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陰陽師との仲が深まった!

Last-modified: 2017-09-16 (土) 22:32:27

 いつもより暑い日が続いた五月の半ば。
 暑くて仕方ない日中を遣り過ごせば、涼しい風の吹いてくる夕暮れ時。
 縁側に足を投げ出して、夕涼みをしていた時のこと。
「ん〜……、涼しい〜」
 夕暮れ時の風って気持ちいいなあ。
 日中の日差しが強いから、その分だけ夕涼みが気持ちいいんだろうな。
 夕焼け空もきれいだ。茜色に輝いて眩しいくらい。
 あんなに空を輝かせるのは、お日様のお別れの挨拶だったりするのかな。
 また明日会おう! って。
 元気なお日様だなあ。でもそれくらい眩しいもんね。ゆっくりゆっくり山の向こうに沈んでいくのはきっと名残を惜しんでるのかも。
 あっ、また風だ。
 涼しい〜……っと、おや? 誰かが庭に入ってきた?
 あれは……龍神さん?
 大きな背丈でまっすぐな姿勢で。堂々とした歩き方で。私をまっすぐに見つめるきりっとした目。
 うん、やっぱり龍神さんだ。
「よい夕暮れだな。陰陽師」
 よい夕暮れ……なんだか風流な挨拶かも。
「よい夕暮れですね、龍神さん」
 ふふっ。風流な挨拶しちゃった。
「龍神さんは夕暮れの散歩ですか?」
「いや、陰陽師に尋ねたいことがあってな」
「尋ねたいこと?」
 はて、なんだろう。
「陰陽師よ。何か最近、変わったことはなかったか?」
「え? 変わったことですか? う〜ん、変わったこと変わったこと……」
 変わったことなんて何もなかったような……?
「普通とは色違いの壷を見たとか、光る箪笥を見たとか」
「光る箪笥!? ええっと、そういうのは見てないかなあ〜……」
「どんな些細なことでもいいんだ! いつもとは違うことが何かなかったか!」
「え、ええっと……」
 どうしよう。龍神さんがすごく期待に満ちた目で見てる。
 うう……何か、何かなかったかな。
「うう〜ん……」
 駄目だ!
 何も思いつかない! 
「やっぱり……変わったことは特に無かったと思います……」
「そうか……」
 ああ、がっかりしている。
「……しかしそうなると、めぼしい場所はもう全て探索してしまったことになるな」
 はて、探索。
「何か探し物だったんですか?」
「ああ。この時間帯限定のイベントを探していたんだ」
「この時間帯限定の、いべんと……?」
 はて、いべんと、とはなんだろう?
 色違いの壷や光る箪笥があると、いべんと、なのかな?
「日中が暑いせいか、日没前のこの時間帯は涼しくて行動しやすいだろう?」
「そうですね。日が落ちると涼しくて過ごしやすいですしね」
 日中は暑くてだらーんってなっちゃうもんねえ。
「こうも行動しやすいなら、この時間帯限定のイベントがどこかで起きるんじゃないかと思ってな。色々な場所を探索していたんだ」
「この時間帯限定のいべんとが発生……? ですか……?」
 うーむむ。
「よく分からないですけど、でも……夕暮れに涼しい風を浴びていると、体がそわそわしてきて、どこかへふらりと散策に出掛けたくなるのは、分かります」
 何があったわけでもないけど、なんだかそういう気分になるというか……。
 うう〜ん、うまく言葉にならない。
「ふむ。陰陽師もか」
「はい。うまく説明できないですけど……、私が最近、夕暮れ時になるとこうやって縁側から外を眺めてたのも、龍神さんと同じ理由だったのかもしれません」
 夕焼けに照らされている、家の庭、塀、向こうの木、遠くの山、全部が赤い光に染められていて。影だけはとっても黒くて。
 この時間帯、普段の景色とはなにもかもが違って見えるから。それとも涼しい風が吹いてくるせいなのかな?
 むずむずというか、そわそわしてくるんだよね。
「陰陽師もそうだとするとやはり……だが、何も起こらなかったし……」
「探していたものは、結局見つからなかったんですね」
「ああ。結局何も起きなかったよ」
「そうですか……、がっかりですね」
 龍神さんなら本当に何かを見つけてしまいそうな、そんな雰囲気があるのになあ。
 やっぱり夕暮れ時だけの特別な何かなんてないのかな。
 がっかりだ。
「なに。イベントを探して色々な場所を探索するだけでも楽しいものだ」
 がっかりしてなかった!
 でも、それならよかったのかな?
「楽しかったんですか?」
「ああ。特に今回の探索では、この時間帯だけに見える町の変化を楽しむことができたからな」
「町の変化、ですか。夕方になると、学園で何か変わることってありましたっけ?」
「風景が変わるな」
「風景ですか……」
 夕暮れの学園の風景……。
 日が傾いて、大通りが赤く染まって、影が伸びて。
 人通りも少なくなって、なんとなく早足で歩く人はたぶん帰路を辿っていて。
 どこかで遊んでいた子供達の、さよならーって言いっこする声が聞こえたりして。
 今日が終わるんだなあって……。
 夕焼けに染まる学園の大通りに、人の影がぽつりぽつりとそれぞれに帰っていく……。
「ああ。夕焼けの光で染まった美しい空と町並みだ」
「美しい空と町並み……ですか」
 空、かあ。
 夕焼け空と、町並み。
 そっか。これはあれだね。目の付け所が違うってやつだね。
 龍神さんの目は、どんな学園を映してきたのかなあ。
 きっと、私が小さな頃からずっと見てきた学園とはまた違う……。龍神さんの目には、きっと、とっても綺麗な風景が……。
「特に、雲と空のグラデーションだな。昼から夕暮れへ、刻々と移り変わるグラデーションがとても美しい」
 私も、龍神さんの目を通して見た学園を、見てみたいなあ……。
 ……はて、ぐらでーしょん?
「……ぐらでーしょん、とは?」
 なんだろう?
「ふむ。色合いの変化とでも言うのかな。空の一端からもう一端へ、青から黄色、黄色から赤色に色が徐々に移り変わっていくような……。そうやって色合いが変化している様子のことだ」
「あっ、分かりました。青空から夕焼けに移り変わっていく空って綺麗ですよね」
 今も、丁度そんな空だ。
 西の空を見れば夕焼けの茜色。
 夕日から少し遠ざかれば空の色は淡い黄色に移り変わって。もっと遠くなれば、薄っすらと青い夜の色。
 綺麗だなあ。
 あっ、風。
「涼しい風を浴びながら夕焼けに染まる町を歩き、刻々と移り行く風景を体感できたからな。それだけでも探索したかいがあったというものだ」
「へぇー……なんだか聞いてるだけで、散策したくなってきちゃいますね」
 体がそわそわしてきたかも。
 龍神さんって意外と風流な人なのかな?
「ここはいい町だ」
「そ、そうですか?」
 なんだろうちょっと照れちゃうな。学園をそんな風に言われると。
 別に私が誉められてる訳でもないのに……なんだろう、この照れ臭い気持ち。
「ええっと、龍神さんって風流な人だったんですね」
 慣れない風流な話なんかしたから、恥ずかしくなっちゃったのかなあ?
「ふうりゅう? 龍ではあるが、風属性は別に無いぞ?」
 風龍な人になってる!?
「いえ、風の龍ではなくて、風流……ええと……季節の変化を楽しむ人、って意味かな?」
 改めて考えると、風流のちゃんとした意味ってそれで合ってるのかな……?
「季節の変化か。確かに、マップの変化を見て回るのも冒険の楽しみにしてはいるかもしれないな」
「まっぷ?」
「ああ、マップの変化だ」
「まっぷの変化……」
 ……ふむ。
 まっぷの変化、っていうのは、多分、景色の移り変わりってことかな?
「ふふっ、ちょっと意外です」
「意外か。マップを楽しむのも冒険の醍醐味だと私は思うのだがな」
 マップを楽しむ、っていうのは、景色の移り変わりを楽しむ、って意味だよね多分。
「あはは、すみません。龍神さんって、あまりそういうことは気にしないのかなって思ってて。でも、私も分かります。色んな遠征先に色んな景色が広がっていて、目を楽しませてくれますから」
「そうだろう?」
「はい。座って休憩していると、ふと、綺麗な景色が目に映ったり……」
 遠征先で一息つく時に。こうやって縁側に座って、ゆっくりと夕焼け空を眺めるみたいに。
 ……夕焼けも、もう終わりそうだなあ。
「……綺麗な夕暮れだ」
 あっ、龍神さんもいつの間にか夕焼けを見つめてる。
 龍神さんの横顔、夕陽を浴びてて綺麗だなあ。
 きりっとした横顔に、真っ直ぐな強い眼。瞳の中に夕焼けの名残が輝いていて、綺麗だなあ……。
「夕暮れの空はいいものだな」
「はい……」
 沈みそうな夕陽に顔を向けて、山吹色の長い髪が、夕焼けの赤い光を受けて、本当に黄金に輝いているみたい。
 風が吹けば、足元まである長い髪がふわって揺れて、さらさらって流れて。
 背が高いからかな? ただ庭に立っているだけなのに。すごく堂々としていて様になっていると言うか。
 龍神さんだけが私のいる場所とは違う、別のどこか、遠い所に佇んでいるみたい。
 夕暮れ時の、夕焼けに染まる景色の、そんな時間帯のせいなのかな。
 不思議な感じがする。
 少し暗くなった庭に佇む姿が、すぐそばにいるはずなのに、なんだか遠いところに立っているみたいな、不思議な感じ……。
 ……それとも。今こうしてすぐ近くに座っている……縁側に座っている私も、龍神さんと同じところにいるのかな。
 そういえば。
 いつの間にかあたりが暗くなってる。
 ……いつの間にか、夕陽が山の向こうに沈んでしまってた。
 龍神さんを見てる間に、山の向こうに帰っちゃったみたいだな。
 夕陽の名残だけが、山の向こうの空に赤く燃えてるみたいだなあ。また明日、って。
「夕暮れも終わりだな」
「そうですね」
 あれ、気づいたら龍神さんも私を見てる。
 正面から私をまっすぐに見ている龍神さんの顔。暗い夕焼けの残照を受けて、深い陰影が生まれていて。
 こうして見ると、やっぱり龍神さんって目鼻立ちがはっきりとしてるというか、きりっとしているというか。
 綺麗だなあ。
「実はな」
 む? なんだろう。
「方位士から聞いたんだ。最近、陰陽師がこの時間帯になるとよくここに座っていると」
「文ちゃんからですか」
 文ちゃんは今頃部屋で読書中なのかな?
 縁側で夕涼みも気持ちいいのになー。書物を読むなら縁側まで行灯を持ってくればいいのに。
「それでひょっとしたら陰陽師と話すことで、イベントのフラグになるのかもしれないと思ったんだ」
「話すことで……ですか」
 いべんと……ふらぐ……うーむむ?
 私がこの時間帯になると縁側に座ってて、だから、私と話すと何かが起きるかも、って思ったってことかな?
 あっ、それって。
「つまり、学園で何かが起こった時とか季節ごとの行事の時とかに、校長先生や学園の人が正門前でずっと立ってるみたいな感じだと思ったんですね!」
「おお! まさしくその通りだ! そこまで分かってもらえるとは。嬉しいな。さすが陰陽師と言ったところか」
「いや〜、あはは。そんな大げさな」
 当たってた! やったね!
「嬉しいよ」
 あれっ、龍神さんが笑っ――
「さて、隣をいいかな」
「えっ、あ、はい」
「では、座らせてもらおう」
「どうぞどうぞ」
「ああ」
 すぐ横に龍神さんが腰掛けたのはいいんだけど、表情が窺えなくなっちゃったな。
 ちらり。
 龍神さんの座り方、姿勢がよくて、どっしりと落ち着いている感じで、とっても龍神さんらしいなあ。
 ううむ。表情が見れなくなったのがとても惜しいね。
 なんだか綺麗な笑顔だったと思うんだけど。
「少し、暗くなってきちゃいましたね」
「ああ……そうだな」
 ちらり。
 むう。暗くなってきたせいもあって、顔が見えづらいなあ。
 ……ばれない様に、そーっと、それとなく、ちょっとだけ顔を覗き込んでみようかな。
 そーっと……。
「どうした?」
 あ、思いきり気づかれた。そしていつもの表情に戻ってる。
「あっ、いえ。……さっき、龍神さんが笑っていたような気がしたというか……」
「ふむ?」
「えっと、あはは。気にしないでください」
「むっ。そうか?」
 ええっと西の空は……もう赤色がほんのちょっと残っているだけみたいだ!
 もうすっかり夜の気配だね!
 きっとお日様がもう家に入って戸を閉じようとしているところなのだろう。家の戸じゃなくて天の岩戸かもしれない。あれ? でもそうすると、天の岩戸が家になるのかな?
 まあどっちでもいいか。
 私もそろそろ家の中に入る頃合かなあ……。
「話が通じたのが嬉しくてな」
「え?」
「そういえば、陰陽師はなぜ最近この時間帯にここに座っているんだ?」
「えっ、えっとそれは、ただ夕涼みをしているだけで」 
 そっか。
「ふむ、夕涼みか」
「はい、特に深い意味があるとかではなく」
 そうだよね。話が通じたら嬉しいよね。
「そうだったのか。陰陽師が最近ここに座っていると方位士から聞いた時は、ひょっとしたら、と思ったのだが」
「むむっ、なんだかがっかりさせてしまいましたね」
 外つ国の風習が通じなくて、戸惑うことが多いだろうから尚更。
「ああいや、私が早とちりしただけだ。気にしないでくれ」
「縁側での夕涼みに、特別な何かがあればよかったんですけどね」
 龍神さんの探していたものが、見つかればよかったのにな。
「むっ? ひょっとして、縁側で夕涼みをすると、特別ではないにしろ何か効果があったりするのか……?」
「えっ? 効果?」
「ステータスが上がったりとか……いや……ちょっとしたアイテムやゴールドが手に入ったりとかだけでも!」
「え、ええと……」
 わあ。暗くなったのに龍神さんがすっごく目をきらきらさせてるのが分かる。
「す、すみません。よく分からないですけど、そういうような効果もないというか……」
 うう……。しまったなあ。
「そ、そうか」
 ああ……。やっぱりがっかりしてる。
「すまない、勝手に興奮してしまって。また早とちりだったな」
 龍神さんちょっと恥ずかしそうにしてる。
「……でも、特別な効果がありそうだと思ったらつい興奮しちゃうの、私も分かります」
「おお! 陰陽師もか! やはりそういうイベントを見つけると嬉しいものだよな!」
「はい!」
 いべんと、はまだよく分からないけど。
「なんだか龍神さんって……」
 ちょっとしたことで目を輝かせて。勘違いと分かってがっかりしたり、恥ずかしがったり。
 なんだか、見た目の印象とはだいぶ違う。
 見た目は、体格も大きいし、目つきも鋭いから、ちょっと圧倒されるような雰囲気があるけど……。
 話してみると全然そんなこと無くて。よく見ると表情もころころ変わって。
「ん? どうした陰陽師」
「ちょっと子供っぽいところがあるんですね」
「む? そうだろうか?」
「ああいや! 変な意味じゃなくて! すごく親しみやすいなって思って!」
「ふむ。そうか。私も陰陽師にはなんとなく親近感が湧くんだ」
「そうなんですか?」
「うむ。なんとなくな」
「なんとなくですか」
「ああ」
「なるほど。なんとなく」
「うむ」
「ふむ……ふふっ」
 なんとなく、かあ。
 ……気が合いそうな気がするってことなのかな?
「ん、風だ。……いい風だな」
「そうですね……」
 気持ちいいなあ。
 ……気づいたら、もうすっかりあたりは暗くなっちゃってるけど。
 そよそよと吹いてくる風はこんなにも気持ちいい。
 夜空を見上げれば星がいっぱいだ。
 夕暮れ時は終わって、すぐ隣には龍神さん。
 今日はなんだか龍神さんと仲良くなれた気がするな。縁側で、少し話しをしただけなのに。
「……これは夕涼みの効果かな?」
「やはりなにか効果があったのか!」
 あ、しまった。また龍神さんをぬか喜びをさせちゃったかも……。
「すみません、そうじゃなくて、その……私が龍神さんと少し仲良くなれた気がする効果というか、そんな気がしたというか……」
「なるほど。そういう効果があったか。確かに、陰陽師との仲が深まったのを感じるな」
 えっ!!
「そうですか? そうですよね!」
「夕涼みは陰陽師との仲を深めるイベントだったんだな」
「それは……、いえ、そうですね、きっとそうなんですね」
 本当は分からないけど。
 でも、それはきっと間違いないもんね。

 
 

――陰陽師との仲が深まった!

 
 

「わっ! 誰の声!?」
「おお! なにやらパラメータが上がったようだ! やったな陰陽師よ!」
「あっ、いつものあれだったんですね」
 龍神さんと一緒にいると時折聞こえてくる謎の声……。
 本当に一体何なんだろう……?
「しかし、ふむ……ひょっとしたらこれがフラグになって、何かのイベントが進行し始めるかもしれないな……」
 ふうむ?
 よく分からないけど龍神さん、何かを思いついたみたい?
「陰陽師よ。いきなりだが、明日から私と共に来てくれないか?」
「夕暮れ時の探索ですか?」
「ああ。どうだろう、来てもらえたら嬉しいのだが。このイベントは、陰陽師と共に進行させていくイベントなのかもしれないと思ってな。いや、ひょっとしたらまた私の勘違いかもしれない。どちらかというとその可能性の方が高い気もする。だから、陰陽師がよければでいいんだ。予想が外れだった場合、陰陽師にまで無駄足を踏ませることになるからな」
「そんなの勿論。一緒に行かせてもらいます」
「いいのか? 何も見つからない可能性も高いと思うが……」
 龍神さん、ちょっと不安そうな顔?
 こんな顔するなんて意外……ううん、龍神さんだって不安になることはあるに決まってるよね。
「何も見つからなくても、色々と見て回るだけでも楽しいって龍神さんが言ったじゃないですか」
「ああ……そうだったな」
 あ、笑顔――
 わああ……龍神さんの笑ってる顔、今度こそちゃんと見れた。
 自然で……真っ直ぐで……すっごく素敵な笑顔!
「……一緒にいべんとを探して、まっぷも楽しみましょうね!」
「ああ! よろしくな!」
「はい!」
 龍神さんと一緒なら、案外本当に何か始まりそうって気がしてくるかも。
「よしっ、明日からは二人で協力プレイだ!」
「おー! 協力ぷれいだー!」
 協力ぷれい、は二人で一緒に協力しようってことだよね、絶対!
 ふふっ。明日からはもっと龍神さんとの仲が深まっていくのかも!