1.0.4 研究室運搬SSTO

Last-modified: 2015-11-19 (木) 23:57:16

機体概要

『 移動研究室を備え、Minmusで補給したのちにDunaを往来できるようなSSTO 』を目指して設計。
Mechjeb MOD及びHyperEdit MODを使用しています。

 
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これが今回のSSTO。満載65tとバカに重いものの、中央のラボと6人もの乗員数でがっちり研究できるのが見どころ。のはずが、研究パーツ乗せ忘れてました。
4基のレイピアと2基の核ロケを使い分け、大気圏内外で効率的な推進を目指します。
実は以前作った機体をクラスター化(?)した急造品です。

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こんなの。こっちはもう少しマシな性能でした。

性能を確認するためにKerbin→Minmus→Duna→Kerbinのルートで飛ばしてみます。

 

Kerbin→Minmus

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三人の乗員を乗せ、飛行場から航空機のように発進。
TWRが1より小さいため浅く上昇、高度14000~18000mあたりで1000m/sを超えるように加速。
ジェットを利用したSSTOにとっては、ここでどれだけ加速できるかが最終的な性能に繋がったり。

 
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エアブリージングでは息切れし始めた辺りでレイピアのモードを変更、核ロケを起動し20000~70000mまでの空白地帯を駆け昇る。
酸化剤が切れた頃には十分な噴射時間が得られているはず。核ロケでKerbinの低軌道へと遷移。

 
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で、特に凝ったやり方もなく順当にMinmusへ着きました。
二組の翼を裏表逆に備え付けているのでロケットのように着陸。SSTOが大気のない星へ移動するにはそこそこの工夫がないと難しいみたいです。
ΔVはこの時点で700m/s、Minmus往来くらいなら自力でやれるかな?といったところ。

 
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今度の挑戦ではDunaが目標。
ちょっとズルいですが、給油機の代わりにHyperEdit MODを使用、酸化剤と液体燃料をMAXにします。

 
 

Minmus→Duna

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少しだけ酸化剤を使ってMinmusを離れ、Mechjeb MODを用いてDunaへの軌道を制作。
.04では核ロケの放熱が抑えられていることもあり、並列2基を全力で数分噴射しても問題ナシ。
Ikeでの減速も考えましたが、Dunaは結構エアロブレーキの発熱が緩いので突っ込むことに。

 
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一度は滑空着陸を試みたものの、裏になった尾翼が地面を叩きかねないので中止。
今度は逆噴射と機首パラシュートによる底部着陸を目指すもDunaの起伏に完敗。
明らかに設計由来の欠陥ですが、ここまで数時間かけたので引き返せません。当局の時空兵器で10分巻き戻し再挑戦。

 
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谷を避け、起伏の小さそうな丘を狙います。
パラシュートを手動で展開していき、更にレイピアをふかしてどうにか地に足がつきました。
機体の厚みというか、足の幅が明らかに足りてないんですよね……。

 
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Dunaでデータ回収。Minmusの分と合わせてちょこっとのDataに(サンドボックスでは1しか貰えません)。
RTG×1と小型展開式パネル×2を備えてはいるものの、とてもラボの消費分には足りず。
ただ、時間の倍率を高くすると計算が荒くなりラボ・掘削・燃料精製を打ち消せるというしょーもない小技があるのでそれを頼りに。

 
 

Duna→Kerbin

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Dunaの大気圧はかなり微妙なところにあり、そこそこ揚力を得られるわりに核ロケのISPも落ちません。
ジェットエンジンが使えないにも関わらず浅く飛ばしたのはこのためで、真上よりはちょっと効率的……な気がします。

 
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DunaからKerbinへ移動しMunで減速スイングバイ。
軌道の一端を大気圏に重ねて3~4度エアロブレーキを繰り返し円軌道に。

 
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KSC目指して降りたはずが目測を誤り砂漠近くの海へ突入。
機首のアレでカバーされているはずのRTGがしきりに発熱するため温度管理に悩まされます。
流石に池ポチャに耐えられる仕様ではないので、カツカツの燃料を経済速度でやりくりしつつ大陸へ。

 
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滑空も考えたものの、尾翼接地の恐怖を捨てきれずパラシュートを使用。
逆噴射しつつ無事Kerbinへと到着。

 
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いえーい。4年と47日の大冒険でした。

 
 

データ配布

fileun-sp4.craft

 

コメント

  • 60年代の東宝映画に出てきそうな着陸方法ですねw -- M.I.S.A.? 2015-11-08 (日) 23:34:15