機体周りの技術について

Last-modified: 2017-11-23 (木) 08:36:30

■コンピュータについて

発掘されたアーリーヒュペリオンから「魔導演算機」と呼ばれるデバイスがもたらされ、これがいわゆる、電子計算機(コンピュータ)に該当する。
現在の技術で再現可能。
なお、現実世界のコンピュータはデジタル形式の情報のみを理解するので、データはデジタル化して記録されているが、この世界のコンピュータは、魔導制御術式形式の情報のみを理解するので、文字、映像、音声など記録データは、全て魔導制御術式化して記録媒体に保存される。

 

■機体制御系の技術について

「魔導制御術式」で書かれた、いわゆるスクリプトをデバイスの記憶装置に「魔導演算機」を使ってインプットすることでデバイスを制御している。
特にこの制御系の専門家を「術式師」と呼び、「魔導制御術式」に精通している為、魔法が使える者も多い。
ただ、「魔導制御術式」は魔法が使えなくても覚えられるものなので、魔法を使えない者でも「魔導制御術式」の知識さえあれば、機体制御プログラミング自体は可能。
全てのヒュペリオン、及びシュヴァリエは、同じ「魔導制御術式」で制御可能であり、両者共同じOSを搭載していることが分かる。(ただ、同じOSといってもそれは同じ始祖OSを持つという意味で、一般家庭用、商業用、工業用、軍事用等、分野に特化した亜種も多数存在している。)
魔界と人間界は自然言語も同一であることから二つの世界は同じ種族をルーツとしているのかもしれない。

 

■携帯型の通信機について

魔導回線を応用した小型デバイス「小型魔導通信機」。
通称:導信機。
魔導周波数を合わせたデバイス同士で通信を行うトランシーバーに近いものだが、双方向通話も可能な便利な代物。現在の技術で生産可能で、多少高価ながら入手は容易。
動力として内部に極小の疑似メギン機関を搭載している。メギン切れになると使用不可能となるが、メギン結晶や、メギン機関(疑似も含む)に接続するインターフェースを持っており、そこからメギンをチャージすることで使用可能となる。

通信距離は出力に用いるメギンの量に比例し、小型機で半径5km程度。
戦艦などに積まれた大型メギン機関に直結したものは最大で半径200~300km程まで通信が届く。