怠惰極まる

ルーミィ：
うぁ～たるぃ～…逃げるのもめんどぃぃ～
管理官：
…か、完全に諦めてる…逃げるのすら諦めてしまうなんてルーミィ…君は…。
ルーミィ：
……あぁ～、お姉ちゃん達はっけぇ～ん。んふふ～、こんなところで会えるなんてうれし～♪
管理官：
……え？あれ？…シャ…シャノ？なんでこんなところに？
シャノ：
……き……貴様……私の可愛い妹に何をした？返答はいらぬ。どうせ切り捨てるだけだからな。
クゥウェル：
…クスクス……妹に手を出すなんて…素敵ねあなた…。
ご褒美…あげるわ。最高に熱いのを、ね♥
管理官：
ちょ、ちょっと…目が大変なことになってるんだけど…本気じゃないよね？
ほ、本気じゃないよね？ね？

管理官：
あ……あぶなかったあああああ！
あの姉妹ほんきで危険すぎるっ！
……それにしてもこの玉…すごい効果…。
ルーミィ：
んぁ～、何かしたくなった～。んふふ～、今ならなんでもしてあげちゃうよ～♥
ルーミィ：
でもまずは…お姉ちゃんと遊ぶの。また会えてうれしいな～♪
管理官：
……自ら遊びに行きたがるなんて……あれ、涙がとまらないよ…。
シャノ：
貴様…妹に手を出しておいてこの程度で済むと思ってい…あ、ほらルーミィ？
口元にお菓子が…ふふっ…本当にお前は私がいないとダメなんだな…ふふっ。
クゥウェル：
クスクス…シャノ姉？ルーミィを一人占めにしたらダメよ？
いくらシャノ姉だからって、その子が好きなのは私なんだから…クスクス…。
ルーミィ：
うみゅ～、懐かしい感じこれ～。
……あ、このお菓子あげる。食べかけだけど、おいしいよぉ～♪
管理官：
あの…シャノが……クゥウェルが……？
ど、どど、どうなって？あれ？夢？あれ？……あ、これほんとおいしい。

ルーミィ：
特訓～？おけ～。なにしたらいいの？
管理官：
……うぅ…あの…ルーミィが…こんなことをいうなんて…。
頑張ってよかった！頑張った私っ！
ルーミィ：
今なら何でもがんばっちゃうよぉ～。なんだかそんな気分なの。んふふ～♪
管理官：
せっかくルーミィがやる気になってくれてるんだし、泣いてる場合じゃないねっ！
それじゃまず、この先の………あれ？ルーミィ？何だか目の色が…？
ルーミィ：
……だるぅ～…なんだかとってもだるいの……
…うぅ～…ごろりしたい…。
管理官：
…効果切れた？まずい！ルーミィが怠惰モードに！
ルーミィ：
……もうむり……すわっちゃお……んふふ～、すべすべクッション～♥
気持いぃ～♥……Ｚｚｚ……Ｚｚｚ……。
管理官：
るぅみぃいいい！もうちょっと頑張ろうぅぅ！さっきの頑張りを再びっ！
ルーミィ：
頑張るのぉ～？むり…がんばれない……お姉ちゃ～ん、へるぷぅ～。
シャノ：
……どうした妹！何かあったのか？……また貴様か……。
クゥウェル：
……クスクス…………クスクス……
管理官：
に……逃げ道が…！だ、だれかぁああたすけてぇぇええ！

シャノ：
……ふぅ…もういい加減、妹を困らせるな。命がいくつあっても足りぬぞ？
クゥウェル：
…その痛みが快感なのね？わかるわ…クスクス…。
管理官：
ぜぇ…ぜぇ…い…いや…ルーミィ…の、為を…思って…
ルーミィ：
……Ｚｚｚ……Ｚｚｚ……ふぇ…？んふふ～、お姉ちゃんたちだ…んふふ～♪
シャノ：
あの子はあれでいい。何かあれば私に言え。
ルーミィ：
うみゅ～？お姉ちゃんが代わりにしてくれるの～？
だからお姉ちゃん好き～、んふふ～♪
クゥウェル：
……さすがはシャノ姉……姑息ね…そうやってこの子の気を引いて…クスクス…。
…さぁ、いらっしゃい？私が昔みたいに、快楽の渦で埋め尽くして、シャノ姉の
ことなんてすぐに忘れさせてあ・げ・る…クスクス…。
管理官：
……あの～、お取り込み中すみませんが～
ルーミィと話をさせてもらいたいんですけどぉ～。
シャノ：
クゥウェルお前……妹でも言っていい事と悪いことがあるぞ？
だいたい姉が妹の為に何かしてやるのは当然だ。
それに私は…昔からルーミィには好かれていた！
クゥウェル：
……クスクス……そう思っていたのは当人だけよ？クスクス…。
あの子は私しか見えないの。あなたもそう思うわよね？クスクス…。
管理官：
いや～あの～それは２人でやっていただいて、
私はルーミィと話を…
シャノ：
貴様は黙っていろ！私が用件を聞くといっただろう！
それとも……その首…いらぬと申すなら話は別だがな…くくっ…。
管理官：
……こ、これ以上この姉妹の問題に立ち入ると危険そうだし、
とりあえずここはシャノの意見にしたがっておこう…。
ルーミィにはシャノがいないときにでも…。