- 特定の選手を二軍に放置し、飼い殺し状態を続ける行為。
広島カープの場合は二軍の本拠地である由宇にかけた「由宇閉」表記が存在する。 - 高井雄平(元ヤクルト)の別称および蔑称。1.が由来。
本項では2.について解説する。
経緯
高井は2002年ドラフト1位でヤクルトに入団。指名当時は豪腕かつ強打のサウスポーとして知られ「石井一久二世」として期待される*1も、投手時代は制球難に苦しみ伸び悩む*2。
一方、投手登録ながら本塁打を放つなど打棒は健在であった*3ため、2009年オフに野手転向。
別称の誕生
2011年はイースタンリーグトップの打率.330を記録しながら一軍出場が無く(一度昇格したが、出場機会が無いまま二軍へ降格している。)、二軍に閉じ込められた「幽閉」状態と、本人の名前が同じ「ゆうへい」読みであった理由から別称として誕生、定着した。
蔑称の誕生
翌2012年から登録名を「雄平」に変更し、野手として一軍出場を開始。巨人のリーグ優勝がかかった9月21日の直接対決にて、4-6でビハインドの最終回2アウト一塁、ボールカウント2-1の場面で打席の田中浩康はストライクを見送るも、走者の雄平が飛び出し走塁死。巨人は締まらない形で3年ぶり34回目の優勝を決める。当試合は日本テレビによる地上波生中継が急遽行われる等注目されていただけに、ボーンヘッドで試合を終わらせた雄平に対し下記の非難の声が上がる。
当プレーがきっかけで、昨年から使用されていた「幽閉」に蔑称の意味合いが加わった。
動画(0:40~)
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記事
セ・リーグ ヤクルト4-6巨人 (9月21日 東京D)
何ともあっけない幕切れだった。ヤクルトが2点を追う9回2死一塁。2ボール1ストライクから田中が空振りすると、一塁走者の雄平が飛び出してタッチアウトとなり、連勝は6で止まった。
「(三振と)カウントを間違えたのか?」との質問に、雄平は「はい」と答えるだけ。2年ぶりの2桁勝利を狙った村中は3回を2安打5四球3失点で降板。「四球が多かった。慎重に投げすぎたかもしれない」と下を向いた。
関連項目
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