Raspberry Pi ラズベリーパイ

Last-modified: 2017-02-19 (日) 21:21:08

2017-02-19

「録音ができるラジオ」を物色していたが、どれもこれも一長一短で、しかも値段もそこそこする。いい感じのネットワークラジオが聞ける機械とかは大人の事情でちゃんとしたメーカーは売っていない。

以前から気になっていたラズベリーパイでradiko、らじるらじるを自動録音とかいろいろやらそうと思った。ネットの情報だけだとラズパイは一筋縄では絶対に行かない。ネット上の情報は技術力ある人がやっているから簡単そうに見えるだけなのであって、己の技術がないと絶対に苦労する。そう俺のように。

OSの選択

もう何が何だかわからん。rasbian。

ブートパーティションに「ssh」というファイルを置く。

これをしないとそもそもsshログインできない。早速1時間ほどこの罠に嵌る。

タイムゾーンの設定

dpkg-reconfigure tzdata

ラズパイのエディタ

ネット上のコマンドライン例ではあいかわらずviだ(いい加減やめようよ)。nanoというスクリーンエディタが標準で乗ってる。

rec_radiko.sh

なんと、コピペでうまくいくのであった。

dropbox_uploader.sh

これまた何事もなく導入できた。奇跡。

NHKらじるらじるダウンロードスクリプト

これが嵌る。なんと、アップロードしていただいているサイトのスクリプトの変数が大文字で書かれるべきところを小文字で書かれていた。このエラーを発見するのにまた小一時間。

いよいよcronに登録

コマンドライン上ではうごくけれどもcronでは動かなくなる。こんなことはしょっちゅうある。たいていはパーミッション関係である。俺もベテランだからよ。そのくらいはわかるんだよ。とタカをくくって原因追及…(小一時間)さっぱりわからねえ。スクリプトの実行権限だけでなくて保存先ディレクトリのパーミッション??(さらに小一時間)…

結果…上記NHKダウンロードシェルスクリプトの先頭に「#!/bin/bash」の記載がなかっただけというスーパー初歩的なミス。たんなるコピペミスなのだった。シェル上からスクリプトを動かしたらそりゃ問題ないわ。当たり前だ。。あはあはあは(空虚 技術力がある人ならば一瞬で気が付いただろう。

以上、楽しいラジオライフを送りたいものです。これだけ苦労したんだから…。

2014-04-29

RaspyfiはVolumioへと移行した模様。それよりも、piCorePlayerが気になってインストールしたり設定したりしてGWを過ごした。SDカードにライトしないのでシャットダウンコマンドを叩かなくても電源ぶち切って大丈夫なところが大変面白く感じた。ベースは「Tiny Core Linux」というもの。いままでつかってたディストリビューションと結構違うのでいろいろ戸惑った。ブートプロセスがさっぱりわからず、ひとつひとつ当たってみるという前時代的なことをしてしまった。現代はGoogleセンセイがいるので、こちらにたずねればだいたいのことはわかるのだった。

tiny core linuxのブートプロセスは/init配下の /sbin/init が /etc/init.d/rcS を呼び、 /etc/init.d/tc-config を呼ぶ。で、このtc-configが /opt/bootlocal.sh を呼んでいる。らしい。ここまではわかった。eth0からwlan0のみの運用に切り替えた場合、繋がれていないeth0がdhcpのリースを待つので起動にやたら時間がかかる。で、このサービスを止めたいと思ったのだが/etc/interfacesもなく、init.dのいじり方もよくわからない。このあたりでなんだか無駄な労力をかけてしまった。結局tc-config内のDHCPCDの部分をコメントアウトするという強引な方法で解決したのだが、なんか根本的に間違っていると思う。個人使用なので問題ないけれど。

以前から思っていたが、無線LANドングル運用だと、このドングルが尋常じゃないくらい熱くなる。熱膨張、熱暴走が心配になるくらいの暑くなり方なのである。低電力で動くというのがウリのraspberrypiだけれども、この熱さは常時運用を躊躇させてくれる。

今回のことでpiCorePlayerよりも、tiny core linux に興味が出てきた感じ。

2013-11-04

Tor とは「the onion router」の略だそうで、Tor Proxyという書き方は間違っていた、かも。訂正はしない。Torについて知るほど、やっぱりアンダーグラウンドなことにしか使われていないように思われる。これは、匿名性のもつ人間の負の側面の表出であって、匿名で何か出来るとなれば後ろから人を刺すことなど何とも思わない連中がほとんどなのがこの世の常。Torの責任ではない。

一方で、日本の警察の動きがおかしくて笑える。Torのしくみからして、アクセス遮断は可能かもしれないがとても難しい。たぶん、規制側に勝ち目は無い。

話は飛ぶが「オレオレ詐欺」を撲滅するのは実はかんたんで、日本では禁止されている「囮捜査」を合法化すればすぐに壊滅できる。それをしないのは何らかの事情があるんだろう。その一方で、Torからのアクセスを遮断しようと無駄な努力…。どこかで見たことがあるぞこの流れ。囮捜査の導入には反対し、情報の規制には積極的に賛成する。こんなことが大好きな集団が存在したはず。そう、あそことか。

2013-11-03

Tor Proxy を作成した。参考にさせていただいたのは http://netbuffalo.doorblog.jp/archives/4585792.html
そもそも、「インターネットは匿名」みたいな風潮は間違っているとまず言っておきたい。黎明期は身分をオープンにするものだった。アノニマスFTPのパスワードには通常メールアドレスを入れるものだし、ニュースクループでも記名投稿が原則だ。

匿名アクセスで何が出来るかというと、悪いことをすることしか思い浮かばない。という一方でTor Proxyを作成する自分。日本の警察に誤認逮逮捕させ、かつ無実の人間を自白に追い込むというところまで追い込ませたTor。

マスコミの報道なんかでは相当のハッカー、というイメージであったが、こうも簡単に、かつ安価にTorプロキシが作成できてしまったわけで、なんだかなあ、という感想。マスコミから受けるイメージとは違い、いわゆるたんなるnerdだったんだな、今の容疑者は。

ともかく、日本の警察を翻弄させるだけの力があることは証明済みのTor。使用するかどうかは別にして、強力な合法的武器を持っているということ自体、ちょいとわくわくするものだ。まあ面白いお遊びが出来た。

スゴい機械だ

小型Linuxbox。Open Blocksで遊んでいた経験もあるが、幾世代も経てクソ安価に、かつ強力になった。がまんすればふつうにデスクトップで使える。とにかくスゴい。去年(2012年)くらいから話題になっていた。くそ、こんなオモロイものを1年近く知らずにいたとは不覚。

小型コンピューター、サーバーとしても充分に使えるし、HDMI端子があるので、メディアプレイヤーとしても。Arduino的に使用している人も多い。Arduino的に使うのはセンスが必要。そしてそのセンスは俺には無いことは過去Arduinoを触ってみた経験から重々承知。

デフォルトのままたちあげていると意外なほど発熱する。なので、不必要なサービスは止めるとかすると発熱は押さえられる、んだと思う。サーバー用途ではちょっと気になるなあ。

欠点としては物理的ボタンが皆無なこと。シャットダウン時にはどうにかしてshutdownコマンドを叩かなきゃならない。これは意外に不便。

センスがある活用しているひとのwebページを覗くと本当に面白い。「え、そんな使い方があるのか!」とか慧眼。(※ワタクシは「慧眼」を「瞠目」の意味で誤用しておりました。あえて訂正せずここにメモ)

(2013.10.27)

無線LANのドングルをまずつける

まず有線で接続し、SSHログインを確認。そして有線LANをつけたまま、無線LANのドングルをつけて再起動。
/etc/network/interfaces

auto lo
iface lo inet loopback
auto eth0
iface eth0 inet dhcp
auto wlan0
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet static
wireless-essid SSIDをここに
address 192.168.IPを固定する
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.ゲートウェイIP

こんな感じ。ifconfigでwlan0がちゃんと動作しているようなら、有線LANは切っちゃってOK.
こうすることで無線化。電源をどうにかすればワイヤーフリー。すげえなあ。
ちなみに、家庭の無線LANであれば、ステルスSSIDでMACアドレス制限すれば暗号化せずとも柔軟で素晴らしい。

ちなみに、ネットワークIPアドレスの割当の設定変更に当たっては慎重に。いつのまにかネットワークからつなげることが出来なくなってしまって大いにハマる。これがもとでOpenblocksを何度かただの箱にした経験がある。(もっとも、Raspberry Pi であれば、外部ディスプレイとUSBキーボードをつなげれば救済可能なのでそれほど致命的なミスにはならないだろうけど)

NFSマウントを可能にするには

http://www.rootlinks.net/2012/12/19/nfs-client-on-raspberry-pi/

このかたのページが参考になった。手順書くと

  1. nfs-common portmapパッケージをインストール
  2. #service rpcbind start でrpcbindをスタート
  3. #update-rc.d rpcbind enable で次回起動時には自動起動(オプショナルだけどまあ必須)
  4. あとは普通にマウント。必要ならfstab記述

Raspy Fi

SDカードを差し替えれば中身が変わる。このへんもPC的。で、raspyfi という音楽特化のディストリ(?)がこれまた素晴らしい。まだまだこなれていないが、将来性は満点。オーディオ的にも面白くなりそう。USB-DACが欲しくなる。