概要
参加可能人数 | 8人チームまで |
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登場NPC | 榊、カエダ グラットンゴーレム |
敵NPC | グラットンゴーレム*2 |
味方NPC | |
次の討伐戦 | |
勝利報酬 | ふつう:MHP+880 MSP+80 |
高ステータスでシンプルに力押ししてくるタイプ。
物理型の敵はHP低下に伴い攻撃力も下がって尻すぼみになるのが常だが
このゴーレムは攻撃と回復を同時に行うため、なかなか攻め手が緩まない。
しかもダメージ表記の追加に伴い、攻撃が物魔であることが判明したため
HPを削っても物理型ほどの威力低下は見込めないという事実が浮き彫りに。
ビッグイーターの回復量は与ダメージ依存のため
劣勢になるほどダメージも回復も弱まっていく。
大火力の攻撃で敵序盤の回復を越えることができればあとは楽勝だろう。
猛毒で攻めたり、衰弱で攻防を弱体化させるのも有効。
こちらの人数が3人以下ならビッグイーターは使わなくなるが、
代わりに敵傷のトリートを使ってくるようになるため各個撃破されやすくなる。
手数が減るのもあり、少人数にすることでビッグイーター対策とするのは難しいだろう。
(こちらは日数が経てば経つほど1人あたりのできることが増えるので尚更)
攻撃は通常攻撃も含め全て物魔撃となっている(AT=MATのため?)。
AT・DF操作をする場合はその点に留意したいところ。
(ちなみにATとMAT、片方のみを増減させても攻撃は物魔のままである)
相手が2体しかいないため敵人数条件のスキルは発動しないことに注意。
NPCステータス
グラットンゴーレム
HP | SP | 隊列 | 射程 | |
ふつう | 13,758 | 1,868 | 1 | 2 |
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すごい | ||||
やばい | ||||
あかん |
行動 | 効果 | 回数 |
ファストイーター | 【5行動毎:SP100】敵10:攻撃 | 8? |
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ビッグイーター | 【敵4人以上:SP100】敵全:攻撃+自:HP増 | 17? |
トリート | 【通常時:SP60】敵傷3:攻撃&魅了・混乱 | ? |
テイスト | 【通常時:SP10】自:SP増 ※リンクスキルでも出る | ? |
集気LV20 | 【通常攻撃後】自:SP増 | - |
混乱LV20 | 【攻撃命中後】対:混乱 | - |
反魅LV20 | 【被攻撃命中後】対:魅了 | - |
行動 | セリフ | 行動 | セリフ | |
戦闘開始 | 「ごちそウは渡さないグラーッ!!!!」 | 攻撃回避 | ||
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戦闘勝利 | 回避され | |||
戦闘引分 | 自分回復 | |||
戦闘離脱 | 「ギャー!!」 グラットンゴーレムが倒れた! | 回復され | ||
敵打倒 | 「ま、参ったグラ……?」 | 通常攻撃 | ||
味方離脱 | 「グラーッ!?」 | リンク発動 | 「ごちそウを味わっテやるグラーッ!!」 | |
ビッグイーター | 「もっと食べちゃうグラよッ!!?」 | |||
ファストイーター | 「みんな食べちゃうグラッ!!!」 | |||
トリート | 「おもてなしグラッ!!」 |
会話情報
ネタバレ防止の為折り畳んでいます。
★榊 編集 |
黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。 細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。 整ったオールバックだが、中央の前髪がすぐ垂れる。 |
★カエダ |
水色の瞳を持つ、白いドレスを着た少女。 甘いものと本が好き。その他はとりあえず好きじゃない。 |
カエダ
「フォリウムグルメツアーにようこそ。案内役のカエダです。」
榊
「毎度ありがとうございますッ! 榊でぇぇーっす!!!!」
榊
「さぁさぁカエダさん!今回のツアーはどこに行くんですかッ!!?」
カエダ
「今回は、洞窟です。」
榊
「なんと洞窟ですかぁ!!? そんなところにどんなグルメがッ!?」
カエダ
「……榊さん、うるさいです。」
榊
「申し訳ありません。」
いつもどおりカエダが人差し指をクルッと回すと、……風景が変わった。
大きな大きな雪山の前。
榊
「ここは……メレンゲマウンテンですねぇ!なかなか遠くまで来ました。
常に雪で覆われた山でして、冬らしい遊びが楽しめるのですよッ」
カエダ
「……そして、目的地はこちらです。」
岩山にぽっかりと空いた洞窟。
榊
「おや、こんなところがあったんですか。散歩好きの私も知りませんでしたよカエダさん。」
カエダ
「お楽しみグルメは洞窟の奥になります。一本道ですのでまっすぐお進みください。」
案内役ふたりを最後尾に、洞窟へと入ってゆく――
暗い洞窟内を、明かりで照らしながら進む。
すると――
グラットンゴーレム 編集 |
手足の生えた大きな宝箱のようなゴーレム。 美食家で色々なものを食べるが、食べられたものは消化されるこ となく、箱の奥にある限りその時の状態をほぼ維持する。 |
カエダ
「おや!あれはグラ――」
榊
「これはこれは珍しい!グラットンゴーレムですねぇ!!
しかし狭く暗い場所は苦手のはず……どうしてこんなところに?」
カエダ
「……ッ」
榊に中段蹴りを食らわせるカエダ。
カエダ
「………」
グラットンゴーレムを軽く睨む。
グラットンゴーレム
「……な、なななんダおまえラッ!!」
カエダ
「あのゴーレムは中に美味しいものを蓄える性質があります。」
カエダ
「気付かず満パンになっていることもありますので、取り出してあげましょう。」
グラットンゴーレム
「中のごちそウが狙いグラッ!!?……そウはさせんグラッ!!」
グラットンゴーレムがグッと気合を入れると、
全身が青い光に包まれる……!!
グラットンゴーレム
「グ、ぐワー!!やられターッ!!!!」
箱の中身をボトボト落としながら洞窟の外へと逃げていく。
榊
「おおおっ! カラドリの卵、エリ草、アムリタ氷、黄金の林檎……!!
貴重なものをたくさん落としていきましたよッ!?」
カエダ
「なかなかの美食家だったようですね、運が良いですねぇ。」
カエダ
「……おやおや? 洞窟の奥に光が見えますね。」
榊
「あの光は……あれはもしや……ッ!?」
カエダ
「行ってみましょう。」
洞窟のさらに奥へと進む。
洞窟の最奥。
眩しいほどの青い光に包まれた空間……
榊
「こ、これは……ッ」
光を発しているのは壁の全面を覆うほどの、水晶のようなもの。
榊
「ハッラッショーッ!!!!」
榊
「これは素晴らしいものを見つけましたッ!!
マナを吸収し蓄える魔蒼石ではありませんかッ!!!!」
榊
「稀に見つかる程度のとても貴重な石がこのような塊で存在するとはッ!!
カエダさん!これは大発見ッ!!大発見ですよぉッ!!!!」
大興奮している榊。
カエダ
「…………」
夢中になっている榊を置いて洞窟の外に出ると、
グラットンゴーレムとカエダが何かを話している。
カエダ
「――はい、約束のものよ。」
グラットンゴーレム
「グラッ! グラーッ!! さんくすグラッ!!!!」
カエダから受け取った何かを抱え、嬉しそうに走り去るゴーレムたち。
こちらに気づくカエダ。
カエダ
「……っ」
カエダ
「………」
しゅんっと消え去る。
―― 大樹の下。
榊
「いやいやまたの大収穫でしたねぇぇッ!!
今回は私にとっても大収穫でございましたッ!!!」
榊
「グラットンゴーレムの強力な物質維持能力は魔蒼石の力も借りていたのでしょうね。なるほどガッテン!」
榊
「さて……まだ扱い慣れぬ材料ですが、ひとまず試作品ということでこんなものを作ってみましたよッ」
綺麗にカットされ、宝石のように美しく輝く魔蒼石を受け取る。
MHP・MSPが 80 増加した!
榊
「これは世界に在るマナを少しずつ蓄えてくれます。お好きな装飾にして身につけると良いでしょう。
この形状が大事ですので、砕いたりはしないでくださいね。」
榊
「また、適度にマナを引き寄せる性質もありますので、そのマナが物理的なお守りにもなります。」
MHPが 800 増加した!
榊
「ただ、マナは安全に扱える量には限度がありますので……その辺りは要調査ですね。」
魔蒼石を手の上で転がし、微笑を浮かべる。
榊
「カエダさんもどうやら満足された様子、お付き合いありがとうございましたッ!」
※感謝された※
カエダ
「ねぇ!この卵、固くて全然割れないんだけど。」
遠くからカエダの声がする。
榊
「おっとダメですよカエダさん!その方法は危険ですッ!!
カラドリの卵は割るのではなく温水に一度入れて中身をですね――」
慌ててカエダの元へと走っていった。
カエダ
「…………」
榊
「おや、少々力量を見誤りましたかな?
しかしながら挑戦するその姿勢、貴方を選んだことは正解だったようですねぇ。」