伊語のお勉強

Last-modified: 2023-05-07 (日) 19:52:18

イタリア語に挑戦

入門書を眺めるばかりで一向に進まなかったイタリア語学習。一念発起して2016年1月に「今年はイタリア語を本格的に学習を開始する」と決意。

  • 2013年1月 初イタリア旅行
  • 2013年11月 イタリア語入門書『ゼロから始めるイタリア語』を手に取り、何となく眺める日々が続く
  • 2016年1月 「今年の目標」として、イタリア語本格学習開始を決意。
  • 2016年10月 イタリア語検定4級合格。順調や~
  • 2017年10月 イタリア語検定3級不合格。大丈夫。問題ない。
  • 2018年3月 イタリア語検定3級リベンジ合格

きっかけ

イタリア旅行がきっかけといえばだが、じつは何となく。英語とちがって、ちゃんとワークできる(目指せ「ぺらぺら」)レベルを目標。英語と同レベルのCEFR のB2。英語はLのみB2だが、イタリア語は4技能においてB2レベルを目指したい。

学習記録

2023-05-07

外に出かけると、人で賑わうようになっている。マスクも半分くらいの人はしていない。是非はともかく、確実に変化が訪れている。
能天気なもので、そんな世間につられて自分にもようやく外国語学習意欲がよみがえりつつあるところ。
ゴールデンウィークに浮かれてイタリア語のテキストをまた買いあさってしまったがそれらは早々に挫折。結局はこの名テキストをやりこむだけだ。

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「イタリア語には良い単語帳がない!」などと子供のようなダダをこねるのはやめにして、このテキストにある末尾の語彙集を丹念に覚えることにした。語彙集は全部で43ページもある。先は長いが、徹底的にこのテキストをやり込むのだ。

それにしてもブランクは恐ろしい。かなり基本的な語彙・文法事項が記憶から完全に抜け落ちている。とにかくやり直しである。

2020-12-10

某パン屋さんの棚に、「Chi trova un amico trova un tesoro」と記載されている飾りがあった。イタリア語を日常のなかで見つけられてうれしかったし、なによりこれを一瞬にして訳せる自分がうれしかった。それと同時に、日本語の難しさも感じた。直訳すれば「友を見つける人は宝を見つける」くらいになろうか。これだとちょっとおかしな日本語である。「友を見つける人は(別の即物的な)宝物を(たとえばその友の助けを借りて)見つける」というような意味が含有されてしまう。だからここは「友を見つけた人は宝を見つけたのだ」と訳出するときには過去形にしちゃってもいいんじゃないかなあ、というのがそのときに思ったこと。

しかしこれは一般的な言い回しらしく、一般的な訳は「友に巡り会えた人は宝を手に入れたのと同じ」らしい。やはり「友に巡り合えた人」となって、日本語になると過去形のような表現にならざるを得ない。そもそもこの「た」は過去形なのだろうか。「彼に会ったら伝えてくれよ」の「会った」は未来のことだし…なんだか日本語は難しい。

ところで Chi trova un amico trova un tesoro でググると、映画の情報がごっそり出てくる。

https://it.wikipedia.org/wiki/Chi_trova_un_amico_trova_un_tesoro

2020-11-23

ヨーロッパをコロナが席巻。気軽に旅行できる日が戻ってくるのだろうか。よしんばその日が戻ってきたとして、ヨーロッパにアジアフォビアが蔓延するのではないか。そしてそれを言い訳に、イタリア語のお勉強も停滞しっぱなしなのである。

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2019-12-10

イタリア語のお勉強は停滞してしまった。今年の前半にすばらしい教科書『世界の言語シリーズ イタリア語』(大阪大学出版会刊)を一通りやって、それで満足してしまった。本来ならこのテキストを何度も回すべきだったのだが。

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言語学習の停滞に焦りを感じ、Youtubeでイタリア語話者のチャンネルを見たりするが、そこで感じることは書店でイタリア語コーナーで感じることとほぼ同じである。入門者向けのものならほぼ完ぺきにわかる…しかし、中級者向けというチャンネルは存在せず、いきなり上級者向けの容赦ないニュース番組や日常会話のチャンネルしか存在しない。

イタリア語はそんなにもマイナー言語なのだろうか。教材にはやっぱり苦労する。

ここは足元を固めなおす時期だと開き直り、入門時に使用したテキストに再チャレンジである。ただ読むだけでは当然すぐに終わってしまうので、「すべての単語暗記」および「練習問題はもれなく正解すること」を自分に課してみる。

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やりなおしてみて、京藤センセイのこのテキストはやっぱり名著だなあと思う次第。

2019-01-19

Amazon echo spot を買ったものの、面白いおもちゃ以上のことはなく、あまり使えないなあ。先進的で、可能性には惹かれるんだけど。というわけで、せっかくなので言語設定をイタリア語にしてみた。いきなり下手なイタリア語で人間に話しかけるのには抵抗があるが、Echoに話しかけるのはまったく抵抗がない。いや、Echoにすら通じなかったらどうしようという不安はあったけれども、所詮相手は機械だ。Echo に通じないと、俺の発音が悪いのか、それともまだ機能が追い付いていないのかが不明なことがある。たぶん前者なんだろうけど、後者のことだってあるんじゃなかろうか。まあそれはともかく

  • Ciao!
  • Buon giorno.
  • Arrivederci.
  • A dopo.
  • Sono tornato
  • Che ore sono?
  • Che tempo fa oggi?
  • Raccontami qualcosa.
  • Vorrei ascoltare la musica classica.

…あたりをこの機械に話しかけている。いまのところ俺が出せる一番難しい指示は「クラシック音楽を聞かせて」であるという悲しい事実…。
「今日のお天気は?」「なにかお話して」あたりはEcho spotがイタリア語でガーっと返答してくれる。しかし俺がそれを理解できん。

とにもかくにも、Echo Spotは言語設定を変えることでまあまあ楽しい機械になった。

2018-12-30

今月上旬になって、録音しっぱなしでロクに聞いてもいないNHKラジオ番組「まいにちイタリア語」の応用編を何気なくかけてみた。なんだか、オペラだの劇だの、俺の全く興味のない話をしているようだ。ところが番組のスキット中にこんな日本語訳が。

ああ、今ルイジ・ピランデッロの『作者を探す六人の登場人物』をやっているよ。…そう、6人の登場人物のお話だよ。彼らはある作家の想像力から生まれたけれど、作品には書かれずに放置されてしまった。彼らは、ある劇場にやってきて、座長に自分たちのドラマを芝居にしてほしいと頼むんだ。

マジかこれ。すさまじく面白そうな話ではないか。こんなぶっ飛んだ話についてぜひ知りたいものだ。というわけで

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石川若枝センセイの3カ月の講座分のテキストを早速入手、さきほど全レッスンを聞き終えたところ。単語力が足りず、また文法力もまだまだなのでシャドウイングしてついていくのがやっとであったが、とても楽しい講座だった。石川センセイは舞台戯曲関連の翻訳が専門らしく、また劇場がお好きなことが直に伝わってくる講座で、こういう講師の熱がガッツリ入っている講座は聞いていてこちらまで楽しくなってくる。

まだまだ初見で一発聞きとりは程遠いけれど、ピランデッロのイカれたせりふ劇『作者を探す六人の登場人物』をいつの日にかイタリア語で聞けるようになるため頑張りたいと思った次第。(もちろん単にイカれた劇でないことは、番組中にもテキスト中にも言及されております)

来年のイタリア語の目標。現在の英語力と同レベルまでに引き上げるための努力をする。単語力の増強が喫緊の課題。問題集に取り組む、瞬間伊作文、暗誦もいい加減始めること。

イタリア語は課題ばかりである。

2018-11-25

いつまでたっても言いたいことがサラっといえるようにならないのは暗誦が足りないからだ。という原因はわかっているのだが、どうも腰が重かった。「3パターンで決める日常イタリア語会話ネイティブ表現」を通勤口パクシャドーで何十週繰り返したことか…。2018年残り1カ月。いよいよ暗誦にとりかかっている。意外に楽しい。

2018-09-01

GWにネイティブの先生について伊会話をしたのは良い経験だった。ぜんぜんまだまだ喋れないという事実を知ったということだけでも収穫だった。それは圧倒的に暗唱が足りないからだと思う。

「…だが話せるようにならないのは訳読が悪いのではない。そのあとに暗唱しないからである。どんなテキストにせよ、訳出した後に口頭で、日本語から外国語に訳す練習をすれば、必ず実力はつく」(『ロシア語だけの青春』黒田龍之介著より)

ああ、コレですコレ。というわけで、イタリア語入門時に使用したテキストを引っ張り出して、簡単なイタリア語を徐々に口頭伊訳することを試みたりしている。

2018-08-19

夏休みは語学漬けの生活を送ってみよう。という決意をしたはいいけれど、結果は大した成果を上げられず。それでも現在学習中の英伊露のうち、一番夏休みで成果らしい成果を上げたのはイタリア語だけである。これは純粋にモチベーションの問題だろう。通勤時間のお供となっている「3パターンで決める日常イタリア語会話ネイティブ表現」を通勤時間中は1~3課の基本表現をもう何十回も口パクシャドーしていたが、いよいよ新しい課に進もうともくろんだわけである。夏休み中にこの一冊を終わらすつもりでいたが、結局は4~5課のみとなった。6~7課は後回しということになる。

さて、成果を上げられなくて反省しているかというと、全然反省してません。ボチボチやります。

2018-06-09

イタリア語は(なぜだか自分でもわからんが)「ちゃんとワークできるレベル」を目標にしているので、3級合格をきっかけに、5月のゴールデンウィークにイタリア語会話の教室に通ってみた。そこでわかったこと。

  • 基本的な疑問文がサクサクと出てこないと会話に詰まる。詰まるというか会話にならん。
  • 数詞がノータイムでサクサクと出てこないと会話に詰まる。詰まるというか会話にならん。
  • 簡単なイタリア語リスニングなら相当なスピードで話されたとしてもちゃんとリスニングできなきゃ会話に詰まる。詰まるというか会話にならん。

つまり、会話って結構難しいんだなあということがわかった。それに「3級合格して少しイタリア語ができる俺」なんて思っていたが、そんなことは全くない。入門者に毛が生えた程度。さらに、なまじ英語が初級レベルなので「英語ならこんなことはああいえば簡単にいえるのになあ」とか無駄で余計なプライドも邪魔をする。イタリア語で言えなきゃしょうがないのに。まだまだ修業が足りません。

2018-04-09

イタリア語検定3級の合格者番号が閲覧できるようになった。なんと自分の番号があるではないか。今回はリスニングの足切りラインが下げられた模様。ラッキー合格、ギリギリボーダー合格である。ほっと一安心。準2級、2級目指して頑張ります。

2018-03-25

フランス語も入門してみた。きっかけは、同じロマンス語圏なので、いま行き詰まりを感じているイタリア語学習への刺激になれば、という不純な動機である。書店の「語学:その他の外国語」では、中韓を除くと大きな位置を占めているのがフランス語である。フランス語ではいろいろなレベルの教材がそろっている。話者人口から見るとスペイン語がもっと大きな勢力を占めてもよさそうだけれども、書店の本棚スペース割合は、仏・独・西、その次に伊露が来る感じ(俺印象)。こういう豊富な教材は羨ましい。

2018-03-07

3級の答え合わせ。筆記はたぶん問題ない。問題はリスニング。足切りボーダーギリギリで、今回は多分落ちた。残念。しかし3級はもう受けない。準2級目指して頑張ります。

唐突ですが外国人が日本語を覚えるのに何に苦労するかを考えるとき、たぶん「文字を覚えること、とくに漢字は大変だろうなあ」というところは日本人には想像がつく。しかし、オノマトペにものすごく苦労していることは、日本人にはわからないだろう。むしろ、外国語にオノマトペがない(少ない)のが意外である。学校の授業でも特に学ぶものでもない。

https://www.youtube.com/watch?v=8X77xOpL2H8

だれにとっても母国語以外の言語を学ぶことはとても大変なのだなあと考えた次第

2018-03-04

3級受験。受験直後は受かったつもりでいたが、帰宅してから間違いがボロボロみつかって、嫌な予感しかしない…。それにつけても、オッサンが学生に混じって受験するのが本気で億劫になってきた。合否にかかわらず、3級の受験はこれで終了ってことにしたい。

2018-01-28

『星の王子さま』読了。わからない単語はすべて辞書を引き、精読したので時間がかかった。中年のおっさんが読んでも大丈夫な内容。それでいて難しい単語少なめ。ただし、遠過去が多用されているので、活用表をときどき参照しながら。遠過去の使いどころがなんとなーくつかめる。

付属のCDも素晴らしい出来だ。容赦ないネイティブの速度。女性ひとりで読み上げ。これが良い。英語で効果が絶大だったK/Hシステムの『とにかくクソ丁寧なシャドウィング』の材料は、星の王子さま第1章と決めた。序盤の有名な出だしであること、遠過去が使われていないこと。長さも適当だし。

2018-01-21

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中くらいのリーダーがないことへの一つの回答が、英語で書かれたイタリア語教材を使用することである。若干の教材不足を補えるけれども、やはり語学書、とくに独学するにあたっては、日本人が書いたものがベストなのである。英語とイタリア語は言語としての距離がやっぱり近いので、英語での教材はそのことが前提で書かれており、やっぱり日本語との違いを知るのは難しい。どうしても一枚フィルターがかかっている気分になる。値段が高いのもネック。

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日本語のこの手のイタリア語教材は出るたびに買ってしまう。もはや病気である。この教材は前書きにも書かれている通り、かなり盛沢山の内容。教材漂流は終わりそうにない。

2018-01-08

語学教室や会話教室などに通っていないので、大した額にはならない語学の独学書やアプリへはむしろ金をつぎ込んでいる。下記「星の王子さま」で用法がまったくみえない「se」がひんぱんに出てきたので悩んでいた。わからないところはとりあえず放置することも語学では重要だけれども、無視するには出てくる頻度が高い。電子辞書で使われている「伊和中辞典(小学館刊)」ではあてはまる語意は見当たらなかったのだが、初学者向け辞書「プリーモ伊和辞典」を参照した。

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『(話)(文意を強めて)…なんだから 本当に…なんだ』

おお、こんな意味もあったのか!小学館伊和中辞典にもきっと載っているのだろうが、みつけられなかった。買ってよかったプリーモ伊和辞典。黒田センセイは「辞書は大は小を兼ねない」とおっしゃっていたが本当かもしれない。

2018-01-07

いまはコレをこなしています(汗

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中年になってから語学を始めると、苦労するのが多読。語学力は小学校低学年以下なので、小学生の読むような内容の読み物しか読めない。だがしかし小学生向けの読み物を中年が読むのは本当に苦痛である。英語の場合には多読用のリーダーが存在するので状況は少々マシだが、市販されているイタリア語リーダーの難しいことといったらない。たいがいは中上級者向けなのである。独学者はつらい。というわけで星の王子さま。中年が読んでも苦痛ではない。語彙レベルも低め。サンテグジュペリ先生には今後もお世話になります。

2018-01-03

教材の棚卸。『中級へのイタリア語文法』を再度やり直している。3周目。以下は自分用メモ

第3課10題目の、女優ソフィア・ローレンに関する記述。

Ponti diventa anche il marito di Sophia che sposa addirittura due volte perche il primo matrimonio, nel 1957, non risulta valido il quanto in Italia il divorzio non e ancora legale. E invece valido il matrimonio del 1966 in Francia.

ポンティはソフィアの夫にもなります。彼女は2度も結婚をしていますが、それは1957年の1度目の結婚は有効とはみなされないからなのです。というのは、イタリアでは離婚はまだ合法ではなかったのです。しかし、1966年のフランスでの結婚は有効です。

上段が問題文で、下段が回答に付されている訳。訳を見ても何が何だかさっぱりわからん。こういう語学書に付される訳は直訳がベストなのだが直訳すると

ポンティはソフィアの夫にもなった。ソフィアは2度も結婚する、なぜなら一度目の結婚(1957年)は法的に有効とならなかった。1957年時点でイタリアでは離婚はまだ違法だったからだ。しかしながら1966年のフランスでの結婚は有効とされた。

となってさらにワケが分からなくなっている。たぶん、イタリア文が悪い(と思う)。どっちの結婚だか、どっちの離婚だかさっぱりわからんし、フランスでの結婚ってわざわざ書くくらいだからイタリアで結婚したから無効だったのか、1957年には離婚はイリーガルだったが1966年には合法化されたのか、などなど、誤解しか生まない。

しかし逆に、ソフィアローレンについて下記の知識さえあれば、元のイタリア文がバッサリ略している部分を補って簡単に訳せるのだ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3

1957年にカルロ・ポンティと結婚するが、その時点でポンティはまだ離婚しておらず、重婚罪に問われる可能性があったために1962年に婚姻関係を一旦無効にした。2人はポンティの離婚が成立した1966年に正式に結婚した

この予備知識なしに訳すのは不可能である。やれやれ。ちなみに、1966年であっても、イタリアでは離婚は非合法だったようである。

https://www.bengo4.com/kokusai/n_6504/

2017-12-30 その2

イタリア語も勉強してることだし、年末だし(?)ということで、まったく興味のないオペラというものを聞いてみることにした。お題は教材『イタリア語発音トレーニング』にも乗っている『Che faro senza Euridice』うーん。なかなか素晴らしいではないか。しかししかし。日本語訳がまちがっているんじゃないの?

Euridice! Euridice! エウリディーチェ、エウリディーチェ
O Dio! Rispondi! おお神よ、答えてくれ
Rispondi! 答えてくれ!
Io son pure il tuo fedele. 私はあなた(神)に忠実なのに
Io son pure il tuo fedele. 私はあなた(神)に忠実なのに
Il tuo fedele. 忠実なのに
(この日本語訳はオレ様訳、なので当然正確性は保証しない)

ここの部分は神への語りかけであって、「神よ答えてくれ」「私は神の忠実な僕なのに」という、ヨブ記にもみられる、神への不信がないまぜになった深遠な歌詞だと思っていたのだが…っていうか、そういう意味にしか取れないと思うのだが…。少なくとも、O Dio, rispondi の部分は間違いなく神へ返答を求めている。次のil tuo fedeleが何を指すのかは意見が分かれるかもしれないけれど…

世間一般的にはどうやらそうではないようである。むむむ。

https://youtu.be/3J1UYGb2jH4?t=79
https://youtu.be/CRIfec2J6Tw?t=66
http://www3.cty-net.ne.jp/~kato543/Aria/Chefaro.htm

天下のNHKまでも、Dioは単なる間投詞として「エウリディーチェよ答えてくれ」との意味にとっているし、「私はエウリディーチェの忠実な夫だ」と訳している。むむむむ。それではこのオペラから受ける印象がぜんぜん変わってくるぞ。

いやしかし、たとえNHKがそう言っているとしても「いやそれはオカシイよ誤訳じゃねえの?」というのが現時点での俺の意見。神さまにtuを使うのは変だという、日本的先入観が誤訳を生んだんじゃないのか?それとも、オペラ劇の物語として、こういう訳がどうしても正しくなるのか?イタリア通が多いオペラの世界でこういう訳が流通しているということは、なにかしら理由があるはずだ。しょせんオイラもまだイタリア語入門者だし…。とりあえず現時点ではペンディング。

2017-12-30

今年の正月休みはイタリア語学習三昧…ある程度進んできたので、退屈な基本問題集だけでなく、そこそこ読み応えのあるもの(といっても小中学生レベルの)を読むようにしている。時間がいくらあっても足りない。

もしつぎつぎに外国語を学ぼうと決心すればいくら日本人の寿命が延びようとも死ぬまで退屈するひまはなく、することのない老年の不安からは永遠に解放されるのである。(『外国語上達法』(千野栄一著、岩波新書)

スクリプト付きの中ぐらいの分量のイタリア文を大量にインプットしたいと思うのだが、英語と違ってうまい教材が見当たらない、といういいわけをしていた。しかし文明の利器はもうすごいところまで来ていた。Youtubeのイタリア語のニュース番組、たとえばこのあたり https://www.youtube.com/watch?v=TODaaOb21cM を見てみる。字幕をオンにすると、なんとほぼ正確なスクリプトがでるではないか!!3点のアイコンをクリックし「文字起こしを開く」をえらべば、簡単にテキストが抽出できる!!こんな画期的なことってあるのか?日本の番組の日本語の字幕は未だ機械では難しいようで間違えだらけだが、イタリア語は自動文字起こしでもここまで高いレベルに来ている。これは本当に驚いた。

とはいっても、ニュースなどはたとえスクリプトがあったとしてもまだまだ読みこなせずに苦労している。しかし、教材不足はもはや言い訳にはできなくなった。

2017-12-24

来年の目標。イタ検3級は前回筆記があと5点だった。これを目標とするのは志が低すぎる。なので、準2級を目標に据えることにします。頑張ります。

2017-12-17

外国語学習とは暗記である、とは言いすぎだけれどもそれに近い部分があることは認めなければならないと思う。というわけで、…このワタクシ、とうとうAnki mobileに手を出すことにしました。iOSで3000円。アプリとしては高価。

これを購入したきっかけは、楽な電子的単語帳作成の方法を発見したからである。下準備にかける時間は単語学習とは全く別の作業であり実に無駄なのだ。その準備にかける時間は何とかして削りたい。

…ここに詳しいです
http://hokoxjouhou.blog105.fc2.com/blog-entry-332.html

(途中と最後にいろいろ書いていたが削除2017-12-24)

2017-11-25

3級合格のためのイタリア語勉強を開始した。英語同様、俺の問題は筆記なのである。筆記問題は全部で37問。作文が20点満点。で、合計57点満点中、おそらく次回も合格基準点は32点程度であろう。で、過去問題をやっていて気が付いたのだが…うすうす、4級の時にも気が付いていたが…長文問題に7問割り当てられている。ズバリ言うと、長文問題7問はすべて捨てるべきである。

なぜなら、明らかに語彙レベルが高すぎて、とても解く気にはなれないのだ。イタリア語基本単語帳2000をようやく覚えた俺が確信をもっていえる。これは3級レベルの語彙ではない。1行に2つは未知の単語がある。こんなものが今の段階で読めてたまるものか。通常は、級のレベルをこえる単語には注などがついてしかるべきなのだが、イタ検ではそんな親切な設定になっていない。

長文7問は2択であり、しかも1点の割り当てである。適当にマークしても確率的に3点は取れる。この長文問題対策のため、すなわちもう3~4点を上乗せして得点するように語彙習得に励むよりは、作文や他の文法問題を完璧にするべきである。(もちろん、このレベルの長文はすらすらと読めるようになりたいし、語彙習得はいずれ絶対に必要になることはわかっている。)

過去問題を見てみると、長文問題は面白い題材が選ばれており、読みごたえがあるものだ。だが、これをイタリア語のままに味わうには、3級の範囲を大きく上回っている。選択肢は平易な語彙であるので、ここから何らかの対策が見いだせそうだが、それはイタリア語学習としての対策ではなくなる。というわけで再度書く。長文問題7問はすべて捨てるべきである。

2017-11-23

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イタ検3級の結果が届いた。不合格は確認済みだったので、点数の確認である。この点数表をもらうためだけに受験したようなもの。…あのテキトーな作文で10点ももらえてしまうのは良くないと思うのだが…。俺程度は「全くダメ」の烙印を押されてしかるべき。

とはいえ、やる気が出てきた。3月に再受験して突破を目指します。

2017-11-21

一番初めに購入したイタリア語の入門書。『ゼロから始めるイタリア語』(三修社・浦一章著)一番最初のイタリア語学書がこれで本当に良かった。

第11課(第3変化動詞、dovereの現在形)の時点では、ヴィットーリオとロベルタはラブラブ。

Roberta, preferisco rimanere con te a Napori.
Ma devo andare. Devo fare il servizio militare a Roma.
Parto con l'intercity delle due meno cinque
ロベルタ、君と一緒にナポリに居続けたいよ。だけど、いかなくちゃ。ローマで兵役をしなくっちゃならないんだ。2時5分前の特急で出るよ。

第32課(命令形)では、こんなことに。

Perdonami, Vittorio, per carita! Per amor di Dio, non mi uccidere!
Puttana, non ti perdonero. Va' in malora!
ヴィットーリオ、お願いだから、赦して!後生だから、殺さないで!
この淫売め、赦さないぞ。地獄に落ちやがれ!

入門者向けという意味では、他にも優れた本があると思うけれども、こんなに物語性がある語学書というのは他にないと思う。

2017-11-19

単語はいくつ覚えるべきか。「…2000語は基本というには多すぎるが、実用のためには少なすぎる。…では、日常に十分な語彙数とはどのくらいか。…5000語くらい知っていて、はじめて「使える」。これだけの単語を覚えるのは決して楽ではない。だが、お遊びでなく、ロシア語を本気に身につけたいのなら、乗り越えなければならないハードルだ。外国語学習は楽しいばかりというわけにはいかないのである。…外国語学習に趣味と本気があるとすれば、本書(「ロシア語5000辞典」を指す)は後者のみに有効である。」(『ロシア語の余白』黒田龍之介著より)

単語5000語という壁は、英語で実感済みである。6000を超えたら急に目の前の霧が晴れた気がしたものだ。上記黒田センセイの記述は、どの外国語の学習にも当てはまることだと思う。というわけで、5000~6000は、とっとと超えたい壁なのである。(まだ2000にも届いていないのだけれど。)

2017-11-11

「イタリア語基本単語集」を頭にぶち込み中。何度も回しても、全然頭に入ってこない単語が明らかになってきた。およそ180語。それを、アナログな単語帳に書き写す。

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そして、合間の時間にこのアナログ単語帳を見返す。たった180語だから覚えるのがラクになるかというと、決してそんなことはない。もともとの基本単語集から、自分の覚えづらい単語を凝縮した180語だからである。かなりつらい作業になる。ま、とにかく懸命にこのアナログ単語帳を一通り覚えた後、基本単語集に戻って回す。というスーパーアナログ方式。

じつは、電子辞書の履歴機能を使った単語暗記法を少し試したのだが、イタリア語版の電子手帳は、いろいろあって全く覚えられる気がしなかった。方法論としては素晴らしいんだけれど、ハードウェアとしてイタリア語電子手帳は手帳タイプのものであって通勤電車内で使いづらいこと、見づらいこと…などなど。結局アナログ的なやり方におちついた。なかなか定着率はよろしい。と思う。

2017-10-29

「口が覚えるイタリア語」の1~20章を5周ほど回した。イタリア語がサクッと口をついて出てくるようになると、それは快感である。しかしそれは簡単な文だけであって、少々難しくなるとつまってしまう。もう数周させてから、先のセクションに突入したい。

2017-10-22

瞬間伊作文を「口が覚えるイタリア語」で実践中。だが、ほんとは「馬鹿らしくなるほど易しい文を口頭で大量に訳していく」という作業をしたいのだが、この教材ではそうはなっておらず、やや不満でもある。

とはいうものの、英語やフランス語とちがって、教材が少ない言語なのでこの中で勝負するしかない。頑張ります。伊訳をたくさんして、次回こそ3級突破を目指します。

2017-10-07

「イタリア人との日常会話はこの単語集を丸暗記すれば大抵のことは事足りる」との各ブロガーさんの感想を読んで暗記に挑戦中の「イタリア基本単語集」。

ほぼ伊→和は詰め込めた気がする。しかし、検定でぶっつけ本番でやった伊作文。伊作文をしてみて感じたことだがこの基本レベルの単語は和→伊の方向も瞬間的に出てこないことには使いこなせないのだ、ということが分かった。というわけで、和→伊の方向の練習を開始。と同時に「口が覚えるイタリア語」も練習開始。

2017-09-23

目標は高すぎてもいけないけど、低すぎてもしょうがない。ということで、イタリア語検定3級をめざして奮闘しているわけだが、来週の本番に間に合わなかった。作文練習を全くしていないので、追いつかない。受験前から不合格確定である。せっかく受験料を払っているので、LRがどれだけできるか、という点数表をもらうためだけの受験になる。言い訳は考えてある。「仕事が忙しかったから」である。当然ながら、忙しい合間をぬって勉強し、3級合格している人は大勢いるので、言い訳にもなっていないのは百も承知である。

で、イタリア語の勉強をしようと決心したときに購入したこれ。

https://www.amazon.co.jp/dp/4560003971/

これをすべて覚えるということを現在挑戦中で、実現できるめどが立った感じである。もはや3級合格は夢となったものの、当初手に入れたときにはまったくの暗号の羅列帳であったこの本の単語をすべて習得すれば、入門~初級段階はいよいよ卒業といえるかなあと思っている。ホントは3級合格をもって堂々と初級を卒業宣言としたかったのだけれど…

あと、下記で「Level1だけで十分」とかエラそうに書いているピンズラーを、現在レベル4実践中。Unita18まで来ている。そろそろ、英単語が分からないものが出てきているので、Level5に手をつけることはなさそう。

2017-08-13

正直なところ、使いもしない言葉の勉強というのは何かしらのモチベーションを上げる物がないと何のために勉強してるんだかわからなくなってくる。まあ、純粋に語学が楽しくなってしまっただけなのだが、それでも目標を見失いがちな今日この頃である。

さて、大学書林から対訳版「クオーレ」(アミーチス著)が出ていて、だいぶ以前に買っていたのだが、いろいろさっぱりわからなかったので積んでいたものだが、あらためてアマゾンを見ると、LibriVoxで読み上げ音声が無料で手に入れられるという情報を入れてくださっている方がいた。さっそく。

https://librivox.org/cuore-by-edmondo-de-amicis/

この中から、大学書林対訳版の4本だけを見つけ出すのは至難、しかし、ほぼ偶然に2編だけ見つけることができた。

05:Febbraio 1o Parte の 21:00から Il prigioniero 、つづけて29:20あたりから L'infermiere Di tata 。

自分メモ。

2017-08-11

イタリア語検定3級申し込んだ。そろそろ申し込み開始だろうと思ってイタリア語検定協会WEBをのぞいたら、なんともう締め切りギリギリではないか。迷うことなく3級申し込み。3級は作文がある。気合いを入れなおし、ここは一発で突破したいところ。

8月初旬から、ピンズラーのイタリア語レベル4に入っている。相変わらず楽しい。正直なところ、イタリア語上達になっているのかどうかわからない部分もあるけれど、脳みそへの負荷のかかり具合がちょうどよくて、長距離通勤のお供にピッタリなのである。

やはり語彙の不足っぷりはひどいものがあって、小学生レベルのちょっとした長い読み物すら読むことができない。なかなかに先は長いなあ。まあ英語も使い物になるまでにずいぶん時間がかかったわけだから、気長に行こうと思う。

2017-06-17

『中級へのイタリア語文法』を1周終了。ただし、各CAPITOLOの最終問題は飛ばしている。なぜかといえば語彙が難しく、辞書引きにばかり時間を取られるため。まだ中級なのだから、難しい語彙は語注くらいあってもいいのになあ。
あと、「なぜこの回答になるのか」「ここの訳がわからない」という疑問にはこの本は答えてくれない。うーむ。

イタリア語の語学書を買いまくって気が付いたこと。自習書には2種類ある。一つは、外語大学出身の専門の教育を受けた人が書いたもの。もう一つはそれ以外。イタリア語の「受け身のSi、非人称のSi」の違いについては、前者の外語大出身の著者によるものはすべてわかりづらいと言える。対して、「日本語で訳すときには結局「人一般」が主語として訳しても問題ありませんよ」と言ってくれるのが外語大出身でない著者の学習書。

結局、言語学上正しいことを書くには受け身Siと非人称Siは別物として扱わざるを得ないので外語大出身の専門家は間違ったことを書けないのでそういうことになる。一方、専門教育を受けずに独力で学んだ人は、そもそもこれらのSiに区別はないはずだ、という結論に達し、正確さよりもわかりやすさに重点を置いて教えてくれる。そんな印象。

趣味で語学をやる身としては、両者からまんべんなく教えを受けたい。

2017-05-27

GWは結局無為に過ごしてしまった。俺の場合これが普通なのでもはや気にしない。通勤中にはピンズラーレベル3をはじめから聞き直している。初めのほうはもう記憶から飛んでしまっている。なので新鮮な気持ちでまた聞いているのだが、さすがに理解は早め。1日1課ペースで進んでいる。

独学書は現在『中級へのイタリア語文法』。あと何か読み物を読みたいのだが、「入門編は簡単すぎる、かといって中級レベルのリーダーは存在せず、突然上級者向けとなり、読めるものがない(もしくはつまらない)」という状況に陥っている。まあ、これは英語でも経験済みなのだが、いかんせん英語よりも教材は少ないので状況は悪い。とりあえず『イタリア基本単語』を読み物とみなし、通読してみようと思う。

これを買ったのはだいぶ昔。買った当時はすべてが暗号に見えた。それが今では意味を成す文字として読めるようになっている。こういう実感が大好きである。やっぱり語学はおもしろい。

2017-05-03

仕事の忙しい年末~年度末を終え、毎年GWは予定が決まらないままにスタートしてしまう。去年のGWは充実したイタリア語学習時間をとれたので、今年もそうなることを祈りつつ、独学・独習。

また学習方法に迷ってしまったため、2月くらいからピンズラーのレベル3を始めていた。意味がちゃんとわかるようになり、ちゃんと8割以上回答できるようになってから次のレッスンに進むという方法をとっていたので時間がかかったが、ようやく今週、レベル3が終了した。レベル3は2カ月以上かかった。

このレベルのピンズラーは、やっぱり効率が悪く感じる。少なくとも、なにか独学書を並行してやらないとだめだと思う。

以前購入していたものの、肥やしになっていた問題集がある。これをGW中にやりこなしたい。あせって先に進む必要はないけれども、のんびりもしないようにしたい(なんじゃそりゃ

https://www.amazon.co.jp/dp/4384057083/

2016-12-23

やはり通勤時間を利用した学習は長く続く。英語のときと同じ。現在のレベルは4級は楽勝だったが3級には手が届かない、というところにいる。3級は作文が難関だと思う。これさえ何とかなればなあ。瞬間伊作文みたいなことを徐々にやり始めてはいる。(使用教材は『イタリア語表現力トレーニング』)

10月から、NHKイタリア語学習番組が、旅番組形式となり、学習という意味合いはだいぶ薄れている構成に大きく変化した。なので、レコーダーには取っておいてあるけれども全く見ていなかった。連休の暇にあかせて消化することに。イタリア旅番組としては意外に面白いことに気が付く。東儀秀樹さんはずいぶんとオシャレな芸術家(雅楽)で金持ち。俺とは正反対の位置なので少々抵抗があるが、まあここには目を瞑っている。やっぱりイタリア旅行は楽しそうだなあ。

4級合格まで

イタリア語検定4級合格発表があり、合格を確認。とりあえず、今までやってきたことを記してみる。
(2016-11-13記す)

まずは『ゼロから始めるイタリア語』

とりあえず手に取った入門書。概略がざっくりと書かれてあって、とにかく、通読すること。そして、この入門書には通読に足るだけの工夫がなされている。

La macchina e di Roberta
その車はロベルタのです

まさか、このロベルタが、ロベルタの車が、章を進むごとにスゴイことになるのです。とにかくわからないことだらけだけれども、読み通すことを最優先に。

森沢センセイの『英語上達完全マップ』を見返す

英語上達完全マップ

森沢先生の提唱するメソッドは英語に限定された話ではなく、日本人が外国語を学習する際の指針であると確信している。このとおりにやっていけばよいのだ。いままで英語でやってきたことを、イタリア語でやるだけなのである。一度通った道、それをもう一度イタリア語で通りなおすだけの話よ。…と開き直る。

衝撃の教材、ピンズラー

http://www.pimsleur.com/

上記の『ゼロから始める…』を眺めつつ、しかし何から手を付けて良いのやらさっぱりわからん!どうすりゃいいねん??と悩んでいたときにインターネットの評判がすこぶる良い「ピンズラー」という教材を発見。結果的にこれが大成功であった。高価な教材なので、アフィリエイト等の宣伝を疑われそうだけれど…。買う前にはよく吟味してほしい。英語教材だからそれなりの英語力は必要。レッスン1だけは無料で聞ける。インターネット上の評判と、そして、このレッスン1を視聴して、即購入を決意した。ダイレクトメソッドの強力さにおののく。レベル1が終わると、簡単な挨拶ができるようになるし、イタリア旅行に行ったときには、身振り手振りとこのピンズラーレベル1の知識で買い物程度ならたぶんできるようになる。なにより数が数えられるようになるのは大きい。ただし文法事項の説明は一切ないので、上記「ゼロから…」との併用が必須。Level1だけでよい。レベル2以降はダイレクトメソッドの欠点のほうがみえてくる。自分はレベル2まで終わらせたが、文法事項の説明がまったくないので、細部が気になってしょうがなかった。ピンズラーレベル1でイキオイをつけたら、あとは独学で行ける。

休暇を利用して語学学校に短期通学してみた

ゴールデンウィークを利用して、語学学校で開講されていたイタリア語文法入門講座に短期だけ通ってみた。これが大正解。まったくの入門者のまま受講するよりも、ある程度上記程度の上積みがあると、理解も早いし最大限の効果が得られる。この受講により学習に弾みがついたのは間違いない。中年になってセンセイから教わるなんてすげえ新鮮な経験であった。

『文法から学べるイタリア語』を使用

文法から学べるイタリア語

このあとは京藤センセイ著、『文法から学べるイタリア語』を使用。丁寧に。この本と同レベルの入門書は数多く出ている。これでなければならないということではなく、自分に合った1冊をやりこむことが重要ではないかな。

初歩単語は『キクタン』

イタリア語にキクタンがあって、入門編、初級編までで1000語。これは早い段階でやっつけた。イタリア語はマイナー言語であるので、英語との教材量が全然違うのだが、とくに単語帳の少なさは困ったものである。単語については現在進行形で苦闘中。

NHKラジオ講座

いまのところNHKラジオ講座は自分のレベルにピッタリである。全然わからない、ということは全くなく、かといってすべてが簡単にわかるわけではない。聞いているうちにだんだんとわかってきている。