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契約の概要
キャリアモードでは、ミッションコントロールセンターに提示される契約を受注して成功すると、報酬を受け取ることができます。建造や施設アップグレードに資金が必要なキャリアモードにおいては、重要な収入源となります。
契約の種類
最初に提示される「カービン世界新記録管理協会」の契約と、テンプレートに分けられます。
テンプレートは名声値と契約相手の特徴(ロゴをクリックすると見れます)に基づくランダム生成です。
難易度
3段階の難易度があり、提示一覧の☆の数や、詳細の「名声:」に一般、重要、特別の違いで示されます。
提示期限
ミッションコントロールセンターの一覧に提示される残り時間です。この時間が経過すると一覧から消えて、別の契約が提示されます。辞退と違ってペナルティは一切ありません。
受注と辞退
一覧から契約を選択し、右上の二種類のボタンで受注か辞退ができます。辞退すると名声を失います(難易度ノーマルでは-1)。辞退した契約は一覧から消えて別の契約が提示されます。「カービン世界新記録管理協会」の契約は辞退できません。
完了期限
これを過ぎてしまうと契約が失敗となり、失敗時のペナルティが支払われます。
報酬
- 前金
受注すると受け取ります。資金が枯渇したときはこのお金で機体を作って契約を成功させ挽回しましょう。
契約を解除すると返金します。
- 目標報酬
契約内に個別目標があるときは、目標達成ごとに報酬を受け取ります。
- 成功報酬
すべての目標を達成すると契約が完了し、成功報酬を受け取ります。
- 事業戦略による増減
実施している戦略の投資率に基づいて、増減された値が括弧書きで表示されます。
解除
受注後に契約を取りやめたい場合や、受注上限に達しているときに他の契約を受けたいときは、ミッションコントロールセンターで契約を選択して、右上の○に囲まれた×ボタンを押すと解除できます。前金として受け取った報酬が返還され、辞退と同じ名声を失います。
受注数
ミッションコントロールセンターのレベルに応じた制限があります。
レベル1:2 レベル2:7 レベル3:無制限
カービン世界新記録管理協会
最初に提示される契約相手で、ロケット打ち上げ、科学データ回収、大気圏脱出、軌道投入の4つのうちいくつかを完了すると他の契約相手からの契約が提示されます。初期のものを完了するとムンへの飛行など、段階的により遠い宇宙へ進出していくものになっていきます。
他の契約相手は名声と特徴に基づいてランダムに提示されるのに対して、提示される契約が決まっています。
提示期限はありますが、受注後の完了期限は無期限で、辞退や解除することはできません。
なお、軌道上でランデブー、ドッキングする場合、別のタイミングに打ち上げられたロケットでなければならず、
同時に打ち上げてから分離した着陸船と司令機械船のように運用している場合は達成した事にならない為注意が必用
世界初のマイルストーン
契約とは違い、いつでも達成したときに報酬を受け取ります。
高度、速度などが基準値を満たしたときや特定の行動を取ったときに達成となります。内容は様々です。
- 高度がXXXmを超える
- 速度がXXXm/sを超える
- KSCの距離がXXXmを超える
その他(これ以外にもあります)
科学データ回収、大気圏脱出、ランデブー、ドッキング、ステーション構築、宇宙遊泳
ロケーション到達、海底深度
各天体のフライバイ、軌道周回、着陸、帰還、機体乗換え など
契約目標確認方法
ミッションコントロールセンター以外で確認する方法として、アプリランチャーがあります。これを有効にすると画面に固定表示され、リアルタイムに条件達成や目標・契約の完了を確認できます。
表示方法
画面右下、または画面右上のアプリランチャーの中から契約ボタンを押します。
折りたたみ
契約名部分をクリックすると、折りたたみ/展開できます。
チェック
速度、高度などの個別条件が箇条書きされ、達成するとチェックがつきます。範囲のあるものは範囲内のときにリアルタイムにチェックがつきます。
完了
契約が完了すると題名一行のみにチェックがついた状態になります。
ナビゲーション機能
地点指定のある調査契約は、マップモードでマーカーをクリックして「ナビゲーション開始」すると、姿勢指示器の球に方向がアイコン表示されます。アイコンは調査内容に対応したものになります。
契約一覧
パーツのテスト・運搬
(パーツ名)を(天体名)の(状況)でテストせよ
条件
指定された状況でパーツをテスト(ステージ実行起動)する。
備考
場所(発射場or水中or脱出軌道)だけを指定される場合と、高度、速度、飛行状態(大気圏内、準軌道、周回軌道、脱出軌道)を指定される場合があります。
条件を全て満たして、ステージ実行するか、パーツ右クリックメニューのテストを行ないます。
「テストする」という項目が出ない場合は、ステージ実行になります。
未開放のパーツは契約受注中だけ使えます。
発射場でのテストの場合、エンジンなら推力0、分離パーツなら分離力0にしておけば、起動orテスト後に即回収できます。
飛行中を指定された場合も、固体ブースターは燃料をすべて抜いて推力0、エンジンは推力0にするとやりやすいです。
(パーツ名)を(天体名)の(状況)に運搬せよ
条件
上記の契約と同じ条件が提示されますが、条件を満たしたときに機体にパーツがあるだけで良くなります。
実験
(天体名)(状況)で科学データを得る。
条件
指定天体の指定状況の実験データを回収する。
備考
指定状況で取得した実験データを送信または回収すると完了します。実験データの種類は問いません。
(実験名)調査を(天体名)or(地点名)で実施するのだ。
条件
指定天体の指定状況で、指定実験データを取得する。
(着陸時にランダム発生)(着陸機体名)付近で
備考
この契約がミッションセンターに提示されると、マップビューの天体上に、実験内容別のマーカーが現れます。それをマウスオーバーすると名称、提示相手、指定状況が確認できます。
受注後にマップビューでマーカーをクリックして「ナビゲーション開始」を押すと、姿勢指示器にマークが追加されます。
指定範囲で実験データの取得アクションを行なうだけでよく、データを破棄しても良いです。
指定範囲に入ったときと外れたときに、画面上にメッセージが表示されます。
カーバルの旅行プラン
契約を受注すると宇宙飛行士センターに旅行客が追加されます。
このカーバルは特別なモデルで、移送はできますが船外活動(EVA)はできません。
1名ずつ行先の天体と飛行状態が箇条書きされ、それぞれ達成するごとに報酬を受け取ります。
すべての旅行客の条件を成功させて、KSCに帰還すると成功報酬を受け取り完了します。
条件を満たすまでは何度でも帰還・再出発が可能で、一度に何名乗せてもよいです。
事故死すると失敗します。
(人数)名の旅行客を目的地まで案内しよう、そして連れ帰ろう。
条件
(旅行客名)の旅行プラン×1
(天体名)(飛行状態)×1~複数
すべての旅行客のプランを成功させる。
備考
飛行状態は「準軌道飛行/フライバイ/軌道周回/着陸/大気圏内飛行」など。
天体は複数になることもある。
プレイヤーが到達した状態までが条件に指定される範囲となる。
(人数)名の旅行客を目的地まで案内しよう。
条件
(旅行客名)の旅行プラン×1~複数
(天体名)(飛行状態)×1~複数
すべての旅行客のプランを成功させる。
備考
複数人バージョン。他は上記と同じ。
乗組員の救助・パーツ回収
(天体名)の(位置状態)から(乗組員名)を救助する
条件
天体の周回軌道上または地表から乗組員を救助する
(オプション)パーツを回収する。
備考
契約を受注すると、周回軌道上に搭乗パーツのみに乗った乗組員、または天体の地表に乗組員と搭乗パーツが現れます。
周回軌道上の場合はランデヴーの要領で救助対象に近づき、操作対象を漂流パーツに移し、EVAでジェットパックを使って救助船までたどり着き、搭乗してカービンに降下して回収します。グラビングユニットで搭乗パーツごと回収する方法もありますが、ドッキングに近い操作を行なう必要があります。
無人コアに救助人数分のポッドかキャビンなどを取り付ければ乗組員は不要ですが、ムンの周回軌道などで通信中継ができない場所では必要になります。
救助対象の3~4km圏内まで近づかないと操作対象は移せません。
救助した乗組員は宇宙飛行士センターの一員になります。乗組員(名前、職種)はランダムに選ばれます。
救助済の搭乗パーツはトラッキングステーションで追跡終了して消去します。
衛星・ステーションの設置
人工衛星を(A)の(指定軌道)に投入するのだ。
条件
(軌道の詳細 遠点、近点、軌道傾斜角、昇降点黄経)
アンテナ、発電装置を搭載した新しい無人探査機を建造する
天体(A)の指定された軌道にほどほどの誤差で到達させる
安定状態を10秒間維持する
(ランダムオプション)
人工衛星に(実験装置パーツ)を搭載する
備考
条件に合うような軌道に無人探査機を到達させます。完了後に破棄や軌道変更しても構いませんが、修正軌道契約が提示される場合もあるので、そのままにしておいた方がお得かもしれません。
条件にある通り、受注後に建造した探査機でのみ達成可能です。すでに飛行中の機体では達成できません。
求められている軌道は受注する前からトラッキングステーションで確認できます。
周回が逆回り(AN、DNがマイナス表記)の場合もあるので注意してください。
完了後に修正軌道投入契約が提示される場合があります。
(A)の周回軌道上に新しい宇宙ステーションを建造するのだ。
条件
アンテナ、ドッキングポート、発電装置を搭載した新しいステーションを建造する
XXX以上のカーバルに対応できる設備を備える
安定状態を10秒間維持する
ステーションを天体(A)の周回軌道へ乗せる
(以下はランダムで追加。また、最初から満たす必要はなく、後からの追加でも可)
XXXユニットの液体燃料をステーションに積載する
XXXユニットの電力をステーションに積載する
(指定パーツ)を搭載する (キューポラor研究室)
備考
条件の通り、新しく機体を建造する必要があり、機体にアンテナ、ドッキングポート、発電装置を設置する必要があります。この3つだけは建造時の必須条件です。
他の搭乗パーツや燃料、電力、指定パーツは、打ち上げ後にドッキングなどで後付けしても構いません。ただしすべて受注後に建造したものでなければなりません。受注前のものをドッキングなどすると、新規機体扱いでなくなります。
完了後に増築契約が提示される場合があります。
(天体名)地表に新たな基地を建設するのだ
条件
地上ステーションを(天体)へ着陸させる
アンテナ、ドッキングポート、発電機能を備えたステーションを新造する
XXX名以上のカーバルに対応できる設備を備える
10秒間安定させる
備考
軌道上と同じく、新しく機体を建造する必要があり、機体にアンテナ、ドッキングポート、発電装置を設置する必要があります。この3つだけは建造時の必須条件です。
他の搭乗パーツや燃料、電力、指定パーツは、打ち上げ後にドッキングなどで後付けしても構いません。ただし新規建造のみ。
着陸後、10秒間安定させる必要があります。
衛星の修理
(天体)の軌道上にある人工衛星を修理する
条件
エンジニアを稼働中の機体に配置する
(天体)の軌道上で損傷した(人工衛星)の(パーツ名)を修理しましょう
備考
EVA修理パックとエンジニア(Lv1以上)を目標の人工衛星に派遣し、EVAで該当パーツに接近して操作することで完了します
パーツによっては修理パックが最大4つ必要になります。修理パックはストレージ内/カーバルのインベントリ内にスタック(重ね配置)が可能で、これによって最大4x2つまでカーバルは修理パックを持つことができます(実用性ではRCSと修理パックx4になるでしょう)
(天体)の軌道上にある人工衛星に新しいパーツを装備しましょう
条件
エンジニアを稼働中の機体に配置する
(パーツ名)を(天体)で老朽化した(人工衛星)に取り付けてください
備考
該当パーツとエンジニアを目標の人工衛星に派遣します。パーツはストレージに入れて打ち上げることができます
目標に充分接近したらエンジニアを船外に出し、Iキー(EVA建設モード)でパーツを取り付けることができます。
(天体)の地表でローバーの建設を完了する
条件
(ローバー名)を Zone○○に移動する
備考
受注すると追跡ステーションでローバーを確認できるので、不足しているパーツとエンジニアを送り、EVA建設で取り付ける。
中には車輪が無く傾いた状態になっているローバーもある。
スマートにこなしたければ KASのウィンチで車体を持ち上げることも考えられるが、工夫すればMODを使わなくても取付けは可能。
鉱石の採取・輸送
(数量)ユニットの(資源)を(天体)で採取するのだ
条件
(天体)で(数量)の鉱石を採掘する
備考
数量全てを一度に採掘する必要はありません。
目標値が900ならば、「300タンク一杯に採掘→使い果たす」を3度繰り返しても達成となります。
(天体)で(資源)を採取し、(指定箇所)まで輸送しなければ
条件
(天体)で指定数量の鉱石を採掘する
ひとつの機体に指定数量の鉱石を乗せる
(天体)の(指定箇所)へ機体を移動させる
(指定箇所)で10秒間安定させる
備考
機体に十分な鉱石タンクを備えて、(天体)で十分に採掘した後、(指定箇所)へ移動すればOKです。
(指定箇所)は周回軌道や着陸などを指定されます。
採掘した鉱石を積み込み打ち上げなければならない訳ではなく、軌道上に打ち上げた鉱石の輸送手段は問わないフラグ管理となっていたりします。
例えばミンマスで採掘用の機体が置いてあり、カービン軌道上に燃料精製ステーションがあるなど、カービンから打ち上げて鉱石を補充している場合などはミンマスで指定数掘る、カービン軌道上に鉱石を保有した状態で10秒間安定させるを別々に実行しても完了した事になります。
当然カービン地上に着陸する指定が入っている場合などもある為受注時にはしっかり確認しましょう。
その他
- 天体に旗を立てる
- 指定軌道からパーツを回収する
- 小惑星をスキャン(捕捉)する
- 難易度設定のカーバルのG限界をオンにすると提示される契約
- 1機の宇宙船で複数個の天体をフライバイする
- 1機の宇宙船で全ての天体とその衛星にフライバイして帰還する
- 1機の宇宙船で全ての着陸可能な天体と衛星に着陸して帰還する
新たに発見されたクラス(サイズ)の小惑星を(天体)の周回軌道へ運ぶのだ
条件
クラス(サイズ)の小惑星を捕獲し、(天体)の周回軌道まで運び、10秒間安定させます。
グラビングユニットを取り付けた機体でランデブー、アーム固定、移動の手順になります。
備考
受注後に見つけた小惑星でないと達成不可?(要・検証)
コンテナとランダー缶は衝撃耐性が低くて怖い -- 2023-02-12 (日) 14:43:03