カービィ!特別編

Last-modified: 2016-05-11 (水) 11:14:43

カービィがシャドーを追う一年前・・・
地球 ひろきの家
ひろき 「ひまだな~。散歩でもいこうかな?」
ひろき 「上着とDS2つと3DSを持って・・・」
クラッ
ひろき 「?気のせいか?」

ひろき 「いってきまーす!」
コンッ
ひろき 「ん?何だこれ?」

ひろき 「でっかいえんぴつ?」
シャシャッ
ひろき 「おお!絵が描けるぞこれ!」

ひろき 「試しに星を描いてみよう!」
ボン!
ひろき 「ほ、本物になった!?」
ひろき 「さ、触ってみよう・・・」
ピカー・・・
ひろき 「!?」

ギューーーーーーーーーーーーン!
ひろき 「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ひろき 「ど、どこまで飛ぶんだ?」

ひろき 「!あの星型の星は!」
ひろき 「ポップスター!?」
ギュン!
ひろき 「うわあ!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ひろき 「うーん・・・」

ひろき 「ここは、ポップスター?」
??? 「やっぱりカツサンドであります!」
ひろき (ほ、本物のワドルドゥ!?)
ひろき 「!そうだ!」
ひろき 「もう一度星描けばいいじゃん!」
ひろき 「あれ?描けない・・・」
ひろき 「マズイ、どうしよう・・・」
ひろき 「・・・!」
ひろき 「帰り方知ってるやつがいるかも!」
ひろき (誰に聞こう?)
ワドルドゥ 「カツサンドであります!」
ひろき (うーん・・・)
ワド 「カービィさんのお使い疲れるッス・・・」
ひろき (忙しそうだな・・・)
ひろき 「いないな・・・」
??? 「ねえねえ?」
ひろき 「?」
??? 「君どうしたの?名前は?」
ひろき 「ひ、ひろきだ。よろしく。」
ひろき (あれ?絵筆に帽子に緑の服・・・)
??? 「あ、私は・・・」

ひろき 「わかった、アドレーヌだろ。」
アドレーヌ 「え?何で知ってるの?」
ひろき 「え!?えーと、オレの星の地球ではカービィ達が出ているゲームがあるんだ。」
アドレーヌ 「え!?あなた・・・」
ひろき 「かくかくしかじか・・・」
アドレーヌ 「へえ・・・」
アドレーヌ 「よし!私も協力するよ!」
ひろき 「へへ、だったらオレら友達だな!」
アドレーヌ 「うん、そうだね!」
アドレーヌ 「あ、そうだ!」
アドレーヌ 「私の友達に相談してみたら?」
ひろき 「カービィだろ?」
アドレーヌ 「正解!」
カービィの家
カービィ 「この男の子がひろき?」
ひろき 「ああ、よろしくな!」
カービィ 「よろしく!」
アドレーヌ 「カー君、何かわかる?」
カービィ 「うーん、メタナイトなら知ってるかも。」
ひろき 「案内してくれ!」
ハルバード
デデデ 「カービィ、そいつ誰ゾイ。」

カービィ 「ひろき。地球に帰りたいんだって!」
メタ 「ホウ、バル何か知ってるか?」
バル 「欲望の洞窟にものすごいワープ能力をもつ宝石があると・・・」
ひろき 「欲望の洞窟?」
バル 「ポップスターの中心にある洞窟だ。」
メタ 「だが、ひとつ問題があってな・・・」
ひろき 「問題!?」
メタ 「そこは、人間しか入れないのだ。」
アドレーヌ 「人間・・・!」
カービィ 「ひろきとアドレーヌしか入れないってこと?」
メタ 「ああ・・・」
ひろき 「・・・行くしかないだろ!」
アドレーヌ 「うん、そうだね!」
ひろき 「カービィ、案内してくれ!」
カービィ 「わかった!」

行く途中・・・
プルルルル、プルルル・・・
カービィ 「!もしもし?」

バル 『バルだ。ひろきはいるか?』
ひろき 「もしもし?」
バル 『頼まれてた3DSとDSの強化が完了した。転送する。』
ひろき 「わかった。サンキュー!」
シュン
ひろき 「おお!いろんな機能があるぞ!」

ひろき 「全部に通信機能があるみたいだ。」
カービィ 「ついたよ!」
アドレーヌ 「・・・ここが、」
ひろき 「欲望の洞窟・・・!」
カービィ 「・・・がんばってね!」
ひろき 「ああ!行ってくる!」
欲望の洞窟

アドレーヌ 「迷いそう・・・大丈夫?」
ひろき 「いい機能ないかな・・・」
ひろき 「あ!Mii機能だ!」
ひろき 「起動!」
Mii 「はじめまして!ひろきです!」
ひろき 「オレのMiiだ!」
Mii 「何か用ですか?」
ひろき 「道案内してくれ!」
Mii 「わかりました!」
その後・・・
Mii 「この上にスイッチがあります!」
ひろき 「少し高いな・・・」
アドレーヌ 「どうするの?」
ひろき 「肩車しかないだろ。」
アドレーヌ 「どっちが下?」
ひろき 「アドレーヌの方が背が高いから・・・」
アドレーヌ 「私が下!?」

アドレーヌ 「ま、まだ?重い・・・」
ひろき 「あともうちょい・・・」
ひろき 「そりゃ!」
ポチッ
ゴゴゴ・・・
ひろき・アドレーヌ 「やった!」

アドレーヌ 「重かった・・・」
ひろき 「ゴメン・・・」
その後・・・
Mii 「この穴をこえないと先に進めません!」
アドレーヌ 「えぇ!?」
ひろき 「どうすりゃいいんだ・・・」
ひろき 「3DSの機能でいけるか?」
ひろき 「お!Mii実体化だ!」
ボン!
アドレーヌ 「ど、どうするの?」
ひろき 「Mii、水色の魔法だ!」
Mii 「了解!」
カチカチカチ・・・
アドレーヌ 「氷の道ができた!」

ひろき 「いくぞ!」
その後・・・
ひろき 「まだか?」

Mii 「まだ仕掛けがある模様。」
ひろき 「めんどくさい・・・」
アドレーヌ 「ひろき君、見て!」
ひろき 「!!」
ひろき 「壁画?」
ひろき 「クラッコにブライド、シャインとアイスドラゴン、あとは謎の帽子か・・・」
アドレーヌ 「どういうこと?」
ひろき 「さあ、重要な何かか・・・?」
Mii 「3DSにキャラを6体ストックできますよ。」
ひろき 「だったら鉛筆で描いておこう!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
Mii 「もうすぐ一番奥です!」
ひろき 「もう!?仕掛けなんてなかったぞ!?」
Mii 「毎回違う仕掛けになるみたいです。」
ひろき 「なるほど・・・」
アドレーヌ 「!大きい扉があるよ!」
ひろき 「開けるぞ!」
アドレーヌ 「うーん・・・」
ひろき 「くそぉ、ビクともしねぇ・・・」
ひろき 「そうだ!Mii、頼むぜ!!」
Mii 「了解、攻撃します!」
ズバスバズバ!
ギイィィィィィィィ・・・
ひろき 「開いた!」
扉の先

ひろき 「何があるんだ・・・?」
アドレーヌ 「あ、あれ!」
ひろき 「!!」
??? 「ギュィィ・・・」
ひろき 「紫色の体、浮いてる両手、ぬるぬるで湿っていて・・・こいつは・・・!」
ひろき 「ラストゴースト!?」
Mii 「そう、あの怪物はラストゴーストです!」
Mii 「ある国の王様をさらったゴーストの親玉です!しかし勇敢な勇者が倒したはずですが・・・」
ひろき 「ああ、あいつはMiiの世界にいたはず、なぜここに・・・」
Mii 「何者かが送り込んだ、と考えたほうがいいでしょうね。」
アドレーヌ 「きゃあ!」
ひろき 「!?しまった!」
Mii 「やつを倒さないと宝石は手に入らないですよ!」
ひろき 「そうじゃなくても倒す!」
ひろき 「ギャラクシア!」
ラストゴースト 「ガアアアアァァァ!!!」
ドゴッ!!!
ひろき 「あ、あぶねえ!当たったらアウトだな・・・」
ひろき 「うおおおおおおお!!」
ズバズバズバズバズバ・・・
ひろき 「む、無傷だと!?」

Mii 「ど、どうすれば・・・」
ピピピピピ・・・
ひろき 「ちゃ、着信!?」

ひろき 「もしもし!?」
カービィ 『ひろき!?』
ひろき 「ああ!どうした!?」
カービィ 『アイツの倒し方だよ!』
ひろき 「なに!?わかんのか!?」
カービィ 『方法は2つ。1つは虹の力で完全に倒す。』
ひろき 「もう1つは!?」
カービィ 『仲間と力を合わせた技で倒す。それには特別な帽子がいるらしい。』
ひろき 「どっちもムリだな、他にないか!?」
カービィ 『Miiならわずかなダメージを与えられるが、その前に倒される。』
ひろき 「イチかバチかだ!」
ガキン、シャキン、カキーン!
ひろき 「くそ、このままじゃ・・・」
ピカッ
ひろき 「!?あれは!?」

ひろき 「壁画にあった帽子!?」
ひろき 「・・・よし。」
ダッ
ひろき 「こいつに全てをかける!」

アドレーヌ 「ひろき君!」
ピカー・・・
ひろき 「・・・?これは・・・」

アドレーヌ 「ひろき君の姿が、」
ひろき・アドレーヌ 「カービィになってる!?」
ひろき 「よし、これで・・・」
ズバァ!
ひろき 「今だ!」
アドレーヌ 「!そりゃっ!」
スタッ
アドレーヌ 「ありがとう!」

ひろき 「それよりあいつをどうするかだ!」
ひろき 「クラッコ!力をかしてくれ!」
バチバチバチバチ・・・
ひろき 「くらえ!!!」

ひろき 「クラッコサンダー!!!!!」
ドガァァァァァァァァァァァァン!!!!!
ラストゴースト 「グギアァァァァァ・・・」
ひろき 「やった・・・」
アドレーヌ 「やったね!」
キラッ
ひろき 「?これか、例の宝石・・・」

ひろき 「・・・帰れるのか・・・」
アドレーヌ 「ひろき君・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
バル 「できたぞ!ワープ装置!」

ひろき 「そうか・・・」
アドレーヌ 「・・・ひろき君、どうしても行くの?」
ひろき 「ああ、ここは俺の世界じゃないからな。」
アドレーヌ 「あなたに、会えないと、思うと・・・」
よく見ると・・・泣いていた。
必至に涙をこらえている。

ひろき (・・・!)
ひろき 「・・・バル、これは戻ることも可能か?」
バル 「もちろん。お前の3DSからな。」
ひろき 「・・・そいつはよかったぜ。」
・・・また会いに行こう。
ひろき 「・・・すぐ戻るさ。」
アドレーヌ 「・・・約束よ?」
ひろき 「ああ、約束だ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゴオォォォォォォォォォォォォォォ!!!

ワープ装置が起動している。
ひろき 「じゃあな!」
アドレーヌ (・・・約束よ・・・!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
このあとひろきが戻ったのは、

・・・翌日の朝となった。

 エピソードひろき end