元阪神タイガース監督・和田豊が著した、宝島社から出版された書籍タイトルのこと。
解説
阪神監督就任直後の2012年4月に出版*1した。
『猛虎復活』著:和田 豊 税込1500円
http://tkj.jp/book/?cd=01898401
“熱い野球”で優勝する!
新監督が語る猛虎再建計画
核となるセンターラインを強化し
1点差で競り勝つ“攻撃的守り”の戦術とは。
常勝・猛虎軍団を再建する――今シーズンから阪神タイガース第32代監督となる和田豊監督の緊急書き下ろし!
現役、コーチ時代を含め、阪神一筋の和田監督が仕えた、野村、星野、岡田、真弓という4人の監督それぞれの個性あふれる采配を振り返りながら、今シーズンに優勝するための戦術やチーム作りについて惜しみなく語ります。「生え抜きのスター選手を育てる方法「1点を取り、守り抜く野球をするための秘策」など、和田監督の思いと戦略が詰まった一冊。
という内容であった。しかし2012年の阪神は
- 常勝・猛虎軍団を再建 ⇒ 前年の4位よりダウンの5位
- 生え抜きのスター選手を育てる ⇒ 実際の和田は「力量が同じなら経験のある中堅やベテランこそ使うべき」という考えの持ち主であり*2、相変わらず金本知憲や新井貴浩等ベテラン外様頼み*3、スタメンを掴む若手は育たず*4
- 1点を取り ⇒ チーム打点数392得点及び得点数は411でどちらも最下位・打率4位(.236、最下位は横浜・広島の.233)と点が取れない*5
- 守り抜く野球をする ⇒ 左本キや松山の悲劇など守乱による敗戦数知れず*6
と、ことごとく上記の紹介文とは逆を行き、「猛虎」復活はもちろんのことAクラス入りすら叶わなかった。「9勝3敗宣言」や「ちょっとしたスパイス」発言と同様、嘲笑する意味で用いられるようになった。
なお、この書籍はキャンプ中に監督自身の手で「緊急書き下ろし!」されており、同年開幕後の不甲斐ない戦いぶりもあって「キャンプでは一体何をしていたのか」と大いに不評を買ってしまったのである。
関連項目
- ちょっとしたスパイス
- 9勝3敗宣言
- 定期スレ
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