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世界にしか通用しない男

Last-modified: 2017-05-22 (月) 05:06:58

読売ジャイアンツ・小林誠司のこと。


2016年の小林 Edit

小林は元々打撃が期待できる選手ではなく、2016年の打率.204はセ・リーグの規定打席到達者の中では最下位、その上チームメイトの投手である菅野智之以下。4本塁打・35打点も代表レベルであるとは言い難く、先輩の阿部慎之助からは度々苦言を呈されていた。
また、守備でも2016年のWBC強化試合において捕逸暴投を量産*1、WBC代表選出はないとの声が強かった。


侍の正捕手に Edit

しかし球界全体の捕手不足の事情*2もあり、守備指標で軒並み高水準を示していた*3小林は正式に代表へ召集される。すると、

  • 近年の日本代表で正捕手を務めており、チームのまとめ役としても期待されていた嶋基宏(東北楽天ゴールデンイーグルス)が本番数日前に怪我で登録取り消し*4
  • 嶋の代わりに正捕手昇格と思われていた大野奨太(北海道日本ハムファイターズ)のリードが投手陣の大炎上を招き*5、打撃もパッとせず完全に置物状態
  • 菅野専用の3番手捕手と見られていた小林は、守備で結果を出す*6

という経緯を経て、まさかの正捕手へ定着した
ただ、守備で首脳陣の信頼を得た一方で、強化試合の打撃では結果が出ず自動アウトになると予想され『棚ボタ的に代表正捕手が転がりこんできた幸運』から、マスコミからはラッキーボーイという扱いにとどめられてしまった。


『世界にしか通用しない』男の誕生 Edit

ところが本番が始まると、全く期待されてなかったのがウソのように大活躍。

バント失敗後に強行策へ切り替え初安打を放つとチームメイトの驚きを誘い好守を連発*7、課題の打撃*8でも結果を出していく。
そして小林が活躍する度になんJのサーバーが落ちるほどの注目を集め*9、侍ジャパン史上初の予選ラウンド全勝突破に攻守で大きく貢献し下馬評をひっくり返す大活躍を見せる。
最終成績は打率.450(チームトップ)・1本塁打・6打点(チーム内4位)・失策0・捕逸0・許盗塁0(盗塁阻止率100%)、さらにWBCベストナイン受賞までも期待される*10という大会が始まる前に言ったところで誰も信用しないような活躍を見せたのである。

 

その活躍の裏で代表選手とは到底思えない冒頭の前年打撃成績が再び話題となり、「侍ジャパンの正捕手・小林誠司と巨人の小林は別人」と言われる中で世界にしか通用しない男*11と呼ばれるようになった。


なお Edit

2017年の小林は開幕12試合終了時点で驚異の打率.088・0本塁打・0打点を記録*12
5月に入っても打撃成績は大きく上向いておらず、WBCでの活躍は「元々ずれたところを振っているから、(外国人投手では主流の)ムービングボールにジャストミートした説」もささやかれている。


世界にしか通用しない男が誕生した瞬間の侍ベンチ Edit

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関連項目 Edit



Tag: 巨人 国際試合





*1 これについては「(この時投げていた)千賀滉大(ソフトバンク)の『お化け』とも形容されるフォークボールは暴投捕逸率が両リーグ通じて最も低い小林でも流石に取れない」という擁護の声も見られた。
*2 現役選手で捕手としての実績が一番高い阿部は慢性的な首の怪我と加齢の影響で一塁手へコンバートされており、それ以外の捕手も「小林と似たり寄ったりの打撃成績」「守備が代表レベルに到底届いていない」「最近デビューしたばかりで明らかに経験不足」のいずれかであった。
*3 捕手では12球団唯一の規定打席到達者。とはいえ盗塁阻止率・捕逸暴投阻止率は1位と、データ上では12球団トップの守備力である。
*4 結果的に右ふくらはぎ肉離れが判明。主将の責任感、年齢的に次回大会選出までは分からないためか様子を見ていた。代役として炭谷銀仁朗(埼玉西武ライオンズ)が緊急召集された。
*5 大野が最後にスタメンマスクを被った2月28日の壮行試合・台湾リーグ選抜戦で17被安打8失点。同試合の解説・古田敦也は終始解説席で不満を述べ、「リードは結果論」という持論の里崎智也氏にもリードで注文をつけられる始末だった。
*6 前年の強化試合から見違えるように成長したキャッチング、台湾選抜戦で2回を6安打4失点と炎上した牧田和久(西武)を好リードで無失点など。
*7 細川亨(楽天)からの助言もあり千賀のフォークを止める、1次ラウンド・中国戦に牽制で走者を刺す、同オーストラリア戦で5回一死満塁・カウント2-0とした岡田俊哉(中日)に間合いを取ってのピンチ脱出など。
*8 3月15日の2次ラウンド・イスラエル戦でボテボテのピッチャーゴロがセーフ、直後のオーバーランでも何故か野手選択に近い形でオールセーフを誘うなど運にも恵まれていた感もあるが、ファールで粘り四球を選ぶなど前年からは考えられないような姿も見られた。
*9 3月14日のキューバ戦後に小林への代打采配(代打・内川の右犠飛で決勝点)について議論が交わされ、準決勝には打席に立つだけでサーバーが落ちていた
*10 プエルトリコ代表のヤディアー・モリーナが受賞し、残念ながらベストナインには選出されず。
*11 その他にも『劇場版のび太』『自分が阿部だと思っている精神異常者』など、様々な呼び名が生まれている。
*12 WBC代表は一部選手を除いて軒並み大不振であるが、上記のように大活躍だった小林は特に目立ってしまっている。