ギャリーを助けなきゃ!

Last-modified: 2018-04-30 (月) 08:15:46





『Ib』終盤のネタバレを含みます。





概要

『aisssyさんのIb【実況プレイ】 その6』にて、ギャリーを見捨てる助けるという決意に満ちたaisssyさんの発言。
字面だけを見れば勇敢に聞こえるのだが、
行動ひとつとそのタイミングだけで、これほどまで白々しさMAXのセリフに変わるものとは誰も思わなかったであろう。

(10:42)


青い薔薇*1の花びらを全部メアリーにむしり取られ、深い眠りに落ちてしまったギャリー。
この時点で彼の運命は決まっていたようなものだが、それでもaisssyさんはギャリーを救う手立てがあると信じつつ
手に入れた鍵を使って奇妙な世界の最奥へと進んでいく。


aisssy「寝てるだけだと信じてますよ・・・」


クライマックスを予感させる展開に不安がるaisssyさんだが、
それを裏付けするかのように、目の前に広がるのは物語の最初に訪れた美術館に似た場所。


aisssy「これもはや終了のお知らせですか!?」


現実世界とそっくりに美術品の配置されたこの空間では、不思議な旅の発端となった絵である『???の世界』*2
ゲルテナ展を催している元の美術館の様子を映し出していた。
説明文に「一度入るともう戻れない」とただし書きされたその絵にイヴが近づくと、光を放つとともに額縁が外れ、
絵の中に飛び込むかその場を離れるかの選択肢が現れる。


aisssy「いやもう行くしかないでしょう、飛び込みましょう!」

aisssy「ギャリーを助けなきゃ!」


しかし飛び込んだ次の瞬間、イヴが立っていたのは元の美術館に展示されている『???の世界』の前。
そして今までの出来事を彼女は全く覚えておらず、当然ギャリーに関する記憶も失われている。
終わってみれば、言葉の勢いとは裏腹にギャリーをほっぽり出して、むざむざと元の世界へ逃げ帰った格好となり、
その滑稽さはま視聴者たちの盛り上がるところとなった。


aisssy「だってわかんなかったんですよ!だってぇ・・・」


追い打ちをかけるかのごとく、ギャリーを陥れた張本人であるメアリーが彼の代わりとして現実世界へ姿を現す。
元から家族の一員であったかのように、いけしゃあしゃあと友好的に振舞うメアリー。
しかし彼女の所業もイヴは忘れてしまったため、ふたりは姉妹として『いつまでも一緒』に仲良く暮らすのだった・・・・・・。
この結末はギャリーのいいやつ賞っぷりも相まって、後味の悪さを残すことに。


aisssy「ギャリーを助けなきゃとか言って終わっちゃいましたね、最悪でしたね」


これを受けてギャリー救出衝動に目覚めたaisssyさんは、「きょんどこそ助けますよ」と
続けざまにハッピーエンドを目指すものの、到達するのはギャリーが置き去りにされるENDばかり。
どうあがいても助けられないのは『青い人形の部屋』におけるフラグが原因で、
青い薔薇が奪われずに済むためにはしばらく前のセーブデータまで遡らねばならず、
時間の都合上、イヴとギャリーが一緒に元の世界へと帰還するENDを迎えるのは最終回までお預けとなった。
なお、その間メアリーは4度も燃やされ灰と化すハメに。どうして燃やしちゃうんだよぉ!

使用方法

何かが危険に晒されているとき「○○を助けなきゃ!」というかたちで現れる。
しかし元ネタのインパクトが強すぎて、かえって救いようがない印象を与えちゃうのはご愛敬。
それゆえに、対象を助けるための条件が厳しめに設定されているときや、話の展開や過去のフラグの関係上、
もう助けられないことが確定している場合にこのコメントがよく目に付くのは気のせいだろうか。
ま視聴者どもめ・・・・・・

関連動画

(14:52~)

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関連項目


*1 ギャリーと一心同体の存在。花びらが全て散るとシンジャウ!
*2 『絵空事の世界』だが、イヴには字が難しくて読めない
*3 後の幻想水滸伝Ⅱプレイにて、フラグ管理が行き届いていない幸運に恵まれたため生存が確認された