episode01:「ウェディングドレス」

―――ロケ地:お洒落な街―――

艦長「それで、学園長はどんなサプライズをしようと?」
キアナ(遊侠)「ウェディングドレスをプレゼントするんだって!」
艦長「え?姫子さんは結婚するの?誰と?」
芽衣(緋紅)「お相手はいません。いわゆるソロウェディングですね。」
「一番綺麗な自分を残しておきたいという、最近では珍しいことでもないみたいです。2回目の成人式的な感じでやってる方もいるらしいです。」
ブローニャ(戦車)「このような情報に疎そうな艦長のために説明します。結婚の予定がない女性がひとりであげるセレモニーがソロウェディングというものです。」
「一般的には食事会などなく、ドレスを着て写真撮影するだけの方が多いです。」
艦長「うん、なんかちょっと複雑だけど、説明ありがとうなブローニャ。」
「6月って確かにジューンブライドと言うんだし、色々ちょうどいいね。さすが学園長だな。」
キアナ(遊侠)「テレサが派手にやるって言ったのは大歓迎だよ私は。けど最後のお誕生日っていうのは認めないから!絶対に打つ手はあると思うの!」
芽衣(緋紅)「そうね、これからも姫子少佐のためにいろんな情報を集めていこうね。今はソロウェディングの準備に専念しましょう。」
ブローニャ(戦車)「艦長は頑張って姫子少佐に計画がバレないように訓練に付き合ってください。」
艦長「はいはい。姫子さんのドレス姿か…よっし、頑張ろう!」
姫子の誕生日計画Episode02:「感付かれる」
艦長「おつかれさまです、どうぞ、紅茶です。」
姫子(凱旋)「ありがとう。もうちょっと気が利く人だったらビールぐらいは出してくれたかな?」
艦長「そんな気の利き方しません。そもそもここはカフェですからお酒はありません。」
姫子(凱旋)「冷静なツッコミもありがと~。そういえば、この二十三日、艦長はやたらと私に構うんじゃない?今更惚れ直したとか?」
艦長「皆さんの訓練を順番にチェックしていてたまたま今週は姫子さんの練習に立会いしているだけでこうして一緒にカフェに来ているのも丁度空いているからです!」
姫子(凱旋)「一気に喋ったね、艦長って嘘が下手なタイプかな?かわいいわね~」
「まぁ、言わなくてもなんとなく気づくよ。あいつらに頼まれたでしょ?」
艦長「な、なんのことやら…」
姫子(凱旋)「私ね、みんなでわいわい騒ぐのはもちろん好きだよ?」
「だけどこれで最後ってわかってるから、なおさらいい思い出にしたくないの。残されたあいつらがかわいそうだから。」
――選択肢1「きっと良くなる」
――選択肢2「どんな結果が待っていようと…」
艦長「どんな結果が待っていようと、皆さんが姫子さんに対する気持ちは変わらないです。」
「最高のお誕生日を送って欲しい、最高の笑顔を見せて欲しいと、皆さんがそう願って色々励んでいますから。」
姫子(凱旋)「艦長……そうね、素直に祝わせようかな~艦長からのプレゼントも期待しちゃうぞ!」
文化祭準備Episode01:「芽衣先輩はヒロイン」

―――ロケ地:教室―――

艦長(これは学園祭準備期間の話である)
キアナ(白練)「えっ、芽衣先輩!どうしてドレス持ってるの?」
芽衣(強襲)「キアナちゃんたちまで帰ってないの?実は演劇部の助っ人に呼ばれたの。」
ブローニャ(山吹)「あれですよね、ヒロインの子がこの間任務で腕を怪我しちゃった話ですね。」
芽衣(強襲)「そうなの。演劇部の部長さんがどうしてもって頼んできたので…」
キアナ(白練)「でもなんて私たちがお誕生日に贈ったこのドレスなの?シンデレラのドレスが用意されてないの?」
ブローニャ(山吹)「ヒロイン担当するはずの子は演劇部の裁縫係でもあり、ドレスを完成される前に怪我しちゃったらしいです。」
芽衣(強襲)「やはりブローニャちゃんは情報通だね。そうなの。それで演劇部は大慌てでドレス持ちの子を探していたの。」
「私の子のドレスより適切なものがないって、演劇部の部長さんに言われて、引き受けたの。」
キアナ(白練)「ずるーい!私も芽衣先輩の相手役やりたいの!」
ブローニャ(山吹)「キアナは演技力の『え』すらないから無理ですね。」
キアナ(白練)「また私のことバカにして…」
芽衣(強襲)「はいはい喧嘩しないの。それじゃ私は練習に行くから、二人とも早く帰ってね。」
「終わったらすぐに帰って晩御飯の用意するけど、少し遅めになるから、冷蔵庫にあるお菓子食べていいよ。」
キアナ(白練)「はーい!芽衣先輩頑張って~公演絶対に見に行くから!」

基地会話報酬:学園祭弁当x5

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  • こいついつも日の出見てんな -- 2018-03-08 (木) 06:52:36