プラチェット円形闘技場(コロッセウム)について

Last-modified: 2017-10-31 (火) 23:19:37

【プラチェット円形闘技場(コロッセウム)】

随時更新中。最新情報は、アイディア投稿No.115
ダイスを使った"生身"での戦闘ロールを行う場所です。
闘技場に出現する敵はこちら

 

ロールの流れ↓

①自分のコストを決める。
②自分のコスト+1以下で、相手のレベルを決める。
③レベル対応表を見てダイスを振り、敵の選択を行う。
④自分のコストのダイスで戦う。
⑤勝利か引き分けなら②へ戻り次の試合を行うか、⑥へ。負ければ終了。
⑥報酬の精算を行う。

 

【NG】
ポスフォード公爵の殺害、《ドミネーター》の破壊

 

以上。参加者を助けるためにヒュペリオンで乗り込んだり、
興行の主催者を暗殺したりは、とくに禁止しておりません。

 

とことん自由な発想でお楽しみください。

 

【概要】
ポスフォード公爵がおさめる城塞都市〈カルチア〉に存在する世界最大の闘技場。フォルトナの古代遺跡を土壌につくられた。敷地面積は6万平方メートルほどで、ほとんど毎日、貴族や大商人によって何らかの闘技会が開かれている。観客席の数は約24,000席。血飛沫が舞う円形のバトルフィールドからは強力な魔術結界で守られているため比較的安全だが、闘技の種類によっては強力な魔物の攻撃などで観客に死者が出ることもある。そうした場合、闘技会を開催した人物が賠償を行わなければならない。
闘技に参加する剣闘士の大部分は借金をもつ奴隷だが、一般人も剣闘士として登録することができる。ただし、その際、ポスフォード公爵の有するシュヴァリエ《ドミネーター》の固有魔術〈友愛の制約〉が課されるため、闘技場のバトルフィールド内では人間の命を奪うことができなくなる。そのかわり、自らも制約に守られるため、他の闘士や魔物によって命を落とすことは(ほとんど)なくなる。これは、国防を担うべき優秀な騎士や戦士、冒険者を極力失わないための仕組みである。
剣闘士の登録は都市にある『剣闘士組合』の施設で行う。いささか古風な、レンガ造りの地味な建物であるため、地理に疎いと見つけるのは困難だが、その登録証があれば、大衆浴場(古代の文化継承のため混浴)や、大陸でも有数の蔵書数を誇る図書館、剣闘士組合が運営する闘技場内の宿屋(〈素泊まり宿〉から〈冠屋〉まで)など、都市のすべての公共施設が無料で使用できるようになる。ただし、登録証の発行には30万シグルス(約30金貨)かかり、半年の間、一度も闘技に参加しなければ登録が破棄され、再登録が必要になる。
剣闘士の訓練と管理を行う興行師(ラニスタ)は、奴隷闘士の得た収入の9割を取得し、あとの1割は奴隷闘士のために残しておかなければならない。ただし、装備の手入れや、訓練費用、生活費などはその1割から捻出されるので、よほどの人気剣闘士でもなければ、剣闘奴隷の身分に落ちた人間が興行師から『自由』を買い、市民に戻るのは難しいだろう。特に奴隷同士の戦いには〈友愛の制約〉が存在しないので、彼らはときにあっさりと命を落とす。
闘技の開始と終了の合図は銅鑼の音で伝えられ、開始時は1回、終了時には3回鳴らされる。また、滅多にないことだが、国王や、それに連なる高貴な身分の人物が観覧する際には、闘技の開始前に『王国万歳! 死にゆく者たちより敬意を捧げます!』と、観覧席へ敬礼とともに王国を言祝ぐ一節を述べる必要がある。ただ、バトルフィールドは戦場と同じ扱いなので、兜を脱いだり、帽子をとったりする必要はなく、敵国の人間や魔人、もしくは言葉が喋れない場合は、敬礼を行うだけで免除される。

 

【闘技場での戦闘について】
コスト制で一日最大3回まで連戦が可能です。
1~5までのコストをPCごとに設定して、それぞれのダイスで戦闘に臨みます。

〈コスト5〉6d7…ヒュペリオンと同等。最高の戦闘力を持つ絶対強者。
〈コスト4〉5d6…討伐難易度S以上の魔物を『単独』で撃破できる英雄。
〈コスト3〉4d5…討伐難易度B以上の魔物を『単独』で撃破できる達人。
〈コスト2〉3d4…複数の剣闘士を同時に相手にすることができる凄腕。
〈コスト1〉2d3…一般人と同等か、剣闘士一人を相手にできる程度。

選べる敵のレベルグループは、PCのコスト+1以下となります(上限8)。

例:PCのコストが2の場合、レベル3以下の敵グループを任意に指定でき、
また、1d3でレベル3以下の敵グループをランダム選定することもできる。

他のPCと共闘する場合は、参加PCの合計コストの敵を指定できます。

例:コスト3とコスト2のPCの場合、レベル5以下の敵を指定できる。

魔物をPCとして使い、参加することも(お相手の許可があれば)可能です。
その場合、魔物は〈ネームド〉となり、能力を強化することが出来ます。
(ただし、能力の幅はベースの魔物の倍を超えないのが望ましいです。)

PC同士の戦闘の場合は、ダイスを使っても、使わなくても構いません。
こちらは回数は設けませんので、気の済むまで殴り合ってください。
(基準としては7回~9回程度でしょうか。)

 

【ダメージ計算】

戦闘は『〈コスト1〉2d3』のように設定されたダイスの数値で決まります。
出目が敵の防御値以上なら攻撃ロールを打ち、ダメージを与えてください。
防御値未満の場合には、ダメージ0となります。防御ロールを打ちましょう。

出目が最高値で、〈クリティカル〉となり、出目×5の値で攻撃できます。

例:3d4で12を最高値とする場合→〈12×5〉で60ダメージ。

共闘する場合、参加者全員のダイス値の『合計』がダメージになります。
3ターン以内に敵のHPを削りきれば勝ち、削りきれなければ引き分けです。
そして引き分けの状態で1d2を振り、1が出れば敗北となります。

PCが敗北した場合、魔物によっては陵辱されることがあるかもしれませんが、
後述する〈嘆願〉を行えば、そうした不慮の事故は回避することが出来ます。

 

戦闘は『〈コスト1〉2d3』のように設定されたダイスの数値で決まります。
出目が敵の防御値を上回れば攻撃ロールを打ち、ダメージを与えてください。
防御値を下回った場合には、ダメージは0です。防御ロールを打ちましょう。
最高値が出た場合、防御値を無視し、コスト差×ダイス値×2で攻撃できます。

例:コスト4の相手にコスト1のPCが6を出した場合→〈3×6〉×2で36ダメージ。

共闘する場合、参加者全員のダイス値の『合計』がダメージになります。
3ターン以内に敵のHPを削りきれば勝ち、削りきれなければ引き分けです。
そして引き分けの状態で1d3を振り、1が出れば敗北となります。

PCが敗北した場合、魔物によっては陵辱されることがあるかもしれませんが、
後述する〈嘆願〉を行えば、そうした不慮の事故は回避することが出来ます。

 

【報酬処理】
〈敵レベル〉d〈加算値〉が一回の報酬金貨です。

例:コスト3の敵に女性PCが勝利→3×(勝利で+20、女性で+5)=3d25

〈ヤーマ〉の奈落の塔と違いドロップアイテムがないので、報酬金額は高めに設定。
〈パトロン〉効果を得るには、貴族や商人を出資者にするロールを行ってください。

◇加算値リスト(対象のダイス値が複数回出ても、同じ効果なら計算は一回のみ)

◎共闘・対戦

白熱した闘技(PC同士の戦い):+200
共闘(2名以上のPCが協力して戦う):+100
悪名高い魔物(PCが操作する魔物と戦う):+100

◎武装

徒手空拳:+30
古典武器(剣、槍、弓、弩など):+20
珍しい流派(フォルトナ剣術以外のすべて):+10
極東の武器(カタナなどを装備している):+15
魔法の武器(魔力の込められた武器):+10

◎容姿・身分

10代以下の若者:+30
50代以上の壮年:+10
筋骨隆々:+5
女性:+5
美しい容姿:+20
肌の露出が多い:+10
高貴な身分(貴族や将軍など):+20
魔法使い(魔術を扱えるキャラクター全般):+10
聖職者(修道女や巫女など、宗教関係の仕事):+10

◎実績

パトロン(最大3名まで重複):+10
有名な闘士(ロール回数20回以上で、かつレベル6以上の敵を撃破):+15
人気の闘士(ロール回数15回以上で、かつレベル5以上の敵を撃破):+10
剣闘士(闘技に3回以上参加した):+5

◎戦闘評価

勝利の栄光を(戦闘に勝利した):+20
敗北の屈辱に(戦闘に敗北した):+20
俺はタイムアップでもいいのだが(戦闘で引き分けた):+10
実力伯仲(対戦者のコストが同一):+10
ジャイアントキリング(コストが1以上高い敵に勝利):+30
最強の証明(スピクルスに勝利した):+3000
話題の試合(スピクルス以外の花形剣闘士に勝利した):+100
闘技場での悲劇(陵辱した・された):+500

◎ダイス

ワッザ!?(一度のダイスロールで敵を撃破):+20
フィニッシュブロー(最高のダイス値が出た):+30
慈悲深い(最低のダイス値が出た):+10
超絶技巧(3つ以上のダイスでゾロ目が出た):+50
卓越した技(ゾロ目が出た):+10

◇辞退・嘆願
途中で試合を辞退したり、敗北したときに陵辱を回避する嘆願ができます。
それまでの戦闘報酬も没収されますが、望まぬ悲劇は回避できるでしょう。