2016年9月の結果発表です。
なお、点数は評価提出者による点数です。
赤字は講評対象者になります。
席次 | 曲名 | 作者 | 点数 | 平均 | 主催コメント |
1 | 256 Secondz World Tour | eVe | 9 8 8 8 7 7 | 7.83 | イントロの音符がない部分のSCROLLを変える必要があるかは不明ですが、全体的にソフランを工夫している点が好印象です。 終盤のサビも展開がきっちりと意識されていてよいと思います。丁寧な分、もう少し型破りな配置やフィーリングがあってもいいですね。 |
2 | 256 Secondz World Tour | せいてん | 9 8 8 8 8 8 8 | 8.14 | とても丁寧に作られていていい譜面だと思いますが、やはりもう一段階工夫が惜しいところ。サビもサンプリングが入る前と後で展開がないのが残念。 ラストのソフランも若干蛇足な印象を受けます。フィーリングも音取も、もっとチャレンジしてみてほしいという譜面でした。 |
3 | Yggdrasil | ばしーた | 8 8 7 7 7 7 | 7.33 | 音を拾うだけに終わらず、様々なパターンを作りに行っているという点が良いです。前半のウェイトがやや重いためか終盤のサビがやや盛り上がりに欠けてしまっているのが勿体ないですね。 そういう意味では前半はもう少しシンプルに、後半を複雑にしてみるのが一番展開を色づける方法かなと思います。なかなかフィーリングが難しいところですが…。 |
4 | accelunforeseeable (liquidarithmetic) overflow (Self-Effected) | accel | 8 7 7 7 7 7 7 | 7.14 | 前半はゑんどろすさんよりは軽い印象ですが、サビが中々にどうなのだろうという感じを受けますね…。 細かい単体の2連打などはフラムや区切り、目立っている音以外では上手く使わないとごちゃごちゃしてしまう原因になりかねません。 |
5 | Yggdrasil | ~かゑで~ | 9 8 8 8 7 6 6 | 7.43 | 流石に大音符とソフランが多すぎると思います。すっきりとまとめてあげましょう。ソフランはこの曲ならなくても良いというレベルです。 最後の最後で急激に追い込みがくるのはよいですが、やはりラストGOGO絶対的にもっと盛り上げていってほしいところです。 |
6 | unforeseeable (liquidarithmetic) overflow (Self-Effected) | かねかい | 9 8 7 7 6 6 | 7.17 | こういうコンセプト的な譜面も見ていて面白いですが、やはり一般的な観点からの評価はやや厳しいものがあるか。 ギミックを使ったがために譜面そのものにも影響してしまっている部分が多いのが勿体ないですね。 |
7 | unforeseeable (liquidarithmetic) overflow (Self-Effected) | ゑんどろす | 8 8 7 7 6 6 | 7.00 | こちらの譜面も工夫があることはいいことなのですが、とにかくやりすぎです。実験的な譜面なのかもしれませんけれども。 曲の雰囲気に合っていればよいのですが、それとは裏腹にごちゃごちゃとした印象を与えてしまいます。 必要以上の脚色はなくとも丁寧に作るだけで十分魅力的な譜面が作れますし、叩いていて楽しいものになります。 |
8 | 256 Secondz World Tour | 9chi8 | 7 7 6 6 6 6 | 6.33 | 様々なパターンを取り入れるのは良いことですが、不必要に3連符やソフランで工夫するのは蛇足である感じがします。 前半はやや少しつまり気味な印象を受けます。低速などはもう少し密度を落としてあげてもいいでしょう。大音符は控えめに。 |
9 | Yggdrasil | 吐血氏 | 7 7 6 6 6 6 | 6.33 | 音をひたすらに取っている印象があります。この曲で重要なのは実は音取り以上にフィーリングなのです。 その音取もやや単調気味になっているのが残念で、譜面で展開を作りきれずに終わってしまっている感がありました。 |
10 | 256 Secondz World Tour | はいしゃ | 7 7 6 6 5 5 5 | 5.86 | まず序盤から飛ばしすぎでしょう。イントロはもう少し静かにしてやった方が雰囲気、バランスともに良いと思います。 音取の面もやや稚拙さが目立ちます、3連符を「とりあえず使う」のはやめましょう。音取もそうですが、ソフラン等も含め丁寧に譜面を作るのが大切です。 |
優秀譜面講評
今月は、講評譜面はありませんでした。
総評
今回は、「歴史に残る譜面がついた曲」を皆さんに体感してもらいたくてこのような選曲にしました。
元々の譜面とテイストの違うものも多くあり、やはり創作譜面は奥が深いなあという風に感じました。
時間があるときにでも元祖を見ると学ぶことがあるかもしれませんね。
もっとも、そちらが頭をちらついて譜面が作りにくい、という意見も多いでしょうが…。
では、次回もよろしくお願いします。