概要
- RCSを推進力として重用する比較的軽量の4輪車を製作、再びMunにて実地テストを行う。
諸元
- パーツ数:34
- 重量:1.59t
- 値段:24,983(観測機器が6割を占める)
- RCS推進器:8基
- 無人司令ポッドと有人用外部座席×1
外観
実は基本フレームは前回の六輪車とほぼ同じ。
滑走路端からRCS全力で最高速を計測する。
秒速60m/secを超えたところでパンク。まあ、そうなるな。
運用
というわけで、サンドボックスの新規データを作って、もちろんJeb君を載せてMunへ。実地テスト兼ロケハンに。
日ごろキャリアHardをやっているからか、帰還もコストも考えなくていいミッションは新鮮だ。
雑な組み立てに、
雑な飛行。
あっさり着陸。
ちなみに着陸地点はMun赤道直下の小さなクレーターのすぐ外側。赤丸のところ。
目的地はクレーターの底、できるだけ中心に近く。では出発。
いきなりクレーター内側の下り坂でジャンプ。しかし、RCSで降下速度を調整。前進スピードは殺さずに着地できる。
クレーターの中心に到着。記念撮影。あれ?Jeb君、ジェットパックの推進剤の量が減ってますね。
無人となったバギーは一路、着陸船へ。目的は済んだので、RCS推進を存分に堪能する。
車輪の駆動力はあまりあてにならないが、RCSによってクレーター外周の急な上り坂も一気に駆け上がる。
そして勢い余って跳ぶ。しかし、横転よりましなのは対処する時間の余裕があることだ。SASで姿勢制御して、RCSで軟着陸に成功。
着陸船の元へ到着。帰りにかかった時間は1分少々か。
クレーターの直径は3kmほどだったようだ。これは少し小さすぎたかもしれない。
Jeb君は一人、ぽつんとあなたの救助を待っています。
クレーターはここ。
というわけで
2chで話題にあがった「チキチキ探査車猛レース(仮称)」のテスト会場の設営が終了しました。
会場がちょっと小さすぎたかもしれないので、本会場はもう少し大きなクレーターに設定したほうがいいかも。
セーブデータを置いておきますので、テストプレーヤーを募集します。
ChikiChiki.zip
結論
- 軽量な車体にRCSは短距離であれば、やはり強力である。
軽快で、あまり慎重にならずに運転できるのはすばらしい。 - しかし、わずか往復3km程度で推進剤(満タンで130)の半分を消費しており、燃費がいいとはいえない。
電気による車輪駆動とのバランスをどうやってとったものやら。