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回路解説(原典翻訳)

Last-modified: 2010-05-20 (木) 12:39:53

  A Pocket Headphone Amp by Chu moy Edit

 

ここでは、chumoy氏の書かれたアンプの解説の抜き出し和訳を載せています。
是非一度読んでみてください。
注!実際の製作ではもっと細かくパーツ指定を行いますので安心してください。

原典回路図についての掲載許可は取得済みです。
admission already taken

原典 HeadWize

 

  回路図 Edit

file200910061917120.gif

(c) Chu Moy, 2001
FROM HeadWize

  採用オペアンプについて Edit

  OPA134なわけ Edit

最初はOPA132を使用していましたが、生産終了してしまったため、
OPA132のオーディオ版の、OPA134を採用しました。このオペアンプはこの回路で理想的に動作します。私がこれを選んだのはスペックに惹かれてであり、FET入力、HIインピーダンス入力、
低オフセット、8MHZ帯域、20V/usスルーレート、超低ノイズ、超低歪み他もろもろという利点があったためです。
またこれはかなりの低電圧(±2.5V)動作が可能のため、ポータブルアンプにとっては
都合がいいのです。

  代用可能なオペアンプ Edit

OPA134は1回路もので2回路入りはOPA2134です。代用品にはDIP品を選ぶように!
SOICは小さすぎて手に負えなくなる可能性があり、また低電圧駆動ができ、出力電流に余裕のあるものがいいでしょう。

  オペアンプを取り換える場合 Edit

njm2114などバイポーラ入力のオペアンプを使う場合、そのままだと発振します。C1のコンデンサーを4.7uF、R2の抵抗を2KΩに取り換えてください。

  回路動作 Edit

この回路ではOPA134は非反転増幅、ゲイン11で動作しています。
またこのゲインでは全オーディオ帯域において出力インピーダンス0.2Ω以下です。
またC1とR2で構成されるハイパスフィルターのカットオフ周波数は15hzで、
C1を1ufにすることで1.5hzまで改善される。

  電源回路 Edit

このアンプの電源は9V電池を分圧し±4.5Vの両電源として使用しています。
注意:9VのDCアダプターから供給する場合、FAQを参照してリップルフィルターを組み込んでください。組み込まない場合、音質が悪化します

  なぜ両電源か Edit

たしかにOPA134は単電源でも動作しますがオペアンプ自体、
両電源向けに設計されているからであり、さらにDC出力にするには
両電源が必要なのです。

  仮想GND Edit

仮想GNDは4.5Vに固定されますがオペアンプの動作は相対電位差に
よるのでこれで大丈夫です。アイドル時、出力はコンデンサなしで
0V(数mVのオフセットあり)になる。
しかし、プリアンプとしても使う予定なら直流カット用のコンデンサ
を出力に入れてください。また、C1、C2は220ufになっているが、
これはただケースに余裕がなかったためで、できればもっと容量の
大きいものを使ってかまいません。

  電源の配線 Edit

1回路ものを使うなら、電源は各チャンネルを並列に接続してください。

  ローインピーダンスヘッドホン駆動について Edit

OPA134ではインピーダンス32Ω以下などのローインピーダンスヘッドホンを
駆動する際、電源分圧が崩れてしまいます。
また、ローインピーダンスヘッドホンにおいてはノイズが発生しやすい。

  改善策 Edit

出力に20〜50Ωの抵抗を直列に入れるか、コンデンサを入れるか、電源をオペアンプ分圧(もしくはカレントミラー分圧)にしてください。

  ノイズ対策 Edit

ノイズがある場合、まず、そのノイズがアンプから来るものか試してください。
もしそうなら金属にケースをいれGNDをケースに接地してみてください。ショートに注意!
また、このアンプは高ゲインであり、プレイヤーのノイズを拾いやすく
特に低インピーダンスヘッドホンの場合は起こりやすい。
ヘッドホン端子からでなく、ラインアウト端子を利用し、
もしすでにしているならR3を10k〜47kで調整してください。