発端は極超音速機 AC-313J Bの記事を読んだこと。
そして、なんとなく作ってみました。初投稿です。
開発目標
Mach 5 での超音速巡行。
具体的には
- 上昇率 ±10m/s 前後
- 1500 m/s で1分以上継続して
- ジェットエンジンを動力として
飛行することを目標にします。
エンジンの選定
事実上 RAPIER 一択。
というのも、Whiplashであっても Mach 4 を超えたあたりから急激に推力が低下し、5 を超えるとほとんどゼロになってしまうため。
参考
http://wiki.kerbalspaceprogram.com/wiki/Template:Stats_table_jet_engines_-_curves
よって、エンジンは RAPIER 一基を使用する。
(コンセプトモデルなので)
耐熱性の問題
実は、RAPIER に燃料タンクと翼とをつけると、割とあっさりと Mach 5 は達成できてしまう。
ただし、熱で部品が爆発する。
対策は
- 高度を上げる(20km 以上)
- 破壊温度の高い部品を使う
くらいしかない。
耐熱温度の高いパーツといえば、もちろん Heat Shield (3300K)なんですけど…
さてここで問題です。次に耐熱温度の高いパーツは何でしょうか。
正解: Service Bay(1.25m) および Service Bay(2.5m) の 2900K です!
というわけで、先頭に Service Bay をくっつけてやろうじゃないか、というのがコンセプトです。
…もうおわかりでしょう。コードネームの SB-1 とは Service Bay 1 のことなのだ!!
諸元
バージョン | 1.0.5 |
乗員 | 0名(無人) |
コスト | 64,140 |
パーツ数 | 23 (stock のみ) |
全備質量 | 7.85t |
乾燥質量 | 3.85t |
最大到達速度 | 1500m/s |
最適飛行高度 | 20km前後 |
航続距離 | 6300km(実測) |
巡行中の様子
高度22kmで水平飛行中
後ろから見るとこんな感じ
航続距離測定のため、燃料切れまで飛行
海面スレスレ
ちゃっぽーん
航続距離は 6,329,902m でしたー。
操作方法
SAS を入れてスロットル前回、60m/s前後で機首引き起こし。
浮く直前は多少左右にふらつくので舵を取って抑え込みつつ、離陸。
あとは 300m/s 前後を維持しながら高度 20km 前後まで上昇し、水平飛行に移るだけ。
何しろ小さいので、運動性は悪くありません。
craft file
- 素晴らしいレポートでした!新型開発のモチベーションがあがります -- Cloma? 2016-05-10 (火) 00:34:48