かばう(JA)

Last-modified: 2008-01-08 (火) 14:39:59

基本事項(一部「FF11用語辞典」より)

 
効果自分の背後のパーティーメンバーへの攻撃を代わりに受ける
修得レベル35
リキャスト3分
効果時間15秒+アルファ(最大30秒)
ヘイトなし(推測)
 

「自分の背後」にかばいたいPTメンが居ないと意味がないことに注意。
これがこの技の難易度を上げており、かばうを覚えた直後は、かばいたい相手とナイトが右往左往している間に短い効果時間が終わってしまうということもよくある話。

 

効果時間は非常に短い。最短で15秒。そこへ「プラスアルファ」が付くわけだが、この「プラスアルファ」分は、ナイトのMNDとかばわれる側のVITによって変化する。MND-VITの値分1秒伸びる。しかし、最大30秒までしか伸びない。メリポを最高に振って、20秒延長の最大50秒となる。

 

ナイトAFによる「かばう」効果アップの詳細は不明らしい。しかしヴァラーサーコートではかばって肩代わりしたダメージの20%をMPに変換することが出来る。

 

また、単体技なら物理属性・魔法属性、ダメージの有無を問わず効果が出るが、範囲攻撃ではかばった相手にも範囲ダメージを食らう。

 

今までのFFシリーズでは「かばう」対象は必ず女性だったりしたのだが、残念ながらFF11においてかばう対象となるのは、ムサい暗黒のオッサンだったり、良くても「よん?」モンク猫位のものだ。後衛をかばうことはまず無く(立っている位置が遠すぎる)、赤などはかばうよりもファランクスやストンスキンで完璧ガードしていたりするので下手にかばうより放置している方が良い場合もある。

 

使い切るコツ

 

高レベルになると(もしくはナイト経験者がアタッカーの場合など)自らWSを打つ前にナイトの背後にやってくる人もおられますが、大体の場合はそうではないため、一番いいのはあらかじめPT開始などにタゲ取りそうなアタッカー(特に暗侍モなど)に「タゲが剥がれなくなったら背後に来てください」もしくは「WS打つ前に背後に来てください」と言っておくこと。
忍盾ばかりで上げてきた、もしくは「かばう」を使わないナイトさんで上げてきて「かばう」のことを知らない人もいるので、一言言っておいても損はないはず。

 

色々試したが、個人的な経験から言って、ナイトが自分からアタッカーと敵の間に割り込むのはかなり難しい。アタッカーの方も、もしもコメント無しで「かばう」を発動されても気づかないことが多く(またコメント有りでかばわれても、コメントが分かりづらいと気づかないときもある)、「何でこの人目の前に」とアタッカーが動いて、またナイトが追いかけて・・・という悪循環になってしまうことが多い。
また、ナイト自ら動くと、結果的に敵の顔が後衛側に向いてしまい、良くない敵の技の効果が後衛に及んでしまうなどの弊害がある時もあるので、人に命令するのは気が引けるかもしれないが、ベストは「タゲが剥がれないかも」と思った瞬間にアタッカーさんが自らナイトの後ろに来ていただくことじゃないかと。

 

それでも、
「いや、わざわざ来てもらうのはちょっと・・・」
という方は(そうでなくても)マクロを作ること。
前述の通り、コメント無しでかばっても気づいてもらうのはまず無理だと思った方が良い。そしてPTコメントだと読み流してしまうことも多いので、以下のようなマクロを、オススメする。

 
/grin motion <st>
/tell <lastst> 2秒後かばいます。<me>の背後に
/wait 2
/ja かばう <lastst>
 

別に、最初のは/grinでなくてもいい。
何を1行目でしているかというと、かばいたいPTメンを選ぶため<st>で手動選択。(<t>だと、ロックしている敵になってしまう)すると、<lastst>はこの時選んだPTメンになるので、2行目以降は自動的にかばいたい相手の名前が入るため楽だと言う事。
また、このマクロのいいところは、/tellでかばいたい相手に直接コメントを送っていること。
マクロによるルーチンコメントが多い中で/pによる会話は見過ごされることが多いが、/tellで来ることで注目率がアップすることが多い。実際このマクロでかばうを知らせると、大抵「驚いた」という言葉をもらうことが多く、実際かばうによる失敗がかなり減った。

 

注意点

 

とにかく、かばうの効果は案外短い。
そしてアタッカーなどをやっていると良くあるのが、かばうの効果が終わってから背後から離れても相変わらずタゲが自分に向いていること。
かばっているからといって安心せず、効果時間中に出来るだけヘイトを上げておき、かばった相手が背後から離れても安全である状況を急いで作る必要がある。
かばおうとしている対象がある程度殴られた後の「かばう」であれば、かばっている間に相手にケアルをかけておくと、かばうの効果が切れてもタゲをひきつけておくことが出来、さらに殴られた味方を助けられて一石二鳥だ。

 

使いどころ

 

主な使いどころとして、

 
  1. 何をやってもタゲが離れない!
  2. タゲ取り手段を使い切ってしまい、しかもMPもなくなりそうだ
  3. 白の女神の祝福直後orエスケプ詠唱の手伝い
  4. ヴァラーサーコートを着ている場合、MP回復手段として、またセイブザクイーンの能力発動のため
     
     

何をしてもタゲが離れない!&タゲ取り手段がなくなりそう

 

まず、第一条件として「アタッカー(かばおうとしている対象)の蝉が既に剥がれている」状態であること。サポ忍でまだ蝉が3枚ある状態ならば、焦る必要もない。むしろ3枚避けてもらっている間はノーダメなので、MP消費も減っていい。
また、戦闘終了間際であれば、蝉で避けてもらい、殴られるのも1・2発程度で済みそうなら、放置でもいいかと(もちろん大技で500以上出たりする場合は除いて)。「かばう」の再使用時間の3分は意外と長い(2戦に1回位の頻度でしか使えない)ため、状況によっては温存した方が良い場合もありうる。
戦闘半ばで、しかも蝉も剥がれてしまって、挑発もリキャスト、他のアビもリキャスト(使っても向かない)、MPもないという状態で使うことが一番多いのではないかと。

 

白の祝福直後orエスケプ詠唱手伝い

 

これは比較的頻度としてはない使い道ですが(というのも後衛が自分の背後に来ることはほとんどないので)、インビンを既に打ってしまっている状態で白が祝福してしまった場合や、エスケプ詠唱中に殴られて詠唱が止まらないようにする手伝いをするためかばうという使い方。
今まで3年間のナイト生活で、1回位あったかな程度しかありませんが・・・。

 

効果発動のためなど

 

片手剣「セイブザクイーン」を装備している場合、効果時間中に「命中+20」という凄い効果を発動するため、このためにかばったりする人もいるかもしれない。自分はセイブザクイーンを持っていないので分からないが、多段WSを打つ前に、「かばう」を発動させて打つと当たりやすくなるのかも。
この時、実際に誰かをかばっている必要もないため、単にWSを当てるためだけに「かばう」を発動させるという手もあるのかなと。また「かばう+1」もついている剣なので、少しは効果時間が長いようだ。

 

その他、HNMなどでナイトが複数いる場合、ヴァラーサーコートの「かばっている間MP回復」効果を利用して、ナイト同士がかばいあってMPを回復するという使い方もあるそうだ。

 

コメント欄より

 

Darkenさん

 

かばうは俺の場合マクロに後ろに来てくださいと入れてましたよ
かばいに行こうとするとお互いに動いて効果がないときがあるので
/p <stpc>さんかばいますので後ろに・・・
/ja かばう <lastpc>
こんな感じで

 

りぷさん

 

あと、私はタゲを持ってる人の前に行って発動でした。「/p 【かばう】>>> かばう相手名」

 
 

Q&A(ジョブ戦略板より)

かばう は、かばいたい人を選んでアビ発動でいいんだよね?
発動した段階でかってでかばってくれるの?位置取りとかあるの?

「自分でかばえる位置に行くか、相手に来てもらうかしないとダメ
結構かばえる範囲は狭いから注意必要。

敵とタゲ持ってる奴の間に居る必要がある。
効果時間はかばった相手とのVIT差で変わってくる。
あとはメリポやAFでも効果時間延ばすことが出来るよ。
そう言うことしないと意外に短いかな。」

「○ ナイト
● かばいたい人
△ 敵

△○●

こうならないとかばうの効果出ない
自分でその人の前にいってから発動するか、その人に後ろにきてもらうか。」

かばうって結局双方のVIT差によって変化するのか、
かばうを実行したPCのMNDと、かばわれる側のPCのVITとの差によって変化するのか、どっちなんだ?

「昔フレに協力してもらって後者を検証してみたらきっちりMND-VIT差がそのまま効果時間に反映されました。
自MND-対象VITが5だったら5秒延びるってことです。
ただボトムとキャップが決まっていて最低保障15秒、最大30秒だったかな?
このへんはちょっとあやふやですがメリポとあわせて最大50秒までいけたと思うのでたぶんあってると思います。
AF頭の効果でこれ以上延びるかどうかは試してないです。」