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朝風

Last-modified: 2017-09-30 (土) 01:50:00
No.272
おはよう! 朝風よ。神風型駆逐艦二番艦、朝風。朝風(あさかぜ)神風型 2番艦 駆逐艦
艦船ステータス(初期値/最大値)
耐久12火力5 / 29
装甲5 / 17雷装12 / 37
回避37 / 72対空6 / 27
搭載0対潜17 / 55
速力高速索敵6 / 19
射程13 / 72
最大消費量
燃料15弾薬15
装備
12cm単装砲
53cm連装魚雷
装備不可
装備不可
改造チャート
朝風朝風改(Lv50)
図鑑説明
神風型駆逐艦二番艦の朝風よ。長崎生まれ。
妹の春風たちと一緒に、歴史ある第五駆逐隊を編成したわ。
旗艦は当然私。緒戦の海戦や攻略戦に参加したわ。
もちろん、大切な船団護衛もしっかりきっちりやりきったわよ。
うん……やるだけ、やったんだから!

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。

CV:伊藤静、イラストレーター:パセリ (クリックするとセリフ一覧が開きます)

ゲームにおいて Edit

  • 2016年11月18日実装。
    2016年秋イベントのドロップ限定艦。E4とE5でドロップする事が運営から発表されている。

小ネタ Edit

艦歴
艦長
  • 神風型(2代)駆逐艦の2番艦。三菱長崎造船所にて建艦。就役は妹の「第五駆逐艦」の方がわずかに早かった。
    • 2016年11月時点の実装艦では、照月、そして姉の神風に続く、3隻目の長崎生まれ駆逐艦娘である。
  • 他の姉妹と同様、当初の艦名は「第三駆逐艦」で、1924年「第三号駆逐艦」と改称し、1928年に「朝風」という艦名を与えられた。
    • 艦名の由来はそのまま「朝に吹く風」の意。
    • 「朝風」の艦名は2代目。初代は神風型(初代)駆逐艦10番艦であり、1906年に竣工、1928年4月1日に除籍された。第三号駆逐艦が2代目朝風を襲名したのは、この4か月後である。なお当初の予定艦名は「軽風(かるかぜ)」であった。
    • 就役後は「第五(春風)」「第七(松風)」「第九(旗風)」とともに「第五駆逐隊」を結成、大湊要港部に所属し、北方海域で任務にあたった。この辺りは春風と同様である。
      • 「歴史ある第五駆逐隊」とセリフにあるが、この時に結成された第五駆逐隊は4代目である。
        なお朝風に関しては、上述の初代朝風が初代第五駆逐隊に属していたという縁もある。
  • 昭和11年夏、朝風のいたずらが原因で連合艦隊全艦を緊急出港させるという大騒動を巻き起こしたことがある。
    • 別府の港へ入港したときのこと。若き朝風砲術長・千早正隆中尉は横井艦長から「今夜は当直だ、フネに残ってしっかり勉強しろ」と申し渡された。
      砲術学校高等科受験が近い彼に対する艦長の親心ではあったが、皆が嬉しそうに別府の温泉街へ上陸していくのに一人だけ残されるというのは、やはりクソ面白くもなかった。
      そこで翌朝、気象情報を元に天気図を書く際、九州へ低気圧が近づいているのを見つけ、腹いせにちょっとしたイタズラをしたのである。
      すなわち、2ミリバール間隔で書く習慣だった天気図の等圧線を、極めて丁寧に1ミリバール間隔で書いてみた。こうすると、単なる低気圧が物凄い大型台風に見える。
    • 書き上げた天気図は公用使が旅館に持参し、横井艦長に朝イチで手渡された。浴衣がけのまま受け取った横井艦長は一目見るなりビックリして「これは大変だ」と大声を出した。
      ここまではよかった。だがまずいことに、この旅館には戦艦長門をはじめ、戦艦・巡洋艦・航空母艦の各艦長、それに連合艦隊司令部の幕僚も大勢泊まっていた。
      彼らが朝風艦長の大声に「どうした朝風、何が大変なんだ?」と歯ブラシをくわえたまま集まってきてしまったのである。
      なにせ前年の第四艦隊事件のトラウマが残っていて、台風に敏感になっていた当時である。*5たちまちとんでもない大騒ぎになってしまった。
    • ただちに別府の街中に非常帰艦命令が出され、2〜3日は温泉でゆっくり出来ると思っていた数千名の各艦乗員たちは大ブーイング状態で帰艦。
      連合艦隊全艦は午後早々に錨を巻き上げ、退避のため山口県三田尻沖目指して緊急出港していった。しかし台風は待てど暮らせどやって来なかった。
      千早中尉は艦長から「お前のせいだぞ、お前にはもう当直は任せられん」と叱責されたが、「当直免除ですか、ありがとうございます」とケロッとしていたという。
      朝風の名のごとく、一駆逐艦が朝っぱらからとんでもない風波を巻き起こしてしまったのだった。
      • この騒動は皆だいぶ根に持っていたらしく、後の昭和18年に連合艦隊司令部の宴会の席で「あれは誰かが書いた変な天気図のせいだ」と、まだ話題に上っていた。
        中佐になっていた千早はこの時初めて「実はあれ俺なんだ」と白状、「ひでえ奴だ」と皆から散々飲まされる羽目になったという。
  • 太平洋戦争海戦劈頭には名取麾下の第五駆逐隊の一員として春風、旗風らとともにバタビア沖海戦に参加。
    • 敵艦隊が味方船団に発砲するのを見るや、春風らは煙幕を焚き船団を覆い隠しつつ間合いを取った。
      そして名取の命令一下、第11駆逐隊初雪白雪の突撃に続き、第5駆逐隊も敵艦隊めがけ突撃を敢行。
      3隻とも老朽駆逐艦でありながら勇猛果敢、距離4,000メートルを切る位置まで強行突入して同航魚雷戦を挑んだ。
      • しかし、春風はまさかの発射号令ミス。旗風は滅茶苦茶に叩き込まれる至近弾の水柱に遮られ射てず。朝風のみが距離3,700メートルで発射に成功したのだった。
        無念の春風は禁忌の再突撃まで行い、被弾し死傷者を出しつつも2,000メートルまで斬り込んでようやく魚雷発射にこぎつけた。
        だが、ここまで決死の猛突撃を行っても、残念ながら命中した魚雷は無かった。
        当時すでに一線級兵器というよりも骨董品に類した旧型の53センチ魚雷の性能不足も否定できないことではあるが、
        それよりも春風の古要桂次艦長は「やはり実戦は訓練通りにはいかない。気が動転するのと、敵を目の前にすると早く発射して逃げようという本能がはたらく」と述懐する。
        実戦での魚雷戦がいかに難しいか、それを如実に示した戦闘でもあった。
  • 戦争中期は主に海上護衛に従事。ひたすら船団の護衛に明け暮れ続けた。
    • この時期に朝風を指揮した西村(池田)徳太艦長は、船団を護衛する上でのコツを証言に残している。
      • 曰く、敵潜水艦を探して攻撃するという積極策をとらない代わり、味方の被害状況を入念に収集分析し、敵潜のいそうなところはひたすら避ける。
        敵潜出没の報があれば、そこから潜水艦が全速でどれだけ追いかけても追いつけない位置に船団を導く。
        そして大船団の場合は広い海原のド真ん中を堂々進み、*6逆に少ない船団の場合は陸から1〜2マイルという極端な接岸航法をとらせつつ自分は沖に陣取って目を光らせる。*7
        どちらにせよ陸地から中途半端な距離にしない所がポイントだという。
      • また見張り当直も海軍規定の哨戒直ではなく、本来規則違反の全直を行う。乗員全てに毛布を持たせ、砲や機銃の側など、持ち場の近くの甲板上に常に居させるのである。
        飯など好きな場所で勝手に食ってよいし、どんな姿勢で休んでもいい。その代わり持ち場を離れず、各自持ち時間の2時間は本気で見張る。
        戦闘準備の号令も極度に単純化し、常に戦闘準備の状態にしておく。こうすることで、朝風では戦闘命令から「撃ち方はじめ」まで45秒を切ったという。*8
      • さらには休養も重視。目的地に着くや艦には必要最低限の人員だけ残し、あとは全員上陸して、飲めや歌えやドンチャン騒ぎをやる。
        航海中の疲労やストレスを全く残さず次の航海に移れるように、遊ぶときは徹底的に遊び倒す。
      • この徹底した海上護衛特化の体制により、多いときは朝風1隻で船団40隻を護れという無茶振りすら経験しつつ、朝風が指揮護衛した船団の被害ほぼ無しという金字塔を打ち立てている。
        自己紹介のセリフの「しっかりきっちりやりきった」は伊達ではなく、この時期の朝風はまさに護衛のエキスパートであった。
      • さらに昭和18年11月13日には、船団の武庫丸をやられてしまったものの、反撃で米潜水艦スレッシャーを撃破損傷させ以降の作戦行動を中止させる戦果も上げている。
  • そんな朝風の最期も船団護衛中の出来事であった。時に1944年8月。
    • 朝風は、タマ24A船団*9の護衛として高雄を出港した。
      朝風の他は同型艦の「夕凪(未実装)」、そしてタンカーである「第2八紘丸」「二洋丸」からなる船団であったが、22日に「第2八紘丸」が被雷擱座してしまい「夕凪」とともに離脱していた。
      そして残った2隻もルソン島西岸に沿うように航行していたが、運悪く、23日に米潜水艦ハーダー(USS Harder, SS-257)、ハッド(USS Haddo、SS-255)に発見されてしまう。
    • ルソン島西岸アグノ湾の南西約4km、ハッドはターゲットである二洋丸を狙い雷撃を実行した。この魚雷は朝風に命中し、朝風は大破してしまった。
      被雷地点はルソン島西岸からわずか3キロの地点、上記接岸航法の読み通り、沖合からの攻撃に割って入ることで、二洋丸の被雷を防ぐことに成功した。
    • 一方、深手を負った朝風を、いち早く擱座させる必要があった。すでに航行能力を失っていたが、偶然にも付近を行動中だった機帆船6隻によりダソル湾に曳航され、擱座することに成功した。
      護衛が朝風だけの二洋丸もダソル湾に退避したが…同日22時35分、護衛対象である二洋丸が見守る前で朝風は右に転覆し、沈没した。
    • 護衛を喪失した二洋丸は、安全のためダソル湾の奥に係留することになったが、24日朝には新たな護衛として第22号海防艦と第102号哨戒艇が回航されたため、行動を再開、この3隻で無事マニラにたどり着くことができた。
      第22号海防艦がハーダーを撃沈したのも、この最中での出来事である。
  • 歴代艦長は小沢治三郎(第2代、参照『瑞鶴』)、原顕三郎(第4代、参照『名取』)、楢原省吾(第12代、参照『伊19』)、上井宏(第16代、参照『島風』)など名のある人物がいる。
  • 戦後「朝風」の艦名は2度使われており、通算4代目に達しているが、現在はすべて退役している。
    • 3代目は1954年に日米艦艇貸借協定により日本に貸与されたグリーブス級駆逐艦「エリソン(USS Ellyson, DD-454)であり、1970年までの間「あさかぜ(DD-181)」として活動した。
      本艦は1970年に解役しアメリカに返却され、その後中華民国に売却されたが、部品取りに使われ再々就役は果たせなかった。
    • 4代目は1979年に就役した、たちかぜ型ミサイル護衛艦「あさかぜ(DDG-169)」である。
      「あまつかぜ」から数えて3隻目のターター・システム搭載艦で、晩年はテロ対策特別措置法によりインド洋での活動も行っていた。2008年除籍。

この艦娘についてのコメント Edit

過去ログ

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • 憲兵さんこっちです↑ -- 2017-08-02 (水) 13:54:02
  • 朝風のような幼馴染が欲しい。そして毎朝起こしに来て欲しい。 -- 2017-08-02 (水) 20:59:08
  • 最も太陽拳が使える艦娘 -- 2017-08-07 (月) 21:23:29
  • 旗風が来る辺りにでも、改二になるかなー 神風型一番で -- 2017-08-08 (火) 00:44:53
    • 夏イベE2突破で旗風とのことだからワンチャンあるか? -- 2017-08-08 (火) 10:12:16
    • 先ずは神風型の通常海域泥が先でしょ。旗風は袴は何色かな?ピンク・青・赤・緑だから黄色が妥当かな? -- 2017-08-08 (火) 10:36:09
      • 予言者か -- 2017-08-21 (月) 11:00:37
    • 「時雨」らと共に最悪の戦況の中で船団護衛を務め、最期を迎えた駆逐艦・・・ 姉妹艦が増えるよ!やったね朝風ちゃん! -- 2017-08-08 (火) 16:04:15
  • 小ネタの旗風のところリンク追加しました -- 2017-08-13 (日) 21:53:01
  • そういえば、今回の夏イベは泥報告無しだっけ?いどさん・・・ -- 2017-08-18 (金) 22:27:10
  • 朝風ちゃんが掘りたいよぅ 2017夏 -- 2017-08-26 (土) 17:16:01
  • 松風「次に姉貴は『迎えがなかったですって?松風が探しにくればいいのよ!』という」@公式4コマ -- 2017-09-01 (金) 12:21:34
    • 4コマの朝風、ナデナデしたいくらい可愛かった -- 2017-09-01 (金) 12:27:20
      • ほんとえらい可愛かった -- 2017-09-01 (金) 15:35:07
    • おでこスリスリしたくなったわ -- 2017-09-01 (金) 13:41:46
    • どこからどう見ても痴話喧嘩ですありがとうございます -- 2017-09-01 (金) 14:50:44
      • その光景を見ている二人の姉も夫婦みたいだったわw -- 2017-09-01 (金) 19:24:31
      • 姉じゃなかった。姉妹だったわ。すいません;; -- 2017-09-01 (金) 19:26:54
  • 朝風と聞いてテンコーメイクさせてみたくなる -- 2017-09-11 (月) 04:22:28
  • 追加ボイス可愛すぎでしょ -- 2017-09-12 (火) 21:00:52
  • ( `‐ω‐)ふふん ( *´艸`)うふふん ( *´∀`)あははっ!   かわいい -- 2017-09-12 (火) 23:08:17
    • かわいい(思考停止) -- 2017-09-14 (木) 20:28:22
  • 朝風の台風騒動…小説「戦艦長門の生涯 上巻」でも書かれてましたね… -- 2017-09-12 (火) 23:22:38
  • 秋刀魚漁だってさ。 -- 2017-09-23 (土) 10:49:05
    • 暗い海面はピカピカの お前のデコが役に立つのさ! -- 2017-09-23 (土) 10:49:32
  • この子の声優が丹下桜さんだったら、デコちゃんって呼ばれてたんだろうなぁ。 -- 2017-10-02 (月) 23:18:02
  • えっ、司令官?なんで笑ってんの?なんでよ〜!?……なんでだろうな…でも聞いてると自然に笑ってきてしまうのだから仕方ないだろう?(開き直り) -- 2017-10-05 (木) 22:06:20
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White




*1 パース(HMAS Perth、D29)。
*2 (ヒューストン(USS Houston、CA-30)。
*3 スレッシャー(USS Thresher、SS-200)。
*4 ハッド(USS Haddo、SS-255)。
*5 第四艦隊事件では当の朝風も艦橋を潰されている。さらにこの年にも台風で間宮と伊55潜水艦が座礁、長門すらも小破して負傷者十数名を出すという騒ぎが起きている。
*6 だだっ広い大海原の真ん中なら航路を特定されづらく、潜水艦にたまたま出くわす可能性も下がる。
*7 相手が潜水艦ならば、片舷が陸に面している限り、海側の片舷側からしか攻撃できない。さらに沿岸で下手に潜航すれば座礁の危険が高く、深く潜れない。万一攻撃されたとしても即座に陸へ舵を切って擱座すれば沈没は防げるし、最悪でも乗員や便乗者たちは泳げばすぐ陸地へ上がれる。秋津洲や油槽船せりあ丸もこの航海術を使ったことが知られている。
*8 普通、たとえば対空戦闘の場合「合戦準備対空戦に備え」、「対空戦闘配置につけ」、「対空戦闘用意」、「対空戦闘」そして「撃ち方はじめ」と段階を踏む。だが朝風の場合、すでに全員配置にいるので、敵機を見つけた次の瞬間「対空戦闘」で、あとは「撃ち方はじめ」を号令するだけ。早いわけである。
*9 高雄-マニラを結ぶ。