全機能内蔵型飛行列車

Last-modified: 2020-09-22 (火) 17:34:38

翼は翼で格好いい。全翼機もいい、複葉機もいい、もちろん単葉機の多くも決して格好悪いわけではない。
しかし、KSPでは翼を付けて、重心と揚力が整ってさえいれば大体のものは飛んでしまう。実に簡単である。

 

では、翼を見せず、動力を見せず、極力の装備を内蔵して飛ぶならば…?   Edit by 矢車

 

※この開発レポは、関連知識等を抜きにして独学によるひたすらな飛行実験を繰り返した元に造られています。

 

使用MOD:Kerbal Engineer Redux(バランス計算用)

 
 

性能目標(優先順)

  • コックピットを除いた全機能を出来る限り内蔵し、パーツ等による外見への影響を最小限にする。
  • 3万以上の最高高度を持ち、2000m毎秒までの加速が出來た上で、地球一周分の燃料を持つ。
  • 上記の基礎能力に加えてある程度の運搬能力を持ち、運搬するモジュールを換裝することにより機能を加える事を可能とする。
     

試作機

Object-X+派生機

搭乗員:3
EletricCharge:8180
IntakeAir:最大101
LipuidFuel:3150
Turbojet Engine×4
Object-X2.JPEG
内蔵系、初代飛行機。ほとんど出ているが一応、パイプと、エアインテークの一部が内蔵。高度を稼ぐためとはいえ、少しエアインテークが溢れすぎな気がしないでもない…
性能はそこそこだが、趣旨からずれている上に次の紹介への布石でしか無いために割愛。

 

ツチノコ

搭乗員:7
EletricCharge:8150
IntakeAir:最大75
LipuidFuel:5250
Turbojet Engine×6
TSUCHINOKO.JPEG
Object-Xに翼と燃料を増量、外見の殆どを翼でカバー。長距離飛行という点ではトップに立つ。
あと、コンテナを積んでいるためにコックピットを含め7人まで搭乗可能である。
メインとしては、翼を増やすことで浮力の増強を図った…のだが、結果的に下反角が増え不安定さが増した上に20t増量にTWRの著しい低下と、改造元に比べると重く、機動性も若干悪くなった。
TSUCHINOKO-2.JPEG
中央の翼を上反角に、可変翼を増量することにより改善こそされたが、墜落事故は無くなったわけではない。
あと、大体真っ直には飛ばない。

 

終電特急+派生機

搭乗員:5
EletricCharge:4200
IntakeAir:最大200
LipuidFuel:3450
Turbojet Engine×4
Shuden.JPEG
ここから大幅にモデルチェンジされ、直方体に近い形となる。
ツチノコと比べると軽量化、機動性は大幅に改善されたが滑走距離が長くなり、着陸した後の離陸が厳しい。
Shuden-2.JPEG
今回から本格的な内蔵をするために、翼にミルフィーユ構造が採用される。
今回は上下左右が同じ構造であり、内側から

1Delta-Deluxe Winglet
2Delta-Deluxe Winglet
3Wing Connector+Small Control Surface

となっていて、更に前後にAV-R8 Wingletが各6枚ほど付いている。
故に、可動翼のせいでPC的には単体であろうと物凄く重い。連結仕様にこそしたけれど…('A`)

 

Cuboid

搭乗員:5
EletricCharge:4200
IntakeAir:最大143
LipuidFuel:3750
Turbojet Engine×6
Cuboid.JPEG
ミルフィーユ構造を再設計した派生機。羽が増えた分重くなり、TurboJETが2つ追加された。
これにより加速が良くなり、離陸距離が少し短くなったとかならないとか。
どうでもいいけど、これは複葉機に当たるのかな…?

Cuboid-2.JPEG
今回は上下と左右で構造が異なっている。
内側にWing Connectorを張ることで外見を改善し、緑が船内を移動しやすいようになった。

内側から上下左右
1枚目Wing Connector+Standard Control SurfaceWing Connector+Small Control Surface
2枚目Standard CanardTail Fin
3枚目Tail FinDelta-Deluxe winglet
4枚目Delta-Deluxe WingletWing Connector+Standard Control Surface
5枚目Wing Connector+Small Control Surface

揚力の高い、大きいカナードを採用することにより可動翼の数を全体的に減らしデータの軽量化、主翼を用いて安定性を高めた。
軽量化によってパーツ数が今までより大幅に減ったためにとても脆い。
Cuboid-M.JPEG
一応連結させて飛ばすことが出来る。

 

性能試験

基礎性能

test-SH.JPEG
Cuboid 高度、速度共に目標性能突破を確認。
速度・高度共にこれが限界の模様。
発射地点(南緯0度)から南極(南緯90度)までに使った燃料を計算すると
3600-2419=1181 母星の4分の3周を飛行出來る計算。一周は出來ない。

 

モジュール搭載性能

-GR-C.jpg
ペイロードは最大10tほど。最低でも5tは無いと機体は安定しないよう?
GR-C.jpg
ということで、コンテナ+特製空挺兵を搭載、これで6t程度になった。

 

番外編

無理矢理VTOL。

extra01.jpg
こう浮いて こう切る。
一回使い切りの無理矢理機構だが、離陸1回分のVTOLが可能である。
タンクを付けた状態では離陸出來ない。

問題点

 
  • 上反角にすると安定性が増す、のはこの動画(http://www.nicovideo.jp/watch/sm22158105)で把握出來た。
    しかし、これに紹介されているものは「内から外へ」翼を伸ばしている故に、「外から内へ」翼を伸ばすミルフィーユ構造では適用出來ない。 では、どちらへ傾ければ安定するのか?
  • 離陸距離が短くなったとはいえ、滑走路全てを走り切るほどの滑走距離は今だ健在である('A`)
    VTOL並とは言わないけれど、やはり滑走距離はまだ縮めなければ… →どうにもなりませんでした 番外編にて解決…したことにしよう。
     

  • こういう人が投稿することにより敷居下がらないかな…(チラッ -- 矢車? 2013-11-01 (金) 13:30:05
  • (むしろ何故敷居が高いと感じてしまうのか・・・ッ!) -- 流浪の緑? 2013-11-02 (土) 16:59:42
  • どのページを見ても「これは真似出來ないわ…」というのが多くてですね…! -- 矢車? 2013-11-02 (土) 17:08:05
  • なにこれ、かっこいい!(゚∀゚) -- 2013-11-05 (火) 13:50:25