ディーゼル10

Last-modified: 2023-12-04 (月) 15:47:33

「あっ、パーシー。そこにいたなんてびっくりしたよ…。」
TV版長編第2作のディーゼル10 TV版第17シーズンのディーゼル10

名前ディーゼル10/ディーゼル・テン/ディーゼル
英名Diesel 10/Diesel
性別
車軸配置Bo-Bo
製造年1958年-1961年
所属鉄道イギリス国鉄ノース・ウェスタン鉄道
運用・屋根についているグラップルのピンチーを使ってスクラップ等の処理、工事作業を行う。
・現時点で、旅客・貨物列車を牽引する場面は見られない。
分類ディーゼル機関車
特殊車両
TV版初登場シーズン長編第1作『劇場版 きかんしゃトーマス 魔法の線路
TV版最終登場シーズン第17シーズンきえたクリスマスのかざり
TV版初台詞「邪魔だ、どけどけ!ここにはやり残した仕事があるんだ、今度こそ片付けてやるぜ、覚悟しろ!」
一人称
オイラ(『Old MacDonald』)
俺様(プラレールおしゃべりディーゼル10)
二人称お前
てめぇ(長編第1作
説明・蒸気機関車達から恐れられる程の意地悪で極悪非道なディーゼル機関車達のリーダー。
ソドー島蒸気機関車はもちろん、一部のディーゼル機関車にも恐れられている。
・過去にもソドー島に来た事があり、ノース・ウェスタン鉄道を恐怖に陥れたらしい。
ディーゼル機関車の中では大きな車体だが、貨物列車や急行客車を牽引する様子は見られない。
ピンチーを使って蒸気機関車をバラバラにすると言っているものの、実際にスクラップにした描写は無い。ただしバーネット・ストーンによると、過去にレディーを捕まえて痛めつけたらしい。
・タンクに入れられると動かなくなる為砂糖が大の苦手で、ミスター・コンダクターは砂糖を見せて彼を追い払った事がある。
トビー同様、自分専用の機関庫を持っている。
性格・嫌味が多く、何かにつけて蒸気機関車に因縁をつけてくる。
・誰に対しても容赦無くを吐くが、他の機関車と同様トップハム・ハット卿には頭が上がらないようで、ソドー整備工場乗っ取った件を説教された際には全く反論できなかった。
・考える事は極悪非道だが、結構ドジで間抜けであり、二次災害を起こす面もある。
・傲慢ちきで、己の野心の為に他人を利用する事がある。
トーマス「タンポポ頭」トビー「ティーポット」ミスター・コンダクター「キンキラ野郎」と呼ぶなど、相手にあだ名を付ける事がよくある。
ドッヂスプラッターの事はまとめて「スプッヂ」と呼ぶ。本人曰く「二つも名前を呼んでる暇はない」
トビーに揶揄られて激しく動揺したり、砂糖を見て怯える等、精神的弱さを見せる時もある。
ピンチーで自分の彫刻を作って自画自賛したり、石炭を被って「せっかくの美形が台無しだ」と嘆くなど、自惚れ屋である。
長編第2作トーマスの頼みを聞いてあげる、長編第3作で行方不明になったトーマスが見つかった事を聞いて喜ぶ、第17シーズンで盗んだクリスマスの飾りを最後に返却する等、長編第1作以外では素直で親切な面も見せている。
TV版での経歴・TV版短編初登場且つ現時点で唯一の登場となる第17シーズンではクリスマスオーナメントをくすねようとしてパーシーに見つかり、逃走した。また、このシーズンでは初めて警笛を鳴らした。
第18シーズン第19シーズン第20シーズン第21シーズン第24シーズンでは出番無し。
第22シーズン第23シーズン*1ではピンチーのみ登場。
長編の経歴長編第1作では蒸気機関車達と魔法の機関車をバラバラにする為ソドー島へやってきて、魔法の線路に繋がる魔法の車止めを破壊しようとした。トーマスレディーを追跡している途中で高架橋から転落した後、泥浚い船の牽く艀の上に落ち、不貞腐れながらどこかへ運ばれていった。
長編第2作では気難しい性格であるものの、空港に散らばった残骸の後片付けを手伝い、トーマス達に協力した。
長編第3作では石切場にいるディーゼル機関車の中に混じっていた。
長編第5作ではラストシーンで極悪な笑みを浮かべていた。
長編第6作ではディーゼル整備工場の現状を嘆いており、パーシーケビンを利用して、ソドー整備工場を支配した。その後、トップハム・ハット卿に説教されソドー整備工場を還す事になり、蒸気機関車ディーゼル機関車で協力してディーゼル整備工場を改装した。
その他の経歴・『Thomas and the Beanstalk』ではトーマスに体当たりした。豆の木の上の国では巨大化して登場、巨人と共に金色の蒸気機関車を捕らえた。
ミニミニトーマスプロモーションアニメではDCコミックスの悪党であるジョーカーに扮し、ハーレクインに扮したミリーと悪事を働いた。そして、スーパーマンに扮したトーマスバットマンに扮したディーゼルサイボーグに扮したスペンサーと戦った。
モデルクラス42ディーゼル機関車『ウォーシップ』(イギリス国鉄*2
その他・スタッフが描いたコンセプトアートではピンチーの形状が少々異なっていた。
・イギリス国鉄クラス42ディーゼル機関車は、イギリス国鉄の西部管理局がキング級/キャッスル級?を置換する為に西ドイツのV200クラスディーゼル機関車*3を基に製造したディーゼル機関車である。液体式を採用した事により軽量化に成功し、1000馬力級機関車と同様の重量*4となったが、高速時の不安定な走行性が問題となった。その後、イギリス国鉄の液体式ディーゼル機関車の全廃方針により、1972年までに全廃された。名前の由来は、英国海軍に関連した軍艦の名前であり一例として「アークロイヤル」*5・「ハーミーズ」等が存在。
玩具プラレール黄土色貨車2台付属、おしゃべりシリーズではドッヂスプラッターが付属、ピンチーは固定されている為、回転不可能)/トラックマスター
カプセルプラレール(怒った顔、不気味な笑顔/上下に可動はするが、回転は不可能)
トミカ(現在は廃盤)
木製レールシリーズ*6/ウッド
トーマスエンジンコレクションシリーズ(ピンチーの回転が可能)
トーマスとなかまたち(ピンチーの回転が可能)
アーテル
テイクアロング/テイクンプレイ/アドベンチャーズ
英米版CVニール・クローン長編第1作
マット・ウィルキンソン長編第5作長編第6作第17シーズン
当初の予定
キース・スコット長編第1作
ルパート・ディガス長編第5作
日本語版CV松尾銀三長編第1作
梁田清之長編第2作
黒田崇矢長編第5作
山里亮太長編第6作*7
仁科洋平長編第6作 *8第17シーズン
参照画像参照はディーゼル10/画像
バート
スプラッター

*1 振り返り映像のみ。
*2 モデル機にはピンチーは付いていない。
*3 マイバッハ製のエンジンとメキドロ製の液体変速機を使用。
*4 重量は78トン。同じ2000馬力の電気式ディーゼル機関車では130トン以上。
*5 但し、NBL製の別形式。同じ液体式である事から、ウォーシップと扱われた。
*6 試作品ではピンチーの先端が異なっている。
*7 劇場公開版、DVD版
*8 CS放送・配信版