地上車両/バギー

Last-modified: 2014-10-26 (日) 06:08:38

概要

  • RCSを推進力として重用する比較的軽量の4輪車を製作、再びMunにて実地テストを行う。

諸元

  • パーツ数:34
  • 重量:1.59t
  • 値段:24,983(観測機器が6割を占める)
  • RCS推進器:8基
  • 無人司令ポッドと有人用外部座席×1

外観

実は基本フレームは前回の六輪車とほぼ同じ。

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滑走路端からRCS全力で最高速を計測する。

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秒速60m/secを超えたところでパンク。まあ、そうなるな。

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運用

というわけで、サンドボックスの新規データを作って、もちろんJeb君を載せてMunへ。実地テスト兼ロケハンに。


日ごろキャリアHardをやっているからか、帰還もコストも考えなくていいミッションは新鮮だ。
雑な組み立てに、

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雑な飛行。

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あっさり着陸。

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ちなみに着陸地点はMun赤道直下の小さなクレーターのすぐ外側。赤丸のところ。

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目的地はクレーターの底、できるだけ中心に近く。では出発。

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いきなりクレーター内側の下り坂でジャンプ。しかし、RCSで降下速度を調整。前進スピードは殺さずに着地できる。

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クレーターの中心に到着。記念撮影。あれ?Jeb君、ジェットパックの推進剤の量が減ってますね。

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無人となったバギーは一路、着陸船へ。目的は済んだので、RCS推進を存分に堪能する。
車輪の駆動力はあまりあてにならないが、RCSによってクレーター外周の急な上り坂も一気に駆け上がる。

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そして勢い余って跳ぶ。しかし、横転よりましなのは対処する時間の余裕があることだ。SASで姿勢制御して、RCSで軟着陸に成功。

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着陸船の元へ到着。帰りにかかった時間は1分少々か。

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クレーターの直径は3kmほどだったようだ。これは少し小さすぎたかもしれない。

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Jeb君は一人、ぽつんとあなたの救助を待っています。

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クレーターはここ。

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というわけで

2chで話題にあがった「チキチキ探査車猛レース(仮称)」のテスト会場の設営が終了しました。
会場がちょっと小さすぎたかもしれないので、本会場はもう少し大きなクレーターに設定したほうがいいかも。
セーブデータを置いておきますので、テストプレーヤーを募集します。
fileChikiChiki.zip

結論

  • 軽量な車体にRCSは短距離であれば、やはり強力である。
    軽快で、あまり慎重にならずに運転できるのはすばらしい。
  • しかし、わずか往復3km程度で推進剤(満タンで130)の半分を消費しており、燃費がいいとはいえない。
    電気による車輪駆動とのバランスをどうやってとったものやら。

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