抵抗

Last-modified: 2013-01-04 (金) 21:55:34

  抵抗(単位:オームΩ)

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カーボン抵抗1/4W

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セメント抵抗5W
写真提供:秋月電気通商

  種類

抵抗にはいくつか種類があり、最大定格と誤差による違いなど、分類すると様々です。
・炭素被膜(カーボン)抵抗(1/6W~)
・金属被膜抵抗(1/4W~)(1/6Wから?)
・酸化金属被膜抵抗(1/2W~)
・セメント抵抗(1W~)
ヘッドホンアンプに使われるのは金属被膜、カーボンが多いです。
他にも、
・巻線抵抗(1/2Wから?)
・プレート抵抗(1/4W~)
というのもあります。

  抵抗値

抵抗値は0Ω(ダミー抵抗)から10megΩ以上のもまでかなりあります。
また基本的に抵抗自体に数値が書いてあるのは少なく、普通は
カラーコードというものを読んで抵抗値を調べます。
カラーコード表はググってください。
慣れてくるとカラーコードも覚えますし、E系列と合わせるとカラーコードの組み合わせが限定されてくるので覚えやすいかも。

  カラーコード

カーボンや金属皮膜、酸化金属皮膜抵抗には色が付いた帯が4つか5つ並んで着色されています。これはカラーコードというパターンで、抵抗値とその誤差を表示しています。
ググればいくらでもあるのでそちらを参照してください。

  E系列

お店やネット店舗を見ていると、また回路図等を見ていると、抵抗値に一定の規則性があるのが判ると思います。これはE系列という値に沿って抵抗が生産されているからです。
これもググれば出るので参照してください。大抵の抵抗はE-12系列かE-24系列の値が揃っているはずです。
ちなみにコンデンサの容量はE-3かE-6系列です。

  抵抗の制限要素

抵抗には許容W(ワット)数が設定されており、
これを越えると発熱が抵抗の放熱量を越えてしまい、
燃えたりするので気をつけてください。
W数は(抵抗値)×(その抵抗を流れる電流)^2で求められます。
(もしくは 電圧^2÷抵抗)

  抵抗の極性

抵抗に極性はないので気にせず繋いでも大丈夫です。