概説
- プラズマエンジンは電力で推進剤を加速することで推力を得る
- 電力は無線で伝送・中継できる
- バニラのElectric ChargeとはことなるMegajoulesという資源が必要となる
発電・中継衛星
Interstellarで必要とされる電力は資源Megajoulesで表される。
1000EC=1MJ、1000EC/s=1MWである。
Interstellarのパーツが消費する電力は大きいので、バニラのソーラーパネルは役に立たない。
主な電力供給手段はTweak Scaleで400%拡大したOKEB-500か、Interstellarに含まれる原子炉である。
ここではOKEB-500を使う。
Microwave Phased Array Relay Transceiverは送電、中継、受電の機能を持つ。
送電衛星に中継もさせるため、このトランシーバーを2基搭載する。
送電、中継に使うアンテナは姿勢、面積の影響を受けない。
Interstellarでは冷却が必要となる(この場合熱源はソーラーパネル)。
Total Heat Production < Radiator Maximum Dissipationとなっていれば冷却能力は足りている。
Kerbolに近づくほど発電量は多く、発熱も増える。
ウィンドウ上部のスライダーで衛星の運用を想定している軌道を指定して、熱計算をする。
単位はKerbinの公転軌道(13,599,840km)=1AU。
Kerbinの1000km、1500km極軌道に投入。
どちらかがつながることに期待する。
トランシーバーの片方は"Activate Relay"、他方は"Activate Transmitter"をクリックして送電、中継を開始する。
プラズマロケット
主にレシーバー、燃料タンク、プラズマエンジンからなる。
- レシーバー
- 電力を受信するためのパーツ。受電に使うアンテナは面積の影響を受けるので、大きなDeployable Microwave Phased Array Transceiver Relayを使う。姿勢の影響も受けるので2枚搭載する*1。受電時には発熱するのでラジエーターも必要になる。
- 燃料タンク
- Interstellar Liquid Fuel Tankシリーズは、搭載する燃料をスライダーで選択できる。
- プラズマエンジン
- "Next Propellant"、"Previous Propellant"で推進剤を選択できるので、燃料タンクと一致させる。
推進剤の種類によって、(電力あたりの)効率、推力などが変化する。
一例:
推進剤 | TWR(Kerbin) | ΔV |
Nitrogen | 2.40 | 48826m/s |
Oxygen | 2.08 | 61920m/s |
Hydrogen | 3.77 | 5442m/s |
33MWほど受電し、0.06m/sの加速を得ることができた。
原子炉等のより強力な電力源があれば、大きな加速を得られるだろう。