魅惑の仮面

リア:
血に染まった手でも、そんな私だからこそ…きっとお役に立てる瞬間って
あると思うよ。多分、私にしか出来ない仕事が。

管理官:
…もうそんな形でキミの力をつかったりしないよ。
そう…とにかくキミは自分たちの遺跡探索を手伝って！

リア:
本当に遺跡探索について行くだけでいいの？
「ちょっとあいつムカつくからヤっちゃってくれ」とかおもってるんじゃないのぉ？

管理官:
生まれてこの方、人を恨んだことなんてないよ！

リア:
ふぅん、まあいいわ…とにかく遺跡探索以外でも助けてほしいことがあれば何でも手伝うから！

管理官:
了解。でも、キミって素直でいい子なのに、なんで裏はそんなに真っ黒なの？

リア:
真っ黒いうなし！仕方ないでしょ！これはまさに生粋、ってやつなんだから。

管理官:
そこの面がなければ、普通の礼儀正しい学生さんなんだけどな…

リア:
まぁまぁ、こんなに可愛い学生がぁ、近くにぃ、いてくれるってだけでぇ、
どきどきするものでしょ？

管理官:
…そういうことにしておきますか

管理官:
険しい顔をしてるけど大丈夫？

リア:
…うん！大丈夫だよ！ただ喉がかわいちゃっただけ…
飲み物を飲めば元通りに戻るはずだから心配しないで！

管理官:
ならいいんだけど…しんどくなったらすぐにいいなよ！

リア:
だから、大丈夫だってば！逆にそこまで心配されたら、
恥ずかしくなって倒れちゃうかも？

管理官:
う～ん…でもなんか喉が渇いてるだけにはみえないんだよな…

リア:
ん－、実は…ね？私昔作ってた料理のことが思い出せなくって、もやもやーっと。
むしゃくしゃして暗い顔になってたの…

管理官:
ああ…そうだったの。ためしに料理をちょっとやってみる？
実際にやってみたら少し思い出せるかもしれないしね。

リア:
おお！それはグッドアイディア！さっすが！

管理官:
さすが…かな？とりあえず、やってみよう！

リア:
ルンルンルンー♪さ～楽しくなってきたぞ～！