彼女の伝説、僕の石版。 ~アミリオンの剣とともに ~

Last-modified: 2020-06-01 (月) 20:44:47

概要

2003年12月にD3パブリッシャーより発売された卑猥な恋愛シミュレーションゲーム。(←リンク先の動画は身内ネタメインな内容のため、コミュ限での公開になっています。)
きれぼし脳の間ではタイトルが略され『石版』と呼ばれている。
ちなみにオープニングテーマもゲームタイトルと同じ曲名となっている。
2005年2月には廉価版の「SIMPLE 2000 シリーズ Vol.71 THE 不安タジーファンタジー恋愛アドベンチャー 〜彼女の伝説、僕の石版。〜」が発売された。
初出は「部長の 彼女の伝説、僕の石版。【実況プレイ】 その0」。

その説明不足な奥深い世界観や一部の出現難度に疑問を抱く豊富な一枚絵CG、
非常に独特な叫び声のテキストが多くの視聴者を惹き付けた。
そして、ナニフツウさんの初プレイから2年以上経過した現在でも、後述の有志による周回プレイや論文の投稿が盛んに行われていたいる。
ちなみに、石ではなく石である。

石版学会について

このゲームは考察の余地が多分に残るストーリーであり、
その謎を解き明かそうとする有志が自然発生的に(および触発されて)集まった。
その中に本物の論文さながらの考察文を書き下ろした者がおり、
そこから石版の謎を追い求める有志の事を「石版学者」、その集まりの事を「石版学会」と呼ぶようになった。
以下に主な学者の方々を挙げる。

  • がもうレオン
  • Shun
  • nico
  • ミックスソフダクリーム

STORY(公式サイトより、原文ママ)

ある日インターネットで絵本作成ソフトを見つけダウンロードした。

早速絵本を作成紙始めた時、まばゆい光に部屋が包まれた…。

「ぼく」は見知らぬ伊豆モノほとりで目覚める。そこは見たことの無い異次元の国だった。

それは、「石仮面の魔物」がこの世界を恐怖で支配している世界だった。

混乱する「ぼく」の目の前に5人の少女が現れ、彼女たちの村へと迎えられる。

そこで「ぼく」は伝説の使徒と祭り上げられ、選ばれし5人の少女たちと、

村を救うため「アミリオンの剣」を求めて冒険へ旅立つのだった。

『泉の』と書くべきところで『伊豆モノ』と誤字をしているため、石版世界が伊豆にあるという風評被害説が存在する。

登場人物(プロフィールは説明書より)

主人公(CV:なし)

ある日突然、ノートパソコンを通じて「死徒使徒」として異世界へ呼び出される。
周りからは「使徒様」と呼ばれるが、村長からダサい甲冑を渡されヒロインたちに笑われる、
意見があまり尊重されないなどその扱いはぞんざいである。
なぜか異常に投石が上手い。
主人公ではあるが命名不可かつ本名も不明で、上記のように作中では一貫して「使徒(様)」と呼ばれる。
主要人物では一番謎深き存在かも知れない。明記されていないだけだけど。

ミルイ鉄球ミリィ(CV:石毛佐和)

  • 年齢:17歳
  • 血液型:A型
  • 身長:157cm
  • スリーサイズ:92-56-83

    心優しく素直な女の子だけれども、

    時に意外な芯の強さや子供のような好奇心を垣間見せる少女。

    ファンダルス村でネルダと共に巫女を目指している。

    幼馴染のジルーネのように

    自由に生きる女の子に憧れ自分を変えたいと思う事も…

バストサイズが異常な程大きく、およそG~Hカップと推測される。でもてっきゅうまじん
キャラデザのかんとり氏の絵としてはこれでも大人しい部類なのは内緒だ

運命?ジルーナジルーネ(CV:石川静)

  • 年齢:18歳
  • 血液型:O型
  • 身長:160cm
  • スリーサイズ:83-57-86

    運動神経抜群で、グラッシー流格闘術五段の血気盛んな女の子。

    いつも元気で、周りの人間も明るくさせる。

    格闘技に長けているが、人を思いやるやさしい一面も併せ持つ。

    隣近所に住むフーリアは妹のような存在で

    いつもからかっているのは愛情の裏返し?

戦闘でもそれなりに活躍できる貴重な貴重なキャラ。
バストサイズの数値上はミリィをかなり下回るはずだが外見的にはあまり変わらない。

フリーアケリーフーリア(CV:田口宏子)

  • 年齢:13歳
  • 血液型:不明
  • 身長:130cm
  • スリーサイズ:68-49-71

    お兄ちゃん思いの猫娘。

    みんなのマスコット的存在である。

    よくしゃべり、いつもちょとちょと動いているが、疲れるとすぐ眠くなる。

    将来の夢はパン屋さん!水が苦手。

    猫っぽいが魚は嫌いらしい……

    いつも子供っぽい割には耳年増で、

    ドキッとするような発言も。

ルースと共に活躍の不足を指摘されることが多いが、いくらファンタズーファンタジー世界の選ばれしものとはいえ
格闘術を学ぶジルーネ(とマッソー)以外はどう考えても戦闘等をこなせる設定ではないので仕方ない。

ねるだぞ。藤原佐為ネルダ(CV:大原さやか)

  • 年齢:22歳
  • 血液型:A型
  • 身長:165cm
  • スリーサイズ:89-58-87

    代々、村を守ってきた巫女の一族の娘。

    みんなのお姉さん的存在で知識も豊富である。

    唯一の欠点は寝起きが悪く、なかなか起きない事。

    責任感が強く、自分の気持ちを内に秘めすぎる傾向がある。

    本当は誰かに甘えたいと思っているのだが……

    怒ると一番怖いらしい。

その真っ当な巫女装束と帽子から囲碁が上手いのではないかとよく言われる。
ラジオ体操がある世界なので囲碁があってもおかしくない。

0%ルークルース(CV:萩原えみこ)

  • 年齢:15歳
  • 血液型:AB型
  • 身長:150cm
  • スリーサイズ:77-54-80

    妖精が見えるという不思議な力を持つ少女。

    いつもネルダの影に隠れている引っ込み思案な女の子。

    舌足らずなしゃべり方が特徴。

    ジルーネにいつもからかわれている。

    少々、天然ボケが入っているが、自然を愛する優しい女の子。

文字表記的に特徴的な語尾を付けることが多いが、口語でも目立つフーリアや叫び声を斬新に表現をする
ソフダらと比べるとあまり印象に残ることはない。
二言目には妖精さんのことを口にするが、それで特に何かをしてくれる訳でもなく
彼女以外の者が妖精さんの存在を認識できる機会も無いので、不思議な力を持つ少女なのかただの不思議な少女なのかは定かではない。

マッソー(CV:柳沢真由美)

  • 年齢:不詳

    筋肉質の心優しい……女性(?)

    性別不詳、年齢不詳、グラッシー流格闘術五段

筋肉質だからマッソー(muscle)という雑なネーミングに加えて性別不詳だとか何とか酷い言われようだが、ちゃんと女性のはずである。
ストーリー中によく出てくる「選ばれし5人の少女たち」に含まれない6人目だが特に不都合はない。イベントCGもあるし個別エンドもちゃんとある。
むしろ戦闘でまともに役立つのが彼女以外ではジルーネ(あと主人公の投石)くらいなので、いないと大いに困る。
真面目で献身的な性格もあって、視聴者からの人気は割とフツウに高い。

村長グラッシー(CV:加藤精三)

  • 年齢:72歳

    ファンダルス村の村長。

    グラッシー流格闘術の開祖。

どうなされた?
マッソーの例から察するに、名前の由来はグレイシー柔術のもじりからと思われる。

そふだぞ。大巫女ソフダ(CV:京田尚子)

  • 年齢:74歳

    ネルダの祖母。特殊な術で石仮面の魔物の

    魔力から世界を滅亡から救っているのだが……。

石仮面の魔物の呪いに苦しみながらも、命懸けで世界を守っているのだが
うのぅおぉぉぉーーー!!!!」などという叫び声のせいでギャグにしか見えない。*1
ゲヒルと並んで本作のマスコットキャラクター扱いされる程の人気はあるが、メインキャラクターでは唯一立ち絵差分なし・一枚絵もないとやや不遇。

ボンデPボンデ(CV:夕城千佳*2

  • 年齢:27歳

    石仮面の魔物に使える鞭女。

    ミリィ達を執拗に追いかける。

ボンデージ姿だから「ボンデ」という、マッソーと並ぶ石版雑ネーミングの双璧。二回交戦して二回とも主人公の投石で倒されるかわいそうな人。
SIMPLE版ではパッケージ裏で(マッソーを差し置いて)ヒロイン達に混ざっているため実は攻略できるのではないか? などと言われたりもしたが別にそんなことはなかった。
ゲヒルよりも立場は上だが扱いはむしろ悪い。

下昼ゲヒル(CV:緒方文興)

  • 年齢:34歳

    ”影”軍団を率いる男。

    今はボンデの部下なのだが……。

影の魔物を率いて主人公たちに襲いかかる悪人なのだが、
^ワ^」という顔文字で表される笑顔を見せたり、影の魔物に懐かれて戸惑うなど意外とかわいらしい一面もあり、
視聴者からは適当なヒロインよりも愛されている。

関連項目

外部リンク

有志による情報サイト


*1 彼女に限らず本作でネタにされる叫び声はあくまで「テキスト」が奇妙なのであって、声優の方々の演技(及び影の効果音)は特段おかしいわけではない。
*2 説明書では何故か高島雅羅(石仮面の魔物役の人)になっている。スタッフロールでは正しいキャストが確認できる。