肉ダルマ

Last-modified: 2024-03-25 (月) 22:54:18

東北楽天ゴールデンイーグルス復帰以降の岩村明憲の蔑称。ミック・ビルナーからの連想で「ニック・ダルマー」とも呼ばれる。

解説

ヤクルトスワローズ時代は3年連続30本塁打を放ち、好守でも知られ、ゴールデングラブ賞(三塁手部門)を6度獲得した。2006年オフにポスティングシステムでMLBへ移籍後は二塁手として起用され、2008年にワールドシリーズ出場を果たした*1。NPB時代とプレースタイルは大きく様変わりしたものの、攻守共に安定した成績を残していたことへの評価は高い。

だが、2009年のシーズン中に二塁の守備へ就いていたところ、併殺崩しを避けきれず左膝・左足首を故障*2。怪我からの復帰後は目立った成績を残せず、2010年のオフに楽天へ移籍して日本復帰*3。この時は松井稼頭央とNPBへの復帰タイミングが被ったこともあり、特に注目を浴びることとなった。

 

しかし、キャンプにはヤクルト一期目やMLB時代から別人のように太った身体で登場し、さらにシーズンに入っても「打てない走れない守れない」という醜態をさらし続け、あっという間に死刑囚と化してしまう。にも関わらず監督の星野仙一はこれまでの実績からか岩村に拘り続け、その体たらくにキレた一部の楽天ファンから上記の蔑称を授けられた*4
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余談

ちなみに2011年は

77試合・打率.183・0本塁打・9打点・OPS.475(出塁率.258・長打率.217)・8失策・守備率.930

というまるで別人のような成績に終わり、これで年俸1億5千万円ということから「肉だるま」と言われてしまうのも残念だが当然だったと言える*5

 

また、開幕前にアンチが予想した成績のさらに下を行ったことでも話題にされた。

126 名前:風吹けば名無し[] 投稿日:2011/04/10(土) 10:14:57.80 ID:2lRdH6WP
スペ岩村は亀井レベルしか打てませんよwwwwwww
鷲オタ逝ったああああああああああああああwwwwww
80試合 .195 2 14 こんくらいwwwww

ただし2011年4月10日は日曜日であり、書き込んだとされるIDを必死チェッカーで検索しても見つからなかったため、コピペ化している上記のレスは捏造であるとされている

岩村コピペ

2011年の開幕前にはスポーツ紙などからメンチを彷彿とさせるようなフラグを立られまくっており、後にテンプレ化された。

●楽天岩村がカラオケでチームの「和」
●岩村 外国人選手の「通訳」買って出る
●岩村、英語締め!マー君に“助け舟”
●岩村「独眼竜」打法 伊達当主と対面
●岩村&稼頭央、超高速仕上げだ!
●岩村が激励会で全試合出場宣言
●上下20センチの差で違う 岩村「長距離打者になるのも難しくない」
●岩村自然薯フィールディングで5年ぶりGグラブ賞だ
●岩村初の4番 打ち気「120%」も成長の四球
●岩村、初打点マーク!帰国初アーチは逃し苦笑い
●岩村、悩める稼頭央に“何苦楚打法”伝授!
●岩村「すごく縁を感じる」“独眼竜トレ”導入
●岩村&松井稼、久しぶりの日本で全開
●岩村、滑り込み“断髪”「間に合って良かった」
●岩村、濃密6時間練習に懐かしさ全開…
●岩村&稼頭央で“スピードガン打線”だ
●岩村32歳誕生日へ園児ら祝う
●岩村声出しデビューで決意表明
●岩村、震災孤児救う!いわて復興エイド基金設立…
●岩村・松井が楽天「AKB」結成!初V導く
●岩村、成瀬撃ち
●岩村 送りバント失敗で痛恨の併殺…雨で転がらず
●岩村 国内FA取得も「そういう状況じゃない」


関連項目


*1 球団初のポストシーズン進出など快進撃を支え、験担ぎの「ソフトモヒカン」はチーム内や現地でもブームとなった。
*2 ただしこの時の一塁走者だったクリス・コグランは併殺崩し狙いの殺人スライディングの常習犯でもあり、それから6年後の2015年にもやはり同様の局面で姜正浩(当時PIT)に殺人スライディングを仕掛けて左膝に大怪我を負わせている。当然ながらコグランのプレーは特にアジア圏のファンから批判を受け、姜が故障した際には岩村へのこのラフプレーもしばしば同時に取り上げられた。
*3 古巣であるヤクルトも獲得を検討していたそうだが、「年俸が高そうである」という理由で撤退。当時のフロントは楽天の獲得発表後に「もっと(年俸が)高いかと思った」とコメントしている。なお2012年に楽天を戦力外になった後ヤクルトに復帰を果たすもやはり目立った結果は残せず2年後に再度戦力外通告を受け以降2017年まで独立リーグでプレーし引退している。
*4 目立った活躍は2011年6月29日のソフトバンク戦で抑えの馬原孝浩から放ったサヨナラ打程度である。
*5 上記の左膝前十字靭帯部分断裂以降に精彩を欠いたため、そのケガが劣化の原因と思われる。これは著しいパフォーマンス低下につながり、西岡剛上本博紀も同じルートをたどっている。また、違反球の影響も少なからずあったと思われる