アウトリーチ活動 2:HONNY DAYS PROJECT1「蜜の歳月」2004年 / HONNY DAYS PROJECT2「ゆめのまにまに」2006年

Last-modified: 2007-11-03 (土) 18:23:38

「身体の謎 、身体の中心 と出会ってみよう」 photo
photo:Sugihara Kazuma

 

長久手町の50歳以上の参加者によるダンス作品

長久手文化の家 主催事業として2回にわたり行った市民参加によるダンス作品。
それぞれ1年前くらいから構想をはじめ、参加者集めとインタビュー取材、個別稽古、グループワークショップを平行しながら6ヶ月程度の実働期間を経て1時間半弱の作品に構成。「森のホール」において上演した。
「蜜の歳月」は50歳以上の参加者33名と黒子として20代30代の協力者15名、「ゆめのまにまに」は50歳以上の参加者62名 小学生37名 中学生1名、黒子協力者15名、プロフェッショナルな演奏家4名によっている。 
「蜜の歳月」では年齢を経た参加者それぞれの個性、身体の持つ魅力自体をストレートに観客に伝えることを最終的な目標とした。「ゆめのまにまに」では、「今は会うことができない相手に関する記憶」に関するインタビューと、テキストを書き起こす作業から作品制作を始め、歴史のある身体の魅力を前提に、個を超えたところに生じる、抽象的な存在としての身体を舞台上に実現することを試みた。

 

HONNY DAYS PROJECT3としては、知的好奇心に優れた少人数の高齢者と、生死にまつわる思索を共有し、ダンス作品(またはパフォーマンス)を制作したいという希望がある。長期的に構想し、5~6年のうちに実現したいと考えている。

 

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