工事中
アップデートver1.73"Vive la France"にて、ユーザーメイドの戦車の照準器を作成する機能を追加した。
ユーザー照準器はユーザスキンと似たような仕様で、すなわち個々の車両に対し適用できる。
これらはグラフィカルエディタで作成することはできず、設定の変更はsight fileで行う。
また、WarThunder LIVEであなたの照準器を公開したり、公開された照準器を利用することもできる。
ユーザーサイトの設定
まずはじめに、照準器を作成したい車両を決める。
1. 作成したい車両でテストドライブを行い、オプション→戦車戦闘の設定
2. Use alternative sight gridの項目で、Add a grid sightを選択。
3. UserSightsに選択した車両のBLKファイルが作成される。
4. ゲームを終了せずに、作成した照準器を車両名のフォルダにコピー。
5. ゲームに戻り、Alt+F9を押してゲームデータを更新し、インポートした照準器を選択する。
各車両ごとに異なる照準器を上限無く使用可能。つまり、様々な照準器を保持し、切り替えて使うことができる。
ユーザーサイトの作成
照準器はクロスヘア、線、可動要素とテキスト、の要素のブロックで構成される。
これらの要素はBLKファイルによって指定され、テキストファイルで編集することができる。
テンプレートサイトの作成
1. 照準器を作成したい車両でテストドライブを開始し、オプション→戦車戦闘の設定
2. Use alternative sight gridの項目で、Add a grid sightを選択。
3. UserSightsに選択した車両のBLKファイルが作成される。
4. BLKファイルの編集を行う。ゲームの起動中も編集ができ、Alt+F9で編集結果を反映する。
現在変更可能なパラメータ
thousandth:t = "xxx"
ミル角種類の選択
ussr (1/6000), nato (1/6400), real (1/6283)の三種から選択
crosshairHorVertSize:p2=4, 2
ミル目盛の長さ。最初の値で数値表示線の長さ、二番目の値で数値非表示線の長さを決定。
rangefinderProgressBarColor1:c=0, 255, 0, 64
距離測定中のバーの色(デフォルト緑)RGB+アルファ値
rangefinderProgressBarColor2:c=255, 255, 255, 64
距離測定中のバー背景色(デフォルト白)RGB+アルファ値
rangefinderTextScale:r=0.7
測距儀の文字サイズ。
rangefinderVerticalOffset:r=15
測距儀の文字の中心からの縦方向の距離。上側が正。
rangefinderHorizontalOffset:r=5
測距儀の文字の中心からの横方向の距離。右側が正。
fontSizeMult:r=1
線の太さ。
lineSizeMult:r=1
線の太さ。
drawCentralLineVert:b=yes
中心の縦線の表示/非表示(yes/no)
drawCentralLineHorz:b=yes
中心の横線の表示/非表示(yes/no)
crosshairDistHorSizeMain:p2=0.03, 0.02
水平線の長さ。一番目で数字表示線、二番目で数字非表示線の長さを決定。
crosshairDistHorSizeAdditional:p2=0.005, 0.003
水平線目盛の長さ。一番目で数字表示線、二番目で数字非表示線の長さを決定。
distanceCorrectionPos:p2=-0.1, -0.05
照準距離の表示位置。一番目で水平方向、二番目で垂直方向。(右側、上側が正)
drawDistanceCorrection:b=yes
照準距離の表示/非表示(yes/no)
メインパラメータ
crosshair_distances
照準器縦軸の目盛の表示設定
200-2800mの間200m毎にそれぞれ目盛を表示するか指定可能。
Shell ballistics block
弾丸の種類とそれらの割り当て
線、円などの要素の描画
共通の要素の説明
move:b
照準距離を変更時に動くか動かないかを選択する。(yes/no)
thousandth:b
ミル角に応じて描画するかしないかを選択する。(yes/no)
- 線の描画
drawLines { line { line:p4 = 0, -1.0, 0, -0.018; move:b = false; } line { line:p4 = -50, 30, -50, 40; thousandth:b = true; } }
drawlinesブロック内でline{}の形で記述。
line:p4:始点のx座標、y座標、終点のx座標、y座標の順に指定する。線の太さは現在変更可能なパラメータ項lineSizeMultの設定による。
- 円の描画
drawCircles { circle {segment:p2 = 0.0, 360.0; pos:p2 = 0.0, 90.0; diameter:r = 3.0; size:r = 2.0; move:b = no; thousandth:b = yes; }
drawcirclesブロック内にcircle{}の形で記述。
segment:p2:円弧の始点角度、終点角度の指定。下が0度で左周りに正(0~360)。円を描く場合は0,360
pos:p2:中心座標(x,y)
diameter:r:円の直径。ミル角連動可
size:r:線の太さ