議論掲示板/議論のルール制定/もがちんによる素案

Last-modified: 2014-03-29 (土) 15:03:40

議論掲示板の使い方

議論掲示板は、各ページのコメントや提案意見掲示板では長すぎる話題、またはwiki広範に渡る話題について、議論、議決、或いは投票を行うために利用されるものである。

複数の議題が並立して議論が行われているケースが多いが、この文書では各議題(節または段落 + コメント欄)を便宜上スレッドと呼ぶ。またコメント欄以前の部分について、スレッド冒頭と呼ぶ。

各種決定事項について各々が矛盾する場合は、原則としてより広範な合意が、狭い合意より優先されるものとする。wiki全体についての決定事項を、一部のページのみが逃れることは基本的に許されない*1。ただし、広範な合意事項そのものが例外や各ページの自治を認めている場合においては、この限りではない。

議論の提起

必要と言う確信があれば、誰でも議論を提起し、または何かを提案し(以降、提議に統一)、スレッドを作成することができる。この人物を「提起者」と呼ぶ。提起者は十分な事前準備を行い、段落冒頭、もしくはコメント欄冒頭で議論提起または提案の意図をできるだけわかりやすく、議論参加者に周知する様に心がける。提起者は後述する暫定進行役以外については、何ら特別扱いはされない。

提起者がスレッドを作成しコメント欄を置いて体裁が整った時を、議論の開始とする。また、枝葉に当たる議論についてはそれが初めて提起された時に議論が開始されたものとする。いずれも特に赤字・太字などで文字を強調する必要は無いが、枝葉に当たる議論の開始は原則的に新しいツリーを作成して開始されるものとする。

参加者

議論にはwiki参加者であれば、誰もが自由に参加する事ができる。ただしスレッド参加者には、常に記名が求められる。特定スレッドでは必ず、同じ名前を名乗ること(全く別のスレッドで別名を名乗る事は咎められない)。匿名で書かれたコメントは、誰でも削除することができる。ただし単純なミスにより名前を入力し忘れた時などは、直後に書き込みを行い名前を補遺するか、コメントログを編集して名前を付加しても構わない。削除された後でも、本人による記述の復帰または再発言にも制限は無い。以上については特に時間制限は設けない。また、diffで確認の結果やSYSOPによる確認などにより、記名での参加者と同一人物であることが明らかである場合ならば、第三者が名前の補遺やコメントの復帰を行っても構わない。

なお、提起者、進行役(後述)、投票提案者または投票進行役(後述)は*2、便宜上役職者と呼ばれ、必ず立場を明らかにするかたちでの記名を求められる。この際、普段・従来のコテハンを並記することは制限されない。ただしスレッド内では同一の名を名乗る事が原則であるので、議論の途中から職務に就く投票提案者または投票進行役については、「投票進行役(山田太郎)」乃至は「山田太郎(投票提案者)」のように記名する事が推奨される。

他の議論(スレッド)でいかなる役職についている参加者でも、中立性に問題がないのであれば、兼任するかたちで他の議論(スレッド)で何らかの役職者に就任することは制限されない。

また、提起者以外のあらゆる役職者は、いつ何時でもそれを辞することのできる権利が保障される。

議論の進め方について

議論は原則として参加者の合意のもとで諸案を比較し、利点を統合し、欠点を解消し、満場一致かそれに近いかたちでの平和な議決を目指すものとする。

また、議論中は可能な限り議論拡散を避け、論点を絞って議論を行うこと。

並行して複数の案件について議論を行う場合は別途ツリーを作成することが強く推奨される。
ただしその状態が議論が長期間続く場合においては、コメントログの閲覧が困難になるため、提案者を含む5名以上の賛意があれば、スレッドの中に更にスレッドを作成し、特定の案件に対する議論をそちらに移動しても良い。その際、必要であれば従来のスレッドのコメントログから必要な部分をコピーすることは制限されないが、元となったログから削除するかたちになることは許されない。また、分割される議論と現在までの議論の関連性が著しく低い、もしくは皆無である時には、スレッド内のスレッドとせず、別議論として別のスレッドを作成すること。

議論の過程において、根拠の無い発言や個人攻撃、誹謗中傷の類は禁止とする(詳しくは後述)。

議論は決して喧嘩ではないため、各自が編集者・閲覧者・議論相手の事を考え、より公益性の高い良質なwikiが作成できる様、客観的な判断に基づいて行動することが強く推奨される。多くの人物はwikiの事を真剣に考え議論に参加しているのであり、あなたの敵などではない。

進行役

提起者以外の中立な第三者が進行役を務めると、議論がスムーズに進む場合も多い。このため、議論掲示板では原則として進行役を置くものとする。スレッド作成後、最も早くその意思を明確にしたものが、進行役に就くものとする。

進行役は公正中立を心がけ、必要なら広く意見を募り、客観的に議決に至った/合意が得られたと見なされる状況になれば議論を終結させる様に取りはからう様に努力するものとする。あまりに直接的な議論参加は推奨されない。少数派の意見を無視する必要は無いが、多数派を無視して少数派に有利となる様にならない様についても十分に配慮すること。特に提起者による提議が広範にわたり複雑である場合には進行役の存在と手腕は重要である。ただし進行役はあくまでただの「書記」であり、周囲の反対を押し切って何かを強行するような権利は一切認められない。決定は可能な限り合意を待って行う事。また、進行役にあまり留守が多いと議論が滞る為、時間的に余裕のある人物が就く事が望まれる。

スレッド冒頭(コメント欄より上部)については、基本的には進行役が管理するものとするが、進行役が爾後にそれを拒否しない限り、各利用者は特に事前の承諾なく、原則的に末尾に、「暫定まとめ」「素案」などを掲載することができる。

また、やはり進行役が爾後に拒否しない限り、利用者編集容易性の確保のため、例えば過去ログや投票結果などあまりに冗長なログを、議論掲示板/スレッドの名前/適切なサブページ名?に移動して、#includeで読み込むかたちにしても、表示上の変化が無いのであれば、構わない。#regionについての折り畳みについても同様とする。進行役は可能で有れば一般利用者がその様な編集を行わなくても済む様に、スレッド冒頭を適切に管理する様努力する。

進行役は上記不適切な改変を拒否・差し戻しする権限の他、スレッド冒頭に記述されている各要素の順序を決定する権限を有し、議論進展の状況に応じて、重要そうなものを先頭近くに配置するなど、適切に変更するものとする*3。ただし参加者からの要請が有った際には、より多くの意見を汲んだものになるようにできるだけ検討すること。

なお、提議より72時間(3日間)経過しても進行役の立候補が無い場合、暫定的に提起者が進行役を務めることも許されるが、その後に進行役の立候補があれば、ただちに交替するものとする。また議論参加者はいつでも、合意(罷免議論の進行役を別途置いて執り行う)または投票により、進行役を罷免することができる。なお立候補がなく、かつ提起者が自身でそれに就く必要を認めない場合は、特に進行役を置く必要は無い。

進行役の罷免

進行役を設けた場合には、事情を問わず、進行役が120時間(5日間)以上コメントを行っていない場合、議論の進行に支障を来すため、古い進行役は罷免され、新たな進行役を選任することを可とする*4。原則として立候補した者が無条件に進行役を次ぐものとするが、24時間以内に複数の立候補があった場合、スレッド内での簡易的投票による選挙(後述)により、最も多数票を得た者が進行役が選ばれるものとする。立候補は簡易投票の投票開始直前まで有効である。

また、それ以外のケースでも進行役に顕著な問題が有り適切な議論を進めるにあたって適切で無い人物であると、提案者を含める3名以上が明らかに認めた場合、誰でも新たな進行役に立候補することができる。やはり簡易投票により最も多数票を得たものが新たな進行役となる。この投票は進行役の罷免投票も兼ねるが、立候補者の出ない限りは進行役が罷免されることはない。

コメントの修正

一度行ったコメントは、原則的に、物理的には取り消せない(ログからの削除はできない)。ただし、先日の発言を取り消します、とコメントで宣言することに制限は無い。ただし後述するように、明らかに不適切な発言についてはこの限りではないし、そのほかなんらかの事故による多重投稿や、また誤って全く別のスレッドにコメントしてしまった場合などは、レスがついていない限り、第三者に迷惑がかからぬ様に、ログから削除してもよい。また、後述する、ツリーごとの移動、個人攻撃の除去などの例外を除き他者のコメントに対する編集は行ってはならない。

操作ミスやバグなどにより自分の意図せぬ所にコメントが挿入された場合には、コメントログを編集し、ネストの変更や位置の移動を修正を行い、自らの意に沿う位置での発言に修正できる事が保証される。その場合、そのコメントへのレスのかたちで付随する他者コメントがあれば、同時に移動させても良い。ただし当該コメントを書いた人物本人からの異議があれば、他者のコメントについては、全く編集前のままのかたちで元の位置に戻すものとする*5。編集作業は誰が行っても良い。それによってレイアウトなどに問題が出た場合には、異議を申し立てた側が中心となり、協議の上で迅速に調整を行うものとする。

またバグや仕様上の問題などにより「明らかに」誤った位置に挿入されたコメントについては、気が付いた第三者が適切な場所に移動させて良い*6。ただし本人や第三者からの異議が出た場合には、仮に明らかに誤っていたとしても、同様に、元の位置に戻すものとする。

誤字脱字、事実誤認などについての修正は通常気にする必要はないし、別途のコメントで訂正の旨を宣言すれば済むが、余りにも度が過ぎている場合や、心ならず攻撃的なもの、差別的なものなど明らかに「不適切な発言」もしくは「他人が見て不快に感じるであろう発言」を行ってしまった際には、必要最低限の修正を行っても良い。その場合はコメントの行末に //○○○の部分を修正 ・・・などの様に、修正を行った事を明記すること。

記名についての修正は前述した通りだが、少なくとも本人が行う場合においては全く制限は無い。

議決

投票を含めたあらゆる議決については正月、ゴールデンウイーク、盆、および自然災害などにも配慮し、日時に十分な余裕を持ち、参加の意思を持つ参加者が、出来るだけ多数参加できる様に配慮すること。

満場一致による議決

進行役はある議案について結論がほぼ満場一致に見える時、その議案について満場一致での議決を提案することができる(例:この議案については「変更しない」と言うご意見以外は見られない様です。満場一致と言う事で議決としたいのですが、如何でしょうか)。ただし、新たにツリーを作成した上で太字・赤字などを用い、明らかに提案であることを明示すること。72時間(3日間)の間に複数の賛成意見が付き、全く反対意見の付かない場合、その議案は満場一致で議決に至ったとする。なお、議論参加者であれば誰でも、進行役に満場一致による議決提案を提案することができる。なお、それが明らかな賛否表明であれば、操作ミス等で他のツリーに投票されたものを含めても良い。

反対無しによる議決。

ある議案(全体的な議案、枝葉の議案を問わない)の提案に対し、72時間(3日間)乃至168時間(7日間)の間に有効かつ明確な反対意見が全く見られない場合、その提案は弱い合意のもとで暫定的に議決されたものとする*7。期間は提案者が決定するが、案件の重要さ、複雑さを考慮し適切な期間を提示するものとする。もし期間が短すぎると複数の参加者より指摘があった際には、最長で168時間まで延長される。異議を申し立てる参加者は適切であると考え得る期間を明記すること。具体的な期間延長について紛糾する場合には、進行役に決裁を要求し、進行役の責任と判断のもとで決定してよい。これは提案開始後72時間以内に行われる事が望ましい。なお、合意期間についての異議は、提案自体の異議とは異なるものである点に留意されたし*8

提案時には新たにツリーを作成した上で太字・赤字などを用い、明らかに提案であることを明示すること。提起者・進行役が議案を提案することは制限されない。なお、それが明らかな反対表明であれば、操作ミス等で他のツリーに投票されたものについても有効とし、提案は否決される。

合意による議決。

ある議案(全体的な議案、枝葉の議案を問わない)に対し、満場一致とは見なせないが、賛否いずれかを明らかにしたコメントが10以上、かつ賛否いずれかを議論参加者の四分の三以上が支持していると見えるほど情勢が偏っている様に見える場合、或いは議案の候補が複数である場合にはある案について明らかにコメントが集中しているように見える場合、進行役は新たにコメントツリーを作成し、その議案についての何らかの議決を提案することができる(例:「案件○○については、様々な観点より候補3が適切、とお考えの方が多い様です。このため、候補3で決定、と言うことで議決を採りたく思います。賛否をお聞かせ下さい」)。太字・赤字などを用い、明らかに議決の提案であることを明示すること。72時間の間にそのコメントツリーに寄せられたコメントの内、明らかかつ有効な賛意コメントが四分の三以上であるか、もしくは明確かつ有効な反対意見が全く無い場合、その議案は合意のもとで議決されたとしても良い。なお、それが明らかな賛否表明であれば、操作ミス等で他のツリーに投票されたものを含めても良い。

なお、議論参加者各位の意見を聞いた結果、進行役がまだ議論の余地が有ると判断した場合には、いつでも議決の提案を取り消すことができる。

また、議論参加者なら誰でも、進行役に議決提案を求めることができる。それが複数かつ理論的なものであり、かつ十分に議論が尽くされていると考え得る時は、進行役は議決提案の実行を検討する。また、進行役が納得せずとも、議決を求めた当人を含め5人以上からの明らかかつ有効な賛意ある場合には、誰でも議決提案を行うことができる。ただし、5人以上からの賛意がなくとも168時間(7日間)の間有効かつ明確な反対意見が進行役以外から全く見られない場合には、「反対無しによる議決」を準用し、議決提案を行うことができる。

投票による議決。

後述する投票により、ある議案について議決を行うことも可能である。ただし可能な限り議論の上で満場一致、もしくは合意による議決が試みられるを最良とし、投票は短くとも2週間の議論を経てもその議案が合意に至る事が期待出来ない場合に行われることを基本とする。

議決の強制力

議決についてはwiki参加者各位は十分に尊重し、できるだけそれに沿った編集活動を行うこと。また、議決の強制力は永久ではなく、ゲームやwikiのシステム・構成が変わるなどした場合、或いは議決で決定されたことを実際に運用してみた結果想定と異なる結果が得られた時、もしくは少なくとも半年が経過した時などに、再度提案を行うことができる。

議決後の処理

議決に至った案件は、スレッド冒頭において、速やかかつ過不足無く明瞭に公示する。これは短くとも168時間(7日間)行われる。また、議論が長期または多岐にわたり、スレッドの中で幾つかの案件について何らかの形で議決が複数回行われるなどする場合、議決に至った案件については同様に、速やかにスレッド冒頭に表示するものとする。以上は特別な事情が無い限り、進行役が作業を行うものとする*9

なお、議決が投票によって行われた場合、投票結果の確定・公示までは投票進行役が執り行うが、進行役はそれを受けて、その案件を議決された事項として改めて上記の様に公示する*10

何らかのかたちでそのスレッドにおける全ての議案が議決し最早論じるべき議案が尽きた時、そのスレッドは終了するものとする。議決事項の公示期間が過ぎたあと、スレッドは極力速やかに過去ログ化されるものとする。過去ログ化は進行役が行っても良いが、原則的に誰が行っても構わない。

投票について

本議論・枝葉の議論を問わず、開始より短くとも2週間の議論を経ても合意に至る事が期待出来ない場合、投票で議決を行う事ができる。投票提案者は提案者・進行役以外から選ばれる。特別な事情が無い限り、投票提案者が投票進行役を務めるが、投票提案者は別途投票進行役を募っても良い。またどうしても投票進行役を用意できない場合、進行役が兼任することが例外的に許される。投票進行役は短期間に多くの仕事が求められるため、時間に余裕のある人物が就くことが好ましい。

なお、wiki参加者全てが投票権を持つが、中立性を保つ観点から、投票進行役のみには投票権は与えられない。また投票提案者と投票進行役が別人である場合、投票提案者にも投票権は与えられない。

投票進行役は中立の立場であり、あくまで投票の進行処理のみに徹するを旨とし、極力議論に関わることも、妨害することも行ってはならない。ただし投票候補の選定・文面などの連絡その他業務に必要な行為については、特に制限は無い。

投票の提案フェイズ

議論の開始より少なくとも2週間が経過したがこれ以上議論での合意が期待できず、いたずらに時間を浪費するものと判断した場合、誰でも投票による議決を提案することができる。ただし本人を含め少なくとも5名の同意が必要である。ただし、反対意見が全く見られない場合には、「反対無しによる議決」を準用し、投票を実行することができる。

投票の告示

投票を実行する前には、選択肢の提示、投票までの猶予期間、投票日およびその開始時刻と投票期間を告示する。太字および赤字を用い、新しいツリーを作成し、明らかにわかるように事前告示すること。スレッド冒頭にも告知を行うこと。また、関連するページのコメント欄、および提案意見掲示板でも告示を行うこと。これらは投票進行役が失念している様なら、第三者が行っても良い。

選択肢の提示・調整フェイズ

投票進行役は(各)設問について、従前の議論を踏まえ妥当と思われる選択肢を暫定的に提示する*11。この場合、似た様な案が並ぶことで「票の食い合い」が発生することを避ける様に配慮することが望ましく、或いは段階的な設問も検討されるべきである。それが適切であるのならば、投票者が任意に選択肢を追加できる設問を設けてもよい。

なお、「この時期のこの投票は有効であるか」などと言う設問を設けるとトラブルの発生を予防できる。これについては通常の合意と同様、四分の三以上の賛意が無ければ投票は無効と判断される。

本フェイズは短くとも120時間(5日間)行われるものとするが、原則として168時間(7日間)は越えないものとする。ただし選択肢の調整が紛糾した際は多少の延長は認められる。この判断は投票進行役の裁量に委ねられる。投票進行役は選択肢について少数の声の大きな参加者に惑わされず可能な限り多くの意見をくみ取り、可能な限り公平な設問となる様に努力し、可能な限り誠実に職務をこなすことが求められる。

本フェイズの間に、議論参加者は自身の支持・不支持について、プレゼンや議論もしくはまとめなどを自由に行うことができる。また、必要であれば投票進行役に対し設問・選択肢の調整・追加や投票日時の変更などを求めることもできる。投票進行役は可能な限り参加者各位の意を汲むものとする。また、設問・選択肢の内容の変更や選択肢・設問の追加について、複数の参加者から同一の求めが有った場合、進行役は誠実な対応を求められるが、それを採用してしまうと公平性が失われると強く想定される場合や反対意見の多い場合には、必ずしもその限りではない。進行役とも協力し、参加者各位の意を汲みかつ可能な限り公正な投票となる様に強く留意すること。

なお、特に異論が無い部分については投票予定時刻より12時間から24時間前の任意の時点で(告示時に投票進行役が決めて良い)*12設問・選択肢・投票開始日時は決定されるものとし、以降の各種変更要求は受け付けられない*13。ただし投票進行役が重大な問題・瑕疵に気付いた際には、投票進行役の責任・裁量で延長または投票の中止を行っても良い。第三者が気付いた場合には、ただちに投票進行役に報告し、可能であれば進行役を交えて速やかに善後策を協議すること。

投票進行役の罷免と投票の延期および中止

投票の告示が終わり選択肢の提示・調整フェイズに入った後、投票進行役が72時間(3日間)コメントを行わない場合には(ただし、誰からも何ら有意なコメントが無いなど、特にコメントが求められない状態である場合にはこの限りではない)、投票進行役は罷免され、新たに立候補者した者が新しい投票進行役となり、進行を引き継ぐ*14。また、投票進行役の言行に顕著な問題があり正常・公正な投票が行い得ないと考え得る際には、進行役の罷免に倣うかたちで、投票進行役の罷免・交替が行われる。

新たな投票進行役は前任者の不在のために調整が滞っていると判断した時には、選択肢の提示・調整フェイズを延長してもよい。また、投票進行役の罷免・交替選挙が行われる場合には、必要な期間、投票フェイズへの移行は延期される。なお何らかの事情により長期間投票進行役が空位となる場合、やむを得ないとして投票は中止される。後日改めて同じ内容の投票が提案されることは妨げられない。

投票フェイズ

投票フェイズは日曜日を含めた(提示・調整フェイズが延長された場合にはこの限りではない)短くとも72時間(3日間)で行われる。ただし168時間(7日間)は越えないものとする。開始時刻になった後、投票進行役は速やかに投票フェイズ開始処理を行う。開始・終了時刻の設定は投票進行役に一任される*15

スレッド冒頭に投票が開始された旨を太字・赤字を用いて告示し、かつvoteボタンが正常に機能し始めた時点が、投票の開始時刻となる。期日前投票は全て無効票として扱う。直後にメニューバーの議論掲示板の部分に赤字かつ太字で「(投票中)」と記述する。必要と思うなら、告示したページに、改めて投票開始を告知してもよい。投票開始を宣言できるのは投票進行役だけであるが、一部については投票進行役が失念していれば、第三者が行っても良い。

投票は、wikiに参加もしくは利用している、投票進行役を除いた全ての人物が行うことができる。ただし複数回答が許されている設問を除き、一人につき一設問につき一票のみが有効であり、一度行った投票の変更は認められない。ただし誤操作により複数の選択肢に投票を行ってしまった、などの場合、コメント欄で自己申告を行うことにより、集計時に調整がなされる場合が有る。

なお、全ての参加者・利用者に投票権があるため、diff analyzer で表示される☆などは全く勘案されないため、投票者自身で確認などを行ってから投票を行う必要は無い。

投票フェイズ中も、各人のプレゼン・議論の自由は保障される。

投票フェイズの終了

投票開始より所定の時間が経過した時、投票フェイズは終了する。スレッド冒頭に「投票は終了しました」と表示し、voteを表組みにするなどして追加投票を行えない様にし、メニューバーの(投票中)を除去する。また、コメント欄にも報告を行う。他のページへの終了報告は求められない。

集計作業は各票についてDiff analyzer のログを参照し、投票進行役、および有志各位が、不適切な投票がなかったかを確認し、もしそれがあれば調整を行う*16。集計について投票進行役が単独で判断できないものがあれば、第三者の意見を募ること。また、集計作業が完了し投票確定した後、短くとも168時間(7日間)はスレッド冒頭で結果を提示すること。その後はregionで畳むなどしてもよい。

不適切な投票としては、

  • 投票フェイズ公式な開始前、或いは終了後の投票。
  • ある設問で、一つの選択肢に2票以上なされた投票*17
  • 設問でそれが許可されていないのに、複数の候補に投票する行為*18
  • 設問でそれが許可されていないのに、勝手に選択肢を増やす行為。もしくは設問自体を増やす行為。

などが挙げられる。これらの票は通常無効票として扱われるが、無効票を投じた人物が投じた票が全て無効になる訳ではなく、無効となるのは特定の不適切な票のみである。ただし同一人物による意図的な多重投票が行われた事が明白である場合、その人物は投票権を失ったものとする。

集計完了宣言後24時間後までに異議がないか、或いはdiffを確認しての具体的な異議のあった場合には異議についての調整が完了した場合に、投票結果は確定する。

各案件については特記無き場合、最も票数が多かった選択肢が、採択・議決されたとする。ただし投票の有効性を問う設問については、前述の通り四分の三以上の得票を要し、それに満たない場合は全ての投票は無効とされる。その他類似票の食い合いなどを防止するためなどの理由により選択肢の提示・調整フェイズでそうと決められている場合については、必ずしも最も票数が多かった選択肢が、採択・議決されない場合もある*19

もし複数の選択肢の票数が同数一位の設問があるなどすれば、短くとも24時間の告示期間を設けた上で、短くとも72時間の決選投票を行う*20。決選投票の告示などは事前の特記無き場合、本投票のそれに準ずるものとする。

簡易投票

比較的簡易・些細で影響範囲が狭いと認められた案件については、簡易投票を用いることができる。簡易投票は、告示は議論掲示板内のみ、告示と設問・選択肢の提示は同時に行われ、期間は48時間以上、投票期間は48時間以上とする。投票権は通常の投票に準じる。選択肢の調整を行うフェイズは設けない。簡易投票は選択肢の調整を行う必要が全く無いと考え得る場合にのみ行われるものとする。

簡易投票についての提案に、48時間以内に3名以上の賛意があれば即座に簡易投票の告示に移れるが、複数の異議が出る場合には、簡易投票は否決されたものとし、他の方法での議決を試みること。

なお、前述の通り、進行役の交替時に選挙が発生する場合には、簡易投票で決せられるものとする。

投票結果の公示

いかなる形式の投票の場合においても、投票の集計作業の終了後、投票進行役はスレッド冒頭での結果公示を、速やかかつ過不足無く行う。この公示は短くとも168時間(7日間)行われる。公示期間終了後は可読性に配慮し原則的に#regionで折り畳んでおく*21。なおスレッド冒頭での公示位置は投票進行役の判断と裁量に一任されるが、スレッドの議題そのものを説明した部分よりは後になるものとする。その他進行役や他の利用者から強力な異議があるのであれば、協議の上で位置が変更される場合がある。

禁止事項

本wikiについての議論以外に議論掲示板を使用しないこと。

個人攻撃・誹謗・中傷・暴言、および議論に全く関係の無い発言、顕著な議論妨害、過度に挑発的なコメントはこれを禁止する。各種法律に違反する虞が高いものもしくはそれを助長するものや、明らかに公序良俗に反するものについても同様である。明らかに不適切な発言を発見した参加者は誰でもそれを除去またはコメントアウトすることができる。その際には必ず報告を行うこと。ただし第三者から複数の異議が発生した場合には、記述は復帰される。明らかと言えない場合は除去前に、まず除去を提案すること。複数からの賛意があれば、差しあたり除去することができる。ただしその後第三者から複数の異議が発生した場合は復帰させるものとする。発言を除去しそれを告示した後72時間の間、複数の異議が無い場合、発言の除去は妥当なものであったと追認されたものとする。悪質なケースでは合意に基づき、議論参加権、投票権などが剥奪される場合がある。

なお、不適切な書き込みに対して反応することは、荒らしを助長するだけに過ぎない。言には耳を貸さず、粛々と削除すべきや否やだけを検討すること。

問題利用者のwikiwiki運営への荒らし報告は、掲示板での相談の必要は無い。各位の判断で行うこと。

その他

  • 以上の文書は CC0 ライセンスにて公開するものとする。... もがちん 2014-2-24 18:59 (UTC)
  • ちょくちょく意図の変わらない範囲で表現のミスなどを改修してはいるが、大きなものとしては先刻☆によって投票者を差別しない旨の追加を行った。 ... もがちん 2014-2-25 19:29 (UTC)
  • 発言の削除は72時間の間複数の異議無しをもって追認とする旨追加。 ... もがちん 2014 2-27 01:42(UTC)
  • 議論の開始の提議を追加。本議論はスレッドを作成し体裁の整った時。枝葉の理論は新ツリーで議論提議された時。暫定的に両者とも短くとも2週間議論することとしてある。 ... もがちん 2014 2-28 13:42(UTC)
  • 満場一致での議決について追加、その他調整。 ... もがちん 2014 3-1 16:19(UTC)
  • 役職持ちはそれを名乗ることについて追加。 ... もがちん 2014 3-1 16:29(UTC)
  • 投票提案者と投票進行役が別人になる可能性があるので、やや突っ込んだ記述を行った。 ... もがちん 2014 3-1 17:59
    ー 投票について、票の食い合いなどに配慮したケースでは、必ずしも最多票を集めた選択肢が採択されるわけではない可能性について言及。 ... もがちん 2014 3-1 13:58 (UTC)
  • 進行役・投票進行役の留守と罷免、新規進行役の就任について加筆。ただし、記名制前提。無記名制となった場合は、一部のコテハンのみが被選挙権を持つ形。無名が立候補した時に続いて記名者が立候補した場合には、無条件に無名は落選することにせざるを得ない。候補者が無名では選挙にならないのだから。或いは無条件に先着順とするか? ... もがちん 2014 3-1 00:23 (UTC)
  • 並行進行している議論が著しく長くなっている場合などに、スレッド内スレッドに案件を移動できる旨、複数のスレッドで役職を兼任することは制限されない旨を加筆。 ... もがちん 2014 3-3 23:23 (UTC)
  • 主に簡易投票について、新たに加筆。 ... もがちん 2014 3-3 23:56 (UTC)
  • コメントの修正、主にツリー選択ミスやバグによる挿入位置の修正について加筆。 ... もがちん 2014 3-4 00:35
  • 反対なき議決の運用を詰めてみた。 ... もがちん 2014 3-7 1:52 (UTC)
  • 投票進行役が不適格として罷免される可能性を考慮していなかった点を是正。簡易投票が簡易と言うほど簡易でなかった点も是正。 ... もがちん 2014 3-7 17:02 (UTC)
  • 他者のコメントを編集するなと明記。どうしても投票進行役が確保できない場合進行役が兼任してよい旨加筆。 ... もがちん 2014 3-29 6:03 (UTC)

*1 例としては、仮に合議により各艦のテンプレートのデザインや史実に触れて良い範囲などがwiki全体の標準として決定された時などに、時雨のみは例外だ!・・・などとすることはできない
*2 投票については、通常提案者が進行役も兼ねるが、提案者と進行役が別人になる可能性がある。
*3 例えば、ある投票結果が公示された場合、公示期間中は極力スレッド先頭近くで行われるべきであろうが、その後数ヵ月を経た時期には、それよりは末尾近くに移動されているべきであろう。恐らくはそれよりは重要な何かがあるはずであり、そちらがより先頭近くに配置されるべきである。
*4 可とするのみで、絶対ではない。必要でないケースも考え得るし、スレッド自体が停滞している場合も考え得る。
*5 その人物にも、自らの意に沿う場所に発言を表示する権利がある。
*6 wiki/議論参加者全員が、コメントログを編集できるだけのスキルを持っているわけではないため。
*7 全く賛意が得られなかったとの解釈もあるが、議論掲示板ではその解釈は採らない。
*8 例えば「原則賛成ですが、この案件で3日は短いのでは?5日は待った方が良いでしょう。」は、提案自体には賛成であるため、提案に対する有効かつ明確な反対意見ではない。また、「反対。待機期間が短すぎる」は議案自体に触れたものでは無いため、有効な反対意見ではない。ただし「反対。まだ議論期間が短く、細部に検討の余地があり、現時点で採択されても運用に不安が残る。」などは、議案自体に触れているため、有効な反対意見である。
*9 ただし必要な場合には、第三者がそれを修正することは必ずしも咎められない
*10 投票結果の公示期間の終了を待つ必要は無い。
*11 スレッド冒頭にvoteボタンを置いても良いし、フライング投票を避ける為表組みなどで表示しておいてもよい
*12 投票進行役のネット外での都合に配慮するものである。
*13 投票開始X時間前以降は投票進行役は可能であればこまめなコメントを行い、投票が予定通り実行される見通しであることをアピールする事が望ましい
*14 72時間を限度としている点、複数の立候補は考慮されず早い者勝ちとしている点は、投票の進行が議論より迅速性を求められるためである。
*15 投票進行役の生活上の都合に配慮するものである。
*16 前述の通り☆については基準が不明瞭なため、考慮しない。
*17 一見、二重投票に見えて、その実一票しか増えていないケースもある。reloadか編集競合時の事故と思われるので、これはまとめて一票として計上する。調整は要さない。
*18 ただし本人の申告により修正されるか、本人よりの多重投票の報告と正しい投票候補の意思表示がなされていれば、相応の調整を行う
*19 例としては、案aと、それと全く異なる、もしくは相反しかつ極度に類似した案b,cの3つの選択肢がある場合などが考えられる。この場合、まず案aが50%の支持を集めるかどうかを判断し、案aが50%に至らない場合には、類似した案bまたはcの内、より票数が多い方を採択されるのが自然だが、見た目の票数は案aを下回る場合は少なく無い。ただし、投票を二段階とし見た目少数票の採択を防止する手法や、改めて案bまたはcでの決選投票を行う手法も考えられる。投票の選択肢の形態は様々な可能性があるため、これらについては投票の性質により選択肢の提示・調整フェイズで十分検討し、極力柔軟かつ公正に運用することが望まれる。
*20 前述の通り、他の理由で決選投票が行われる場合も考えられるが、投票方法は同一のものとする。
*21 投票告示・投票・結果の公示、以上を合わせると、一般的にはかなりのスペースをとるものである。また進行役の段で説明した様に、サブページに移動してincludeしても構わない。