Interstellar実例集/プラズマエンジン

Last-modified: 2017-06-13 (火) 21:48:06

高いΔVdeltav.pngを持つプラズマエンジンの使用方法

概説

  • プラズマエンジンは電力で推進剤を加速することで推力を得る
  • 電力は無線で伝送・中継できる
  • バニラのElectric ChargeとはことなるMegajoulesという資源が必要となる

発電・中継衛星

filePowerSAT.craft

Interstellarで必要とされる電力は資源Megajoulesで表される。
1000EC=1MJ、1000EC/s=1MWである。
Interstellarのパーツが消費する電力は大きいので、バニラのソーラーパネルは役に立たない。
主な電力供給手段はTweak Scaleで400%拡大したOKEB-500か、Interstellarに含まれる原子炉である。
ここではOKEB-500を使う。

screenshot3.jpg

Microwave Phased Array Relay Transceiverは送電、中継、受電の機能を持つ。
送電衛星に中継もさせるため、このトランシーバーを2基搭載する。
送電、中継に使うアンテナは姿勢、面積の影響を受けない。

screenshot4.jpg

Interstellarでは冷却が必要となる(この場合熱源はソーラーパネル)。
Total Heat Production < Radiator Maximum Dissipationとなっていれば冷却能力は足りている。
Kerbolに近づくほど発電量は多く、発熱も増える。
ウィンドウ上部のスライダーで衛星の運用を想定している軌道を指定して、熱計算をする。
単位はKerbinの公転軌道(13,599,840km)=1AU。

radiator.png

Kerbinの1000km、1500km極軌道に投入。
どちらかがつながることに期待する。

screenshot8.jpg

トランシーバーの片方は"Activate Relay"、他方は"Activate Transmitter"をクリックして送電、中継を開始する。

screenshot7.jpg

プラズマロケット

filePlasma Craft.craft

主にレシーバー、燃料タンク、プラズマエンジンからなる。

レシーバー
電力を受信するためのパーツ。受電に使うアンテナは面積の影響を受けるので、大きなDeployable Microwave Phased Array Transceiver Relayを使う。姿勢の影響も受けるので2枚搭載する*1。受電時には発熱するのでラジエーターも必要になる。
燃料タンク
Interstellar Liquid Fuel Tankシリーズは、搭載する燃料をスライダーで選択できる。
プラズマエンジン
"Next Propellant"、"Previous Propellant"で推進剤を選択できるので、燃料タンクと一致させる。

推進剤の種類によって、(電力あたりの)効率、推力などが変化する。

一例:

推進剤TWR(Kerbin)ΔV
Nitrogen2.4048826m/s
Oxygen2.0861920m/s
Hydrogen3.775442m/s

screenshot9.jpg

33MWほど受電し、0.06m/sの加速を得ることができた。
原子炉等のより強力な電力源があれば、大きな加速を得られるだろう。

screenshot10.jpg


*1 これでも前後方向からは受電できない