M8A1

マッポーのWoTで繰り広げられるサツバツとしたセンシャ同士の戦いを脳裏に思い浮かべてほしい
そこにエントリーするのは2台のセンシャである
「ドーモ57㎜＝サン、76㎜です」「ドーモ、76㎜＝サン、57㎜です」
いかなる偶然か、双方ともメリケン＝センシャクランのTier４TD、M8A1のセンシャソウルを宿したセンシャである
センシャXVMによって推し量ったワザマエは互角、この距離でならお互いに百発百中である！
当然二人のセンシャが遮蔽物を持たないはずがない　
WoTでは遮蔽物のフーリンカザーンを知らないものに生きる余地はないのだ
偶然にせよHP100％を有したまま最後の一騎打ちに残ることができた二人のセンシャがそれを知らぬはずがない

戦場に残るはこの二人のセンシャのみ、同時に遮蔽物から飛び出す！　発砲！
「イヤーッ」「グワーッ！」「イヤーッ」「グワーッ」
即座に遮蔽物の陰へと駆け戻る二台のセンシャ達、ニンジャにおけるブリッジに匹敵する基本ムーブメントであるカクレ＝アティチュードである　
ムテキアティチュードの一種であるこの構えは遮蔽物の後ろに隠れることによって相手の砲撃を無効化するのだ

装填が終わった57mmが遮蔽物からキャタピュラームーブメントで顔を出し、必殺の57mmを構える
だが、ALAS！いない、いないのだ　76㎜の姿は未だ遮蔽物の陰にあった
装填が終わるまで遮蔽物の影に隠れ続けるというBOTめいた振る舞いに歯ぎしりする57㎜
そして悠々と装填を終えた76㎜が頭を出し互いに発砲！
「イヤーッ」「グワーッ！」「イヤーッ」「グワーッ！」
互いが互いの放った砲弾をその身に受ける！
そして二人は遮蔽物へと駆け戻る！

装填が終わった57mmが遮蔽物からキャタピュラームーブメントで顔を出し、必殺の57mmを構える
だが、ALAS！いない、いないのだ　76㎜の姿は未だ遮蔽物の陰にあった
装填が終わるまで遮蔽物の影に隠れ続けるというBOTめいた振る舞いに歯ぎしりする57㎜
そして悠々と装填を終えた76㎜が頭を出し互いに発砲！
「イヤーッ」「グワーッ！」「イヤーッ」「グワーッ！」
互いが互いの放った砲弾をその身に受ける！
そして二人は遮蔽物へと駆け戻る！

装填が終わった57mmが遮蔽物からキャタピュラームーブメントで顔を出し、必殺の57mmを構える
だが、ALAS！いない、いないのだ　76㎜の姿は未だ遮蔽物の陰にあった
装填が終わるまで遮蔽物の影に隠れ続けるというBOTめいた振る舞いに歯ぎしりする57㎜
そして悠々と装填を終えた76㎜が頭を出し互いに発砲！
「イヤーッ」「グワーッ！」「イヤーッ」「グワーッ！」
互いが互いの放った砲弾をその身に受ける！
そして二人は遮蔽物へと駆け戻……らない！

57㎜は76㎜の砲撃を受けて爆発四散！
「コノセンシャハオダブツダ！」「noob」「****」WoTガイジン達の悪罵が響き渡る！
果たしていかなる現象が起こったのか！？　単純な算数の問題である！
76mmがHP265、攻撃力110、57mmがHP265　攻撃力75のドラクエめいたターン制戦闘になってしまっていたのだ
３ターン目の76㎜のHPは、265-（75×3）＝40、57㎜のHPは、265-(110×3）＝-65
すなわち３ターン目で57㎜が爆発四散という結果になったのだ

WoTでの戦線形成は遮蔽物に隠れて頭出しターン制戦闘を行なっているHTMTによって構築されている
単発威力のないセンシャは実際この戦線形成においてジリープアー（徐々に不利）になってしまうのである

上記の例は一対一でのセンシャ戦闘だが、二対一など、こちらが数で優っている場合
相手のセンシャが先に出た味方のセンシャを撃った直後に頭を出さないのは実際noobである！
ミヤモトマサシが述べたように、装填中は実際撃てないのだ
その間に迂回するなり発砲するのがベテランセンシャである