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Ark Royal

Last-modified: 2017-08-22 (火) 00:17:48
No.315
私は、Her Majesty's Ship Ark Royal.Ark Royal(アークロイヤル)Ark Royal級 1番艦 正規空母
艦船ステータス(初期値/最大値)
耐久55火力0 / 27
装甲26/ 47雷装0
回避32 / 57対空30/ 72
搭載72対潜0
速力高速索敵40/ 72
射程8 / 58
最大消費量
燃料55弾薬50
搭載装備
18Skua
30Swordfish
12未装備
12未装備
改造チャート
Ark RoyalArk Royal改(Lv45)
図鑑説明
Her Majesty's Ship Ark Royal。
本格的な艦隊型航空母艦として就役し、大西洋や地中海まで数々の作戦に参加した。
あの戦艦Bismarck追撃戦では、この必殺のSwordfishを放ったな。
U-boatか……あれは危険だ。水面下の敵には気をつける。

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。

CV:内田秀、イラストレーター:不明 (クリックするとセリフ一覧が開きます)

ゲームにおいて Edit

  • 2017年8月12日実装。同日より開催された夏イベント「西方再打通!欧州救援作戦」の最終作戦海域突破報酬。
  • ボイスにおいて、Her Majesty's Ship(女王陛下の艦艇)と言っているが、アークロイヤルの存在していた頃のイギリスは国王を戴いていたので、His Majesty's Ship(国王陛下の艦艇)であった。
    • どちらも略称は「HMS」である。これはイギリス王立海軍における艦船接頭辞でもある。
    • 因みにイギリスの国歌は、時代により王が男性(King)か女性(Queen)かで、曲名および歌詞が変わる。
    • 敢えてHerを使用しているのであれば、「艦これ=現代が舞台」ということなのかもしれない。
  • Swordfishを搭載した場合に限り、夜戦に参加できる。これは、史実で夜戦の際にSwordfishを飛ばし、Bismarckに大打撃を与えたことにちなんだものか。
    • もっともその夜戦火力はお察し程度なので、どっちかといえば保険程度。

キャラクター設定について Edit

  • 煙突型の矢筒に入っている矢の矢羽はイギリス艦載機の塗装を模している。戦前のシルバー単色塗装と戦中のダークシーグレー・ダークスレートグレー二色迷彩の2種類が確認できる。
  • 中破グラで、艤装のマストの先端に付いている円筒形の物体は72型帰投用ビーコンである。洋上で艦載機が帰投する道しるべとなる電波を発信する装置であり、アメリカから導入したYEビーコンに代替される大戦中盤頃まで、イギリス空母の多くに搭載されていた。

小ネタ Edit

  • 「アーク・ロイヤル」(Ark Royal)のArkとは、「方舟」、特に旧約聖書に登場する「ノアの方舟」を指す。そのため、アーク・ロイヤルのクレスト(紋章)は王冠を被った方舟である。アーク・ロイヤルという名前は、現在までに五代用いられているが、そのうち二代目から五代目までが全て水上機母艦・航空母艦である。本艦は初代から数えて三代目にあたる。
  • ウォースパイトと同様に、アーク・ロイヤル(Ark Royal)という名前はエリザベス一世の時代に遡る由緒あるものである。
    • 初代アーク・ロイヤルは、イングランド海軍がスペインの無敵艦隊を破ったことで有名なアルマダの海戦にも参加した、1587年進水のガレオン船である。アーク・ロイヤルという名前は、以下のように形成されたといわれている。
    • 建造当初、この船は単に「アーク」(Ark)と呼ばれていた。完成後、エリザベス一世の寵臣サー・ウォルター・ローリーがこの船を入手した際に、彼の名を付けて「アーク・ローリー」(Ark Raleigh)となった。さらに、この船はすぐにエリザベス1世によって購入され、所有者の王室を示して「アーク・ロイヤル」(Ark Royal)という名前が誕生したという。
  • 歴代アーク・ロイヤルの概要を以下に列挙する。いずれもイギリス海軍の歴史において重要な艦ばかりである。
初代アーク・ロイヤル - 無敵艦隊を破ったガレオン船
二代目アーク・ロイヤル - 艦隊航空の歴史を切り拓いた水上機母艦
  • 三代目アーク・ロイヤル - 今回実装の中型空母。詳細は後述。
四代目アーク・ロイヤル - イギリス海軍最強にして最後の正規空母
五代目アーク・ロイヤル - シーハリアー搭載の軽空母
  • 残念ながら、現在建造中のクイーン・エリザベス級空母の2番艦は「プリンス・オブ・ウェールズ」となったため、アーク・ロイヤルの名前は途絶えることになった。それでも、アーク・ロイヤルへの改名提案が出てくるあたり、空母として特別な意味を持った名前であることの証左といえよう。
  • アーク・ロイヤルのモットーは、フランス語で「Desire n'a pas Repos」(熱意は休むことなし)である。
  • 乗員達からは「アーク」(Ark)の愛称で呼ばれていた。
  • タバコの銘柄「アークロイヤル」は本艦に因んで名付けられている。
  • アーク・ロイヤルは乗員達から「幸運艦(Lucky Ship)」であると見なされていた。1941年にUボートの攻撃で沈むまでの間、戦闘で幾度もの雷撃や爆撃を受けたが、全く損傷を受けずに済んだからである。さらに沈んだ時でさえ、約1,500名の乗員から犠牲者はたった一人しか出さなかった。
  • アーク・ロイヤルはスポーツが盛んであり、サッカーは所属するH部隊各艦艇の中でも特に強かったという。
    • 空母カレイジャスをはじめとする各艦の代表チームと試合をしたり、時にはジブラルタルの陸軍部隊とも対抗試合をして好成績を残している。
    • ウォーターポロも盛んで、他にも飛行甲板を利用してホッケーをしたりもしていた。
  • アーク・ロイヤルは艦内の環境が非常に良かったと伝えられている。快適で過ごしやすく、時には格納庫で映画上映をすることもあった。
    • また、調理員の腕もよく食事の質の高さも有名な、いわゆるメシウマ艦であった。参考に、第二次世界大戦に突入して1年余り経った後の1940年のクリスマスメニューを挙げる。
    • 朝食
      • コーンフレーク、ベーコン・エッグ、マーマレード
    • ティータイム
      • 全粒粉パン、クリスマスケーキ
    • 夕食
      • モツスープ、ロースト・ターキー(付け合わせとしてロースト・ポテトとフレッシュ・ランマービーンズ)、クリスマスプディング・ソース添え、デザート(イチジク、ナツメヤシ、ナッツ、オレンジ)
    • 夜食
      • クリームトマトスープ、ハム、ピクルス
  • アーク・ロイヤル喪失の翌1942年、海軍省と情報省はアーク・ロイヤルの戦歴を紹介するパンフレット「Ark Royal:The Admiralty Account of Her Achievement」を発行している。個別の艦でこのような対応は異例なことであり、イギリス海軍がアーク・ロイヤルの武勲を高く評価していたことの表れである。
  • 真珠湾攻撃前に戦没しているため、太平洋側で始まった戦争を知らない艦である。
  • 彼女のセリフにある「Force H」(H部隊)とは、フランス降伏による戦力の空白とイタリアの参戦による脅威から地中海西部を防衛する目的で1940年6月に編成された艦隊である。
    • スペイン南端の英領ジブラルタルに基地を置き、初代司令官はジェームズ・サマーヴィル提督*5。本来なら「Force」(部隊)というのは、あくまで一時的な目的で「Fleet」(艦隊)や「Squadron」(戦隊)などの常設の部隊の艦艇で臨時に編成される組織*6であるが、H部隊は長期間編成されたままで、かつ実質的に海軍制服組トップの第一海軍卿直轄という異例の組織であった。
    • エジプトのアレクサンドリアに本拠地を置き地中海東部を担当していた戦艦ウォースパイト以下の地中海艦隊(司令長官:アンドリュー・カニンガム提督)と共に、ドイツ・イタリア軍と激戦を繰り広げた。アーク・ロイヤルは戦没するまでの間、H部隊の中核をなす戦力として活動している。

空母「アーク・ロイヤル」 Edit

  • 1935年9月16日起工、1938年11月16日就役。艦番号91。同型艦はない。アメリカのヨークタウン級、日本の蒼龍型と共に、中型空母の完成形と並び称される傑作空母である。
    • 開戦から2年余りで戦没しているものの、その短い戦歴の中で様々な戦果を上げ活躍したことで知られている。
  • そもそもの計画は、イギリス海軍省が1923年に重巡洋艦8隻建造をはじめとする艦隊整備の10ヵ年計画を立てたところに遡る。
    • その計画では一隻の航空母艦建造が含まれており、これが後のアーク・ロイヤルとなった。世界恐慌後の予算削減や大艦巨砲主義全盛の時代における否定的意見にもかかわらず、関係者の努力によって計画中止されることなく建造が実現した。
  • 本艦が評価されているのは、近代的な航空母艦としての装備を全て備えていた点に尽きる。既に就役していた6隻の空母*7の運用で得られた知見を盛り込んだ、サー・アーサー・ジョン主席造船官の設計による当時世界的に見ても優れた艦の一隻であった。当初の設計は2段式飛行甲板だったことは内緒。
    • エンクローズド・バウ(ハリケーン・バウ)採用による高い耐荒性。
    • 前後に大きく張り出すように飛行甲板を設けることで、当時としては長い243.8mの飛行甲板長を実現した。これによって、航空機の発着艦の安全性が増し運用能力も高まった。
    • 格納庫を2段とすることで、艦内収容機数60機を実現。飛行甲板上にも並べれば、合計72機を搭載可能だった。
      • ただし、生涯でそれだけの数を搭載したことはなかった。
    • 重量5.4tまでの機体を射出できる油圧式カタパルト2基を採用した。
    • 新型の着艦制動装置を採用した。イギリス海軍は日米と同じく初期の縦索式着艦制動装置が能力不足だと分かると、なんと1926年に制動装置そのものを廃止して転落防止柵と人力で艦載機を止めるという暴挙に出た。日米に遅れたものの、本艦は建造時から能力の高い横索式制動装置を導入した。
    • 島型艦橋の採用。艦橋を右舷に移して煙突も一体化したことで、操艦を容易にしつつ飛行甲板をフラットに保つことができた。またフューリアスやアーガス、そして極東の元戦艦を苦しめた煙路と排煙の処理という問題をクリアした。
  • その他の特徴。
    • 比較的良好な防御力を持っていた。舷側装甲は耐6インチ砲弾相当の114mm、水平装甲は爆弾227kgまで、水中防御は炸薬量340kgまでの魚雷に耐えられる設計だった。
    • エレベーターが艦中央部に互い違いに3か所あった。他国の空母に比べ変則的な配置なのは、甲板後部で着艦しつつ前方のカタパルトで発艦できるようにという発想だった。しかしその後の航空機の発達を考えると現実的ではなかった。
    • イギリス空母で初めて3軸推進だった。従来の4軸では船体の長さが足りず、かと言って2軸では遅すぎたからである。
    • 船体が世界の空母の中でも異常に太かった。本来はもっと全長を伸ばしたかった(当初は274mの計画)が、それではイギリスのドックに入りきらず、さらにワシントン海軍軍縮条約と第二次ロンドン海軍軍縮条約の排水量制限もあって短縮されたためである。その結果、戦艦に近い艦形となり、LB比(水線長と幅の比率を示す数値)が7.2という前代未聞のデブ空母となった。
      • また、2段式格納庫を採用したためにトップヘビーになった船体を支える目的もあった。
  • 優れた空母であるアーク・ロイヤルにも欠点はあった。
    • 一番の欠点は、なんと言ってもトップヘビーであることである。イギリス海軍は艦載機を全て格納庫に収容することを前提としていたため、全高が高くなっても格納庫を2段にして収容機数を増やす必要があった。そして、上記の制約から全長を短縮する必要性も相まって、どうしてもトップヘビーの傾向は避けられなかった。
    • また、排水ポンプなどの非常用機器の電源は主機関に依存しており、機関が停止した際にはそれらが全て使用不能となる危険が大きかった。
      これらの欠点は、後にアーク・ロイヤル喪失の大きな原因となった。
  • 1941年11月14日の沈没後船体の行方は永らく不明であったが、2002年12月にイギリスの公共放送BBCの依頼で調査を行った海洋調査会社によって発見された。アーク・ロイヤルはジブラルタル沖56km地点の水深1,000mの海底に眠っている。船体は二つに折れた状態で、周囲には煙突などの細かなパーツが散乱している。

戦歴について Edit

  • 第二次世界大戦が始まると、アーク・ロイヤルはイギリス海軍最新鋭の空母として本国艦隊に所属、イギリス本土の北西近海に配備されUボートなどの警戒にあたった。これは1939年9月3日、開戦から僅か数時間後にグラスゴーからモントリオールに向かっていた旅客船アテニアがドイツ海軍の潜水艦U-30に撃沈され、第二次世界大戦最初となる大型商船の沈没という事態が起きたことによる。
    • 当時中立国であったアメリカ人を含む船員・乗客117名(112名とも)が犠牲となったこの事件を受けたチャーチル首相の指示で対潜警戒を強化することになり、地中海から駆逐艦12隻を回航すると共にカレイジャス、ハーミーズ、そしてアーク・ロイヤルの3隻の空母を中心とするハンターキラーグループ(対潜群)を編成、対潜掃討を行わせることになったのである。
      Uボートとの戦い- 敵潜水艦初撃沈
  • この戦いでアーク・ロイヤル達はUボート初撃沈という武勲を上げたが、一方で対潜攻撃作戦に空母を投入するのはリスクがあると判断され、間もなく空母中心の対潜群は放棄された。実際アーク・ロイヤルは最初の雷撃をかわすことが出来たが、3日後の17日には空母カレイジャスが同様に対潜任務中に雷撃を受け左舷に魚雷が2本命中し全電力を喪失。20分で転覆沈没し艦長を含め乗員518名が死亡した。これが第二次世界大戦でのドイツ軍の攻撃による*8最初のイギリス海軍艦艇の損失である。
  • 9月24日、イギリス海軍の潜水艦スピアフィッシュがデンマークとスウェーデンの間にあるカテガット海峡でドイツ海軍の駆逐艦に捕捉された。スピアフィッシュは追跡を逃れたものの、爆雷攻撃でひどく損傷し潜航不能となったため、浮上してイギリスを目指すことにした。出動した駆逐艦隊、次いで戦艦ネルソンとロドネー、そしてアーク・ロイヤルらの強力な護衛の下、スピアフィッシュは帰還を果たしたのであった。
    敵機初撃墜とアーク・ロイヤル「撃沈」
  • その後アーク・ロイヤルはフリータウンに異動し、別任務を帯びる事になる。開戦以来南大西洋やインド洋で暴れまわるドイツ海軍のポケット戦艦「アドミラル・グラーフ・シュペー」を攻撃すべく、アーク・ロイヤルはK部隊に配備される。直接の交戦機会はなかったが、モンテビデオで修理補給中だったシュペーの艦長は、アークロイヤルの配備を漏れ聞きこれ以上の抵抗は無理と判断、艦を沖合に出したうえで自沈させた。
    • 1940年になると、アーク・ロイヤルは本国艦隊に戻り、空母グローリアスと共にノルウェーに侵攻したドイツ軍に対して同地駐留の連合軍を撤退させるアルファベット作戦の支援に出動する。ところがグローリアスは作戦の中イギリス本土へ戻る際、ドイツ戦艦シャルンホルスト、グナイゼナウに捕捉され、護衛の駆逐艦共々沈められてしまう。アーク・ロイヤルは艦載機を出してドイツ戦艦2隻を捕捉しようとしたが叶わず、翌日英本土に向けて帰還した。
    • 1940年6月、アーク・ロイヤルは地中海に進出、ジェームズ・サマヴィル提督の指揮するH部隊に所属する。7月にはメルセルケビール海戦に参加する。フランスの降伏により、無傷のフランス海軍艦艇がドイツ側に渡る事を恐れたイギリス海軍が行ったフランス海軍艦艇の接収・無力化作戦の1つで、メルセルケビールにはフランス海軍襲撃部隊司令長官兼第1艦隊司令長官ジャンスール中将麾下、戦艦「プロヴァンス」「ブルターニュ」「ダンケルク」「ストラスブール」、水上機母艦「コマンダン・テスト」、大型駆逐艦6隻が在泊していた。
      • イギリス側は連合国側に再度つく、もしくは自沈するなど、6つの厳しい条件を提示しフランス側に迫ったが、本国政府がドイツに降った以上連合国側につくことは出来ず、さりとてほんの数日前までは共にドイツと戦ったイギリスと戦う事も心情的にできないフランス側は明確な回答を避けた。
      • だがイギリス側は「味方にならないなら無力化せよ」との指令を受けており、明確な回答がない事から攻撃を決断する。アーク・ロイヤル艦載機による機雷投下で入口を封じ、巡洋戦艦フッド他2隻の戦艦とアーク・ロイヤル、2隻の軽巡洋艦と11隻の駆逐艦は数日前までの盟友に牙を向いた。
        • 艦首を陸上側に向けて停泊していたフランス戦艦ダンケルク、ストラブールは新鋭戦艦リシュリュー同様主砲は艦首側にのみ搭載されており、砲撃が出来なかった。それでもストラブールは出航し、15ノットで港外に逃れようとする。イギリス駆逐艦がこれに立ちはだかるも、33cm主砲弾を周囲に受けたイギリス駆逐艦は煙幕を展開して後退。妹の脱出を援護していた旗艦ダンケルクは英艦隊の38.1cm主砲弾を安全距離を割った近距離から四発受け、水線下と二番主砲塔に被害を受けたのち、電力系に損傷を受け沈黙した。残る戦艦ブルターニュも英戦艦群からの砲撃で大破転覆した。第2戦艦戦隊司令官ボーザン少将、艦長ル・パパーン大佐以下1,000名弱が戦死する。プロヴァンスも中破した。アーク・ロイヤルの航空隊は砂浜に乗り上げたダンケルクに雷撃を加えた後、脱出に成功したストラブールを追尾するがこれは失敗した。
      • 脱出に成功したストラブールやコマンダン・テスト他は南部フランスのトゥ―ロンに移動し、1942年11月27日共に自沈する事になる。
    • 1941年5月、ドイツ海軍の新鋭戦艦ビスマルクプリンツ・オイゲンを従えて出撃。これを迎撃したイギリス海軍巡洋戦艦フッドを轟沈させ、プリンス・オブ・ウェ―ルズも大破させる。アーク・ロイヤルは巡洋戦艦レナウンなどを従えてこれを追撃するよう命令を受け、5月23日に大西洋に派遣される。アーク・ロイヤルのソードフィッシュがこれを発見、直ちに15機のソードフィッシュを発進させる。
      • 同機には性能の悪い磁気雷管を搭載した航空魚雷が搭載されており、撃沈するよりも足止め程度の役割しか期待されていなかった。実際最初に攻撃に向かった際は投下した魚雷の多くは投下した際の海面接触で殆どが自爆し、残りの魚雷も友軍艦艇の巡洋艦「シェフィールド」(ビスマルクを追尾するため付近を航行していた)に向かい同船を慌てさせている。
      • 魚雷を信頼性の高い接触雷管のに替えた上で再度出撃した雷撃隊は今度は間違いなくビスマルクの上空に到着し攻撃を開始する。日没直前の攻撃であったが3本の魚雷が命中し、2本は機関室の前部、残り1本は左舷の操舵室に当たる。この1本は舵を左舷15°で固定させてしまい、ビスマルクの操舵の自由を奪ったことで、同艦が撃沈される要因となった。
    • しかし武勲を多く上げるアーク・ロイヤルにも、突如として最期が訪れる。1941年11月13日、マルタ島へ空軍のハリケーン戦闘機を輸送後、ジブラルタルに向かっていたアーク・ロイヤルはドイツ海軍潜水艦U-81の雷撃を受けたのである。
      アーク・ロイヤルの最期 - 受け継がれる魂

    船乗り猫「オスカー」の伝説 Edit

    • ビスマルク沈没時、その乗員の救助に向かったイギリス駆逐艦「コサック」は、船の木切れに乗って漂流する1匹の猫を発見、救助する。オスカーと命名されたこの猫はビスマルクの艦内で乗員が飼っていた猫で、白黒のブチ模様のオス猫だった。オスカーは艦内で飼われる事になったが、5か月後の1941年10月24日、コサックは船団護衛中にUボートの攻撃を受けて沈没、幸いオスカーは生存者と共に僚艦の駆逐艦「リージョン」に救助された。
    • ジブラルタルに戻ったリージョンだが、そこにアーク・ロイヤルも寄港していた。リージョンの乗員たちはオスカーをアーク・ロイヤルの乗員に進呈、こうしてオスカーは「サム」という新たな名前と共にアーク・ロイヤルにその居を移すのだが、新居は出撃してまもなく沈むことになる。この時もオスカーは乗員と共に退艦、漂流していたところを駆逐艦「ライトニング」に救助され、再度リージョンによって移送された。
      • 4隻の船に乗り半年ほどの間にそのうち3隻が沈んだことで、オスカーは「不沈のサム」と呼ばれるようになる(もっとも不沈なのはオスカーだけだが)。迷信深い水兵たちは二度とサムを乗船させないことにし、ジブラルタルの地上勤務の士官に進呈、その後サムはイギリス本土に移され、余生をベルファストで過ごし1955年に亡くなった。
      • なおアーク・ロイヤルにオスカーを進呈したリージョン、そして一緒にオスカーを救助したライトニングもまた半年もせず沈んだ。リージョンは1942年3月26日にマルタ島で空爆を受け沈没・解体され、ライトニングも3月12日にアンナバ沖で魚雷艇によって撃沈されている。結局オスカーが乗った5隻の船は皆沈んでしまった。
    • アーク・ロイヤルが沈む際、飛行甲板上でペットを逃がす乗員達が目撃されている。鳥籠を開放して小鳥を飛ばしたり、複数の飼い猫達を木箱に入れて脱出させていたという。そしてその内の1匹がオスカーだったのだという。
    • 1941年11月21日付の朝日新聞にも、ヨーロッパからのニュースとしてオスカーのエピソードが紹介されている。
    • 戦争中からその名を知られた存在であるオスカーだが、現在その存在が疑問視されている。例えば、元海軍軍人でジャーナリスト・作家のサー・ルードヴィック・ケネディ氏は著書の中で、オスカーの話を「都市伝説」に過ぎないと断定している。オスカーの実在性に対する否定的意見の理由は以下の通り。
      • オスカーのものとされる写真は2種類の異なる猫を写したものである。
      • ビスマルクの生存者を含む乗員達に、オスカーの存在に対して証言がない。
      • 公式記録にも一切オスカーへの言及がない。
      • そもそもビスマルク沈没後、イギリス艦隊はUボートの襲撃を恐れて救助活動を打ち切ったため、漂流するビスマルク乗員の多くが死亡している。大時化の中、イギリス軍艦に助けを求めて重油に塗れた漂流者が群がる壮絶な状況下で、果たして一匹の猫が海に浮かび、そしてそれを高い舷側の上から救助することが可能だっただろうか?という疑問。

    等々。しかし事実か否かはともかくとしても、オスカーのエピソードはこれからも多くの人々の興味と好奇心を引き付けてゆくことだろう。

    この艦娘についてのコメント Edit

    最新の30件を表示しています。 コメントページを参照

    • 見える!今年の秋刀魚祭りは、大根を下ろしているウォー様の横で、秋刀魚に大根おろしとすだちを添えているアーク様の姿が見える! -- 2017-08-20 (日) 08:08:53 New
      • それのケッコンムービーとかもうどうすんだよこれww -- 2017-08-20 (日) 08:20:10 New
      • まーたすりおろしに定評がある英国艦が増えた……。 -- 2017-08-20 (日) 22:42:00 New
    • ハマーン様という声もあったがどっちかと言うとそれのオマージュキャラなFEのミネルバ(声:ハマーン様、もしくは長門)の方が髪形とかがやや近い気もする。ヘアバンドの場所的は妹のマリア姫(声:暁)寄りだけど -- 2017-08-20 (日) 11:57:19 New
    • ボイス内田さんで確定なの? Admiralの発音ウォースパイトと違う気がするけど -- 2017-08-20 (日) 12:55:40 New
      • あれ?誰だCV書き込んだの。CVは公式関連の発表があるまで書き込まないんじゃなかったっけ? -- 2017-08-20 (日) 13:10:42 New
        • 一応コレがある様ですが -- 2017-08-20 (日) 13:22:30 New
        • 公式が言及しているならアリだろうね -- 2017-08-20 (日) 20:46:37 New
      • 造船所的にリバプール訛りがあるとかだったりして -- 2017-08-21 (月) 02:56:30 New!
    • とりあえずこの子ゲットで艦娘コンプ継続〜 二隻目ローマ&速吸ゲットできたし 丙突破ながらまずまずの成果 -- 2017-08-20 (日) 12:56:44 New
    • しかし、1500人から乗組んでて、沈没時の死人が1人ってのはある意味凄いな。艦長の判断ミスがこの点だけは良い方に向いたといえるけど。大型艦が沈む時は大抵甲板から下〜内部の底の方……機関部とかの人員や治療中の怪我人や軍医とかが逃げ損ねて船の道連れにされるんだけど大和や武蔵の生存者らも、大方が機銃や砲の操作員だの艦橋要員とかで機関部とかの中央にいた人間は、ほぼ助からんかったらしいし -- 2017-08-20 (日) 14:58:48 New
      • そもそも艦長の判断はミスだったのかという疑問もでている。長くなって申し訳ないが詳細を記述した。 -- 2017-08-20 (日) 20:54:04 New
        • なんか、凄い詳細に補則説明がされてる……。乙です。本気で詳しい人がこうして書いてくれるのは有り難いなぁ -- 2017-08-20 (日) 23:42:43 New
        • 素晴らしい。そして重箱の隅を突くようで申し訳ないけど、ドイツ人の人名を英語読みから慣例的なドイツ語読みに直させて頂いた。 -- 2017-08-21 (月) 09:28:55 New!
        • 修正ありがとうございます。特に最後の鐘のエピソードは原典を読んで気に入ったので紹介したかったところ。出典はKenneth Poolmanの「ARK ROYAL」からです。他にもMike Rossiterの「ARK ROYAL」等いくつか参考にしました。 -- 枝主? 2017-08-21 (月) 21:43:22 New!
    • 指輪渡したら、後で開けると返ってきた……これはふられたに入るのか?…… -- 2017-08-20 (日) 16:00:39 New
      • 照れている顔を見られたくないという解釈はどうだろうか -- 2017-08-20 (日) 16:13:20 New
      • 「全部(戦争が)終わってから正式に(一人の男性として)受け入れる(から、待ってほしい)」と解釈してはどうだろうか -- 2017-08-20 (日) 16:16:31 New
        • 何かそれ死亡フラグみたいだな -- 2017-08-21 (月) 02:47:15 New!
        • ↑私、この戦いが終わったらこれを開けるんだ -- 2017-08-21 (月) 07:02:42 New!
      • 母親の形見だと言っておけば確実だったかな。ちなみに最近は母親の形見云々はウソだったんじゃないかという見方もある -- 2017-08-20 (日) 17:10:34 New
      • ↑3つとも平然としてるけど指輪渡すの早すぎません? -- 2017-08-20 (日) 22:01:06 New
        • これだけ魅力的なんだから早く指輪を渡したくなるのも詮無し。  ただ、育成始めると徐々にレベルが上がっていくのもまた悪くなく感じている。  とりあえず秘書艦放置しても怒られない程度には上げないとな -- 1枝? 2017-08-20 (日) 23:36:00 New
        • この娘見てジュウコン解禁しちゃおうかなって思ったよ -- 2017-08-21 (月) 12:25:39 New!
      • 部屋に戻って、ひとりで「きゃー!」とか喜ぶタイプかも知れん -- 2017-08-21 (月) 02:58:37 New!
        • なにそれかわいい (扉の隙間からこっそり見てたらバレてSwordfish不可避) -- 2017-08-21 (月) 06:58:55 New!
      • この後、提督の風邪がArk Royalを襲う! Ark Royal「(どうしたのかな?頬が熱い、風邪なのかしら)Admiral、うん、うん。うつすと悪いから休むわ、ごめんなさい。……ありがとう。」 という同人誌のワンシーンを思いついた! -- 2017-08-21 (月) 09:30:00 New!
    • ここでとらないと1年先までゲットできないだろうな。 -- 2017-08-20 (日) 17:00:04 New
      • 報酬艦はとっとかないと今回のウォースパイトみたいに地獄のような掘りをさせられる -- 2017-08-20 (日) 17:57:42 New
      • もっと -- 2017-08-20 (日) 18:00:56 New
      • 海外艦で再GETが楽だった艦はいない……繰り返す、海外艦で再GETが楽だった艦はいない…… -- 2017-08-20 (日) 20:07:26 New
        • U-511はぶっちぎりで楽に掘れるイベントがあったから…(震え声) あれは本当にシビアな感じに偏ってきた運営の貴重な良心だったなぁ…。 -- 2017-08-20 (日) 23:43:31 New
        • プリンも掘りやすい時期があったな -- 2017-08-21 (月) 10:53:23 New!
    • エロもシリアスもギャグもいけそうなお方 -- 2017-08-20 (日) 18:04:52 New
      • 工口工口工口工口工口エロ工口工口工口工口工口工口(読みはこうこうこうこうこうこう………) -- 2017-08-20 (日) 22:33:36 New
    • なんで「まんざらでも無い」的な事を言ってるのに爆撃されにゃならんのだ! -- 2017-08-20 (日) 20:01:43 New
      • 英国版瑞鶴だから仕方ない。ほら、胸部装甲も瑞鶴並だしな!(爆笑) -- 2017-08-20 (日) 20:09:04 New
        • エイメン -- 2017-08-20 (日) 21:45:20 New
        • 申し訳ないが複数人から爆撃されそうなコメントはNG -- 2017-08-20 (日) 22:39:40 New
        • 瑞鶴「達」はこんなにないだろいい加減にしろ(敵を増やしていくスタイル) -- 2017-08-21 (月) 07:06:46 New!
    • 空母の中で一番の美乳の持ち主じゃないだろうか。 -- 2017-08-20 (日) 21:13:00 New
      • 「美乳」は定義が難しそうだが一つ確かなのは、このくらいの年齢でこのくらいの胸とか最強 -- 2017-08-20 (日) 23:38:37 New
        • 欧州棲姫見る感じ結構いい感じ(小声 -- 2017-08-21 (月) 00:10:29 New
    • 放置ボイス聞いたら意外とノリノリでかわいいなwむしゃぶりつきたい -- 2017-08-20 (日) 21:44:53 New
    • 「バカナノ...?オロカナノ......ッ!」って言ってほしかった -- 2017-08-20 (日) 22:30:45 New
    • もう呼び方は決まってるのかな? -- 2017-08-20 (日) 23:16:44 New
      • 俺は「アー姉」と呼んでいる。 異論は認める。 -- 2017-08-20 (日) 23:37:02 New
      • クロちゃんって呼んでます -- 2017-08-21 (月) 00:54:28 New
      • あーちゃん! -- 2017-08-21 (月) 04:38:04 New!
        • うーちゃんみたいな感じでいいと思う -- 2017-08-21 (月) 16:37:31 New!
      • あーたん -- 2017-08-21 (月) 07:37:44 New!
      • ウォー様絶対守る、あーちゃん -- 2017-08-21 (月) 15:27:14 New!
      • スパ子やオワ子に風にするとヤル子、いや流石にそれは・・・ -- 2017-08-21 (月) 15:51:09 New!
      • 黒いや。 -- 2017-08-21 (月) 17:43:47 New!
    • 美しい・・・ -- 2017-08-20 (日) 23:37:45 New
      • おっさんになった今でも思うが、こんな姉が欲しかった・・・いや、欲しい(現在形) -- 2017-08-20 (日) 23:39:24 New
    • 物語シリーズでこんな髪型の暴力陰陽師お姉さんがいたな。 -- 2017-08-20 (日) 23:48:36 New
    • 思い出したが、瑞雲祭りで発表されたシルエットと立ち絵が違うんだどういうことだろうか? -- 2017-08-21 (月) 06:55:34 New!
    • 赤毛なんだ、欧州棲姫の姿から想像してたのとちょっと違って意外 -- 2017-08-21 (月) 09:26:31 New!
    • 今までの艦娘って俺にとって可愛いという存在だったんだが、この子は何かこう・・・エロさを感じるんだよな(変な意味じゃないぞ) -- 2017-08-21 (月) 11:05:52 New!
    • warspiteと言いArk Royalと言い、大英帝国海軍の船は誇り高い逸話が多いな。 -- 2017-08-21 (月) 14:56:58 New!
      • エンカウンターの乗組員が雷に救助され、食糧をもらった時も彼らは必要最低限のパンを取り、残りを返したと言うから、窮地に遭っても誇りを忘れない。帝国海軍はよき師に巡り会えた -- 2017-08-21 (月) 15:00:00 New!
      • どんな軍艦だろうと中の人たちが体を張って勇敢に戦ってるわけで、その戦歴を誇り高く書くことは可能だと思うけどね。英艦の場合、多くの人が語り継いでるのみならず日本人から見て言葉の壁が低いって事情があるのだろう。 -- 2017-08-21 (月) 15:07:31 New!
      • 山本五十六はじめクズしか居ない日本海軍とはエラい違いだな。 -- 2017-08-21 (月) 20:41:06 New!
    • スパ子とならぶと「ソーマ」のえりなと秘書子みたいな立ち位置になるな。 -- 2017-08-21 (月) 15:28:49 New!
    • 母港の「Not so bad.」の言い方がめっちゃ好き -- 2017-08-21 (月) 15:48:32 New!
    • 図鑑の「U-boatか……あれは危険だ。」がなんとなく好き、というか汎用性を感じる。  「コタツか……あれは危険だ。」的な -- 2017-08-21 (月) 15:54:37 New!
      • 畳化不可避 -- 2017-08-21 (月) 22:50:49 New!
    • Ark「性能ではないのだ 戦場と戦い方だ」 ???「君は私のママァになってくれるかもしれないな」 -- 2017-08-21 (月) 16:17:06 New!
      • 神通「(赤い人を無視しながら)ですよねー」阿賀野「耳が痛い…」 -- 2017-08-21 (月) 18:00:46 New!
    • H部隊…(ゴクリ -- 2017-08-21 (月) 16:55:57 New!
    • 中破絵のくっころ感がエロイ -- 2017-08-21 (月) 17:56:02 New!
    • メシウマ艦だったのかぁ。イギリスの飯は不味いというけど。 -- 2017-08-21 (月) 19:38:52 New!
      • 赤城さんも帝国海軍屈指のメシウマ艦だったんだぜ。 尚、料理系二次ネタ豊富な鳳翔さんには実際に連合艦隊随一の腕の料理人がいたそうな・・・ -- 2017-08-21 (月) 20:37:18 New!
        • 海の上は、食事も大切な娯楽と気分転換だからねえ、出された食事にカビが生えていて、不満を爆発させた水兵たちの反乱騒ぎになったロシア艦(映画になっている)の例もあるし -- 2017-08-21 (月) 20:53:10 New!
    • へそ、、、何ちゅうエロさだ、、、 -- 2017-08-21 (月) 21:32:00 New!
    • うl -- 2017-08-21 (月) 21:57:45 New!
    • この娘とウォースパイトの関係って日本艦で言えば誰と誰に近いですか? -- 2017-08-21 (月) 22:01:32 New!
    • ようやくお迎えで来た・・・そしてここの※欄を見て俺がまずすることはこの御方を中破させることだと理解した! -- 2017-08-22 (火) 00:45:15 New!
    お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White




    *1 世界初の水上機母艦は防護巡洋艦を改造したフランス海軍のフードルである。
    *2 実際には1番艦と4番艦しか就役していないため実質的には2番艦。また1番艦オーディシャスも建造中に「イーグル」に改名されているため、ネームシップの存在しない不思議な艦級となった。
    *3 もっともファントムの運用は艦の規模から言えば本来相当困難なものであり、艦・機体双方に大規模な改装が必要であった。
    *4 2番艦イラストリアスは紛争終結直後に就役した後警戒任務に参加。
    *5 後に東洋艦隊司令長官として、ウォースパイトらを率いて日本海軍と対峙することになる人物である。
    *6 マレー沖海戦でのZ部隊(Force Z)、ラプラタ沖海戦でのG部隊(Force G)などが有名。
    *7 フューリアス、グローリアス、カレイジャス、アーガス、イーグル、ハーミーズ
    *8 同士討ちを含めると初の喪失艦は、誤認により英潜トライトンに撃沈された英潜オクスリーである。
    *9 この時ラフォーレイがサマーヴィル提督に送った電文には、機関復旧と浸水の制御に成功し、自力航行も可能だとする楽観的な内容が書かれている。
    *10 既に35度に達していたとする文献もある。
    *11 原文ママ。文献により乗員数にはばらつきがある。