フルミッションビルダ

Last-modified: 2020-02-20 (木) 23:02:08

Full Mission Builder

自由にミッションを作成できる。ただしキャンペーン設定ファイルの作成や、フォルダの作成・ファイルの削除などは、このエディタ内では行えない。
マニュアルだけでは分かりづらいが、プレイしたミッションをFMBで開いて調べることで、使い方を学べるだろう。
ver4.10より、Zuti MODを元にしたMoving Dogfight Server(MDS)が導入され、ドッグファイトミッションでCoopミッションのように、AI移動ユニットなどを使用できるようになった。プレイヤー及びAI機が移動する空母から発進する事も可能。

基本的な操作

2Dモードでは、左ドラッグまたは右/下のスクロールバーでマップをスクロールする。左のスクロールバーでマップの拡大/縮小を行う(Shift+左ドラッグで範囲を指定して拡大もできる)。グラフィックが表示されるほど拡大した状態でEnterを押すと3Dモードに移る。
3Dモードでは、マウスで視点を操作する。左ドラッグで拡大/縮小、右ドラッグで移動する(オブジェクトを選択している場合、オブジェクトも移動する)。Enterで2Dモードに移る。

  • オブジェクトの配置
    View/Objectでオブジェクトを選び、マップをクリックしてIns、またはマップ上でCtrl+クリック。移動可能なオブジェクトの場合は最初のウェイポイントが配置され、同じ操作を続けると次のウェイポイントが配置される。
    別のオブジェクトを配置するには、右クリック→Unselect、またはEdit/Unselect Allで選択を解除してから行う(さもないと選択中のオブジェクトが、新しく選択したオブジェクトに変化する)。
  • オブジェクトの移動・回転
    左ドラッグで移動。2Dマップを拡大してグラフィックを表示させ、オブジェクトを選択してテンキーで回転。
    オブジェクト選択状態で3Dモードに入ると、テンキーで回転できる他、視点移動と同様の操作でオブジェクトを移動できる。
    ちなみに、3Dモード中にファンクションキーを押すことによりオブジェクトに細かい設定が可能。
  • オブジェクトの削除
    クリックして選択しDel、または右クリック→Delete。

シングルミッション作成の流れ

  • マップをロードし、Configureメニューで時刻や天候を設定、Edit/Discriptionで説明文を作成する。
  • View/Objectでオブジェクトを選択し配置する。最低限、Aircraftからフライアブルな機体を選び、マップ上にウェイポイントを配置して、PlaneタブでPlayerにチェックを入れる必要がある。
    離陸する場合は、最初のウェイポイントを空港アイコンの近くに置き、WaypointタブでTypeをTakeOffにする。ウェイポイントは離陸位置に移動し、滑走路の反対側に停止した状態でミッションを開始することになる。
    着陸する場合は、最後のウェイポイントを空港アイコンの近くに置き、TypeをLandingにする。
    空母を使うなら、空港アイコンの代わりに空母のウェイポイントを使用し、さらにTargetを空母にセットする。
    ある地点で航空機に攻撃開始させたい場合、ウェイポイントからTargetを目標にセットする。
  • View/ObjectのTargetで勝利条件を設定する(しなくてもプレイは可能)。
    攻撃ならDestroy、防御ならDefence/Escort、特定地点の通過や着陸ならReconを使う。
  • File/Save As...で適当なフォルダに保存。シングルミッションならSingle/国フォルダの下のフォルダに入れる。適当な名前のフォルダがないなら、あらかじめWindows上で作成しておくこと。

解説サイト

英語だけどスクリーンショットが多くて分かりやすい
http://www.il2-fullmissionbuilder.com/

メニュー

ドロップダウンメニューの各項目の説明。

Fileメニュー

大部分は説明不要。

  • Load Map:新規作成のためにマップをロードする。
  • Load ... :ミッションをロードする。
  • Save:ミッションを上書き保存する。
  • Save as ... :ミッションに名前を付けて保存する。
  • Play:製作中のミッションをプレイする。テストプレイに使用。通常のシングルミッションと同様にプレイでき、終了するとFMBに戻る。
    ファイルが上書き保存されるので注意。
  • Exit:FMBを終了する。

Editメニュー

  • Description:Mission NameとShortでミッション選択画面での表示内容を設定、Full Discriptionでブリーフィング画面での表示テキストを設定する。
    ※Discriptionの内容は~.propatiesファイルにテキスト形式で保存されるので、メモ帳などでコピーや編集が可能。
  • Unselect All:全ての選択を解除。
  • Enable Select:これを無効にすると、オブジェクトを選択できなくなる。
  • Delete All:オブジェクトを全て削除。
  • Rotate Objects:これを有効にすると、複数選択したオブジェクトをNumキーで回転するとき、個々のオブジェクトの向きも変わる。無効にすると、向きは変わらず位置だけが変わる。

Configureメニュー

  • Conditions
    ミッションの日時、天候、雲の底の高度を設定する。Static TimeとNo user Loadoutは未確認。
    風向きや風速、突風や乱気流の強さを設定できる。風速を入力すると、高度ごとの風速が表示される。
    ミッションの日時により、月光の明るさ、(用意されていれば)ラジオ局の放送内容も変化する。
  • Fog of War
    Fog of Warは、自軍に見える敵だけがミニマップに表示されるようにする。難易度設定でNo Map Iconsをon、No FoW Iconsをoffにした状態で有効になる。
    船と地上レーダーは敵の飛行機の位置、偵察機は敵の飛行機と地上ユニットの位置を、プレイヤーに伝える。地上レーダーのパラメータはObject/Home BaseのBase FoWタブで設定する。
    • FoW in ADVANCED mode:有効にすると、マップ上の各観測者から見える敵だけがミニマップに表示される。
      無効にすると、観測者が生きている限り表示される。
    • Ships are FoW spotters:有効にすると、船が敵の飛行機を観測する。
      「Big Ships」は空母・戦艦・巡洋艦、「Small Ships」は駆逐艦で、それぞれ探知範囲を設定できる。
    • Recon planes are FoW spotters:有効にすると、右のボタンで選択した偵察機が敵の飛行機や地上ユニットを観測する。
      偵察機が多すぎるとゲームが遅くなるので注意。
      • Scan MAX Range:飛行機の探知範囲。
      • Scan delta height、Scan alpha:地上ユニットの探知範囲。偵察機の真下から角度alpha以内を探知する。
    • Only recon AC complete recon target:有効にすると、偵察機だけがReconの達成条件を満たすようになる。
    • FoW refresh interval:ミニマップの更新間隔。
  • Craters
    着弾で生じたクレーターの持続時間を設定する。ドッグファイトミッションでは無効。
  • Respawn
    ドッグファイトミッションで、静止ユニットが破壊されてから再出現するまでの時間を設定する。
  • Misc.
    ドッグファイトミッションでの各種設定を行う。
    • Enable tower communication:TABキーによる無線メニューを使用できるようになる。
    • Disable AI radio chatter:AI機が無線でメッセージを出さなくなる。
    • Despawn AI AC after they land and park:AI機が着陸・駐機した後ゲームから消える。その分ゲームは軽くなる。
    • Hide unpopulated/enemy airfields:自軍以外の使用されていない飛行場がミニマップに表示されなくなる。
    • Hide number of players per home base for Briefing:ブリーフィング画面でプレイヤー数がマップに表示されなくなる。
    • Disable Vectoring to home/target:無線で基地や次のウェイポイントの方位を聞けなくなる。これはシングルミッションやcoopミッションでも機能する。

Viewメニュー

  • Object:オブジェクトを配置・設定。FMBの中心となる機能。詳細は別項。
  • Landscape:エディタ画面に表示されるマップ/風景の明るさを変える。非表示にもできる。
  • Destruction:開始時の、マップの破壊状況を設定する。Fを押しながらマップをドラッグする。
    Brightnessで破壊程度を表わすレイヤの透明度を変える。緑は破壊なし、赤は完全破壊を表わす。
    Brush Sizeは7段階あり、グリッドの200m四方を最小単位として、1x1/3x3/5x5/9x9/17x17/33x33/65x65の範囲を設定できる。
    Destruction Levelで、ドラッグで指定した範囲におけるオブジェクトの破壊程度を設定する。
    橋を破壊する場合、橋のアイコンを表示させ、Destructionウィンドウが開いた状態で橋アイコンを右クリックする。修復も同様。Destruction Levelを変えると壊れ方が変わる。
  • snap:ver4.10より。有効にすると、オブジェクトがグリッド上に配置されるようになる。
    例:Stepを100にすると、オブジェクトは100m間隔のグリッドの交点に配置される。
  • Display Filter:各種アイコンや文字の表示/非表示。
  • Icon Size:アイコンサイズを変更。
  • Hover Camera:?(更新中)
  • Show Grid:グリッドの表示/非表示。
  • Smooth Transitions:2D/3D切替アニメーションの有無。

オブジェクト

メニューのView/Objectでオブジェクトの選択と配置を行える。ミッション作成はほとんどこれを用いて行う。

Aircraftオブジェクト

航空機の種類を指定し、ウェイポイントを配置する。

Aircraftだけでなく他の移動するオブジェクトすべてで、いくつかウェイポイントを並べた後でその途中に追加のウェイポイントを挿入したくなった時は、追加したい地点の直前のウェイポイントを選択状態に(マウスでクリックするか、ダイアログのNext・Prevで出すか)してからCtrlキーを押しながらマウスの左クリックでクリック地点に新しいウェイポイントが挿入される。

  • Propertiesタブ
    陣営、飛行隊、武装、編隊の機数、スキルなどを設定できる。
    ver4.10.1では陣営のプルダウンメニューで飛行隊まで選ぶことになっている(バグ?)が、ここで選んだ飛行隊の所属国(noneであってもそのnoneが位置している場所の国)の言葉で無線の会話がなされる。
  • Waypointタブ
    通過時の高度、速度、到達予定時刻(互いに連動)及び以下のようなウェイポイントのタイプを設定する。
    • Normfly:飛行中のWP。
    • Takeoff:滑走路端の近くに最初のWPを置き、Takeoffを指定すると、WPが滑走路端に移動し、反対側の端がスタート地点になる。
      ver4.12より、Waypoint OptionsをTaxi to TakeoffにすることでタキシングのWPを設定できる。
    • Landing:滑走路端の近くに最後のWPを置き、Landingを指定すると、WPが滑走路端に移動し、そこから着陸する。
    • GAttack:対地攻撃を行う場合、その真上にWPを置いてGAttackに指定する(前のWPから7~10km程度離す)。
      急降下爆撃機や戦闘機で特定のオブジェクトを攻撃させたい場合は、さらにTargetを指定する(Target Setで地上オブジェクトを指定すると自動的にGAttackになる)。
    • (ver4.12より)Formation:Normfly時の編隊の形態を選択する。名称ごとの形は用語集・編隊の種類を参照。Defaultはその機種固有初期値が自動適用される。

Target Set/Clearボタンは交戦させるのに使用する。その外、発艦/着艦、航空機の連結にも使う。
空母からの発艦/空母への着艦の設定はちょっとコツがあるので別図参照。
戦闘機で爆撃隊を護衛するときもTarget Setする。
ちなみに速度設定は機種により上限と下限があるが、高度によらず最低巡航速度(IAS)からスペック上の最高速度(TAS)の間になっている。プレイ中はIASで設定速度に合わせようとするので、高すぎる速度を設定するとエンジン全開で飛行する。またウェイポイント到達予定時刻はTASでなく設定速度で計算されるため、特に高高度長距離では誤差が大きい。ミッション作成時は注意が必要。

  • Waypoint Optionsタブ(4.11で追加)
    • Takeoff:前の機体が発進してから離陸開始までのAI機の待ち時間を指定できる。
      Normalを選ぶと、滑走路の反対側で、縦1列で開始する。
      Pairs/Lineを選ぶと、2列/横1列で開始する。滑走路の反対側でなく、ウェイポイントの位置で開始。AI機は次のウェイポイントの方向に向かって離陸する。機体間の距離を指定できる。空母では無効。
      Taxi to Takeoff(ver4.12より)を選ぶと、タキシングのウェイポイントになる。タキシング開始までの待ち時間と、機体間の間隔を設定できる。離陸開始位置までをTaxi to Takeoff、滑走路の反対側をNormal(TypeはTakeoffのまま)にすることで、開始位置から滑走路に沿って離陸する。
    • Normal:Patrolを選ぶと、そのウェイポイントを起点にして哨戒飛行を行う。
      飛行パターン(Triangle/Square/Pentagon/Hexagon/Random)とそのサイズ、最初の目標の方位、高度変化、何周するか、何分哨戒するかを指定できる。
    • Landing:場周経路(Left/Right/Short Left/Short Right/Straight In)を指定できる。デフォルトはLeft。空母では無効。
      Straight InはAI機が衝突しやすいので注意。
  • Plane1~4タブ
    編隊の機数に応じてタブが現れる。1機ずつスキンやスキルを指定できる。
    Playerにチェックを入れると、それがプレイヤー機となる。
    ただしキャンペーンでは、このチェックやPropertiesタブのAI Onlyオプションは無効であり、階級のみでプレイヤー機が決まる。同じ飛行隊で編隊ごとに任務が異なる場合、特にMODでAI機がフライアブルになっている場合は、ミッションが正しく進行しなくなりやすい。プレイヤー機の編隊とプレイヤーを乗せたくない編隊を別の飛行隊にすることで回避できる。
    Spawn Point Set/Clearボタン(4.11で追加)でStationary Aircraftを指定すると、その位置・向きで開始する。

Armor、Vehicles、Trains、Shipsオブジェクト

移動する戦車・車両・列車・艦船のウェイポイントを配置。陣営、TimeOut(Train以外、その位置での待機時間)を設定可能。
Shipのカテゴリにある滑走路は滑走路なのに動いてしまうので注意。
Shipは速度、対空砲の命中率(Skill)、発射間隔(ROF:0.5~100、デフォルトは1で大きいほど遅い)、射撃開始までの時間(Sleep)を設定できる。

Artillery、Stationary Armor/Shipsオブジェクト

移動しない火砲、戦車、船を配置。これらのオブジェクトは発砲動作を行う。
ArtilleryはHold Fireで射撃開始距離を設定できる。
Stationary Shipsにある滑走路は静止した滑走路。1~3がコンクリート・鉄板(厚)・鉄板(薄)。4が透明直線、5~6が付近一帯を着陸可能の整地にする透明滑走路。
ver4.10では透明滑走路がミッション時に赤く見えてしまうバグがあったが、4.10.1にて修正された。

Stationary Aircraftオブジェクト

移動しない飛行機を配置。
ver4.11で、Stationary Aircraftを開始位置として使用できるようになった。

  • dogfightミッションの場合、Home BaseでUse stationary planes as spawn pointを有効にし、使用可能機種と同じstationary planeを配置し、Allow DF Spawnを有効にする。
    Restore if Wreckedで、stationary planeが破壊されていても開始できる。
  • シングルミッション及びcoopミッションの場合、各機体のset/clearでstationary planeを指定すると開始位置として使用できる。
    シングルミッションではAI機はタキシングせず、ウェイポイントに向かって真っすぐ離陸しようとする。coopではAI機の開始位置は無視される。ver4.12より、タキシングのウェイポイントを設定可能になった。
    ※stationary planeと実際の機種は異なっていてもよいが、サイズによっては開始と同時に障害物と重なり破壊されるので注意。

Stationary Objectオブジェクト

無稼働の火砲、車両などのオブジェクト。このオブジェクトは発砲動作をしない。
観測気球や阻塞気球、煙や滑走路ライトなどがある。
またラジオ放送局のラジオ塔、無線航法用ビーコン、盲目計器着陸用陸上設備などもここに含まれる。
MODで、夜間に光軸がぐるぐる回る灯台、ミッションの風向・風速をリアルタイムで反映している吹き流しや旗、プレイヤー乗り込み機に一番接近している敵機をテキスト情報で教えてくれる迎撃指令室などのアニメーションや機能を伴った建物もここに追加される(MODパックによっては別枠に分離している場合もある)。

 

ver4.10で、Stationary ObjectのLightは陣営を設定できるようになった。中立でないLightは普段は消え、近くに自機がいて敵がいない時に無線で点灯を要請できる。
意外と近くに接近してからでないと要請が通じず、またいったん点灯してから次に消灯するまでの間隔が意外と短かったりするので、慌てない。そういうものだと心の準備をしておく。
Stationary ObjectのFire、Smoke、Lightは、選択した状態で3Dモードに入り、F4を押しながら右ドラッグすると、配置する高さを変えることが出来る。3DモードでInsを押すことで、同じ高度に同じオブジェクトを追加できる。

Targetオブジェクト

ミッションの目標を設定。大別してDestroy、Defence/Escort、Reconがある。
制限時間、優先順位(Primary、Secondary、Hidden)が設定できる。Secondaryは達成しなくてもよい目標。Hiddenはミニマップに表示されない目標。
範囲を指定するタイプではスライドバーを使う。Recon以外はDestruction Levelも指定する。
※これはMission Completeの条件を決めるだけであり、各編隊の行動はウェイポイントを使って個別に指定する必要がある。

  • Destroy/Destroy Bridge
    最寄の地上または航空機のウェイポイント(または橋)が目標に設定される。
    指定した時間、または最後のウェイポイントに到達するまでの間に、この目標を破壊する。
  • Defence/Defence Bridge
    最寄の地上のウェイポイント(または橋)が目標に設定される。
    指定した時間の間、この目標が破壊されるのを防ぐ。
  • Escort
    最寄の航空機のウェイポイントが目標に設定される。
    指定した時間の間、この目標が破壊されるのを防ぐ。
  • Destroy Ground、Defence Ground
    指定した時間の間に、円の中の地上オブジェクトを破壊する/守る。
    静止オブジェクト(Artillery、Stationary~)が目標の場合に使用する。
  • Recon
    指定した時間の間、円の中に留まる。
    Landingにチェックを入れた場合、円の中に着陸する必要がある。基地への着陸が目的である場合などに使う。

その他のオブジェクト

  • Objects
    一切の機能やアニメーションを持てない単なる置物としてのビルや家屋、各種オブジェクト。
    旗や吹き流しのオブジェクトは配置した状態のままでミッションの風向・風速を反映していない。灯台なども光らない。風車や水車も回転しない。レーダー建屋も敵機を追尾する動きを見せたり敵機の存在をプレイヤーに通報してきたりはしない(マルチプレイでHomeBaseに設定値を入れた場合は別?そこは未調査)。
    Object177(石灰で描いた円)などユニークなものも。
  • Rocket
    V-1ロケット。地上発射と空中で開始の2種類がある。
    TimeOutで最初の発射までの時間(2分以上にしないと発射されないことがある?)、Countで発射数、Periodで発射間隔を設定する。
    目標はTargetボタンで設定する。飛行高度は約2600mなので、発射地点から目標までは十分距離をおく必要がある。
  • Home Base
    マルチプレイヤー・ミッションにおいて、開始基地と使用可能機体を設定する。飛行場の近くに置くと、自動的に飛行場の中心に配置される。Home Base1つにつき、32人が発進可能。
    空母から発艦させるミッションの場合は、空母をまず配置してウェイポイントを設定しておき、空母近くにHome Baseを配置する。空母1隻につきHome Base1つが必要。正規空母1隻につき6人が発進可能、護衛空母の場合は1隻につき2人が発進可能。
    有効範囲とパラシュートのチェックボックスは詳細不明。
    • Propertiesタブ
      (更新中)
      • Enable Friction for this home base:?
      • Disable spawning on this home base:この基地からは出撃できない。
      • Render HB icon at default position:空母が移動しても、アイコンは移動しない。
      • MAX allowed pilots:?
      • Aircraft Limitations
        有効にすると、各航空機の機数や武装を制限できる。
        オプションとして、機体が使用可能な状態で着陸しないと機数が減ったり、基地範囲内のStatic Planeが破壊されるとその機種の機数が減ったりするよう設定できる。
      • Use stationary planes as spawn point:4.11より。coopにおいてstationary planeを開始位置として使用できる。
      • Return used stationary plane to original position:4.11より。上が有効の時に使用。
        Home Base内に着陸した時、元の位置に戻るか、その場にstationary planeが残る(Reflyでその位置から開始する)か。
        元の位置から10m以内なら、Reflyで常に元の位置に戻る。
  • Aircraftタブ
    使用可能な航空機を選択する。
    PropertiesタブでAircraft Limitationsを有効にしていた場合、Modifyボタンで機数や可能な武装を指定できる。
  • AirSpawnタブ
    空中発進の条件を設定する。
  • Base FoWタブ
    Home Baseの範囲内に配置されたレーダー(Object 76)の探知範囲を設定する。
  • Static Camera
    Ctrl+F2で視点を切り替えられるカメラを配置。対地高度を設定可能。
    4.12m以降では敵機視点から順繰りで回ってくるCtrl+F2ではなくStatic Cameraのみを選択できる専用キーが追加されている。
  • Front Marker
    これを配置することで前線を設定する。

マップ

MODマップについてはページを分割しました。


以下はデフォルト収録マップの解説です。

マップ名サイズ(km)解説画像
Gulf of Finland
フィンランド湾
430x210フィンランド湾沿岸部。フィンランド首都ヘルシンキ(AE14)及びエストニア首都タリン(AC5)から、レニングラード(BI10)、カレリア地峡、ラドガ湖南部を含む。2は冬マップ。ドイツ空軍JG54やフィンランド空軍とソ連の主戦場。Gulf of Finland Summer_R.jpg
Murmansk
ムルマンスク
310x250北極海沿岸部。summerは夏マップ。ソ連のムルマンスク(AY14)やヴァイェンガ基地(AZ14)、フィンランドのペッツァモ(AP19)、ノルウェーのキルケネス(AK20)を含む。ドイツ空軍JG5やフィンランド空軍、ソ連海軍航空隊の他、イギリスからのレンドリース船団の目的地だったため、1941年の一時期イギリス空軍のハリケーン2個飛行隊が配備されていた。Murmansk_R.jpg
Lvov
リヴィウ
180x150旧ポーランド領南部の独ソ国境地帯。カルパチア山脈、ハンガリーのウジゴロド(F2)を含む。1941年6月の独ソ開戦直後の戦場となった。Lvov_R.jpg
Smolensk
スモレンスク
190x170独ソ戦開始とともにモスクワを目指した、ドイツ中央軍集団の戦場。マップ中央はドニエプル河。交通の要衝で、1941年7月に大規模な戦いが行われた。その後ドイツ軍はモスクワ戦線からここに後退し、1944年6月22日に開始されたバグラチオン作戦で戦線崩壊した。Smolensk_R.jpg
Moscow
モスクワ
190x170スモレンスクのすぐ東からモスクワの西方までを含む(モスクワ自体は含まず)。1は冬マップ。ドイツ軍は1941年10月~12月にヴィヤジマ(D7)、ルジェフ(D17)、モジャイスク(M10)を占領したが、それ以上の前進は出来ず、1943年3月にこの地域から撤退した。Moscow Winter_R.jpg
Bessarabia
ベッサラビア
340x290ルーマニア南東部からソ連南西部(国境はマップ中央のプルート河)。ドイツ南方軍集団とルーマニア軍の戦場。
詳細は4.09_Guide.pdfを参照。
Bessarabia_R.jpg
Odessa
オデッサ
150x230Bessarabiaマップの東部を除き、オブジェクトを省略した、オデッサ(BG13)を中心とするマップ。1941年8月~10月の戦場。
Iasi
ヤーシ
150x170Bessarabiaマップの北西部を除き、オブジェクトを省略した、ヤーシ(AI21)を中心とするマップ。1944年5月~8月の戦場。
Kiev
キエフ
290x200リヴォフの東、オデッサの北にあるウクライナの古都。中央を流れるのはドニエプル河。1941年9月のキエフ包囲戦ではソ連軍50万人以上が捕虜となった。1944年1月にはチェルカッシー(AZ2)西方のコルスン(AT2)でドイツ軍が包囲され、大損害を受けた。Kiev_R.jpg
Crimea
クリミア半島
290x170オデッサの東、黒海北岸から突き出た半島。南部のセヴァストーポリ(AH4)はソ連黒海艦隊の基地であり、大規模な要塞があった。1941~42年の攻防戦でドイツ軍が占領し、1944年春に海路撤退した。Crimea_R.jpg
Kuban
クバン河
220x190黒海東岸。マップ西端はクリミア半島マップと重なる。ドイツとソ連の間で大規模な航空戦が行われ、ハルトマンやポクルイーシキンを始めとする多くのエースが活躍した。Kuban_R.jpg
BlackSea
黒海
570x310クリミア半島やKuban地方を含む広範囲コンバインドマップ。
(ver4.13.1mで追加)
BlackSea_R.jpg
Stalingrad
スターリングラード
190x170クバンの北東、ヴォルガ河畔の大都市スターリングラード(J9)の周辺。1は冬マップ。1942年8月~1943年1月にかけて、独ソ戦の転機となった激戦が行われた。イタリア・ルーマニア・ハンガリー軍も配備されていた。Stalingrad Summer_R.jpg
Krusk
クルスク
190x170キエフの東、1943年7月に行われたツィタデレ作戦の北部戦線。ドイツ中央軍集団は北からクルスク(K4)を目指したが阻止された。Kursk_R.jpg
Prokhorovka
プロホロフカ
110x100キエフの東、1943年7月に行われたツィタデレ作戦の南部戦線。1943年7月12日、プロホロフカ(F5)周辺でいわゆる「史上最大の戦車戦」が発生した。Prokhorovka_R.jpg
Kurland
クーアラント
240x320バルト海沿岸部。冬マップあり。onlineは中央部170x140以外のオブジェクトを省略したマップ。
ラトヴィアの首都リガ(X24)、リバウ(F18)、メーメル(F10)、ニーメン川を含む。1944年夏~秋の戦いでドイツ北方軍集団はここに閉じ込められ、終戦まで戦った。
Kurland Autumn_R.jpg
Slovakia
スロバキア
220x140スロバキア。冬マップあり。1944年秋に、アメリカ軍とドイツ・ハンガリー・スロバキア軍の間で航空戦が行われた。Lightはオンラインプレイ用で、ハンガリー(南東部)、ポーランド(北東部)、モラヴィア(北西部、ドイツに併合された旧チェコ)に史実にない飛行場が追加されている。
詳細は4.09_Guide.pdf参照。
Slovakia summer_R.jpg
Balaton
バラトン湖
190x170ハンガリー首都ブダペストの南西にあるバラトン湖の周辺地域。セーケシュフェヘールヴァール(S12)を含む。2は冬マップ。1945年にドイツ軍及びハンガリー軍の、ソ連軍に対する一連の反撃が行われた。Balaton 1_R.jpg
Berlin
ベルリン
190x80ドイツの首都。1945年4月に開始されたソ連軍の攻撃では、オーデル河西岸のゼーロウ(K5)が防御拠点となった。アメリカ・イギリス軍の戦線はマップに含まれない。Berlin_R.jpg
MTO
地中海戦域
200x200Mediterranean Theater of Operationsの略。ギリシャ南部(中央北端)、クレタ島、北アフリカを含む。地名はないが、中央の町(L6)はおそらくトブルク。なおクレタ島が小さいなど、縮尺は変えてある。MTO_R.jpg
Tobruk
トブルク
300x250北アフリカ、リビア沿岸部の都市。良好な港があり、重要な補給拠点となった。イタリア軍を撃退したイギリスが、1941年1月21日に占領。その後イギリス軍とドイツ・アフリカ軍団との戦いが続き、ガザラ(AH18)からビル・ハケイム(AI11)にかけての「ガザラの戦い」に勝利したロンメル将軍が1942年6月21日に占領した。その後「エル・アラメインの戦い」に敗れたドイツ軍は1942年末に撤退した。
(ver4.13mにて追加)
Tobruk_R.jpg
Norway
ノルウェー
140x140南部ノルウェーの大西洋岸地帯。ベンゲル(K1のすぐ南)から北の地域。縮尺を無視してスコットランドのピーターヘッド(B2)もある。1940年4月9日にドイツ軍がノルウェーに上陸し、これに対抗してイギリス・フランスも上陸した。イギリス空軍が一時的に拠点としたレシャスコー湖はもっと北にある。Norway_R.jpg
Svalbard
スヴァールバル諸島
370x740北極圏ノルウェー北方のバレンツ海にあり、スピッツベルゲン島を含む。イギリスからソ連へのレンドリース船団がこの近くを通るため、連合国軍が駐留してドイツ軍といくつかの戦いを行った。
(ver4.13mで追加)
Svalbard_R.jpg
Normandy
ノルマンディ
150x100フランス北部の海岸地帯。カーン(H7)、ファレーズ(I4)、ル・アーブル(L10)などを含む。2はマップ北端にイギリス軍基地を表わす架空の島がある。3は海岸付近に多数の野戦飛行場がある。
1944年6月に連合軍による上陸作戦が行われた。
Normandy1_R.jpg
Ardennes
アルデンヌ
60x40ムーズ河東のドイツ・ベルギー・ルクセンブルク国境地帯。冬マップあり。ベルギー南部のバストーニュ(C1)などを含む。1940年5月にドイツ軍のフランス・イギリス・オランダ・ベルギーに対する電撃戦が行われた。のち1944年1月2にはドイツ軍の反撃「ラインの守り」作戦が行われ、また1945年1月1日に連合軍飛行場への戦闘機による空襲「ボーデンプラッテ」作戦が行われたが、ドイツ空軍戦闘機は大損害を出した。ArdennessSummer_R.jpg
Hawaii
ハワイ
1000x1000南東にハワイを含む空母戦マップ。1941年12月7日(現地時間)に日本海軍機動部隊の奇襲攻撃が行われた。Hawaii_R.jpg
Singapore
シンガポール
400x270マレー半島南部。クアラルンプール(AL22)、シンガポール(BI1)、スマトラ島の一部を含む。2はマップ北端に2つの日本軍野戦飛行場が追加されている。
1942年1月に日本とイギリス(オーストラリア兵やインド兵を含む)との戦いが行われた。
Singapore 1_R.jpg
Burma
ビルマ
140x100ビルマ・インド国境地帯。インドのインパール(A10)を含む。1942年1月~4月にかけて日本が占領した後、イギリスやアメリカとの航空戦が繰り返された。1944年3月にはインパール作戦が行われ日本軍の敗北に終わったが、航空隊は終戦まで抵抗を続けた。Burma_R.jpg
Coral Sea
珊瑚海
1000x1000ニューギニア南東の海。飛行場のない、純粋な空母戦マップ。QMBでは艦載機のみ使用可。Online1は50x50で飛行場なし。Online2は海面に4つの水上機基地あり。1942年5月の珊瑚海海戦で、日本とアメリカの空母機動部隊が交戦した。Coral Sea_R.jpg
Midway
ミッドウェー
500x400太平洋中央のミッドウェー島を南に含む空母戦マップ。1942年6月に行われたミッドウェー海戦で、日本の空母機動部隊は大損害を出し敗北した。Midway_R.jpg
New Guinea
ニューギニア
430x240ニューギニア島の東端部。アメリカ・オーストラリア軍の拠点ポートモレスビー(AB15)、日本陸軍の拠点ブナ(AP24)を含むが、西のラエや北のニューブリテン島(ラバウルがある)は含まれない。1942~44年にかけての日本陸軍の激戦地であり、隼II型や飛燕がP-40・P-38・P-47やB-25・A-20などと戦った。New Guinea_R.jpg
Guadalcanal
ガダルカナル
500x500ニューギニアの東、ソロモン諸島のガダルカナル島が北東端にある空母戦マップ。フロリダ島、マライタ島の一部などを含む。1942年8月~1943年2月にかけて日本とアメリカの激戦が行われ、日本海軍のラバウル航空隊も航空戦に参加した。
Guadalcanal Earlyはフルサイズのマップで、ツラギに日本海軍の水上機基地がある。Guadalcanalは160x130で、水上機基地が消え、ヘンダーソン飛行場が完成。
Guadalcanal_R.jpg
Solomons
ソロモン諸島
800x600南東にガダルカナル島を含むマップ。1942年3月に日本軍が進攻し、以後多くの海空戦が繰り返された。
時期の異なる6つのマップがある。
(ver4.10で追加)
Solomons August 42_R.jpg
New Britain & New Guinea
ニューブリテン島&ニューギニア
900x500ニューギニアマップの北。ラエ(BG19)、ラバウル(CW39)を含む。時期の異なる4つのマップがある。1942年1月に日本海軍航空隊がラバウルに進出し、陸軍航空隊は1943年にニューギニアに展開した。アメリカ軍は1943年6月30日にサラモアの南に上陸、9~10月にかけてラエ、サラモア、フィンシハーフェンを占領した。またアメリカ軍は1943年10~11月にラバウルに大規模な空襲を行い、さらに1944年2月17~18日に後方のトラック島を空襲して大損害を与えた結果、ラバウルの航空戦力はほぼ消滅し、やがてニューギニアの陸軍も航空機を捨てて歩兵部隊に加わった。
(ver4.13mで追加)
NBNG_R.jpg
Tarawa
タラワ
1000x1000赤道直下、ギルバート諸島のタラワ環礁を中心とした空母戦マップ。1943年10月にアメリカ海兵隊が上陸作戦を行い、大損害を出して「ブラッディ・タラワ」と呼んだ。Tarawa_R.jpg
Wake Island
ウェーク島
600x600硫黄島とミッドウェー島の間のあたり、ウェーク島(BO41)を中心とした空母戦マップ。Wake Island_R.jpg
Marianas
マリアナ諸島
1000x900小笠原諸島の南、マリアナ諸島を中心とした空母戦マップ。グァム島、サイパン島などを含む。Marianas Onlineは150x240。1944年6月にマリアナ沖海戦が行われ、日本海軍機動部隊は敗北。その後アメリカ軍が占領し、日本本土爆撃の基地とした。Marianas_R.jpg
Palau
パラオ
500x500フィリピンの東、パラオ諸島を中心とした空母戦マップ。Palau Onlineは100x100。1944年9月にアメリカ軍がペリリュー島(AX22)及びアンガウル島(AW21)に上陸した。Palau_R.jpg
Kyushu
九州
290x330九州周辺。1944年6月~1945年1月にかけて、中国を基地とするB-29の爆撃が行われた。Kyushu (South Japan)_R.jpg
Iwo Jima
硫黄島
800x800小笠原諸島の硫黄島周辺。Iwo Jima Onlineは13x13。1945年2月~3月にかけての戦いでアメリカ軍に占領され、B-29を護衛するP-51の基地となった。Iwo Jima_R.jpg
Chichi Jima
父島
200x200小笠原諸島、硫黄島の北。飛行場のない空母戦マップ。Chichi Jima_R.jpg
Okinawa
沖縄
300x300沖縄周辺。Okinawa Onlineは190x130。1945年3月~6月にかけて日本とアメリカの戦場となり、日本軍による特攻作戦も多用された。Okinawa_R.jpg
Manchuria
満州
260x410ソ連・満州国境地帯。ウラジオストック(AQ14)、羅津(AD4)、牡丹江(AA29)を含む。1945年8月、ソ連軍は満州の日本軍を攻撃した。Manchuria_R.jpg
KhalkhinGol
ハルヒン・ゴール
40x40モンゴル国境のノモンハン周辺。ハルハ河(ハルヒン・ゴール)と支流のホルステン河、ノモンハン(C3)を含む。1939年5月~9月にかけて日本とソ連の大規模な武力衝突が発生し、空では97式戦闘機とI-16を中心とした大航空戦が行われた。KhalkhinGol_R.jpg
Northwest Europe100x80小さい町が点在し、南北に2本の川が流れる平野。特に地名はない架空マップ。Northwest Europe_R.jpg
Italy Online160x160地形は南イタリアのナポリ周辺に近いが、架空マップである(サルデーニャ島や北イタリアのジェノバやミラノが入っている、モンテ・カッシノ(N4)が南にある等)。Italy Online_R.jpg
Pacific Islands
太平洋
50x50小島2つ、飛行場2つからなる小さな架空マップ。Pacific Islands_R.jpg
Desert Online80x60北アフリカっぽい架空砂漠マップ。山地や峡谷が多い。Desert Online_R.jpg
OnlineMT50x50北アフリカっぽい架空砂漠マップ。沖合の2つの島にも飛行場がある。OnlineMT_R.jpg
Online150x50冬マップあり。なだらかな平野に飛行場が点在する。Online1Summer_R.jpg
Online250x50冬マップあり。なだらかな平野に飛行場が点在する。Online2Summer_R.jpg
Online1Islands50x5012個の島が放射状に並んだマップ。それぞれ1つずつ飛行場がある。Online1islands_R.jpg
Online3Summer50x50狭い海で東西に分けられたマップ。Online3Summer_R.jpg
Online4Summer50x50高い山と間を流れる川が特徴のマップ。Online4Summer_R.jpg
Online5Summer100x90Gulf of FinlandマップのAP9~AY17にあたるマップ。コトカ(B8)やフィンランド湾の島々を含む。
Online6Island32x32峡谷だらけの四角形の島のマップ。北東・中央・南西に大きな飛行場があり、野戦飛行場が点在する。Online6island_R.jpg
Online7Islands32x32多数の島が点在するマップ。四隅に大きな飛行場がある。Online7islands_R.jpg
Online8Islands50x50Pacific Islandsマップと同じ。
Online925x25冬マップあり。aとbは変わらず。何もない草原に4つの滑走路。Online9_R.jpg
Online1050x50冬マップあり。aとbは変わらず。何もない草原に滑走路が点在。Online10_R.jpg
Online1150x50何もない草原に滑走路が点在。Online11_R.jpg

マップのスクリーンショットzipが欲しい方はこちらからどうぞ。
https://www.mediafire.com/?oz8zu1kcrm7cd87
4.10.1m時点で欠損してたスクリーンショット補完
https://www.mediafire.com/file/vjljtemaje72ea7/map_missing20181110.zip/file
4.11m~4.13.4m追加分
https://www.mediafire.com/file/dr7vb55gd9pvdgw/defaultmap4_13_4.zip/file

その他

conf.iniによるFMBへのホットキー追加

ver4.10より、conf.iniを編集することで複数のオブジェクトを選択できるようになった。
[HotKey builder]の下に
 Alt MouseLeft=select+
 Alt MouseRight=select-
があると、Alt+左ドラッグで複数選択及び追加、Alt+右ドラッグで選択から解除できる。
複数選択できるのは、
 Artillery
 Stationary Armor/Objects/Aircraft/Ships
 Rocket
 Objects
 Static Camera
である。
また
 Ctrl C=mis_copy
 Ctrl X=mis_cut
 Ctrl V=mis_paste
を追加すると、Ctrl+X/C/Vでオブジェクトのカット・コピー・ペーストが行える。

conf.iniによるオンラインプレイの設定

(更新中)
サーバーの管理者は、conf.iniを編集して以下のような設定ができる。

  • リフライ制限
    conf.iniの[NET]の下に以下のパラメータを追加して、KIAとなったプレイヤーの再出撃を制限できる。
    • reflyKIADelay:プレイヤーが最初にKIAとなった後、何秒でreflyボタンを使えるようになるか
    • reflyKIADelayMultiplier:プレイヤーがKIAとなるたびに、reflyボタンを使えるようになるまでの時間が何秒増えるか
    • maxAllowedKIA:プレイヤーがこの数を超えてKIAとなると、reflyできない。-1で無効。
    • reflyDisabled:0にするとreflyできる。有効にするとreflyできない。
  • オンラインスコア表のフィルタリング
    conf.iniの[NET]の下に以下のパラメータを追加して、スコアの表示内容を制限できる。
    • disableNetStatStatistics:1にするとスコア表は表示されない。0なら表示される。
    • showPilotNumber:0にするとパイロット数が表示されない。
    • showPilotPing:0にするとpingが表示されない。
    • showPilotName:0にするとパイロット名が表示されない。
    • showPilotScore:0にするとパイロットのスコアが表示されない。
    • showPilotArmy:0にすると陣営が表示されない。
    • showPilotACDesignation:0にすると機体の名前が表示されない。
    • showPilotACType:0にすると機体の種類が表示されない。

FMBのFAQ

  • マップ自体に大都市が含まれるものをFMBに読み込むと、
    オブジェクトを自分で並べなくても大都市にはいろんな民家とか工場とか最初から建って
    くれてるじゃない。
    このマップにくっついてきてる建物も、爆撃するとちゃんと燃えてくれるのかな?
    • しっかり燃えるしFMBならブラシ使って壊すことも可能。
 
  • 4.10mからミッションの日時によって月齢が変わるそうだけど、空の月を見てもいつも三日月なのですが。
    • 残念ながら、月の形の満ち欠けは再現されておりません。いつでも三日月のままです。
    • ただし、月光に照らされた地表その他オブジェクトの明るさは月齢によって変わりますので、満月近くは明るく、新月近くは真っ暗になります。
 
  • 空母から発艦しようとTakeOffにしたんだけど、Playするといきなり爆発する
    • 空母から発艦するときは、飛行機の第一waypointを空母の近くにおいてはいけません。
      TakeOffを設定したときに飛行機の第一waypointが空母上に勝手に移動してしまうと失敗です。
      勝手に移動しないぐらい離してください。その上でTargetで緑円を空母に持ってきてください。
      以上のことの図解
 
  • FMBで当方日本機のみ、目標連合国のミッション作って飛んでみたのだけど。
    管制官の指示音声がなぜかドイツ語……
    日本語にするにはFMBでどこいじったらいいので?
    マップは沖縄。
    • 飛行機のプロパティの国籍が独軍になってると思う。ここをIJAにすればいいかな。
      • さんくす
        FMBのAirForceが国指定じゃなくSquardon選択になってるもので
        「none」にしてあっても、ドイツの飛行隊の先頭にあるnoneだと
        ドイツ語になるみたい
        日本の飛行隊を選んだら日本語になった
 
  • 別々の飛行場から離陸した戦闘機で爆撃機を空中集合して護衛するのは、
    うまくWaypointの到達時刻と速度を調節するしかないのかな。
    • Waypointの到達時刻と速度を調節する
      プラス飛行機のウェイポイントタブのSETをクリックして護衛対象を
      クリックしてやると編隊を組む。(敵を選択すると攻撃目標にもなる)
      ただ会敵するまで一緒に行動するだけで、敵機を見ると一目散に
      飛んでいって爆撃機は放ったらかし。
      まぁ人間もそうだからリアルか。
 
  • AI機が艦隊に雷撃を行うミッションを作ったがAI機が魚雷投下してくれない
    • 雷撃実行を指定したGATTACK waypointと、その1つ手前の通常waypointが十分に
      (10kmぐらいとか?)離れてないとうまくいかないみたいです。
      また1つ手前からGATTACKまでのwaypoint間で高度や方位・速度が大きく変化し
      すぎてもダメかも。
 
  • デフォルトバージョンの1946では、飛行場に着陸してもなにもできず
    燃料弾薬回復したかったらReFlyするしかないですよねぇ。
    前にMOD入れてマップに何か置いたら補給してまた飛び立てると
    聞いたような気がしてるが、どこで聞いたか忘れた。
    マルチでこれできるとすごく楽しいのだが。
    • 置く、置かないは別にしてFMBで設定可能ですよ
    • ええとゴメン
      それはなんらかのMODは必須なんですよね?
      素の4.10のFMBでは無理ですよね
      • ZUTIだろ?
      • 4.09mならUltraPack2.01、4.10.1mならUltraPack3.0RC4のマルチミッションでZUTI機能を有効にした場合に可能。
      • 4.12.2mならSASで配布されているVisual Mod V9の機能でシングルミッションのプレイヤー機のみ、画面外のプルダウンメニューを出して可能にできる。
 
  • 配置した榴弾砲は飾りで打つことは無いんでしょうか?
    どうやれば榴弾砲が発砲するようになるのか教えてください
    • 何もしなくてもしっかり撃ってくる。
    • IL-2の陸戦はデフォルメされて、有視界で直射だから実際よりも交戦距離は短いよ。
 
  • MODマップがたくさんあり、読み込み選択候補が画面右側に多数はみ出して選べなくなった
    • FMBがStock動作をしていると対処方法は無い。
    • SASで配布されているPablo's MissionComboProが導入されていると、FMBがMOD拡張されてFileメニューの1つ右にMapメニューが追加となり、これを開けるとマップの選択方法が「WESTERN FRONT」「EASTERN FRONT」「ASIA PACIFIC」などの地域の枝の下に所属マップが出てくるように変わるので、画面右にはみ出さず選べるようになる。
 
  • MODマップを導入して、FMBでその新しいマップを呼び出すことはできたが、ミッションを作成してセーブすることができない。なのでそのマップを飛べない。
    • そのマップに設置されている建物オブジェクト・植物オブジェクトや、地表に貼り付けられているテクスチャなどに、Stockゲームのものと新規にそのマップ自体に同梱されているもの以外の、MOD追加されたものが存在しているが。
      その追加オブジェクト・テクスチャがゲーム内に存在していないとそうなる。
      エラーログを見ると○○がありません読み込み失敗ですエラーが記述されていると思う。
      SASなどで配布されているUP~Boomer Object packを一通りインストールすると解決する場合もあるが。
      そうやって単体配布されていない、何かの過去のマップに同梱されていたものを流用していると、欲しいオブジェクトやテクスチャははたしてどのマップに同梱されていたのかという情報は皆無に近い。いろいろ関連しそうなマップをインストールして解決すればいいが、いくつもいくつも入れても解決しないままだと、ただ疲れるだけ。
      最初から、ひととおりのオブジェクトやテクスチャが含まれているであろう、HSFXやUP、B.A.T.、VP Modpackなどのプレイ環境を作って、そこに追加するのがオススメ。
 
  • FMBで配置する飛行機オブジェクトにカスタムスキンを適用したが、AI機は正しいスキンで登場したのに自分が乗るプレイヤー機がデフォルトスキンのまま
    • プレイヤー機のみFMBでのカスタムスキン設定は無視されるので、飛行前ブリーフィング画面から「Arming」→「Aircraft Customization」と画面を辿り、改めて着せたいカスタムスキンを選ぶ必要がある。
 
  • Koreaマップなどジェット機時代のMODマップで、滑走路がかなり長いのに離陸着陸ポイントが中央付近にあっって長さを十分使えない
    • 離陸着陸ポイントの間隔がStockマップでありえないほど広いとAIが正しく認識できなくなるらしく、ああするしかないみたい
    • 離陸のみ、4.12.2m以降のTaxi to Take-off機能でエプロンから誘導路を通って離陸ポイントよりもさらにずっと外側の滑走路端付近までタキシングして滑走路に正対させると、滑走路全長を使いきって離陸させられるはず。
 
  • 見た目で斜め滑走路2本が交差しているが離陸着陸ポイントが片方にしか設定されていないマップがある
    • トラブル・FAQ#he5efa4aにもあるように、斜め滑走路2本の両方に離陸着陸ポイントを設置するとAI動作がバグるため、その予防でこうしてるっぽい。
    • プレイヤー機はおそらく離陸着陸ポイントが設置されてない方の滑走路も普通に使えると思う。
    • 離陸のみ、4.12.2m以降のTaxi to Take-off機能でエプロンから滑走路までAI機を誘導すると、離陸着陸ポイントが設置されてない方の滑走路からも離陸させられそう。
 
  • 2本の並行滑走路がある飛行場で離陸や着陸のWaypointに片方しか使えない(もう片方は反対側になる)
    • Stock Okinawaマップの伊江島にあるコンクリート滑走路などがこれですね。制限によるものでどうしようもない。
    • 離陸のみ、4.12.2m以降のTaxi to Take-off機能でエプロンから滑走路まで誘導すると、並行滑走路を同じ向きに使って同時離陸させられる。
 
  • AI機が着陸後、どの誘導路を通ってどこのエプロンまでタキシングして駐機するか指定できないか?
    • できない