長波

Last-modified: 2024-01-23 (火) 23:21:32
No.135
夕雲型駆逐艦四番艦、長波サマだよ!さーいくぜ、オーッ!長波(ながなみ)夕雲型 4番艦 駆逐艦
艦船ステータス(初期値/最大値)
耐久16火力10 / 30
装甲6 / 19雷装24 / 69
回避47 / 80対空9 / 39
搭載0対潜27 / 52
速力高速索敵6 / 19
射程13 / 49
最大消費量
燃料15弾薬20
装備
12.7cm連装砲
25mm連装機銃
装備不可
装備不可
改造チャート
長波長波改(Lv30) → 長波改二(Lv75+改装設計図+戦闘詳報)
図鑑説明
マル4計画で建造されて戦時就航した夕雲型四番艦、長波だ。
栄光の第二水雷戦隊で縦横無尽の活躍したぞ。
ガダルカナル島では、田中頼三少将の名指揮で、
敵の待ち伏せを完膚なきまでに蹴散らしてやったぜ。

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。

CV:竹達彩奈、イラストレーター:藤川 (クリックするとセリフ一覧が開きます)

CV:竹達彩奈、イラストレーター:藤川

定型ボイス一覧

イベントセリフ改装段階備考追加


 
 



 



追加
入手/ログイン夕雲型駆逐艦四番艦、長波サマだよ!さーいくぜ、オーッ!×編集
改夕雲型駆逐艦、長波サマの登場さ!一味違うぜぇ!さーいくぞ、オーッ!××編集
母港*1編集
母港1詳細なにー?田中少将の話?彼は本物でしょ、戦上手の生き方下手!いいよねー!編集
母港2なにまた触ってるの?なに?ドラム缶積みたいって?ふぅん、魚雷は残しておいてよ×編集
いいじゃない、寄せ集め軍団最ッ高!今の長波サマにぴったりさ、いくぜぇ!××編集
母港3あたしも優秀な提督を沢山見てきたけど、そこまで触る提督は……いないぞ。編集
ケッコンカッコカリどうしたー? 浮かない顔をしてー。提督がそんな感じだと、艦隊全体に影響が出てしまうぞ。まぁ、ここはこの長波が胸を貸そうか。さぁ、想いのたけを吐きだせ。さぁ、大声でっ! えっ? そ、そうなるかっ!? い、いいけど、ねぇ…。編集
ケッコン後母港あぁ~、やっぱ提督はわかってるなー。いいねー。だからアタシも任せられるのさ。いいねぇ、こういうの! 久しぶりだよ♪編集
放置時う~ん、出撃しないなら仮眠したらどうだ?夜は長いぜ編集
編成出撃編集
編成ルンガ沖の再現といっきましょう!編集
出撃いいじゃない、寄せ集め軍団最高!×編集
おおなんだ?長波サマの出撃か?いいぜぇ!××編集
開戦・攻撃*2編集
戦闘1昼戦開始全艦、長波に続け!突撃する!編集
戦闘2昼戦攻撃ってぇーい!砲撃戦も気を抜くんじゃないぞ!編集
戦闘3夜戦開始さぁ!ドラム缶は捨てて、戦闘態勢!編集
戦闘4夜戦攻撃服を切らせて、骨を断つのよ!編集
戦闘時ステータス*3編集
小破いったいなー!もう!編集
くっ!まーだいけるから!編集
中破/大破ぁあ!な、なんてザマ…お、覚えてろよな!また来るんだからね!編集
轟沈ここまでか…第二水雷戦隊の栄光の日々…いつまでも…忘れない編集
戦闘終了*4編集
勝利MVP田中少将の指揮に勝るとも劣らないね。提督やるじゃんか。いける!いけるよ!編集
旗艦大破くっ!まーだいけるから!編集
装備・改修*5編集
装備1改修/改造長波また強くなっちゃうよ?×編集
そうそう積め積めぇ!あぁこら提督!自分でできっから、アホか。××編集
装備2だ、大丈夫!自分でのせかえできるから!×編集
まさかまたドラム缶かぁおい?いいけど、魚雷だきゃー残しておいてよ?××編集
装備3改修/改造/開発/バケツ/遠征/発見うーん、ドラム缶…。編集
その他編集
帰投艦隊が帰投したぞ、出迎えようぜ!××編集
長波今回も無事帰還したぜ。提督のおかげだ!*6×編集
補給補給こそすべての基本だなぁ編集
入渠(小破以下)痛くなんかないけどね。編集
入渠(中破以上)ごめんっ!もっと戦いたいんだけどー、ちょっちお風呂。編集
建造完了活きの良い艦娘、仕上がったぜー!編集
戦績表示提督への報告ねー。んで?どうなのさ。編集

各ボイス項目の詳しい説明はこちらをご覧ください


時報ボイス一覧

時刻セリフ改装段階備考追加


 
 



 



追加
000時だ。誰か来たぞ?あぁ、子日か。まさか、子の正刻って言いたいだけか…?編集
01午前1時。深夜番組…見てもいいか?編集
02午前2時か。提督も頑張り屋だな、いいぞ。編集
03午前3時。今寝てたぞ?編集
04午前4時だ。潔く寝ろ!編集
05午前5時。街がそろそろ動き出す時間だ。編集
06午前6時か。完全に朝だな。編集
07午前7時。飯食って、今日一日の作戦計画を立てようぜ!編集
088時だ。ドックが騒がしくなる時間だな。編集
099時か…。そろそろ本気編成で出るか?編集
1010時。こんな時間に飯かぁ。ふーん、ブランチっていうのか。おしゃれだな。編集
11午前11時。ま~た子日が来たぞ~。今度はなんだ?編集
12正午。子日から聞いたんだが、この午前午後。午の刻という呼び方からきてるんだってさ。編集
13午後1時。子日のやつ満足して帰って行った。時報やりたかったんだな、あいつ…。編集
14午後2時。さっき夕雲が来た。差し入れだって、やつは相変わらず面倒見がいいなぁ。編集
15午後3時。向こうで金剛達がどんちゃん騒ぎやってるぞ、奴らなんかすげーなー…編集
16午後4時。ランキングどうだった?ん?編集
17午後5時。ランキング見たらコメントも変えようぜ。一期一会って言うだろ?あっ、なんか違うか。編集
18午後6時。何気にチャーハン食べたいなぁ…。編集
19午後7時。おぉ!提督、チャーハンつくるの上手だなぁ~、ありがたい!編集
20午後8時。誰か騒いでるな。ん?川内か。通常運転だな…。編集
21午後9時。よぉし、そろそろ本気プレイだな!編集
22午後10時だ。女子トークぅ?まあ夕雲型以外だと…島風、雪風と仲が良いかな?編集
23午後11時だ。また第二水雷戦隊を組みたいものだな。編集


季節ボイス一覧


イベントセリフ改装段階備考追加


 
 



 



追加
桃の節句ほうほう、可愛いねぇ、う~ん。この雛壇誰が組んだの? へぇ~、そうなんだ? よく出来てんなぁ! これなんかさぁ…あっ?! 首もげた…やべっ、直そ…。編集
春の訪れ編集
ホワイトデーえ?いいのかよ私が貰って。なんか、悪ぃなぁ提督。大丈夫だ、来年…来年はばっちりだから!多分。でも…ありがとな。編集
編集
春本番あ、なに?お花見オブお花見?なんで二回言うの……。あぁ、夕雲姉ぇ発案かぁ、いいねぇ。秋雲のヤツも誘ってやんなよぉ、意外と気にしぃだぜ、アイツ。編集
梅雨へぇ~なんですかそれー。てるてる坊主?ちょっと巻雲姉ぇ貸してみろって~。ほら、な?カワイイだろ~? あ……なんで怒ってんの?編集
初夏うぇ~。夕雲姉、なに水着とか用意しちゃってるの~? へぇ~、やるねぇ。あ、なに高波? 私はやんないよ! やんないからね!!編集
編集
盛夏編集
夏祭り編集
来ましたなぁ~秋がぁ・・・。やなんだよね~秋・・・。なぁ、島風?・・・あれ?お前元気だなぁ・・・。い~な~若いって・・・っいや、私も若いけど、さぁ・・・。2016編集
うげぇ、ついにこの季節だよー。なんかもう空見上げちゃうねー。いつもさあ、って敵機かっ!なんだ瑞雲か。なんか最近増えたな瑞雲。2017編集
この浴衣もアタシは好きだねぇ。なーんか楽だしさ。2020編集
秋刀魚秋刀魚漁ってマジ? え、艦隊で支援にでんの? マジでっ?! いやぁー仕方ない、仕方ないなぁー! アタシはやるときはやるぜ? 高波、探照灯ありったけ持ってこーいっ!!編集
晩秋いやー、しかし最近寒いなぁ。コタツとか、やっぱいいよなー、コタツとか。……なんだぁ島風雪風、お前ら寒くねえの? ……すげえな、尊敬するよ。編集
ハロウィン編集
秋のワイン編集
編集
師走編集
クリスマスお、おー、メリクリってやつかこれが? いいな、飯も美味いじゃん!編集
年末編集
新年編集
節分おー節分かぁ、いいぜー頑張っちゃうぜー! で、今年の夕雲型代表の鬼さんは誰よ?……え? 夕雲姉。……あちゃー、誰が投げんのさ、それ。編集
バレンタインいや~、こういうのは苦手だねぇ。まぁ、なんつーの、コミュニケーションだよなー、コミュニケーション…提督、ほらよ。甘くは…ないぜ?編集

二周年記念編集
三周年記念マジかよ三周年って~、ひぃ~なんかちょっちすげぇなぁ。まぁ、なっちまったものは仕方無い、今年もいっちょ暴れるかぁ、なっ提督!編集
四周年記念嘘だろ四周年って!? ひぃ~有りえんなぁ…ま、いいか。ここで一緒になったのも大切な縁さ。な、提督。今年も一緒に暴れようか!編集
五周年記念編集
六周年記念編集
七周年記念編集
八周年記念マジか八周年って!? ひぃ~なんかちょっち驚きだよ。……ま、いいか。提督。今年も一緒に暴れてみよっか!編集
九周年記念まぁじかぁ、九周年って!? ひぃ~! ありえるかフツー!? ……まあ、仕方ない。提督、今年もガッツリ一緒に暴れよっか!編集
十周年記念うっそだろ!? マジ、十周年って。ひぃ~! ガチで驚いた。まあ提督、仕方ない、アタシとずっと一緒に暴れちゃう?編集


ゲームにおいて

  • 2013年10月16日メンテナンスで巻雲と同時に実装された艦娘。
    • 武勲艦として名を立てた艦のためか、運の値が高めである。
    • 改造可能Lvが高いが、貴重なホロ装備、三式ソナーを持ってきてくれる。
      • 2017年12月27日、夕雲型初の改二が実装された。改装設計図に加えて戦闘詳報も要求される。
  • 何とは言わないが中破時にかなり存在感のあるものを持っていることが暴かれる。
    通常時はほとんど目立たないので余計にインパクトがでかい。
    • 同様の傾向はや、そっくりさんのこの子にも見られる。
      制服は全員同じなので、もともとそういうのが目立ちにくいデザインの服なのかもしれない。
  • 2017年7月14日のアップデートで実装された戦闘糧食の改修役に、阿賀野姉ぇ共々抜擢。チャーハン勢。
    • あちらと違い毎日改修可能なので、おにぎりを潤沢に所持していれば、改修任務で日にネジ1個を増やすことが出来る。毎日チャーハン。

期間限定グラフィック

  • 2016年4月22日のアップデートより、三周年記念春の花束modeグラフィックが実装された。
    • 毎年同時期にも実装されているが、花束や指に細かな違いがある。
    限定イラスト:春の花束(2016年)mode

    限定イラスト:春の花束(2016年)mode
    マジかよ3周年って~、ひぃ~なんかちょっちすげぇなぁ。

    限定イラスト:春の花束(2017年)mode

    限定イラスト:春の花束(2017年)mode
    嘘だろ四周年って?! ひぃ~有りえんなぁ…ま、いいか。

    限定イラスト:春の花束(2018年)mode

    限定イラスト:春の花束(2018年)mode
    まぁ、なっちまったものは仕方無い。

    限定イラスト:春の花束(2019年)mode

    限定イラスト:春の花束(2019年)mode
    今年もいっちょ暴れるかぁ、なっ提督!

    限定イラスト:春の花束(2020年)mode

    限定イラスト:春の花束(2020年)mode
    嘘だろ七周年って?!

    限定イラスト:春の花束(2021年)mode

    限定イラスト:春の花束(2021年)mode
    マジか八周年って!? ひぃ~なんかちょっち驚きだよ。

    限定イラスト:春の花束(2022年)mode

    限定イラスト:春の花束(2022年)mode
    まぁじかぁ、九周年って!? ひぃ~! ありえるかフツー!?

  • 2023年4月23日のアップデートで、十周年を機に新規グラフィックの花束modeが実装された
    限定イラスト:春の花束(2023年)mode

    限定イラスト:春の花束(2023年)mode
    うっそだろ!? マジ、十周年って。ひぃ~! ガチで驚いた

  • 2016年9月16日のアップデートで季節限定グラフィックとして浴衣modeが実装。
    • 自身が戦没した季節でもあるためか、反応が若干テンション低めである。
    限定イラスト:鎮守府秋祭りVer.

    限定イラスト:鎮守府秋祭りVer.
    うげぇ、ついにこの季節だよー。なんかもう空見上げちゃうねー。いつもさあ、って敵機かっ!なんだ瑞雲か。なんか最近増えたな瑞雲。

  • 2017年7月31日のアップデートにてローソンコラボとして【炒飯mode】が実装された。
    • すっごいキラキラしてる。そんなに好きなのか、チャーハン。
    限定イラスト:炒飯mode

    限定イラスト:炒飯mode
    おぉ!提督、チャーハンつくるの上手だなぁ~、ありがたい!

  • 2018年2月17日のアップデートにて【エンガノ岬決戦mode】(差分)が実装された。
    • 改二以前にも用意されており、中破時の表情が違う。
    • 通常の立ち絵は他の限定グラフィック同様、冬イベント終了後に図鑑に格納されたものの、
      通例は併せて格納されるはずの、カード状態に加工されたイラスト及び中破立ち絵は何故か図鑑に格納されていない。

小ネタ

戦歴

戦歴

19414.5藤永田造船所において「第119号艦」の名で起工
12.17「長波」と命名
19423.5進水
6.30竣工。舞鶴鎮守府籍
7.17大海令114号により7月5日の海戦で損傷した不知火の救援に向かう(20日発27日キスカ島着)。8月4日横須賀帰着
8.31巻波と共に清水利夫大佐以下第31駆逐隊新編(清水大佐以下隊司令は巻波に座乗)。第2艦隊第2水雷戦隊編入
9.6第3戦隊を護衛し呉を出撃
9.10トラック泊地に到着
9.14B-17 10機と交戦
10.1高波が第31駆逐隊に編入。司令駆逐艦を高波に移す。
10.11トラック泊地を出撃
10.14第1次ヘンダーソン基地攻撃に参加。魚雷艇と交戦
10.15第2次ヘンダーソン基地攻撃に参加
10.26南太平洋海戦に参加
11.3トラック泊地を出撃
11.7B-17の爆撃に遭遇し死傷10名
11.16第2水雷戦隊旗艦を拝命
11.30ルンガ沖海戦に参加
12.7第2水雷戦隊旗艦を照月に継承
12.12照月の戦没に伴い第2水雷戦隊旗艦を継承
12.29第2水雷戦隊司令官として小柳冨次少将が着任
19431.2エスペランス岬沖において魚雷艇と交戦
1.10第6次ガダルカナル島輸送作戦。1日だけ第2水雷戦隊旗艦を黒潮へ継承
1.24第2水雷戦隊司令官として伊崎俊二少将が着任、旗艦を神通へ継承
3.8トラック泊地を出港
3.17舞鶴に入港、入渠整備
5.8トラック泊地に進出
5.13横須賀に帰投
7.7第1次キスカ島撤退作戦に参加
7.15作戦中止
7.22第2次キスカ島撤退作戦開始が下令
7.26初霜と多重衝突事故を起こす
8.7舞鶴に帰投、入渠修理
9.15摩耶と共に第64防空隊を護衛し横須賀を出港
9.27トラック泊地に入港
11.1ブーゲンビル島沖海戦に参加
11.5第1次ラバウル空襲に遭遇
11.11第2次ラバウル空襲。大破航行不能となる
12.3夕張文月の護衛を受け水無月に曳航されラバウル出港
12.8トラック泊地に入港
19441.15長良に曳航されトラック泊地を出港
1.25呉に入港、入渠修理
6.19修理完了
7.9白杵湾を出撃
7.16リンガ泊地に入港
10.18捷一号作戦参加のためリンガ泊地を出撃
10.24米軍潜水艦*7を鹵獲。鹵獲品の13mm機銃を装備
10.26コロン湾に入港
11.8多号作戦第4次輸送部隊を護衛しマニラを出撃
11.10輸送船2隻が沈没。朝霜と共に救援に当たる
11.11第38任務部隊艦載機の攻撃を受け島風らと共に戦没。230名戦死
12.11第31駆逐隊解隊
19451.10除籍
艦長

艦長

第1代隈部傳 中佐1942年5月20日~1942年6月30日 (艤装員長)
1942年6月30日~1943年11月25日 (艦長)
第2代森卓次 少佐1943年11月25日~1944年2月10日
以後1944年6月1日まで艦長不在
第3代飛田清 少佐*81944年6月1日~1944年12月5日
  • 本人がいうマル4計画での仮称は第119号艦。ただし回転灯はついてない。なお第110号艦は元世界最大の空母(の妹)である。
  • 夕雲型の巻波高波により第31駆逐隊を編成し、第二艦隊第二水雷戦隊(二水戦)に所属した。
  • 長波といえばルンガ沖海戦が有名。田中頼三司令官座乗の第二水雷戦隊旗艦として、戦隊合わせて米重巡1隻撃沈3隻大破、戦隊の損失は高波のみという圧勝を得た*9
    • 台詞で「長波に続け」と言っているが、夜戦当時は隊列の中央にいた。米海軍から攻撃を受け高波が被弾する中、部隊の態勢を立て直しヒットアンドアウェイのような形で魚雷を放った後退避したのだが、これらの行動が上層部や僚艦から後で白い目で見られる事に。
    • 原因の一つとして、田中少将は高波の救援を黒潮らに命じて戦闘海域に再突入させ、自身は後退してしまったことがある。
      魚雷を撃ち尽くして丸腰同然だった黒潮らは敵巡洋艦と遭遇*10し救助を打ち切る羽目に。そのため現場からもこの指揮ぶりは賛否両論だった。僚艦を撤退させ、旗艦自ら救助にあたった、後の二水戦司令官木村少将とは非常に対照的である。
      • ただし、本来乗員の救助は旗艦でなく僚艦が行うのが通例*11であり、木村少将の事例は寧ろ異例中の異例である。そういった異例の判断と、田中少将の判断を比較する事はできない。
      • また、「長波は予備魚雷を持っていながら丸腰の僚艦に救助を向かわせたという」と非難する表現もあるが、厳密には長波が予備魚雷を積んでいたかは不明。
        というも高波の江田航海長の証言によると警戒艦である高波も予備魚雷を下ろしており、また第三一駆逐隊が輸送作戦前に予備魚雷を陸揚げしたという記録もある(ただし二水戦旗艦という役割を兼ねていた長波が第三一駆逐隊として魚雷を下ろしていたとも断定できない)。
    • そもそもの作戦は輸送任務であって戦闘ではなかった。戦闘には勝利したものの、肝心な輸送任務には失敗している。
    • また田中少将の発した突撃命令は「損失軽減のための一撃離脱」を目的とするもの(敵は戦艦1を含むと推定されていた)で、要は「兎も角敵に一撃を与えて混乱させ、その隙に離脱する」というものだった。だが駆逐艦長や隊司令の中には命令の趣旨を理解できず、「戦艦襲撃」に勇躍固執してしまい、結果大戦果をあげた事で趣旨を理解していなかった事はかき消され、目的通りの行動をした田中少将が「逃げ腰し」だったように見えてしまった事も少将の評価を下げてしまう一因となった。
    • とはいえ米艦隊に発見され攻撃を受ける寸前であり、機関停止している場合ではなかった。
      しかも米軍側は、日本軍の輸送作戦を予測して重巡4隻含む10隻以上の艦隊で待ち構えていたという事情があり、この局面ではやむを得ないことだったが、
      根本の問題は作戦の指揮官である田中司令官が「水雷戦隊の本分は敵艦隊の撃滅であり、制空権すら確保できない状況での輸送任務で消耗するなど以ての外である」として、海軍の作戦方針である鼠輸送に猛反対していた点にある。
      確かに正論ではあり、一部の部下からも肯定する声が上がっていたのだが、当時のソロモン海域の情勢はそれを許さなかった。
      • 反対していたとはいえ、命令を受けた以上は輸送任務に注力していて、ルンガ沖夜戦においても「あと少し時間があれば揚陸に成功したのだが」と悔やむ姿も見られたとか。
    • 台詞で「ドラム缶」を連呼してるが、これは浮くように中に食料とかを半分つめたドラム缶(輸送用)。これを予備魚雷を下ろしてまで艦上に240個位(数十トン)積んで、ガダルカナルの沖合いにロープで数珠繋ぎにして投げ入れて陸上から引き揚げる計画だった。
      しかし数珠繋ぎにしすぎて重くなり、飢餓状態の陸軍さんにそんなものを引き揚げる力はなく、4回やって2回投入に成功しているが結局翌朝アメさんに機銃掃射で大半が沈められてしまって失敗した。ついでにいうと長波はルンガ沖夜戦ではそのドラム缶を積んでなかった(旗艦だったので)*12
    • 当時の日本側は酷評し、一方アメリカ側はベタ褒めと、田中少将と長波の行動に対する評価は日米で180度異なる。*13
      このまるで異なる2つの評価が、彼女の表裏で異なる独特の髪の色という形で現れている…のかもしれない。
    • ちなみに当の田中少将はドラム缶輸送に猛反対していたが、ルンガ沖夜戦後も何度も行うはめになる。
      その後戦力増強のために編入された新鋭防空駆逐艦照月に旗艦を移し、再びドラム缶輸送作戦を行うが、照月は米軍の魚雷艇によると思われる魚雷で致命傷を負ってしまい自沈。
      照月の喪失により長波が再び二水戦旗艦を継承するが、ドラム缶輸送はまたしても失敗に終わり、直後に田中少将は更迭されてしまう。桃井涼太氏の公式4コマ初登場の30話で「ドラム缶の代わりに、魚雷下ろせ。と言われないよな?」と発言する場面がある。
      • このエピソードのためなのか、照月の時報では長波は照月の調子を気にかけている様子で、「さん」付けで呼ばれている。
  • ルンガ沖夜戦に先立つヘンダーソン基地砲撃でも活躍していて、金剛榛名ファイヤー!してる最中に、群がってきた魚雷艇を蹴散らしてたりする。
  • ルンガ沖夜戦後もしばらく南方作戦に従事し、さらに北方部隊に編入されキスカ島撤退作戦に参加した。
    • だが濃霧のために国後阿武隈に激突、さらにその混乱の影響で初霜若葉に頭から突っ込む事故が発生。
      さらに若葉から艦首を引き抜こうともがいた初霜の尻が長波めがけて突進し、そのまま突っ込んでしまった。
      幸い長波の損傷は軽微で作戦に支障なく、奇跡の作戦成功に貢献した。
  • その後ソロモン方面作戦に舞い戻るが、昭和18年11月11日ラバウルにて爆撃を受け艦尾損傷、航行不能になる。
    水無月によってトラックまで曳航され、トラックからは同じく爆撃にて魚雷頭部が誘爆し多数の死傷者を出していた長良によって日本まで曳航された。
    • この2週間後、僚艦であった巻波・大波(未実装)がセント・ジョージ岬沖海戦で沈没し、第三一駆逐隊は新たに3隻が編入する2ヶ月半の間、長波ひとりぼっちになってしまった。
  • 長波が損傷修理中の間に、岸波沖波、そして朝霜が第三一駆逐隊に編入された。
  • 捷一号作戦では、愛宕を撃沈した米潜水艦ダーターが座礁しているのを発見し、砲撃後に艦内に乗り込み、機銃や写真などの鹵獲品を得ている。
  • レイテへの輸送作戦「多号作戦」に参加し、第4次作戦からの帰還中、進撃途上の島風率いる第3次作戦輸送隊*14に合同。
    しかし1944年11月11日、第3次作戦部隊は敵機347機の熾烈な空襲を浴びる。迎え撃つはわずか5隻の駆逐艦と1隻の駆潜艇。
    激戦の末、長波は島風らとともに枕を並べて戦没。船団は駆逐艦朝霜ただ1隻を残し壊滅した。
    • 長波は弾薬0になるまで奮闘している。機関損傷により速力が低下したところへ大型爆弾が直撃、真っ二つに分断され沈んでいったという。
      生存者は放棄漂流していた浜波に一時避難の上*15、最終的にはレイテ島へ上陸した。
      • 救助された生存者は40数名だった。しかし、彼らもまた陸戦隊に編入されマニラ地上戦に投入、玉砕して果てた。
        戦後に生き残った長波生存者はわずかに3名だけだったという。
    • 長波喪失の2日後には沖波がマニラ湾空襲で沈没、さらにその2日後には朝霜が清霜*16のいる第二駆逐隊に転出、最後に残った岸波は1か月後に潜水艦に撃沈され、第三一駆逐隊は年明けに解隊された。
  • ちなみに夕雲型の中では最も長命。同型艦の中で長女の夕雲から末女の清霜まで全て面識(就役時期が被っている)があるのはこの長波1隻のみ。
    南太平洋海戦やレイテ沖海戦に参加しているため殆どの姉妹と作戦行動を共にしているはず。その経歴は立派なものだが同時に他の夕雲型の儚さを感じずにはいられない。
    • 公式4コマでの長波は、夕雲型ではつっこみ役とされているが、89話の朝霜、101話の高波、133話の沖波の登場回に登場しており、面倒見のいいところを見せている。ただ、朝霜には痛い目にあわされる一幕が多い。
  • キスカ島撤退戦、トラックまでの重巡護衛、多号作戦と、二水戦内でも駆逐隊を組めずたらいまわしにされた島風となんと3回も作戦行動を共にした。
    その事が時報での仲良し発言に繋がっていると思われる。良かったね島風。
  • 子日のこともよく話しているが、子日は長波の竣工から僅か5日後に戦没しているため、実は面識がない。
    • ただし、初代水雷長の西村正直大尉(当時)の前任は子日水雷長であり、全く縁がないわけでは…
  • よく「何とも不思議な髪色」と形容されるが、髪の内側と外側で色が違う髪型は実在する(いわゆる「インナーカラー」)。
    • 後に実装された妹の清霜朝霜も、同じように内側と外側で色が違う髪型をしている。
  • 先述の通り、長波最終時乗組員のうち、戦後まで生き残った生存者はわずか3名だけだった。
    しかし結束は固く、戦後間もない昭和24年11月11日より毎年、京都の霊山護国神社で欠かさず慰霊祭が実施されてきた。
    • 昭和41年の第18回慰霊祭においては、遠く山口県から老体を押して、田中頼三元少将が参列している。
      「立派な若い駆逐艦乗りを多く失った。
      そうして今、亡き戦友をこのように慰めていただくこと、有難いことである。駆逐艦の慰霊祭ならば連絡があればどこでも行きます」
      と、田中元少将は駆逐艦乗りたちへの尽きせぬ愛惜の念を語っていたという。
    • その後昭和56年11月8日、元乗員や遺族多数の臨席のもと、霊山護国神社に長波の慰霊碑が建立された。
      なお同神社には坂本龍馬の墓などがあるため、碑を参拝するには拝観料が必要なので留意されたい。
      • 余談だが、石碑の裏には寄贈者として元京都府知事であり元海軍軍人でもある林田悠紀夫氏及び「海軍潜水母艦 大鯨」の文字が掘られている。これには林田悠紀夫氏が大鯨の乗組員だった、や長波の元乗組員が後に大鯨に異動になり「大鯨一同」から参加した、などの説が上がっているが真偽は不明である
  • 艦名は「波長の長い波」のこと。
    なお、「ちょうは」と音読みすると30~300kHzという低い周波数の電波のことになり、対潜水艦通信や電波航法システムなどに使われるが、艦名とは関係ないと思われる。

この艦娘についてのコメント

ドロップ報告はここではなく建造レシピ及び出撃ドロップにお願いします

  • 2-3ボス 100周したけど今だ現れず 他の期間限定ドロの娘は来たのに… -- 2022-01-30 (日) 18:14:13
    • 周回し易さでいえば2-3が一番いいんだろうけど、泥率はどんなもんなんだろ。他のところで結構泥してるイメージあるんだけど -- 2022-02-12 (土) 17:48:43
    • Johnston掘りの副産物で3・4回見たな。一応率も2%前後あるらしいね。なら回りやすさで2-3だろうけど、長波ならドロ機会は多いから見切りもアリ。 -- 2022-02-12 (土) 20:11:25
  • 雛人形の首をもいじゃう長波様しゅきw 中の人、ノリノリでやってそうw -- 2022-03-03 (木) 16:07:53
  • あんまり見ない夕雲型だから、一回目の2-3ボス戦で出たときは「っぱ海域が変わると出る艦も変わるなぁ、雷撃+1装甲+1かぁ」と思ったけど、吹雪型に食わせる前に確認しに来てよかった。そうかレアなのか…… -- 2022-03-09 (水) 03:02:50
  • 期間限定ドロップまだ続いてますね -- 2022-04-10 (日) 19:24:10
  • たまたま時報を聞いて気が付いたのですけど鎮守府目安箱に登場した正午の時報を狙う子日って長波の時報が元ネタだったのですね。 -- 2022-06-04 (土) 13:35:31
  • 長波「ホ級こそ全ての基本だよな」 てーとく「元の場所に戻してきなさい、うちでは飼えないから・・・」 -- 2022-06-09 (木) 18:39:08
  • 特に意味は無いけど秋祭りグラで対空CIするのなんか好き。上を見上げて敵航空機に狙い定めてる感じがして。 -- 2022-11-17 (木) 17:20:08
    • わかる。けど、なんだろう…当たる気がしないw 長波サマのことだから「めんどくせぇ!撃て撃て撃ちまくれ!」って全然狙って無さそうなんだよなぁ。 -- 2022-11-17 (木) 20:24:01
      • きっと直前まで炒飯食べてて照準合わせるのが遅れたのですw -- 2022-11-18 (金) 11:13:31
  • 神州丸掘りで2-3周回しまくってるから1隻くらい居るはず、と思ったら図鑑だけ埋まってて本人はいなかった……。やってしまったか -- 2023-01-08 (日) 13:50:03
    • 長波サマが帰ってくる前に神州丸拾えてしまった。南西任務がてら地道に探すか…… -- 2023-01-11 (水) 19:38:34
  • 2-3周回怠いから次のイベントでドロップすることを祈る。 -- 2023-02-24 (金) 07:30:15
  • また花束が新グラ? -- 2023-04-24 (月) 04:15:04
    • そうだね。しかも改二と差分。流石に指で10を描くのは諦めた様子である。 -- 2023-04-29 (土) 08:48:04
  • てるてる坊主といえば長波サマ -- 2023-06-15 (木) 07:18:13
  • 4年も前に実装された長波様旗艦の期間限定任務が今更終了する様だが、これはてるてる坊主関係で長波様のシステム見てた時にうかり発見したパターンかな?? -- 2023-07-04 (火) 23:10:59
  • 長波よ、浴衣はお盆まで取っておいてそろそろ姉妹のように水着に着替えないか? (血走った目線を送りつつ ¬¬ -- 2023-07-16 (日) 08:22:32
  • 最近長波様ゲットしたんだが、長波を旗艦にして10/10/11/10で開発回すとありえないぐらいの確率でドラム缶が出るんだよね。同じ現象おきてる提督さんいない? -- 2023-09-11 (月) 12:51:05
    • 偶然か?それにしては確率が異常なんだよな... -- 2023-09-11 (月) 12:52:05
  • でっけえ -- 2024-01-23 (火) 23:21:30

*1 母港ボイスは各艦娘につき3つ割り当てられています。「詳細」ボイスは編成画面の「詳細」ボタンをクリックすることで聞くことが出来るボイスです。母港画面でも聞くことが出来ます。「母港3」ボイスは「母港画面でのクリック」もしくは「母港画面への遷移」でのみ聞くことが出来る、いわゆる「提督お触りボイス」です。編成画面での「詳細」ボタンでは聞くことが出来ません
*2 4つの基本ボイス(昼戦開始・昼戦攻撃・夜戦開始・夜戦攻撃)がありますが、各ボイスはその他の色々な場面でも使われます。各ボイスをどのフェーズ(航空戦/開幕雷撃/先制対潜/昼戦攻撃/各種CI...など)に割り当てるかは艦娘によって異なり、例えば開戦ボイスを攻撃でも使ったり、夜戦攻撃ボイスを昼戦でも使ったりします)
*3 「小破」ボイスの2つ目と戦闘撤退時の「旗艦大破」ボイスは共用化されています
*4 「小破」ボイスの2つ目と戦闘撤退時の「旗艦大破」ボイスは共用化されています
*5 装備ボイスは3ボイスありますが、改修/改造ボイスと共用化されています。また、ボイス3は「改修/改造」「開発」「バケツによる即時修復」「遠征出撃」「アイテム発見」ボイスと共用化されています
*6 改は2017/07/14メンテでこのボイスに更新された
*7 ダーター(USS Darter、SS-227)
*8 在任中に中佐昇進
*9 高波の就役は1942年8月31日で、戦没は同年11月30日。つまり僅か三ヶ月で生涯を終えてしまったのである。
*10 中破したペンサコラと言われている
*11 旗艦は麾下の艦艇への指揮責任があり、それを放棄して沈んだ艦の乗員の救助作業をするのは部下の艦への責任放棄でもあるため
*12 詳しい戦闘の経緯は雑学及びWikipediaなどを参照してください。
*13 米側では「太平洋戦争において日本の名将を二人あげるとするならば、陸の牛島・海の田中」と評されるほど。ただ、このモリソン評に代表される評価は、戦術指揮面に傾倒しており、作戦遂行面など日本海軍側の事情をほとんど考慮していない。
*14 第4次作戦の方が先行実施された
*15 長波生存者が浜波に移乗し機関の再起動に成功したものの、帰還に必要な真水が足りないことがわかり、浜波に残された食糧を採った上で一晩を過ごし、その後救助に来た大発動艇に移乗した。
*16 この時点で清霜は駆逐隊の僚艦を全て失っていた。