赤い髪の女性

Last-modified: 2007-10-19 (金) 19:28:14
  • die Dame des rote Haar(赤い髪の女性)
  • 登場作品
    メンアットワーク!2~ハンターアカデミーへようこそ~
    メンアットワーク4!~ハンター達よ永遠に~
  • スキル
    ブラストウィンド
    ヴィズィッター
    デュエットダンス
    スマートテンペスト
    スイートキッス
    レッドタイフーン
    ブラックミスト
    (全魔法最高レベル)
  • 奥義
    カオティックゲート
  • 人物
     メンアットワーク!4のヒロインのひとり。ハンターアカデミー三代目学長。アカデミー創成期に入学した生徒で、数百年にわたりウォザーブルグのアカデミーを守り続けてきた。ハンターとなった女性たちを魔女狩りの暴風から守るために尽力するが、自身がサキュバスでありハンターに追われる身であるために、ハンター協会との関係は悪化する。教師としてもハンターとしても「『超』が十個つくぐらい」優秀だったが、時流が災いし、アカデミーは荒廃する。
     パラケルススの遺体とともに国外逃亡を企図していたシーラ=フォン=ホーヘンハイムが刺客として送り込まれるが、幾度となくこれを撃退する。カールとの情熱的な恋愛が実を結び、シーラの最後の攻勢を退けた矢先、ハンター協会に潜伏していたワイザー=ドラクールの手に掛かって果てる。
     非常に情愛が深い女性で、かつての仲間の築き上げたアカデミーへの強い愛着を持つ。カールとの愛の結晶に力のほとんどを注いだため、最期は衰弱しきっていた。下着同然の服の上にローブを羽織っただけの衣装、首のペンダントは小さな賢者の石をあしらってありサキュバス特有の発作を抑えてくれる。
     属性は闇。使用武器は徒手空拳。装備変更してあげないと本来の力を発揮できず(体力と精神力が抑えられている)、ある強制戦闘時は弱くなったまま戦わねばならないという演出がある・・・それでも十分強いです。
     シリーズ史上最高ヒロインのひとりで、彼女以外の4人のヒロインのシナリオが全てサブシナリオになっているという大胆な構成。Kathrine=Siphonと綴る。
  • 魔女狩り
     現実の魔女狩りも不可解な現象として今も原因の決着をみてはいない。確実なところとしては、中世から近世、そして近代への変化にともなって社会不安が高まり、その捌け口として一部の人間をスケープゴートにする行為が蔓延した、とされる。新教・旧教どちらでも発生したが、地域差も大きく、対象は女性だけではなかったという。
     最も激化したのは16~17世紀。不干渉を貫いていた教会が魔女狩りの激化に耐え切れず、異端審問の一部として協力姿勢を示したことで最盛期をむかえる。しかし、17世紀末期に急速に収束する。収束した原因は謎であり、近代合理主義が迷信に勝利したと評価することもあるが、異論も多い。
     彼女が散華したのは魔女狩りの最後の暴風が吹き荒れていた17世紀後半であろうと思われる。