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二式大艇

Last-modified: 2017-12-12 (火) 01:55:58
No.138
weapon138.png二式大艇大型飛行艇
装備ステータス
火力雷装
爆装対空
対潜+1索敵+12
命中+1回避
戦闘行動半径20
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可能
秋津洲秋津洲改神威改母にのみ装備可能
秋津洲改の初期装備
2015年春イベントE-5、甲作戦突破報酬
2015年春イベントE-6、甲、乙作戦突破報酬
四発の大型飛行艇「二式大型飛行艇」、通称「二式大艇」です。
巨大な翼と船のような構造を持つ機体で、長距離偵察や司令部要員の移動等に用いられました。
同時代の世界水準を大きく超えた傑作機で、今の時代もその後継は空に海に活躍しています。

ゲームにおいて Edit

  • 2015年春イベント「発令!第十一号作戦」にて、秋津洲とともに新規実装された装備。
    • 同イベントで秋津洲改の初期装備と合わせて最大3つ入手でき、秋津洲改の3スロットにちょうど収まる。
  • 現状では秋津洲とその改型の専用装備であり、水上機母艦の千歳瑞穂Commandant Testeには装備できない。図鑑の装備可能艦種にも「水上機母艦」は含まれていない。
    • 2017年5月2日に実装された神威改母にも本装備を装備可能だが、改造前の神威改には装備できない。
    • 秋津洲を持っていない提督はこの装備をロックする手段が無い。試製51cm連装砲同様注意が必要。
    • 基地航空隊の実装により陸上機同様にロックできるようになった。
  • 非常に高い索敵値を持つが、水上艦への攻撃能力は無い。下記の小ネタにも書かれているように、本来ならば爆装や雷装を搭載できる強力な攻撃機なのだが、兵装を外しているのか偵察機止まりの性能になっている。
    • 水偵に限りなく近い装備だが、水偵ではない。ルート制御の際の索敵値に補正は無く(それでも水観と同等)、弾着観測射撃も出来ない。
  • 一方、水偵には出来ない対潜攻撃が可能。水爆と違って航空戦で撃墜されないのが強み。ただ、爆雷とソナーも一緒に搭載しないとまともな威力は出ない。
    • 対潜値+1が付いているがその扱いは水偵と同様で、ダメージ計算上は装備対潜値として扱われない、艦娘の素の対潜値にも加算されない。
  • 制空権争いや爆撃に参加しない二式大艇ではあるが、偵察フェーズで「索敵機未帰還」になり、対潜攻撃が出来なくなる場合がある。
    敵編成に空母が有り味方に空母が無い状況で起きやすい。
    • なおバグか艦種特性かは不明だが秋津洲に限らず水上機母艦の場合、水偵のみ搭載し、艦隊で他に航空機を運用しない状況を作ると
      偵察機や二式大艇が未帰還機となってしまっても母港に戻るとなぜか復活する。熟練度も減少しない。
      水上爆撃機と水上偵察機を混在させた状況ならばそうした謎現象は発生せず、偵察機未帰還になれば母港でも損失している。
      • 二式大艇を載せた → なぜか対潜攻撃しない → 母港に戻ると搭載数1のまま熟練度もそのまま → ? の原因はこの仕様。
  • ちなみに航空戦では何もしない*1のに他の水爆等と一緒に飛んで行く。カ号観測機みたいなポジション。
  • 偵察機であるが、艦爆・艦攻・水爆同様熟練度クリティカル補正が適用され、航空戦と対潜攻撃のクリティカル倍率が上昇する(PBY-5A Catalinaも同様)。
    • ただし秋津洲自体は各スロットに1機ずつしか装備できないため航空戦における素の威力はお察しで、
      対潜攻撃も大型飛行艇の装備対潜値が計算されないためソナーや爆雷を装備しなければダメージ上昇は実感できない。
      • 通常砲撃については艦載機を使わないためか熟練度クリティカル補正の対象外。

  • 航空戦での触接開始率は優秀。制空権確保で+48%、航空優勢で+28.8%。
    • ちなみに二式大艇自身も触接する。命中+1の他の艦載機と同じく航空戦威力+12%の模様。
  • 恐らく最も真価を発揮するのは基地航空隊での行動範囲の延長。
    基地航空隊システムでは同一航空隊に行動半径がバラバラな部隊がいると、全部隊の平均が行動半径の基準になる性質があるため、
    非常に広い戦闘行動半径を持つ二式大艇は他の陸上機や艦載機と組み合わせることでマップの全域に航空隊を派遣することができる。(2016年春イベント仕様)
    基地航空隊の出撃では、航空隊を編制する中隊のうち、「最も短い」戦闘行動半径が出撃可能範囲となります。
    ※大型飛行艇などの足の長い誘導機を伴うことで出撃可能範囲を若干伸ばすことも可能です。
    (2016年夏イベント仕様)
    • 本機の行動半径は驚愕の20
    • 配置コストは252位に倍近い差をつけて堂々のトップである*2。ご利用は計画的に。
    • 本機を組み込んだ航空隊は、行動半径が「+3」される。本来到達しえない距離にも基地航空隊を向かわせることが可能。
      • 実際二式大艇が無いと基地航空隊が到達できないマップがあった(半径11マス)
    • PBY-5A Catalina は行動半径「+2」かつ10マスまで。このため11マス以上の延長は二式大艇のみ可能。
  • 変形はしませんお前は何を言っているんだ?はっきり言っておもしろかっこいいぜ!

小ネタ Edit

  • 飛行艇のバケモノ傑作として知られる川西航空機H8K 二式飛行艇である。連合軍によるコードネームは「Emily」。
    • 「二式大艇」「二式大型飛行艇」等の俗称がある。
      読みは秋津洲が言う通り「にしきたいてい」で良いのだが、帝国海軍では「大」を「だい」と濁らせて読むことが多く(大佐=「だいさ」等)、二式大艇もまた「にしきだいてい」とも読まれていた。
    • 飛行艇は海面から離着水を行うために、「船(艇)」と「飛行機」との両方の性質を併せ持たねばならず、本来は陸上機より太い胴体を要求され空力的に不利である。*3
      しかし二式大艇を計画するにあたり、海軍側が川西航空機に要求した性能は、前任機並みの攻撃力を備え、さらに大航続力をもった高速機という、当時の飛行艇の水準をはるかに超える過酷なものであった。
      • 艦船の対米劣勢を基地機の充実で覆すつもりであり、大型陸上攻撃機「深山」も同時期に要求された陸上機版ライバルと言える存在であったが、こちらは凡庸な性能となって計画中止。試作された機体は輸送機に転用された。
海軍の大型機構想と二式大艇計画
  • そして出来上がったのがこの 軍艦 飛行艇。当時の日本の技術の粋を集めて開発された、世界屈指の性能を誇った傑作飛行艇である。
    • 大型飛行艇としては前例のない、偵察過荷状態で8,223km(一二型)という長大な航続距離と最大約24時間の滞空性能、465km/hの高速性能を併せ持っていた。
      • エンジンは当時の日本で最強クラスの三菱・火星を選択。
        薄く、前後幅に対して左右幅の広い主翼に、巧妙なフラップ機構を組み合わせることで、ただ速く飛ぶだけでなく、経済的な巡航性能や低速時の安定性も同時に実現させていた。
        この他、構造設計や材質にも航空機として優れたものが用いられており、これらの要素を積み重ねた結果の性能だった。
    • その一方で、高性能を実現するために離水時の安定性をギリギリまで削り込んだ結果、配備初期は「離水操縦をマニュアル通り行わなかった為の事故」も多発している。
      • 先にも少し触れられているが、船としての安定性と、航空機としての飛行性能は、概ねトレードオフの関係にある。
        本機は空中での性能を最優先し、従来の飛行艇よりも横幅を抑えた、陸上機に近いスマートな艇体を採用している。
        その副作用として、
        1.水上滑走中はピッチ軸の安定性が悪く、いいかげんな操縦をおこなうと急激な機首上げ・機首下げが連続して発生する傾向(ポーポイズ癖)
        2.鋭い艇体が蹴立てる盛大な波しぶきが、尾翼やプロペラを直撃して損傷させる問題
        を抱えることになった。
      • ポーポイズ癖への対処として、操縦席の風防ガラスに細い横線を描き入れ、加えて風防の前に立つピトー管の支柱に小さな横棒(通称「かんざし」)を取り付けた。
        これらと水平線を目安に操縦することで、滑走に最適なピッチ角*11を維持して離水速度まで加速、あるいは安全に着水することができたのだが、操縦マニュアルがなかなか前線まで浸透せず・・・
      • 波しぶきへは、艇体の前部底面左右に「カツオブシ」と称される波抑え用の張り出しを設け、発生した波を叩き消すことで対処した。*12
    • 海軍側の要求仕様と、爆弾倉を設けず簡潔にまとめられた設計などの要因で、投下兵装の搭載量はこの規模の機体としては少ない。爆弾なら最大2t*13、魚雷ならば2本である。
      代わりに凄まじいのが燃料の搭載量だった。実際には飛行計画によって変動するが、一般的な哨戒・偵察では8000〜12000リットル、過荷重で15000リットル。諸々無理して限界まで積むと18000リットルまで届いたという。
    • 燃料タンクにはゴム被膜による被弾時の防漏措置が施されており、さらに火の気がある部位には自動消火装置が設けられている。
      当時の日本軍機としては異例の受動的防御性能であり、世界の大型四発機の水準に並ぶダメージコントロール能力を備えていた。
      • 特筆すべきは防御火力で、7.7mm機銃×4機に加え、20mm機関砲×5門を装備していた。
        「弾幕を張って寄せ付けない・敵機が攻撃態勢に入ることを阻止する」ことを第一目的として小口径銃を多数装備するのが一般的な中、小型機どころか大型機にさえ致命弾が見込める威力の機関砲を装備したのである。
        弾薬の重量があり嵩張ることや、発射レートの遅さから弾幕が薄くなる、などの欠点があったが、相対する敵機のパイロットへ与えるプレッシャーは大きかった。
    • 機内には指揮官(複数機が出撃することもあるので、各々の機体では機長と呼ばれた)や操縦員(通常は2名、機長が操縦員の場合は3名乗り込んだ)、偵察員(ナビゲーションや爆撃を担当)、電信員(無線担当)、電探員(レーダー担当)、搭乗整備員(フライトエンジニア)など、艦艇と同様にそれぞれが役割を分担して乗組んでいた。
      • 長距離飛行を行う乗員達を支えるため、機内には休憩スペースや寝台、便座、電気冷蔵庫や空調も完備されていた。二式大艇ホテル
        だが気化ガソリンへの引火の恐れがあるため、喫煙は厳禁だったという。
  • 上部折りたたみの中にあるとおり、二式大艇が制式化されるころには、すでに漸減作戦という戦略に見切りが付けられていた。
    その戦略下で攻撃機として計画された二式大艇は、確かに高性能ではあったが、ともすればオーバースペックと言えるのも事実だった。
    製造時の必要資材が多い、飛行時の燃料消費量が少なくないなど、当時の日本の国情を考えると手に余る要素もいくらかあった。
    現場においては、構造材の疲労*14やコーキング材の粗悪さから水漏れに悩まされ、溜まった海水を日々バケツで汲み出す作業が必須だった。その他、大型で複雑な構造は、維持整備に関して面倒な点を少なからず抱えていた。
    • それでも「諸島戦域での作戦には高性能な水上機・飛行艇が有用である」という発想の合理性には確かなものがあった。
      飛行艇として一般的な、哨戒や輸送・連絡、救難といった任務に十分に対応し得る汎用性も、二式大艇は持ち合わせていた。
      中でも長距離偵察任務では、生まれ持った抜群の航続距離と、いざというときの防御力を遺憾なく発揮したのである。
      • 偵察・哨戒先で、自身と同様の任務に就いていた米軍哨戒爆撃機と遭遇した際には、四発の大型機同士で空中戦を演じることもしばしばあった。
        場合によっては、二式大艇のほうから積極的に攻撃を仕掛けていくことさえあったという。君、飛行艇だよね…?
        追撃を無事に振り切り、あるいは敵機をボコボコにして帰って来たはいいが、なまじ空中で撃墜されないために乗員も気づかないうちに艇体が穴だらけにされており、一晩置いといたら沈没していた、という珍事もあったそうな。
      • 一方で、細身の艇体は、輸送機として用いる場合に収容力の点で不満が残った。
        これに対して川西が出した回答が、機内の区画配置を見直し、背の高さを生かして2層床構造とすることで積載に有効な床面積を稼ぎ、空間効率を改善した輸送機型の開発だった。
        さらに機内を隔壁で5ないし3に区切り、1区画ごとに兵員用のベンチ席、将官用のソファ席、貨物用の平床の3仕様へ、容易に設備換装できるよう配慮された。
        こうして誕生し、少数が量産された二式輸送飛行艇「晴空」は、胴体内タンクの撤去に伴う航続距離の半減や、防御火器の減少、大型貨物の搭載ができないという弱点もあったが、快速は元設計ゆずりであり、諸島間を高速で結べる輸送艇として重宝されることになった。
  • 1942年には大航続力を生かして2機で真珠湾を再空襲している(K作戦)。
    • 攻撃前に北西ハワイ諸島のフレンチフリゲート礁付近に着水し、伊19と伊15から給油をしてもらっている。その日の夕方頃に離水し、ハワイへ向かった。
      3月4日夜間、オアフ島沖へ到着。それぞれ4発の250kg爆弾を投下し帰途についたものの、上空の視界の悪さなどが災いし、爆弾は真珠湾内の目標を外れて周辺の道路などに落下。アメリカ側の被害は軽微だった。
  • その後、ミッドウェー海戦に際し、米艦隊の動向を探るためのハワイ偵察作戦(第二次K作戦)が発動された・・・・が
    • 先のハワイ夜間空襲で米軍は神経を尖らせており、日本軍がフレンチフリゲート礁を補給拠点にしていた疑いを持たれ、米軍は水上機母艦を派遣。
      補給担当の潜水艦が接近できない事態となり、ハワイ偵察は中止されてしまう。その後のミッドウェー海戦の顛末は誰しもが知るところであろう。
    • この偵察が失敗したことは連合艦隊司令部から南雲機動部隊に伝えられず、機動部隊では「連絡がないということは、敵空母は予定通り真珠湾にいる」という敵情予測を補強させてしまった。
      この事前偵察の中止とその通達が無かったことが、現在ではミッドウェー海戦大敗の主因の一つと分析されている。
    • それは何か違うかも! 第二次K作戦の中止は航空索敵の担当だった二十四航空戦隊司令部から南雲機動部隊司令部に直接伝達されている。以下、戦史叢書からの抜粋。

      六月一日は晴天であった。(中略)前日ウェークからの哨戒を開始した二十四航戦は、ミッドウェーの六○○浬圏付近で敵の潜水艦や飛行艇と会敵したことを報じ、敵の警戒が厳重なことを示した。
      またK作戦の中止が報じられた。しかし第一機動部隊首脳部は大した問題とは考えなかった

  • はい慢心です。人のせいにしてはいけません。
    確かに当時無線封鎖をしていたので、連合艦隊司令部からは南雲機動部隊にK作戦中止を伝えてはいない。
    しかしこの情報は上記の通り第二十四航空戦隊司令部から報じられたものである。連合艦隊司令部が伝えなかった=南雲機動部隊に伝わっていないではない。
    この後、連合艦隊司令部が米空母の呼び出し符号を傍受した事を南雲機動部隊に伝えなかった経緯があるので、ドサクサ紛れに他の情報まで伝わらなかった事にしている著書があったりするのだが、 大艇ちゃんがミッドウェー海戦大敗の主因だなんてほんっと失礼かも!
第二次K作戦についてちょっと補足しよう。
  • また戦況の推移は、二式大艇がその性能をいつまでも持て余すことを許さなかった。
    対艦攻撃機としての設計に由来する高速・高防御力は、しかし当初の艦隊強襲という想定よりもさらに過酷な環境で、その真価を問われることになった。
    すなわち大戦後期、敵制空権下・敵制海権上の南洋諸島における強行輸送・救命任務である。
    • いかに大型・高性能と言えど所詮は航空機であり、艦船に比べれば積める量には限度がある。前線で飢えに苦しむ将兵の数を考えると、食糧を満載して何往復しようが焼け石に水だった。
      二式大艇自体も、P-51をはじめとする高速・長航続距離、かつ多数の新鋭戦闘機による波状攻撃にはさすがに耐えられず、多くの機体が乗員もろとも次々と失われていった。着水停泊中に空襲で沈められるケースも激増した。
      資材事情・燃料事情は日に日に逼迫していき、さらに川西が局地戦・紫電改の生産に集中したことで機体の供給量が極端に低下*22し、まともな補填・補給も望めなかった。
    • そんな絶望的な状況の中、それでも諸島の間を飛び石を渡るかのように駆けまわり、多くの人間を飢えから救い、また戦線後方まで送り届けることに尽力し、成果を残している。
  • ところで、そんな二式大艇のことを、敵方である連合軍側はどのように考えていたのだろうか。しばしば登場するのが「フォーミダブル」、恐るべき機体、というニュアンスの表現である。
    • 特に1944年以降、既に有効な編隊を組む事すら難しくなっていた日本軍多発機の中にあって、防御性能の高かった二式大艇は、連合軍機にとって一筋縄ではいかない存在だった。
      • 当時の連合国戦闘機の主流であった多連装の小口径銃という装備では、防漏タンクと消火装置のせいでなかなか致命傷を与えられない。
        ならばと接近してコックピットやエンジン、主翼外側といった急所を狙おうとすれば、20mmの砲口が多数待ち構えている。
        唯一、飛行艇の必然として銃塔などを設けることができない機体の真下には死角があったが、気付かれて低空に逃げられてしまうと簡単には狙えない。
        そのうえ逃げ足が飛行艇としては段違いに速く陸上四発機並みで、さらに航続距離も長いため、追撃できる機種が限られる。
        挙句の果てに、油断しているとあちら側から空戦を仕掛けてくるケースまである。
        ・・・とまあ、とにかくイヤな挙動をしてくるわけである。それも、飛行艇が。
    • 「少なくとも半端な機種・機数で安易に近づくのは非常に危険だ」と認識された機であり、同時に「飛行艇で実現できる空中性能などたかが知れている」という常識に風穴を開ける存在でもあった。
    • 戦後、二式大艇の調査に同乗した米海軍シルバー中尉は、その高性能に驚嘆して「日本は戦争には負けたが、飛行艇では世界に勝った」と賞賛の言葉を送っている。
  • 167機生産されたが、終戦時に残存していたのは11機のみ。そして現在、世界で唯一の現存機(二式飛行艇12型H8K2)が鹿屋航空基地史料館にて保存されている。*23
Q.諸外国の飛行艇事情はどうなっていたの?
二式大艇・性能論争の巻
後継機と戦後の飛行艇たち
  • 二式大艇に限らず、飛行艇は海水面から離着水した場合、海水の成分によって機体が腐食するため、陸に上がったら直ちに機体全体を真水で洗浄しなければならない。*36そのため、飛行艇を運用している基地には、機体を高圧の水で洗浄する設備が必ず備え付けられている。海上自衛隊や海上保安庁の航空基地にはこの洗浄設備があり、何本もの高圧洗浄水が吹き上がって飛行艇を洗浄していく光景は、基地祭の名物の一つとなっている。ケルヒャーなんか目じゃないぜ
  • ネット関連では一発変換ででよく出てくる「錦大帝」という名前が妙にマッチしていて、隠れたあだ名になっている
  • 二式大艇の飛行シーンなどを捉えた当時のニュース映画(youtube)

この装備についてのコメント Edit

過去ログ

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • 隼祁燭鬚海譴捻篦垢靴董64戦隊と54戦隊はカタリナで延長してボスを叩けたな!今回は -- 2017-09-08 (金) 17:20:19
  • てか、戦闘行動半径が20マスってことは今後は23マスのボスが・・・? -- 2017-09-08 (金) 17:21:01
    • 23マス中17マスくらい「気のせい」「穏やかな海です」かよ! -- 2017-09-08 (金) 18:41:53
      • いや待つんだ、10マスくらい能動分岐の可能性も・・・ -- 2017-09-12 (火) 11:04:48
      • 自軍ルートは別に長い必要なくない?ABがボスマスから遠くにありさえすれば -- 2017-09-12 (火) 16:26:19
    • 偵察機の半径より長く延長出来ないという仕様が有るから、どう足掻いても派遣不可能になりますぞ。 -- 2017-09-11 (月) 13:05:53
  • いつの間にやらミッドウェー海戦大敗の主因みたいな記述が追記されてたので、修正補足しました・・・つか偵察作戦の中止が大敗の主因って!?偵察してたらあの大敗は避けられたかもしれないけど、敗北の責任まで知らんわー! -- 2017-09-12 (火) 21:22:39
    • もうちょっと短く要約できませんか? -- 2017-10-29 (日) 22:03:24
    • そこの小ネタ修正。「みっともない責任転嫁が今も続いている」と書かれてるところに本当にみっともない責任転嫁が追記されてて苦笑いが出たが、現場の兵に責任転嫁する内容なのを見てイラっと来た。何だかなあ…。こういう体質は今も昔も変わらないんだなあ。 -- 2017-11-20 (月) 18:32:43
      • 「敵空母は現れない」の部分は「敵空母はまだ進出していない」のほうがよくないですか?敵空母が現れないままだとミッドウェー作戦の目的の一つが達成できないと思うのですが…。敵空母が現れないと思っていたのならば兵装転換の決断はもっと早くてもいいような気がします。現場の兵へ責任転嫁しているとする説があることは驚きました。自分は当時得られた情報からは妥当な判断をしていたが、敗北の責任は決断した南雲中将にあると思っているので…。 -- 2017-11-20 (月) 20:36:34
      • ↑ 色々言いたい事はあるが木主ではないので他は抑えて。その「まだ進出していない」という表記に統一されてたのはすごい不自然に感じたので元に戻した。.潺奪疋ΕА竺だ鐐阿泙覗未辰親睛討泙如屬泙誠塀个靴討い覆ぁ廚砲靴燭蕕かしい ∈敵改善案を拒否した航空参謀は「ミッドウェー作戦中に敵艦隊が出現することは殆どないと考えていた」と言ってる 人違いでなければその攻撃隊隊長は「まだ」とか言ってない(「(敵空母出撃の算なしと)上が命令してるから」と了承しただけのはず) 少なくとも航空参謀の言う通り作戦中に敵空母は来ないという前提を持ってた将官はいた。 -- 2017-11-20 (月) 22:37:36
      • ↑ミッドウェー作戦は日本軍の想定ではミッドウェー島を空襲、その後進出してくる敵空母を撃破という作戦ですし、作戦中に敵空母が現れないと作戦目的の一つが達成できません…。南雲中将は空襲後に進出してくるであろう敵空母を撃破できるとの情勢判断をしていますし、その航空参謀の判断がよくわかりません。空襲した時に既に待ち構えているとは予想していなかったという意味ならしっくりするのですが。攻撃隊のやりとりは淵田著の「ミッドウェー」ですかね?敵は攻撃圏内にはまだいないようだという会話だったと記憶していたのですが、すみません、機会があれば確認してみようと思います。 -- 2017-11-20 (月) 23:12:33
      • ↑↑確かに前日までのは違和感がありますね。「敵はまだこちらの企図を察知していない」や「敵空母はミッドウェー島空襲後に進出してくる」のほうが良かったかもしれません…。 -- 2017-11-21 (火) 22:26:08
      • 第二次K作戦補足の部分の攻撃隊のやりとりの部分の資料は何ですかね?自分は淵田著の「ミッドウェー」かと思って、確認したらそれらしい会話の部分があったのですけど、時期的には兵装転換の下令前後で、「空母は出てきませんから」というセリフは無いなど内容が違う部分が多いのが気になります…。よろしければ参考にした資料を教えてほしいです…。 -- 2017-11-23 (木) 19:51:47
      • インド洋作戦で赤城が攻撃を受けた原因の一つには対空監視にも問題があったのではと思います。着弾するまで気付いていませんし、問題があったからこそ戦訓として改善しようとしたのではないかと思います。責任転嫁の話については誤解を与えてしまい、すみませんでした。4月5日のソードフィッシュの件でしたら、発見時刻は19時ごろと夕暮れ時ですし、索敵機を発艦させても敵艦隊の発見は非常に難しい状況だと思います。敵空母の存在を考慮し一時退避したのは妥当だと思います。 -- 2017-11-23 (木) 19:54:32
      • ミッドウェー海戦時の予令の発令は、まだ機体から兵装を外したわけではないですし、得られた情報からは敵空母の存在の可能性は低い状態であったことや輸送船団が攻撃を受けたとの報告もありますし、敵空母がいない可能性が更に高まった場合、迅速に兵装転換できるように準備をしておくのはそこまでおかしい判断ではないと思います。当初の予定と異なり空襲日時がずれたのも影響しているのではないかと思います。 -- 2017-11-23 (木) 20:00:08
      • 「敵空母がいない可能性が更に高まった場合」→「長官から「敵出撃の見込みなし」と発信済だった」 「得られた情報からは敵空母の存在の可能性は低い状態」→「二式大艇の偵察中止は知らされていたので本来はその時点で敵空母の情報は白紙化」 都合が悪いことは無かったことにした言い訳の羅列が見苦しい。「偉い人は有名だからシンパもどんどん責任転嫁に加わり、押し付けられる相手なら誰にでも責任を押し付けた」て本当だな -- 2017-11-26 (日) 15:41:58
      • 第二次K作戦の中止で敵空母の情報が白紙化になるかは少し疑問です。敵空母のミッドウェー周辺に進出を示す情報も得ていませんし、それまで得られている情報を考慮すると、偵察機で確認できた南太平洋方面で活動しているとの情勢判断が強化されるのではないかと思います。可能性として航空機輸送など別の任務などで敵空母が進出している事はあると思います。「本日、敵機動部隊出撃の算無し」と発信していますが、兵装転換の下令が索敵機の索敵線先端到達時刻までされていないところを見ると、その可能性も低いながら考慮はしていたのではないかと思います。責任は決断した南雲中将にあると思います。 -- 2017-11-26 (日) 17:18:27
      • 後知恵なのですが、当時の米空母の位置なども考えると、仮に第二次K作戦が成功しても米空母は南太平洋方面で活動中などの情勢判断が強化されると思います。第二次K作戦の中止はミッドウェー海戦の敗北の主因ではないと思います。 -- 2017-11-28 (火) 22:52:39
      • 俺が言葉足らずだったせいで「対空監視の強化は別途行った」が「根本的な対策は行わなかった」に結びつかなかったみたいなので、そこ修正。「浮かぶ格納庫」な空母の対空性能で飛んでくる敵機を防ぐのは土台無理な話なのは空母開発が進んでた日本海軍は十分理解してたが、まあ締めなきゃいかん人が油断すると駄目って話だ。 -- 2017-12-02 (土) 16:33:11
      • すみません、説明ありがとうございます。 -- 2017-12-02 (土) 18:26:22
      • 攻撃隊のやりとりの部分などの編集や追記はしてもいいでしょうか? -- 2017-12-03 (日) 23:00:44
      • 浅い知識で編集するのもうやめろよ。兵装転換に反対したけど上司に聞いて貰えなかった攻撃隊分隊長は加賀の牧大尉だろ。常識的な読解力あるなら喋ってる中身違ければ別人と判るはず。日暮れが近づいたから偵察機飛ばさないとかマレー沖海戦やK作戦が夜間偵察想定してたのを知らないと暴露してるし。 -- 2017-12-10 (日) 12:37:02 New
      • 二式大艇の小ネタ欄でミッドウェーに熱中する空気読めなさぶりもだがウィキペディアにもピクシブ百科事典に劣るレベルのいい加減な情報で史実警察ぶって張り付かれても迷惑だから(プランゲの次は大塚好古?本気か)。浅い狭い知識の披露は「自分の名前を出して」「同人誌かHPで」「自分で反論を受ける範疇で」やって下さい。 -- 2017-12-10 (日) 12:44:29 New
      • ↑小ネタ中の、予令発令時のやりとりが加賀での出来事であるとは知りませんでした…。自分の知っている範囲から勝手に淵田著『ミッドウェー』などをもとに書かれたと思ってしまいました、申し訳ありません。マレー沖海戦のは発見した敵艦隊に対する触接だったと思いますし、K作戦は位置が比較的はっきりしている敵基地への作戦ですから状況が違うと思います。レーダーが無い機体で位置が不明な敵艦隊に対して夜間偵察を行い発見するのは、日没で視界が大幅に制限されていることなどを考えると非常に難しいと思います…。発見したソードフィッシュの片方は視界不良で取り逃がしていますし、イギリス艦隊はレーダー装備機を夜間索敵に当たらせていたような気がします。千早氏の指摘のように簡単に発見できるのかは疑問が残りますから、一時退避の判断もおかしくはないとおもいます。機動部隊がツリンコマリ攻撃時に爆撃機による攻撃を受けた原因を戦闘が長引いたからとしているところがよくわかりません…。爆撃機が来たのは英飛行艇の触接を受けたのが原因なのではと思うのですが…。 -- 2017-12-10 (日) 14:10:52 New
      • ↑↑ミッドウェーの予令発令時の解釈に違った説もあったので記載したほうがよいのかなと思ったのですが、問題があったようでしたらすみません…。プランゲ氏の「インド洋作戦〜」箇所が「インド洋での待ち伏せ」とどう関係しているのかが分かりません…。訳文を読む限りでは擁護というよりは南雲艦隊が偵察機の増加をためらった理由が書いてあるように見えます。 -- 2017-12-10 (日) 14:12:40 New
      • ↑↑↑すみません…、加賀でのやりとりが記載されている資料の名前を教えていただけないでしょうか?自分ではわかりませんでした…。 -- 2017-12-10 (日) 16:31:48 New
      • 加賀でのやりとりの部分はもしかして森著『ミッドウェー海戦』ですかね? -- 2017-12-10 (日) 22:21:26 New
      • 詳しい人がチェックしてくれてたお陰で俺語り提督によるミッドウェー評を書かれずに済んだみたいで多謝感謝(フィクションを真に受けた評論家ってそんなのいるんですかw) -- 2017-12-11 (月) 17:52:44 New!
      • 攻撃隊のやり取りの部分を確認しました。牧大尉と天谷飛行長の会話は兵装転換下令後でした。今のままでは予令の時の会話のようにも見えてしまいます…。予令の部分の「艦内待機の攻撃隊は対地用に装備せよ」という書き方だと既に兵装転換が下令されているようにも見えます。 -- 2017-12-11 (月) 23:10:04 New!
    • イベントで来れなかった間にとんでもない事実が・・・「二式大艇の偵察中止がミッドウェーの敗因になるのかよ?」と不思議に思ってたが随分汚い言いがかりだったんだな。解説感謝。 -- 2017-12-03 (日) 15:36:00
    • 油断したのを隠したいから戦闘記録改竄したとか偵察失敗の情報が無かったと言い掛かりつけて油断を人のせいにするとか、こういう工作はマンガの世界と思ってたが本当にあるんだなあ。ていうか当事者の人たちはとっくに亡くなってるだろうに、今もそういう情報操作するのってどういう類の人なんだろう? -- 2017-12-04 (月) 14:53:00
      • 某ガル〇ンの冒頭のダー様のセリフを思い出すなあ、「敗北の原因は誰も心の中に持ってる」みたいなの。油断は自分の心から生まれるとわかってて偉いなあ、でも船にも偵察機にも乗ってくれねえなあ -- 2017-12-11 (月) 17:28:14 New!
  • 二式大艇で航空戦カットインでないかなあと思って試してみたけど出なかった。この千載一遇の機会を活かさないとは無能の極み(´・ω・`) -- 2017-09-19 (火) 05:55:13
  • 陸攻ぐらいのコストでもいいから、開発落ちして欲しいねぇ。特にニュービー&中堅未満にとっちゃ、ボスマスに陸上機部隊を送れないのは相当キツいだろうしな -- 2017-09-19 (火) 11:07:12
  • 1年半つかってなかったのを秋津洲につんで1−5行ったら対潜攻撃するのね。今更知ったわw -- 2017-09-29 (金) 20:10:24
  • 秋刀魚さがしに効いてる気がする。秋津洲に3積みすると出てる気がする。 -- 2017-10-09 (月) 02:03:31
    • 実際特攻があるらしい -- 2017-10-09 (月) 09:08:58
    • 一網打尽かも! -- 2017-10-11 (水) 12:18:29
  • 秋刀魚漁に効果があるかも!これからは二式大艇ちゃんのことを二式大帝ちゃんと崇めるといいかも! -- 2017-10-15 (日) 07:58:50
    • 某笑い魔大帝ちゃん「はっはっはっは・・・愚か者の地球人め。死ね! ことごとく死ぬがいい! でやっはっはっはっはっはっはっは・・・・・・へ?」 -- 旧作のほうですみません? 2017-10-15 (日) 08:30:41
      • それ、青い服を着て祈りの力で惑星を吹っ飛ばした女神が出てくるフラグ……(「さらば」だと反物質を操る特性があったが) -- 2017-10-27 (金) 20:22:14
  • この子に爆装12対空8くらい付かないかな(某惑星感) -- 2017-11-02 (木) 17:09:13
  • >挙句の果てに、油断しているとあちら側から空戦を仕掛けてくるケースまで(略 これソースどこだろうね?いくら重武装で"飛行艇としては"運動性が高くともゲームじゃあるまい自ら空戦に持ち込む意味がないよ。回顧録とか読んでもそんな証言見たこと無いし -- 2017-11-22 (水) 12:49:56
    • 九七式飛行艇と遭遇したB-17が仕掛けてきた話は聞いたことがあるのですが、二式大艇のほうから仕掛けた話はまだ見たことがありません…。ソースは気になります…。 -- 2017-12-08 (金) 04:09:38 New
    • Pixiv百科事典にあった「自ら連合国軍爆撃機を追撃することもあり、搭乗員は『PBYなら追いかける、B-17は対等に相手できる』と豪語していたとされるが、B-17やPB4Y-2相手では撃墜された事の方が多い。 」って箇所なのかも。 -- 2017-12-11 (月) 17:58:24 New!
  • E4のGマス対策で「二式大挺積んだぜ!ヒャッハー!」➡反応せずというおっちょこちょいを犯しました...(半径がプラス3となるのを今知りました) -- 2017-11-25 (土) 05:28:29
    • とんでもない剛の者がいるなと思ったら…ドンマイ、よくあることだ -- 2017-11-26 (日) 15:44:11
    • SwordfishMk(熟練)の行動半径を+3するのだ!!(誰得) -- 2017-12-01 (金) 01:36:43
    • 東海東海夜攻ならカタリナちゃんでGマスおkなんだよね。大艇ちゃんは931を使いたいならどうぞ -- 2017-12-10 (日) 20:29:14 New
  • 連合軍のコードネームの Emily が無いような… -- 2017-11-25 (土) 21:23:36
  • しかし他の航空機だと性能の話で伸びるのに、何という因果な話で。まあ、それだけ大艇が期待されてた裏返しだろうけど。 -- 2017-12-04 (月) 14:54:27
  • 抜けてると指摘のあった連合軍のコードネームを追記しました。エミリーか・・・どうも艦これだと大艇ちゃんの印象しかないなあ。 -- 2017-12-10 (日) 20:17:36 New
  • 某絵師による「夜偵だけ借りていくのは不公平だ」「私もつれてけ!」と抗議する川内の絵を見て、大体二式大艇に載せていける秋津洲の笑顔が浮かんだw -- 2017-12-11 (月) 17:12:56 New!
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White




*1 触接は行うが、艦上偵察機や水上偵察機は触接時も飛んで行かないのでこれが理由では無いようだ
*2 偵察機系統は1スロットあたりの配備数が少ないので、1スロット単位で比較した場合はより高コストの機体もある
*3 陸上機に必要な重量を支える強靭な降着装置、すなわち車輪が必要ないという利点や、滑水距離に制限がなく大型化が容易という利点はあった。海軍の陸上機だと滑走600m縛りが多く要求され、後の「連山」でも700mで離陸するよう要求されている。
*4 陸攻は運用にあたり、飛行艇より気象を選ばないメリットがあった。
*5 急降下爆撃を大型機が行うのは困難である。ドイツ空軍機? あれは例外だ。
*6 ただしドイツにて。V2ミサイルに使われている
*7 ちなみに、アメリカもB-17やB-24、B-29で艦船への水平爆撃を行っているが、命中率は日本軍とどっこいだった。もっとも、物量にモノを言わせて命中率の低さを「強引に」補っていたのだが。
*8 彼らの多くは退役したパイロットであった、日米開戦で再び軍務につくのである
*9 九九式徹甲爆弾。投下高度3000mから装甲150mmを貫徹。つまり長門の甲板を貫通でき、戦艦以外にはオーバースペックである。後には150番徹甲爆弾も試作されている。
*10 横浜空等の飛行艇航空隊の定数が大体12〜16機程である。
*11 一説には機首上げ5°±1°以内。繊細な操縦が求められたようである。
*12 後述のUS-1・US-2の艇体前部にも、カツオブシと同じ原理ながら、より洗練された波消し装置が設けられている。
*13 60kg×16発、または250kg×8発、または800kg×2発
*14 アルミ合金の一種である超々ジュラルミンを広範囲に採用していたが、これは決して腐食に強い材質では無い。航空機用としては優秀だが、船舶に用いるには向かないのだ。
*15 アメリカの研究家プランゲが「インド洋作戦では索敵機が複数回機位喪失をし、母艦が電波を発して艦隊位置を暴露することになったため、索敵機数は必要最小限にしたいという思惑があった」と南雲司令部の索敵計画を擁護したが、この擁護は千早正隆によって「インド洋作戦で日本艦隊が敵に待ち伏せされていた事実をプランゲは認識していない」と既に見落としを指摘されている。その後プランゲの弟子(プランケは没後だったため)がプランゲの不備を認めている。
*16 「赤城を攻撃したのは高高度を飛ぶ爆撃機によるものであり、偵察機の機数の問題というよりは対空監視の問題である」と言う反論があるがこれは誤り。それ以前に敵艦隊が放った触接中の複葉機を発見していながら索敵を行わなかったため、敵の艦隊が近くにいたことを見逃してしまい、戦闘が長引き、その後の戦闘で赤城の危機があった経緯を問題視した指摘である。しかし、4月5日のソードフィッシュの件は発見時刻は19時ごろと夕暮れ時であった。戦闘詳報では日没は21時33分ごろとしており、マレー沖のように日没前に発見できる可能性はあるが、索敵機を発艦させても敵艦隊の発見は非常に難しい状況ではあると思われる。6日には艦攻10機を索敵に投入し、それとは別に艦攻6機を触接機として用意するなど大規模な索敵を行った。日英両軍は敵艦隊が存在すると思われる海域に対して索敵を行ったが、発見には至らず会敵はしなかった。
*17 二航戦から幾つか戦訓が出されたため対空監視の強化は別途検討されたが、結局「見張りを厳重に行え」と命令するくらいの簡単な対策で済まされた。防御の弱い空母では受け身の対空防衛で敵の攻撃を阻止するのは不可能と開戦前から認識されていたのだが、南雲司令部はセイロン沖海戦で味方に被害が出なかったのだから現状のままで防御可能と考え根本的な対策を行わなかった。戦闘詳報では電探の速やかな装備を必要とするという戦訓が出されたが、次の作戦には間に合わなかった。
*18 「戦闘用の機を偵察に割くより攻撃重視の方針を採った」、「ミッドウェー島攻略中に敵艦隊が出現する考えは殆どなかった」のが改善案を却下した理由だと言うのは索敵計画を立てた参謀自身の証言。
*19 南雲司令部が油断していた証拠を隠蔽したためこの一文は一航戦の戦闘詳報には書かれていない。戦闘詳報を作成した参謀本人の証言。ただ、その一文のもとになったと思われる南雲中将の情勢判断は戦闘詳報に「機動部隊指揮官ノ情勢判断」として記載されている。
*20 「予令であって命令には当たらない」との擁護論があるが、予令とはこれから出す命令を前もって伝えておく事である。こういった擁護は半藤一利らによって「実際に大量の兵隊が手足を動かす現場の仕事を順調に進めるため出しておくのが予令」とその本末転倒を指摘されている。「ミッドウェー島に全攻撃隊を投入する作戦計画を立てた事からも明らかに敵空母は出てこないと判断していた」と戦史叢書や戦史研究家が分析している。大塚好古は連合艦隊の状況判断から米艦隊と接触の可能性は低いと考えられていたことやミッドウェー攻撃隊から攻撃成否の報告がないことを考慮すると的外れな予令ともいえないとしている。
*21 友永隊から「第二次攻撃の要あり」との報告があったや索敵線先端到達時刻になっても敵艦隊の発見報告が無いなど。
*22 1945年にはわずか2機しか生産されなかった。
*23 この機体は上記のアメリカでの性能確認試験に使用された426号機(詫間31号機)で、試験終了後ノーフォーク海軍基地に保管されていたが、アメリカでの保管終了と日本側の返還運動により1979年に日本に返還され、その後2004年4月まで東京・臨海副都心にある「船の科学館」にて屋外展示されていた。
*24 抜群の使い勝手の良さを誇る、二式大艇とはまた違った方向性の傑作飛行艇である。最終的には対潜レーダーまで装備され、浅深度潜航中にシュノーケルを用いていたUボートの捕捉に活躍。戦後は多数が民間に払い下げられ、消防機などとして余生を送った・・・というか、相当な長寿機となった。因みに生産途中から引き込み脚を装備して水陸両用機に進化してたりする
*25 複葉機で、一見するとフロート履きの水上機にも見える艇体が特徴。機体サイズの割に広い胴体内空間を生かした積載能力や、空母対応の降着輪&着艦フックを備えた万能小型機だった。
*26 機体が木製であったことからスプルース・グース(トウヒ製のガチョウ)の別名もあった
*27 41年夏までに引き渡されたのは30機弱とされる。元が旅客機ゆえに防御力や耐久性にも難があり、大戦中期以降は大半の機が本分とも言える輸送任務に回された。
*28 本機は航空用ディーゼル機関、ユンカース・ユモ205を採用していた。これは当時、重航空機用としては数少ない、実用に耐える信頼性を持ったディーゼルエンジンだった。低燃費による航続距離の延伸効果もあったが、高い技術力を持つ一方で燃料事情が良くなかったドイツの国情が見え隠れしている。
*29 投下物をすべて外装する二式に対し、PB2Yは主翼内に、PBMはエンジンナセル下に、サンダーランドは胴体側面に爆弾倉を設けていた。B-24系に関しては言わずもがな、であろう。
*30 直系の後継はUS-1ではなく、1967年に試作機PS-Xが初飛行した対潜哨戒飛行艇PS-1。
*31 波高3mの条件下で離着水が可能である。
*32 PS-1は就役時から対潜哨戒能力がP-3C等最新の対潜哨戒機より劣り、また飛行性能も安定せずトラブル続きで事故が多かった(事故6件犠牲者約30名)ため早期に調達が打ち切られた。このPS-1の降着装置を強化して水陸両用化(PS-1は離着水能力のみしか持たず、滑走路への離着陸が出来なかった)すると共に、対潜哨戒機器の代りに救難機器を積んで多用途化し、その他多数の改良を行ったのが現在も運用される救難飛行艇US-1である。
*33 米航空諮問委員会。後のNASAである。那珂ちゃんとは関係ないよー!
*34 US-1の導入までは海上自衛隊でも救難任務に就いていた。PS-1の開発にあたり、製造元のグラマン社から1機が研究用として新明和工業に提供され、技術試験機UF-XSへと大改造を受けデータ収集に活躍した。この背景にはグラマン社やマーチン社からの(多分に打算的な)要請もあったようで、得られたデータへは複数国の企業が照会、果ては機体そのものの商談まで舞い込んだ。・・・ひょっとするとPS-1の直接的な母体はむしろUF-XSのほうで、二式大艇は祖母のような存在なのかも?
*35 二式大艇の設計主務で、戦後も新明和工業に所属した菊原静男技師がおこなった模型実験の結果を、米企業側が参照する機会はあったようだ。自社の機体を新技術のテストベッドとして改造するよう要請するあたり、技術単位では熱烈な関心を持っていたと見て間違いない。
*36 これは飛行艇だけではなく、哨戒機や水上偵察機・水上戦闘機など、海面スレスレを飛ぶ全ての航空機に必要な作業である。