極超音速概念実証機 SB-1

Last-modified: 2016-05-10 (火) 00:34:49

発端は極超音速機 AC-313J Bの記事を読んだこと。
そして、なんとなく作ってみました。初投稿です。

開発目標

Mach 5 での超音速巡行。
具体的には

  • 上昇率 ±10m/s 前後
  • 1500 m/s で1分以上継続して
  • ジェットエンジンを動力として
    飛行することを目標にします。

エンジンの選定

事実上 RAPIER 一択。
というのも、Whiplashであっても Mach 4 を超えたあたりから急激に推力が低下し、5 を超えるとほとんどゼロになってしまうため。

参考
http://wiki.kerbalspaceprogram.com/wiki/Template:Stats_table_jet_engines_-_curves
よって、エンジンは RAPIER 一基を使用する。
(コンセプトモデルなので)

耐熱性の問題

実は、RAPIER に燃料タンクと翼とをつけると、割とあっさりと Mach 5 は達成できてしまう。
ただし、熱で部品が爆発する。
対策は

  1. 高度を上げる(20km 以上)
  2. 破壊温度の高い部品を使う
    くらいしかない。
    耐熱温度の高いパーツといえば、もちろん Heat Shield (3300K)なんですけど…
    さてここで問題です。次に耐熱温度の高いパーツは何でしょうか。

正解: Service Bay(1.25m) および Service Bay(2.5m) の 2900K です!

というわけで、先頭に Service Bay をくっつけてやろうじゃないか、というのがコンセプトです。

…もうおわかりでしょう。コードネームの SB-1 とは Service Bay 1 のことなのだ!!

screenshot33.png

諸元

バージョン1.0.5
乗員0名(無人)
コスト64,140
パーツ数23 (stock のみ)
全備質量7.85t
乾燥質量3.85t
最大到達速度1500m/s
最適飛行高度20km前後
航続距離6300km(実測)

巡行中の様子

screenshot22.png

高度22kmで水平飛行中

後ろから見るとこんな感じ

screenshot23.png

航続距離測定のため、燃料切れまで飛行

screenshot30.png

海面スレスレ

ちゃっぽーん

screenshot32.png

航続距離は 6,329,902m でしたー。

操作方法

SAS を入れてスロットル前回、60m/s前後で機首引き起こし。
浮く直前は多少左右にふらつくので舵を取って抑え込みつつ、離陸。
あとは 300m/s 前後を維持しながら高度 20km 前後まで上昇し、水平飛行に移るだけ。
何しろ小さいので、運動性は悪くありません。

craft file

fileSB-1.craft

  • 素晴らしいレポートでした!新型開発のモチベーションがあがります -- Cloma? 2016-05-10 (火) 00:34:48