「心配しないでコーヒーポットさん。大丈夫です。この僕に任せといて!」
日本語版タイトル | きかんしゃトーマス トーマスのはじめて物語 |
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英語版タイトル | The Adventure Begins |
監督 | ドン・スペンサー |
プロデューサー | ジェニファー・ヒル |
脚本 | ウィルバート・オードリー(原作) アンドリュー・ブレナー(脚本) |
音楽 | マイク・オドネル(作曲) ジュニア・キャンベル(同上) ピーター・ハーツホーン(編曲) |
アニメーション制作 | アーク・プロダクション |
発売 | ・2015年3月3日(米国) ・2015年7月27日(英国) ・2015年11月4日(オーストラリア) ・2015年12月16日(日本) ・2016年5月23日(カナダ) |
分数 | 45分 |
配給 | ヒット・エンターテインメント(英国・米国) ソニー・クリエイティブプロダクツ(日本) |
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、ヘンリー、ゴードン、ジェームス、グリン、アニーとクララベル、いたずら貨車・いじわる貨車、ジュディとジェローム |
登場キャラクターB | なし |
登場キャラクターC | なし |
登場キャラクターD | パーシー (間接的な言及のみ) |
登場人物A | トップハム・ハット卿、トップハム・ハット卿の付き人、ゴードンの機関士、ジェームスの車掌、ナップフォード駅長、ナップフォード駅の駅員、ナップフォード駅のポーター、ナップフォード駅操車場の作業員、灰色コートの信号手、茶色コートの信号手?、ノランビー漁村の作業員、ジンジャー髪の男の子、子供達、学校の子供達、作業員、ティッドマス機関庫の作業員、乗客、ジュディとジェロームの作業員 |
登場人物B | ヘンリーの機関士、ヘンリーの機関助手 |
登場人物C | トーマスの機関士、トーマスの機関助手、エドワードの機関士、エドワードの機関助手、ゴードンの機関助手、ジェームスの機関士、ジェームスの機関助手、ナップフォード駅長、ファークァー駅長、ジェム・コール、ティッドマス機関庫の転車台の作業員、マッコールさん、先生、ソドー整備工場の作業員、灰色コートの男性、偉大な作曲家、双眼鏡の男性、大きな帽子を被った女性、ベレー帽を被った女性?、眼鏡をかけた黒人男性、ノランビー伯爵の執事、裏庭の管理人、灰色のベストを着た女性 (写真のみ : トップハム・ハット卿のお母さん) |
登場人物D | 医者(言及のみ) |
登場スポット | ・ノランビー漁村 ・水車 ・ケルスソープ駅 ・ゴードンの丘 ・ウェルスワース駅 ・ナップフォード駅 ・ナップフォード操車場の小さな機関庫 ・マロン駅 ・ファークァー駅 ・ソドー吊り橋 ・ソドー整備工場 ・ティッドマス機関庫 ・ヘンリーのトンネル ・ヴィカーズタウン駅(言及のみ) ・メインランド(言及のみ) ・ブライトン(言及のみ) |
対応原作 | ・第1巻『三だいの機関車』 ・第2巻『機関車トーマス』 |
リメイクされたエピソード | ・エドワードのおてがら ・でてこいヘンリー ・トーマスとゴードン ・トーマスのしっぱい ・トーマスのさいなん ・ジェームスのだっせん |
あらすじ | ・むかしむかし、ソドー島にはノースウエスタン鉄道という鉄道があり、エドワードやゴードン、そしてジェームスなどの大きな機関車たちが働いていました。ある日、島に緑色の小さな機関車、トーマスがやってきました。トーマスはトップハム・ハット卿に駅での入れ替え作業を命じられますが、慣れない仕事にトーマスは失敗を繰り返してしまいます。はたしてトーマスはソドー島で役に立つ機関車になれるのでしょうか・・・? |
メモ | ・汽車のえほん出版70周年を記念して制作された長編作品。 ・トーマスが初めてソドー島に来た頃の話を描いた作品。 ・原作絵本第1巻、第2巻のエピソード7話及びTVシリーズ第1シーズンのエピソード6話がリメイクされて収録されたが、原作や人形劇と異なっている点もある*1。 ・佐々木望、金丸淳一、三宅健太は2役*2、秋吉徹は6役担当する。 ・英語版ではジョン・ハスラー、ジョセフ・メイ、ロブ・ラックストロー、クリストファー・ラグランドが、日本語版では田所陽向、中井正則、新田杏樹、秋吉徹、大井麻利衣、祐仙勇、瀧本光里がボイスキャストに参加*3。 ・『やくにたつきかんしゃ』が劇中歌として使用されるのは長編第1作』以来となる。 ・マイク・オドネルとジュニア・キャンベル作曲のクラシックシリーズの楽曲『Really useful engine(やくにたつきかんしゃ)』と『Troublesome Trucks(やっかいなかしゃたち!)』がピーター・ハーツホーンの編曲を経て、挿入歌として使われている他、各キャラクターのテーマや暴走時のテーマ曲も編曲して使用されている*4。 ・第3シーズン『しんじられるきかんしゃ』以来、トーマスの後ろのランプの赤いラインが描かれる。 ・新キャラクターとして、コーヒーポット機関車のグリン、クレーン車のジュディとジェロームが初登場*5*6。 ・パーシーが登場しない最初の長編作品*7。 ・この作品はソドー整備工場は登場するものの、トーマスがソドー島に来島した頃の物語なのでビクターとケビンは登場しない*8。 ・ゴードンの機関士、第17シーズン『こおりついたてんしゃだい』以来久々に喋る。 ・丘の名前を名付けたのはゴードンの機関士らしい。 ・ハット卿のオフィス、向かい側の壁に当時まだ来ていないファーディナンドに似た機関車の写真が飾られており、ジェームスの顔無し模型が写った写真とソドー鉄道のポスターが飾られている。また、メイスウェイト駅に第8シーズン『いきすぎだよ、ジェームス』の時のスチール写真が飾られている。 ・米国版では、「Fat(デブ、太っちょ)」という語句の使用が子供向け番組での放送コードに引っ掛かる事を避ける為、「The Fat Controller」の呼び方は全面的に差し替え、「Sir Topham Hatt」に統一されている為、「機関車達は『太っちょ重役』と呼んでいた。」というナレーションがカットされたほか、ジェームスの「Here comes the Fat Controller!(太っちょ重役が来た!)」という台詞も、「Here comes the Boss!(ボスが来た!)」に差し替えられている。 ・第2シーズン『トーマスとパーシーとせきたん』以来、石炭を被り、第10シーズン『トーマスときれいなけしき』以来、見切り発車するトーマス*9。 ・トーマスの失態を揶揄うゴードンだが、彼自身も後に同じ失態を危うく犯しそうになる。 ・エドワードがハット卿に説教されるのは今回で3度目となる*10。 ・あの時のヘクターに続いて、トーマスに苦手を克服させて貰うヘンリー。 ・ジェームスの車掌、第2シーズン『ふたごのきかんしゃ』以来、ブレーキ車の乗車時に災難に遭う。 ・ゴードンとジェームスとヒロに続いて、グリンに敬語を使用するトーマス。 ・トーマスの支線の終着駅・ファークァー駅が第8シーズン『トーマスとチューバ』以来復活する。 ・後に第21シーズン『はやいぞ!あかいきかんしゃ』と第23シーズン『レベッカといたずらかしゃ』の回想シーンで、第22シーズン『おくれてないけどこんらん』と『サムソンとはなび』と『かしゃをとめるワザ』の振り返り映像で使い回しされる。 ・日本語版DVDでは特典映像として『原作70周年ヒストリー・タイムトラベル』が収録されている。 |
挿入歌 | ・Really useful engine ・Troublesome Trucks ・Courage Song (当初の予定) |
CGミス一覧 | ・序盤のゴードンとぶつかりそうになるシーンで、一瞬だけ黒いジェームスの車体が赤色になっている。 ・ハット卿の後ろのオイルタンク車が消えているシーンがある。 |
原作や過去のTV版との相違点 | ・トーマスが原作とTV版にも無かったロンドン・ブライトン・アンド・サウス・コースト鉄道時代の緑塗装*11で登場する。 ・原作ではトーマス以外の機関車達に番号が付くようになったのはこの作品より後の原作第6巻からだが、今作では過去のTV版と同様、既にトーマス以外の機関車達に車体番号が付いている。 ・原作絵本ではトーマスはエドワードと同期で、ヘンリー、ゴードン、ジェームスの先輩だが、今作のトーマスは彼らより後に来島したと言う設定に変更された。 ・ティドマス機関庫は当初は改装前の6つの車庫だったが、この作品では長編第2作以降の7つの車庫である。 ・ナップフォード駅も当初は複雑なポイントや信号も無かったが、この作品では第18シーズン以降の姿で登場している。 ・第8シーズン『トーマス、きゅうばをすくう』で完成したケルスソープ駅が完成した状態で登場した。 ・本来ならばヘンリーは改造以前の車体だが、この作品では改造後の姿になっており、TV版第1シーズンと同様彼が車体を緑から青に塗り替える場面も無い。また、第19シーズンから『心配性』という設定が付加された為、彼が威張ったり、トーマスを揶揄う場面は全て削除された*12。 ・過去のTV版のジェームスの車体は当初から赤色で登場しているが、この作品では原作に合わせて黒になっている。 ・貨車達の顔も当初はアニーとクララベル同様、目と口のみが付いたシンプルな物だったが、この作品では第2シーズン以降の顔で登場している。 ・模型時代に有った深緑色のクレーン車がジュディとジェロームとして復活した。 ・古い客車と狐色の支線客車は登場していない。 ・第1シーズンでは急行客車に黄色いラインはなかったが、本作では黄色いラインが入った状態で登場している。 ・『でてこいヘンリー』のヘンリーの客車が急行客車ではなく支線客車になっている。 ・ハット卿の付き人はヘンリーがトンネルに籠った際、第1シーズンではハット卿と共に乗客の様子を傍観していたが、この作品では乗客と共に押したり引いたりしている。 ・TV版第1シーズンの『トーマスのしっぱい』ではトーマスが客車を取り残したまま駅を出発したシーンで、人々達が手を振るシーンが存在したが、今作では信号手達が慌ててトーマスに手を振って知らせるシーンに変更されている。 ・原作とTV版ではクレーン車の事を教えたのは機関士だったが、今作ではアニーとクララベルになっている。 ・TV版第1シーズンの『ジェームスのだっせん』ではトーマスはただ呆然とするだけであったが、今作では暴走したジェームスを連結して止めようと必死に追いかけるシーンが追加されている。 |
英国版CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス:ジョン・ハスラー ・エドワード/ヘンリー/ゴードン/ジェームス/グリン/トップハム・ハット卿/ゴードンの機関士/ジェームスの車掌/ナップフォード駅長/ナップフォード駅の駅員/茶色コートの信号手?/駅アナウンス/乗客/作業員/ティッドマス機関庫の作業員/ナップフォード駅の作業員/ノランビー漁村の作業員/トップハム・ハット卿の付き人:キース・ウィッカム ・アニーとクララベル/ジュディ/ジンジャー髪の男の子/男生徒/駅アナウンス:テレサ・ギャラガー ・いたずら貨車・いじわる貨車:クリストファー・ラグランド ・ジェローム:ティム・ウィットノール |
米国版CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス:ジョセフ・メイ ・エドワード:ウィリアム・ホープ ・ヘンリー/ゴードン:ケリー・シェイル ・ジェームス:ロブ・ラックストロー ・グリン/トップハム・ハット卿/ゴードンの機関士/ジェームスの車掌/ナップフォード駅の駅員/茶色コートの信号手?/駅アナウンス/乗客/作業員/ティッドマス機関庫の作業員/ノランビー漁村の作業員:キース・ウィッカム ・アニーとクララベル/ジュディ/ジンジャー髪の男の子/男生徒/駅アナウンス:テレサ・ギャラガー ・いたずら貨車・いじわる貨車:クリストファー・ラグランド ・ジェローム:ティム・ウィットノール |
日本語版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子/ジョン・ハスラー(原語版流用) ・エドワード/ティッドマス機関庫の作業員*13:佐々木望 ・ヘンリー/ティッドマス機関庫の作業員*14:金丸淳一 ・ゴードン:三宅健太 ・ジェームス:江原正士/キース・ウィッカム(原語版流用) ・グリン/乗客/作業員/ヘンリーの整備員B/ジュディとジェロームの作業員/ナップフォード駅操車場の作業員/ノランビー漁村の作業員/ナップフォード駅のポーター/トップハム・ハット卿の付き人/駅アナウンス:金光宣明*15 ・アニーとクララベル/ジンジャー髪の男の子/男生徒/駅アナウンス/乗客:吉岡さくら*16 ・いたずら貨車・いじわる貨車(木箱を積んだ無蓋貨車):田所陽向/中井正則 ・いたずら貨車・いじわる貨車(スコーンの貨車):新田杏樹 ・ジェローム/駅アナウンス(男)/茶色コートの信号手?/灰色コートの信号手B/ジェームスの車掌/ヘンリーの整備員A/ティッドマス機関庫の作業員A:秋吉徹*17 ・ジュディ:大井麻利衣 ・トップハム・ハット卿:田中完 ・ゴードンの機関士*18/ナップフォード駅の駅員/灰色コートの男性A:祐仙勇*19 ・駅アナウンス(女)/乗客*20:瀧本光里 |
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参照画像 | |
前作 | 映画 きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物 |
次作 | 映画 きかんしゃトーマス 探せ!!謎の海賊船と失われた宝物 |