防具

防具について

• 今作の特徴として重ねて装備することで4部位16箇所もの防具を装備することができます。
  鉄製の防具はもちろん衣服や帽子も含まれます。
• 女性用の衣類もありますが、ヘンリー君は装備できないため実質換金アイテムです。
• 一部のアイテムは粉屋にいるテレサにプレゼントすることが可能です。

耐久と汚れ

• それぞれのアイテムには、装備のHPとでも言うべき耐久度(消耗度)と、壊れにくさ・丈夫さを表す固定の頑丈さのパラメータがあります。
  基本的に全てのアイテムの耐久度は新品・修理後の状態で100ですが、ダメージを受けると性能が落ちていきます。
  0になったからといって消滅するわけではありませんが、性能が著しく低下し、魅力も下がります。

• 基本的に装備品の耐久度は、装備しているだけでは落ちません。何らかの障害物とぶつかるか、攻撃を受けた時に減っていきます。
  (革靴だけは履いて移動している時点で少しずつすり減っていきます。コンポジットショーツ等の金属製の靴は移動しても耐久度が落ちません。)

• 敵の攻撃を受けた時の消耗は激しいですが、敵の攻撃が当たった部位の装備だけが損傷する仕組みです。
  ネックレスや指輪などの装飾品は基本的に損傷ダメージを受けません。

• 減った耐久度は防具屋に修理を頼むか、軽度の損傷なら修理キットで直せます（自力で修理すると手入れスキルも上がります）。
  またテレサ（テレーザ）との関係性が深まると、無料で衣服の修理を行ってくれるようになります。

• 耐久度の数字が黄色になった時点で、既に専門家の手が必要なほど壊れているという扱いになります。
  赤字になると完全に破損した状態になって「×」マークがつき、修繕に非常に高額の費用がかかります。(元の値段に準じる)
  手入れはこまめに行い、できるだけ完全な状態を保つことが、結局出費を抑えることになります。

• 装備を着けたまましばらく行動していると次第に汚れていき、汚れアイコンがついてカリスマが落ちます。指輪などの装飾品も汚れます。
  また、敵の攻撃などを受けて出血した際も、服に血の汚れがつくことがあります。(泥の汚れは黒・血の汚れは赤)
  • 汚れは村に設置してある水桶で洗うことにより、無料でもある程度まで回復できます。
  • また浴場施設に行って10グロッシェンで洗濯することもでき、その場合は装備した防具の汚れを完全に回復することができます。
    傷を治し洗濯もする、全てのサービスを受ける（女を買う）を選んだ場合でも汚れは落とせます。
    • 武器の血痕は浴場で落とせません。鍛冶屋か研ぎ台を使ってください。

• 寝間着（無装備時の下着）は汚れません。

防御力について

• 防具には武器が持つ3属性と同様に、Slash（斬撃）/Stab（刺突）/Blunt（打撃）の3種類の防御力をもっていて、何が得意か装備部位によって大体決まっています。例えば金属鎧なら斬と突防御が高く、打撃を補うために布のシャツや外套を着ます。
  盾のみ防御値しか持っていませんが、これがどういう扱いになるか不明です（かなり硬いのは確かです）。

• どうも当たり判定が結構厳格に設定されているようにみえます。つまり、フルフェイスの兜は防御力が高くどう当てても硬いですが、
  顔が露出しているオープンヘルメットに、スタブ攻撃で顔面に突き刺すことができれば大ダメージを与えられます。
  反面スラッシュだと兜に当たるので軽減されていると思われます。盾に当たれば例え構えていなくてもかなり軽減されます。
  このため、フルフェイス以外の敵には片手剣で上段突き・フルフェイスの敵にはメイスで上段殴りが有効打となるでしょう。
  • おそらく敵が攻撃してきた時も似たような仕様だと思いますので、盾を持つと安心感が上がりますし、フルフェイスでなければスタブや矢のヘッドヒットは痛いです。

防御力以外のステータス

• 防具にはそれぞれCharisma（カリスマ）/Vis（可視性）/Con（注目度）/Noise（ノイズ）等のパラメータが設定されています。
  カリスマは高く、他は低い方がいいです。
  騒音(ノイズ)・可視性(ビジュアリティ)は、それぞれＮＰＣからの発見のされやすさ。
  注目度(コンスピラシー)・階級(ソーシャルランク)は、一度発見された後のロックの外れにくさです。
  注目度は、基準となる数値が、場所とその場のＮＰＣの階級によって変動するため、ゲーム中のステータスで表示される値は暫定的なものになります。
  城の中をうろつくなら兵士の、田舎の村を歩くなら村人の階級の服を着たほうが、注目度は下がります。

• 見た目に関しては目に見える装備の平均で計算され、内側のシャツなどは見えないパーツは（ほぼ？完全に？）影響しません。
  • 黒色に染色された装備は可視性や目立ち具合を低く抑えますが、逆に白銀の胴鎧などは非常に目立ちます。
    目立つ胴鎧の上に黒色の戦闘服などを着込めば、目立ち辛くなります。
• ノイズなどは、内側に着込んだ衣服によって軽減されることがあります。
  • とはいえ鎖帷子を身に着けるなどノイズ100が複数ある場合、どれだけ頑張ってもノイズは100から下がりません。隠密も考えていくなら外しましょう。

装着部位

• 修理に使用するキットは部位によって決まっている。

頭部

• ヘルメット・帽子：防具屋キット
• 頭巾：仕立屋キット
• 鎖帷子(頭)：防具屋キット

胴体

• 軍衣・フード・ローブ：仕立屋キット
• ボディープレート：防具屋キット
• 鎖帷子(胴)：防具屋キット
• 服・下着：仕立屋キット

腕部

• アームプレート：防具屋キット
• 手袋・篭手：防具屋キット

脚部

• ホーズ：仕立屋キット
• ショース：仕立屋キット
• 鎖帷子(足)：防具屋キット
• レッグプレート：防具屋キット
• 靴：修繕屋キット

その他

• ネックレス：(普通損傷しない)
• 指輪：(普通損傷しない)
• 拍車：(普通損傷しない)
  ※損傷したものが手に入ることはままある。その場合、修理に必要なのは仕立屋キット

防具装備リスト

※以下のリストについては、ゲームデータ内のアイテムリストから抽出したデータなので、テスト用のダミーアイテムやNPC専用のもの・没アイテムなどの、通常プレイ中に入手する手段が存在しないものも含まれています。
また、小数点以下もかなり長い数字が設定されているなどの誤差もあり、ゲーム中にそのままの形でパラメータとして使用されるわけではない項目もあります。

頭部装備

ヘッドプレート

兜

• 防御力は高いですが、装備することで、視界が大きく制限されるものがあります（フルフェイス）。
  しかし、頭部の損傷は致命傷に繋がりやすいのでしっかり守りたいところ。

帽子

• 兜と装備部位が共通しているので、明らかに布製ですが防具屋キットを使用して修繕します。
  防御力はあまりありませんが、視界が気になる人でカリスマの底上げがしたい場合などは被りましょう。

コイフ

• 兜の下に着用する布製の頭巾です。擦れや衝撃を吸収するクッションの役目を持ちます。

鎖帷子（頭）

• 兜の下につける鎖帷子です。主に関節部位の鎧の隙間に対して行われる刃物による攻撃から、首などを守ります。
  しかし、構造上静かに動くのはほぼ不可能でしょう。

胴体装備

外套・ローブ

軍衣

• 鎧の上から着る軍衣・外套です。所属する部隊を明示したり、金属製の鎧が太陽光で焼けたり反射して目立つのを防ぐ役目があります。
  ゲーム中、ラッテイの兵士はハヌシュ卿のリーパの紋章に使われる金と黒(紋章学では黄色の染料は金を意味します)、
  タルンベルクの兵士は、ディヴィシュ卿の紋章である赤と銀(紋章学では白は銀)、サーザヴァの兵士はベルク男爵の青と緑、
  そして、スカーリッツの兵士はラジック卿の赤と金(黄色は以下略)の二色をあしらった軍衣・またはフードをまとって所属を表しています。
  間違って攻撃しないようにしましょう。
  老兵の軍衣は赤白なのでタルンベルクカラーですね。太古の地図はロバード隊長のものだったりするかも知れません。

• ジュポンや戦闘服などは打撃耐性が高めに設定されており、見栄えもさることながら実用性も備えています。
  ですが平時の野良盗賊と戦う時に高いものを着ていくと、モリモリ損傷して店の修理で大赤字になります。実際にプレイすればすぐわかると思いますが
  貴族用の豪華なサーコートは、総大将が戦場で合戦時に指揮を執る時の使用を想定しています。
  普段遣いにするのは安物で充分でしょう。もしくは修理キット。
  隠密時に最低限の防具として使うのも悪くないでしょう。

スカーフ・フード

• 殺伐とした時代のささやかなオシャレ。縫製・染色技術の未熟な時代に、兵士全員に統一した服装を支給するのは中々手がかかります。
  二枚の布を用意してそれぞれ別の色で染めてつなぎ合わせれば完成なので、数を揃えやすいのです。
  今の時代の感覚からすると服の左右で色が違うのはなかなか奇抜なデザインですが、盾の紋章と同じと思ってください。
• 装飾用ではあるものの、高級品以外はカリスマが低く設定されています。得られる防御力も軍衣と比較して圧倒的に低いです。
• 暗色のスカーフやフードを装備すれば、ボディーアーマーのによる可視性・注目の悪化を抑える事ができます。
  隠密用としての運用として安物を持ち歩くのも良いでしょう。

ローブ・その他

• 絶対に鎧の上から着用したりはしませんが、分類上外套ジャンルです。
  埋葬布というのは、本来服の形をしていない大きな一枚布ですが、ゲームの表現上ローブ扱いをされています。

ボディープレート

• いわゆる一般的なイメージにある西洋鎧のカテゴリーです。
  ブリガンダインというのは、革や布の生地の胴体裏に鉄板を縫い付けたもの。
  わかりやすい構造をしているので古くから使われつつ、鎧でありながら多彩な装飾がつけられる為、時代が下っても貴族がなんやかやします。
  ラメラーアーマーは、小さな金属板をつなぎ合わせて作ったものです。
  必要なパーツは小さく、作業自体は単純なのでこれも古くからありますが、構造が複雑なため制作とメンテナンスにかなり手間と時間がかかります。
  キュイラスというのは、フルプレートアーマーの胸パーツ部分と考えると良いでしょう。
  一枚板の大きなパーツを作り出すのは金と技術が必要なので、時代が後になって出てきたものです。
  ジャーキンは鎧区分でここに入れられていますが、金属は使用していない革のベストです。

鎖帷子（胴）

• 鎖帷子は日本でも使用されていたのでわかる人も多いでしょう。
  服の下に着込んで身体を守る細い鎖の服、それのヨーロッパ版がホーバーグです。
  むしろ、単体で外側の鎧として機能するチェーンメイルの方がピンと来ない人の方が多いかも知れません。
  やはり重点的に首や脇などの鎧の隙間、関節部分を守るために着用します。
• 開発者の設定揺れがあったのか、かなり雑多な他ジャンルの胴体装備が、誤って(？)この枠に振り分けられているようです。
  鎧の下に着る防具、という観点では役目は似ているのかもしれませんが、名前からして布装備枠のハズのものも多く含まれるので注意してください。
• 鎖帷子で覆える面積はかなり広く、装備の有無で生存性は大きく変わります。
• 非常に強烈なノイズ(騒音)が発生するため、隠密には向きません。

服・下着

ギャンベソン

• ギャンベゾンはいわゆる胴体用布防具。麻や羊毛などで分厚く作り、衝撃を吸収させる。
  鎧の下に着ることもあるが、下級兵士などはそのまま戦場に出ていたようだ。
  アクトンは、上に鎧を重ね着しやすいように形を整えたもの。
• カフタンはトルコの民族衣装。前開きの和服のようなもの。
  砂漠に適した服装らしいが、なぜモンゴルから逃げてきた草原の遊牧民族であるクマン人が着ているのかは不明。
  ハンガリー(キリスト教徒)とトルコ(イスラム教徒)は覇権争いでバチバチ睨み合ってる最中のはずだが…

衣服

• 厳密にギャンベゾン類とはっきりした差があるわけではないが、
  数が多いので、ソーシャルランク分類が兵士のもの以外は、戦闘用でない普段着と見ることにした。
  プールポワン・ダブレット・コタルディ、みな時代と地域の移り変わりによるスタイルの差。

腕部装備

アームプレート

• ポールドロンはプレートアーマーの肩パーツ。クーターは肘パーツである。
  弓を使用する際にこの部位の防具を着用していなかった場合、弓レベルが低いと反動ダメージを食らう。
• 状況によっては胴体と同じくらい腕に攻撃が集中するため、できるだけ良いアームプレートを装備しましょう、

篭手・手袋

• 手先を包む防具。防具屋キットで修繕を行う。

脚部防具

ホーズ

• この時代のズボン。実は左右の足の筒部分をベルトに吊るしているだけで、股間はパンモロである。
  一番守るべき急所の防具はなくてよいのだろうか。

ショース

• 言葉の上だけの話であれば、ホーズのフランス語版。しかしゲーム的には普段着用の衣服と区別した脚防具の名称として使われている。
  この部位に装備できるアイテムが、他と比べてとても少ない。

鎖帷子(足)

• 上記の布ショース・及び下記のレッグプレート枠と、アイテムを奪い合ったのか、非常に紛らわしい。
  便宜上、修理に防具屋キットを使用する金属製脚防具の枠と定義するが…よく見るとチェーンショースは布枠に行ってしまったな。
  後述のレッグプレートと場所を奪い合っているので、正直、こんなに種類は必要ないと言うか、上の布ショースの枠に統合してしまえば良いと感じてしまう。

レッグプレート

• グリーヴは足先部分のフルプレートのパーツ。アイテムの名称が上記の金属ショース単体枠と紛らわしいが、
  一応、プレートメイルの脚一式のグループに統一されていると思われる。
  このカテゴリーのアイテムは、上記の金属ショース枠と、下記の靴・ブーツ枠の二枠を同時に専有する。

靴・ブーツ

• 修繕屋のキットを使用するのは、ここと馬の装備だけ。一応革製品のカテゴリ扱いという名目になっているようだ。
  歩いているだけですり減って消耗していくので、こまめに修理したい。
  この靴装備のみ、修理するとパーク羽の生えた靴(Seven Mile Boots)が発動してダッシュのスタミナを軽減できるが、
  前述のレッグプレートと枠を奪い合う上に防御力で劣るので、プレイスタイルによっては使わない人もいる。

装飾品

ネックレス

• 男女共用のネックレス。主にカリスマを上げるためのもので、防御力はない。

指輪

• 男女共用の指輪。主にカリスマを上げるためのもので、防御力はない。
• ほとんどの盗賊はシルバーリングを装備しているが、サーサヴァ近辺の貴族崩れの盗賊がシグネットリングを持っているので狙ってみよう。

拍車

• ブーツのカカトにつける、トゲのついた歯車状の飾り。これで馬の腹を蹴っ飛ばして指示を出す。
  装備することで馬術スキルにバフを与える。非常にうるさい。
• 何故か敵NPCは馬を持っていないのによく装備している。
• 設定ミスなのかどうかわからないが、設定されているソーシャルランクに特殊な物がある。