恥ずかしがりの巫女
内容 | |||
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風の穏やかな午後、異国の服を着た娘が欄干にもたれて遠くを眺めています。 そよ風に揺れる髪からほのかな香りがする。顔にはかすかな微笑を浮かべています。 | |||
目標 | |||
ルリの好感度が15以上必要です | |||
報酬 | |||
名声20 | 魔晶石56 | ダイム57 | 蒼水晶66 |
EXP+72, 成就値+10 |
ルリ:
………!
な………なに?
プレイヤー:
あっいや、まだあいさつをしてなかったなあと思って………
何をしてるの?
ルリ:
べ、別に何も……… あ、あなたこそそうやって………
じっと、み、見られると、はずかしい……です…
プレイヤー:
あっ、ごめん。
ルリ:
いえ………も、元々人と話すのが苦手で………
けど変です…こんな近寄られてもき、気づかなかったし、
それに…嫌悪感もない…です。
前は…怖かったの。視線とか…気配とか。
でも目が覚めたら…いつの間にか怖くなくなってた…
プレイヤー:
悪いことじゃないんじゃない?
ルリ:
け、けど急に近寄られても………
や、やっぱり困る………
も………もう少し慣れてから。
名門
内容 | |||
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ルリはバルコニーにもたれたまま、遠くをじっと眺めています。 まるで湖の水が静止したかのように。急に近づいていったら、 その湖面をかき乱してしまうのでは? | |||
目標 | |||
ルリの好感度が30以上必要です | |||
報酬 | |||
名声40 | 魔晶石132 | ダイム134 | 蒼水晶156 |
EXP+150, 成就値+23 |
ルリ:
………………
プレイヤー:
あっ…失礼。
ルリ:
お、おはよう…ございます
プレイヤー:
今日は少し慣れたみたいだね?
ルリ:
う、うん!みんなと…遺跡を探索するうちに…だんだん…
何だかみんな…前と違って私を恐れないみたい…
プレイヤー:
恐れない?
ルリ:
つ、つまりね…私の一族…特殊な力があって…
ずっと…家に閉じこもってたの。みんな…私の力をほしがった。
その反面恐れてもいたの…私を。
私自身も家族以外とはめったに…ふれあわなかった。
それでいつの間にか…人付き合いを…忘れちゃった。
プレイヤー:
それでいつもビクビクと小動物みたいなんだ。
ルリ:
ご、ごめんなさい!………迷惑かけて………
プレイヤー:
そんなことないよ。でもしっかりがんばらないと。
人付き合いなんかは。
ルリ:
うん………やってみる。
訪問者
内容 | |||
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朝目覚めると、バルコニーから鳥のさえずりが聞こえてきます。 バルコニーに行ってみると、ルリが微笑みながら鳥と遊んでいます。 銀の鈴のような笑い声がかすかに聞こえた。 | |||
目標 | |||
ルリの好感度が45以上必要です | |||
報酬 | |||
名声60 | 魔晶石207 | ダイム210 | 蒼水晶245 |
EXP+228, 成就値+36 |
ルリ:
あっ、お、おはよう…かわいいでしょ?
最近できた私の…新しい友達。
プレイヤー:
鳥とすぐになかよくくなれる人間も珍しいなあ。
じゃあここに立っといた方がいいかな?驚かせちゃう?
ルリ:
えっ………平気…もう人間には慣れてるから。
悪意さえなければ…逃げたりしない………はず。
でも…変…この地底世界って…
地上と何も変わらない感じ…
ほんとに不思議な世界…
プレイヤー:
確かに。けど、こんな光景に未練を残すわけにはいかないよ。
本物の日光の下を歩くことこそ、追うべき夢なんだから。
ルリ:
複雑すぎてわからない………けど。
とにかく…お手伝いできれば…いい。
プレイヤー:
じゃあこれからもよろしく頼むよ?
今ならついでに………握手してもいい?
ルリ:
………うん。
ふふっ………よろしく。
視えない未来
内容 | |||
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今日のルリはいつものようにバルコニーにはいない。 静かに湖のほとりに座って波紋を眺めています。 まるで悩みでもあるようにかすかにため息をついた……… | |||
目標 | |||
ルリの好感度が60以上必要です | |||
報酬 | |||
名声80 | 魔晶石283 | ダイム287 | 蒼水晶335 |
EXP+306, 成就値+49 |
ルリ:
………………はぁ。
プレイヤー:
どうしたの?
ルリ:
まだ…私が話した…過去の能力のこと、覚えてる?
黒い汚れに覆われた大地…何もわからない。
今のこの世界が…どうなるのか…さっぱりわからない。
プレイヤー:
過去の能力って………?
ルリ:
………い、言ってなかった?
天眼通っていう………神通力。
この目で………未来のできごと、見える、の………
でもこの体は…すでに魔械人という機械になっちゃって…
もう天眼通の………能力、ないんだけど。
プレイヤー:
じゃあ、かつて起きた大災難のことは、あらかじめ知ってた?
ルリ:
ううん…何も見えなかった…目を閉じて、
どう観察しても、ただ…果てしない黒、見えただけ。
ずっと怖かった…いったい何が起きたの…
プレイヤー:
そっか………じゃあ当時の状況は?
ルリ:
お、思い出せない……
プレイヤー:
うう………
自分で進む未来
内容 | |||
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前回ルリの特殊能力の情報を聞いて以来、何だか モヤモヤしています。 今のうちに、急いでルリに声をかけてみては? | |||
目標 | |||
ルリの好感度が75以上必要です | |||
報酬 | |||
名声100 | 魔晶石358 | ダイム363 | 蒼水晶424 |
EXP+384, 成就値+62 |
ルリ:
あっ…どうしたの?
プレイヤー:
こないだ聞いたキミが失った能力のこと、どうも気になって………
二度と未来が見えないのは、いいんだか悪いんだか?
ルリ:
うん………目覚めてから使えなくなったの………
だから実感はないけど………どちらかというと、
私にとっては…いいこと。
以前は好きな物語も…家族からのいろんなサプライズも
みんな…予知できちゃって…笑顔、装うしかなかった。
未知のもたらす…喜び、知らなかった。
今は…違う。未知が…私に、新しい世界を開いてくれる。
朝ご飯のメニューでさえ…私には…大きなサプライズ。
たとえどんなに危険でも、やっぱり…未知の世界を楽しむの。
プレイヤー:
未知を………楽しむ?それはいい心がけだね。
ルリ:
あなたも…そう思う?
ふふっ。未知を楽しむため…自分から人に…近づいてる。
これも人見知りしなくなった…原因かも?
プレイヤー:
じゃあしっかり頼むよ?もっと明るくなったキミを見たいから。