レムリア大陸史

Last-modified: 2013-12-15 (日) 19:00:01

レムリア大陸史

戦闘開始前のロード画面で出るアレ

聖暦時事
前一千年混沌の中、女神フィリークは目覚める。そして悠久なる大地『レムリア大陸』を創造する。
前八百年様々な生物を創造後、フィリークは自身に似せ、1組の人類を創りさらに、「天使」と呼ばれる力ある存在を創造し、大陸の管理を手伝わせる。
前六百年天使の指導の元、人類は様々な技術を得る。フィリークは人類の発展を喜び、人類にある程度の自由を与える。
前五百五十年人類は天使の力を借り、大聖堂を作り上げる。そして大聖堂を世界の中心とし、教義を各地へと広めた。
前五百年人類は大聖堂のある地を聖地とし、その周囲に国家を築き始める。
前四百五十年北方に「ウルリッヒ」、西方に冒険国家「リアーナ」と、国家は次々と生まれていった。
前四百年ウルリッヒは軍隊を組織し、周辺地域と協力、治安維持に努めた。
前三百八十年冒険国家リアーナは未だ未開の地を目指す冒険者達を支援する為の組織を各地に立ち上げた。
前三百年特殊な力を持つ妖精族が集まり、東方に精霊国「ファリア」を創立する。
前二百七十年真理を求めている学者たちは聖地の南方へ開拓しに行き、そこで魔法の国「セイルーン」を創設した。これで大陸国家の分布が形成された。
前二百年聖地のフィリークが眠りに落ちた。眠りに入る前、天使たちを聖地に残し、人類への支援を続けさせた。
前百八十年眠りに落ちたフィリークを守護する一部の天使以外、他の天使たちは各国へ人類の科学発展を支援しに向かった。
前百五十年ウルリッヒの王が統制者として就任、軍事改革を続々と進めた。階級の差別化を徹底させ、強者に強い権力を与え、弱者が奴隷として扱われるようになった。
前百三十年リアーナ、ファリアとセイルーンの首脳は大聖堂で会議を行った。各国はウルリッヒの軍事改革と階級差別化に強烈な批判をした。
前百二十八年ウルリッヒは生存環境が厳しいという口実でファリアとセイルーンに奇襲を行った。リアーナは両国からウルリッヒとの交戦依頼を受け、第一次大陸大戦に参加した。
前百二十七年聖堂教会はウルリッヒへ使者を派遣し、神から受けた恩恵を思い出し、戦争をやめようと説得しにいったが、結局は使者はウルリッヒに到着した直後、斬首刑に処せられた。
前百二十七年末教会は使者が斬首された情報を聞き、ウルリッヒ国王を非常に強く糾弾した。そして、天使の許可を得た上で、ウルリッヒ軍の侵攻を防ぐための僧兵を訓練し始めた。
前百二十六年ウルリッヒに住む天使たちは民を率い、統制者の暴行を非難しに向かったところ、参加者全員がウルリッヒ王に拘禁され、天使たち共々、全て抹殺された。
前百二十年七年間の戦争で各国は領土割譲を条件にウルリッヒとの停戦協議を締結した。これでウルリッヒは全大陸三分の一の土地を所有し、大陸最強の国になった。
前百十九年ウルリッヒ王の命令で、他国との国境線は全て封鎖された。更にウルリッヒにいるフィリークの天使も全て追放された。
前百十年教会から離反したウルリッヒは急に静まった。一方、リアーナとファリアはウルリッヒに対抗するため、様々な技術開発を始めた。
前百年十数年後、各国の科学は様々な領域で成長したが、ウルリッヒ軍は天使を有していない為、謎に包まれていた。
前八十年ウルリッヒの国境線の辺りに常に失踪事件が起きていた。リアーナの冒険者が何度も調査しにいったが、何の情報も入らなかった。
前八十年セイルーンは魔法技術を強化しているうちに、無機物に魂を注入する概念を生み出した。この技術が後世の「オムニ」の原型である。
前七十九年ファリアの長がウルリッヒ境内に異常な黒霧が蔓延しているのに気が付いた。詳しい調査に向かう途中、黒霧は突然消えてしまった。
前七十年聖地が各国から様々な技術力を吸収し、全大陸最も繁栄した都市へと成長を遂げた。そして、全世界の書籍を巨大な図書館、「英知の書庫」に収納した。
前五十年知識の源泉━「英知の書庫」は最近、何者かに何度も進入をされた。しかし侵入されたのに何も盗まれてないので、不審な事件であった。
前三十年ウルリッヒの中に巨大な影が行ったり来たりしている様子が各国から観察された。しかし各国に通っている商人に尋ねてみても、その様子を知る者はいなかった。
前二十年ウルリッヒが再び各国への侵略を開始し、そして前代未聞の恐怖兵器を出動させた。魔物のような兵士がどんどん沸き、大陸は史上最大の危機に直面した。
前十五年魔軍は精霊国を攻め落とし、全ての国土を占領した。生き残った者の話によると、年老いたはずのウルリッヒ王が若者のような姿をしている、とのことだった。
前十年アウグストという将軍が英知の書庫より教会の秘密経典を盗み出した。
前五年ウルリッヒ魔軍は大聖堂を包囲、フィリークの聖体を狙っていた。大聖堂があと少しで落とされそうな時、眠っていたフィリークが目を覚ました……
前五年フィリークが目覚めた後、魔物の部隊は一瞬で消えた。ウルリッヒ王も叛乱者の罪名によって、フィリークの潔浄の炎に焼きつくされた。
前五年フィリークがウルリッヒの新しい王を指定した後、大陸はやっと平静な生活に戻った。しかしフィリークが眠っている間に生まれた「汚れ」は想像以上であったようだ…
前三年鎌を持ちフードを被った髑髏がウルリッヒの国境線の辺りから徐々に北方に向っているという噂が広がっていた。しかしその噂を信じてる人はほとんどいなかった。
前二年覚醒後のフィリークの体がだんだんと弱っていっている。それと共に、怪しい黒霧がこの大地を徐々に侵食を始めた…
前一年病の苦しみに耐えていたフィリークが急に失踪した。天使たちと人類は慌てたが成す術はなく、黒霧の襲来を待つしかなかった…
元年生き残った人々は協力しあい、この街を再建し始めた。僅かに残った大地で生きられるよう、努力を続けた。
元年大司教をはじめ、教徒全員の祈祷によって聖地が大地から離れ空中に浮遊し始めた。そして大主教は己の命を燃やし、生命の樹に変化した。
元年人々は聖地が浮遊した理由が前の大司教の犠牲によって成ったのだと知り始めた。一方で、一部の人間は魔法以上の能力--神力を操れるようになったことに気付き始める。
十年レムリア大陸の地表から大量な黒泥ような物体が現れ、地表にある全てのものを地下まで引きずり込み始めた。
五十年黒霧はだんだんと晴れてきた。蠢く黒色の泥沼もだんだん堅くなり大地の殻のようにこの完全に静まったレムリア大陸を覆っている。
七十年長期的な努力により、天空の城・星天宮の科学力が大幅に上昇した。しかし時間の経過に従い、この星天宮のエネルギーは消耗し尽くされる傾向にあった…
八十年天使達の協力により、人類は生命の樹のエネルギーを蒼い水晶内に転換できる技術を習得し、更に斬新な魔械技術を開発した。
八十五年最初のオムニの開発に成功。彼らは人間のように霊魂を持ち、自由に動くこともできる。更にオムニは特定のものの記憶を吸収でき、不完全ながら人間と同等の存在に昇華できる。
九十年空から大きな隕石が落ち、漆黒の地表に大穴を開けた。穴の奥で奇異な光が輝いていた。その隕石を大司教は「希望の石」と名付けた。
九十年現任の大司教が数名の天使とオムニを連れ、「希望の石」が与えてくれた光明の洞へ探索に向かった。
九十五年大司教は無事に星天宮に戻り、見聞を皆に共有した。そして彼の指導の元、地表の探索作業が正式に動き始めた。
百年神力を持ち、管理官と呼ばれる人たちは闇の原因を探すために天使とオムニを連れ、この無限の闇へと旅立っていった。