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アダム・ダン率

Last-modified: 2017-11-25 (土) 18:37:07

アダム・ダン率とは、打席あたりの本塁打・四球・三振の割合のことである。

アダムダン率=(本塁打+四球+三振)/打席

で計算することができる(なお、通常は%で表記するため、数字は100倍される)。
元ネタは、MLB・シカゴホワイトソックスなどに所属していたアダム・ダン*1本人から。

 

なお、単なるネタ指標という訳でもなく、セイバーメトリクスでも"Three True Outcome"*2という名前で使われている指標である。


特徴 Edit

ダンは当たれば本塁打などの長打が多いものの、それと同時に異常なまでの三振及び四球数、そして低打率が特徴的な選手である。
通算14年間で462本塁打・1168打点・2379三振・1317四球という成績をマーク。特に三振については数多くの記録を持つ選手*3でもある。

また、相手投手が長打を警戒して際どいコースに投じることが多いことと、(三振が多い一因でもあるが)ボールをよく見る選手でもあり四球が多い。

 

要するに「相手野手の守備機会がないプレー」の割合が非常に高く、ダンはなんJでMLBの非日本人選手として最も人気のあるネタ選手の一人となった。

アダム・ダンの代名詞と呼べる三種の打撃結果(本塁打・三振・四球)が打席に占める割合によってアダム・ダンらしさ(=アダム・ダン率)が決定される。

関連指標 Edit

野手の守備力を排除した評価指標として投手の(奪)三振・(与)四死球・(被)本塁打で求められるDIPSがあるものの、アダム・ダン率は「アダム・ダンらしさ」を追求する数字であり、本塁打・三振・四球の内訳で優劣がつけられる事はない。


計算例(2012年) Edit

アダム・ダン本人のアダム・ダン率は{(41+105+222)/649}×100=56.7%である。

同年の日本においてアダム・ダン率が最も高い選手は埼玉西武ライオンズ・中村剛也で、{(27+56+125)/498}×100=41.8%となっている。


細川成也のアダム・ダン率(2017年) Edit

2017年には、なんとDeNAベイスターズのルーキー細川成也が、6打席2本塁打3三振1四球でレギュラーシーズンのアダム・ダン率100%を達成。
打席数は少ないものの「アダムダンよりアダムダン」「アダムダン率じゃなくて細川率」と称された。

同年の細川のポストシーズンを含めた一軍アダム・ダン率は73.33%*4、二軍アダム・ダン率は53.55%*5


関連項目 Edit



Tag: MLB






*1 2014年夏に引退を示唆。直後にオークランドアスレチックスへ移籍、同年オフに引退。
*2 直訳すると「3つの純粋な打撃結果」となり、運の影響を受けにくい3種類の打席結果の率という意味である。BABIPという指標によって、インプレーの打球がアウトになるかセーフになるかは他のプレーよりも運が大きく影響することが明らかになったため、TTOが高いスラッガータイプの選手は成績が運に左右されにくいということに由来する。
*3 ちなみにシーズン最多三振記録保持者は2009年マーク・レイノルズで223個。2012年のダンは新記録寸前で監督に温存された。
*4 {(2+3+6)/15}×100=73.33%。
*5 {(10+34+182)/422}×100=53.55%。ちなみに182三振はイースタンリーグではダントツであり、リーグの最多三振記録となっている。